冬雷

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評判

冬雷の評価:

4.21/5点 レビュー 19件。 A ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(5pt)

清らかな思い。

心を持っていかれました。
読む手が止まらず、夢中で寝る間を惜しんで読んだ。
文字という2次元の世界が3次元から4次元へと映像が膨らんでいく。
厳しい冬の寒さに遠くで聞こえる雪起こしの雷。
凛とした空間。
美しい情景。
鷹匠と巫女。
閉鎖され息詰まる海辺の田舎町でのミステリー。
どろどろとした人間模様。
切ない清純な愛の形に心がうたれる。
代助と真琴。
自由に生きられない苦しみと悲しみがあふれ出てくる。
諦めるのか。
二人の愛を、しあわせを信じていたい。
しきたりを脱皮し、天高く翼を広げ、人生を歩んでほしい。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.5
(5pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を、読了。これは今年の最高傑作。何かの賞を受賞するのでは。現代の話でありながら、神社の巫女と、鷹匠(たかじょう)の伝統を受け継ぐ家庭の物語のため、大正時代のような雰囲気を醸し出しています。殺人か?事件か?というミステリーの要素もあり、最後の最後まで、引き込まれます。これは、三浦綾子の氷点をおもわせる良い作品です。他の作品も読んでみます。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.4
(5pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を、読了。これは今年の最高傑作。何かの賞を受賞するのでは。現代の話でありながら、神社の巫女と、鷹匠(たかじょう)の伝統を受け継ぐ家庭の物語のため、大正時代のような雰囲気を醸し出しています。殺人か?事件か?というミステリーの要素もあり、最後の最後まで、引き込まれます。これは、三浦綾子の氷点をおもわせる良い作品です。他の作品も読んでみます。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.3
(4pt)

レトロな雰囲気のミステリ

雑誌の書評で本書を知り、購入しました。評者の千街晶之さんが「横溝正史の『八つ墓村』の現代的変奏」と書いておられましたが、まさにその通りだと思いました。

 主人公の代助は、赤ん坊の時に病院の前に捨てられた孤児です。養護施設で育ち、小5のお正月明けに、養子縁組の話がまとまり、日本海沿岸の町の旧家の跡取りとして迎えられることになります。
 都会の施設から来た代助にはびっくりするような、寂れた田舎町。古くからの因習にがんじがらめになり、そこでの暮らしに倦んでしまったような若者達、厳しい養父、陰に日向に庇ってくれる同学年の義理の従妹、どこの馬の骨ともわからぬ孤児を町を代表する旧家の跡取りに?と余所者の代助に冷淡な町の人々‥‥。
 なんとか家に、町に馴染もうと努力する代助ですが、4年後、養父母に実子が産まれたことで立場が徐々に微妙になり、そんな中ある事件が起こり‥‥と話が展開していきます。

 絡み合う謎、閉鎖的な田舎町の息の詰まるような空気に呑まれる感じで、一気に読了しました。死人も出るのに、警察の捜査の場面などはほとんど登場しません。良い意味で、レトロな雰囲気のミステリです。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544
No.2
(4pt)

東京創元社刊というバイアス?

「AとBは実は男女関係にあった」「Cは実はAとBの実子だった」という「驚愕の真相」が頻出すると、やや辟易するし、リアリティがなくなってしまう。「これもそうか」と、少しも「驚愕」ではなくなる。関係者がばたばたと死んでいくのも、いかにもという感じで。謎解きのプロセスは充分におもしろく、神楽や鷹匠のガジェットも効いていたんだけどね。とはいえ、2017年の年間ミステリーランキングの上位に入ってよい作品だと思う。
冬雷 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 冬雷 (創元推理文庫)より
4488427219
No.1
(4pt)

東京創元社刊というバイアス?

「AとBは実は男女関係にあった」「Cは実はAとBの実子だった」という「驚愕の真相」が頻出すると、やや辟易するし、リアリティがなくなってしまう。「これもそうか」と、少しも「驚愕」ではなくなる。関係者がばたばたと死んでいくのも、いかにもという感じで。謎解きのプロセスは充分におもしろく、神楽や鷹匠のガジェットも効いていたんだけどね。とはいえ、2017年の年間ミステリーランキングの上位に入ってよい作品だと思う。
冬雷 Amazon書評・レビュー: 冬雷より
4488025544