ウエスト・エンドの恐怖: ワトスン博士の未発表手記による シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険2
評判
ウエスト・エンドの恐怖: ワトスン博士の未発表手記による シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険2の評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ウエスト・エンドの恐怖: ワトスン博士の未発表手記による シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険2の評価:
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と、登場人物や舞台設定はいかにも華やかだが、ストーリーそのものは地味で陰鬱。さらに、イギリスの演劇史に通じていなければ、ちょっと分かりにくいところもある。こうした事情がネックになったのか、本作は前作ほど話題には上らず、映画化されることもないまま終わった。ちなみにこの後メイヤーは3作目も執筆しており、ホームズを『オペラ座の怪人』事件に挑ませているようだが、邦訳されていない。残念ながら、作品の出来はだんだん尻すぼみになっていったようだ。
とはいえ本作に関していえば、パスティーシュとしての安定感はあり、安心して読める内容ではある。ホームズを抜きにした一個のミステリ作品として眺めれば、「うーん、凡庸ですね」と、どうしても辛口の評価にならざるを得ないが、ホームズ・ファン以外で本書を読んでみようという人は、まずいないだろう。その意味では、“お約束”の世界でいろいろと趣向を凝らし、楽しませてくれる1冊であることは間違いない。不発だった3作目も、BBCドラマ『シャーロック』でホームズ熱の高まっている今こそ、どこか奇特な出版社が訳出してくれないかな、と微かな期待を抱いているのだが…。