重力ピエロ

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評判

重力ピエロの評価:

3.65/5点 レビュー 441件。 B ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全619件 41〜60 3/31ページ
No.579
(1pt)

何の捻りもない復讐劇

タイトルの通り。
重い話の割には、その過程や結末は陳腐。
え、こんなに予想通りの犯人と結末なの?って感じ。
グラスホッパーが面白かっただけにがっかり。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.578
(4pt)

過去作予習要。家族と遺伝子とどんでん返しの文学作品 |『重力ピエロ』伊坂幸太郎

筆者の素晴らしい作品に対して、賛辞を表現したいのですが、陳腐になりそうで畏れ多く感じます。本作は、家族と遺伝・それをめぐる葛藤のドラマ、であったと思います。

・・・
血のつながらない家族、それでも紐帯を育んでいくというモチーフは、読者としてはよくある話であると思います。でも今回は少し驚きました。

母がレイプされた末に生まれた春という弟を持つ泉水。そして父と母。こんなパターンは初めてです。「俺たちは最強の家族だ」とサラリという父親という流れから、家族の結束が固いことが分かります。
物語だから受け入れられるものの、この悲惨な舞台設定が本作の魅力の一つであると感じました。

・・・
それに対してどんよりと気持ちが晴れないのが、主人公たる泉水の弟の春でしょう。

彼の性についての嫌悪感。人間という生き物の、一般生物以上の不要に横溢する性に対する蔑み。そしてほのかに漂う自らの存在への贖罪の念の気持ち。

被害者と加害者の子どもという、複雑な生い立ちは、家族のしっかりとした愛があってもやはり子ども(春)への影響は否めないでしょう。

兄たる主人公泉水が遺伝子関連の企業に勤めているということが、いっそうに「生まれ」や「血」に対する影響の強さを無言に際立たせる気がします。

こうした複雑な事情に対し、春が真摯に世界と対峙し、都度表現するその嗜好や清々しさもまた本作の魅力であると思います。

・・・
さて、話そのものは、連続放火犯と謎の落書き(グラフティ・アート)と二人の兄弟による謎解きという形。途中から筋にはうすうす気づき、ほぼ予想通りに終わります。

ただし、ただし、最後の一文で結論は決まります。私はここに驚きました。ああ、そうなんだ。そのままじゃダメなんだって、思いました。

何言っているか分からないと思いますが、本作は最後の一文で物語の方向性が決定するものです。最後の一文で、完全にこれまでの伏線が回収されるというか。

この映画のような最後の結末を味わうだけでも一読に値する作品であると思います。

・・・
加えて、伊坂作品おなじみの過去作品キャラも登場します。これも伊坂ファンとしては嬉しいところでしょう。

なかでも「ラッシュライフ」で泥棒であった黒澤、彼は本作でも飄々としたキャラでストーリーを彩っています。あとは「オーデュボンの祈り」でカカシの島に行った伊藤です。彼は微妙に友情出演的な印象である感じました笑

・・・
ということで伊坂作品でありました。面白かったです。

相変わらず、文学臭ただようスリラー、そしてユーモアと言葉遊びが飛び交う作品でした。「山椒魚」(井伏鱒二)「地獄変」(芥川龍之介)などのモチーフを議論するなど、文学好きにはたまらない作品かと思います。あと相変わらずの東北(宮城)が舞台なので、細かく読み込むと地元の人には何か発見があるかもしれませんね。

ですので、おすすめするとしたら、伊坂作品が好きな方(読む順番気を付けて!)、文学好き、東北(仙台周辺?)にご縁のある方、スリラー好きの方などにはおすすめできると思います。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.577
(4pt)

過去作予習要。家族と遺伝子とどんでん返しの文学作品 |『重力ピエロ』伊坂幸太郎

筆者の素晴らしい作品に対して、賛辞を表現したいのですが、陳腐になりそうで畏れ多く感じます。本作は、家族と遺伝・それをめぐる葛藤のドラマ、であったと思います。

・・・
血のつながらない家族、それでも紐帯を育んでいくというモチーフは、読者としてはよくある話であると思います。でも今回は少し驚きました。

母がレイプされた末に生まれた春という弟を持つ泉水。そして父と母。こんなパターンは初めてです。「俺たちは最強の家族だ」とサラリという父親という流れから、家族の結束が固いことが分かります。
物語だから受け入れられるものの、この悲惨な舞台設定が本作の魅力の一つであると感じました。

・・・
それに対してどんよりと気持ちが晴れないのが、主人公たる泉水の弟の春でしょう。

彼の性についての嫌悪感。人間という生き物の、一般生物以上の不要に横溢する性に対する蔑み。そしてほのかに漂う自らの存在への贖罪の念の気持ち。

被害者と加害者の子どもという、複雑な生い立ちは、家族のしっかりとした愛があってもやはり子ども(春)への影響は否めないでしょう。

兄たる主人公泉水が遺伝子関連の企業に勤めているということが、いっそうに「生まれ」や「血」に対する影響の強さを無言に際立たせる気がします。

こうした複雑な事情に対し、春が真摯に世界と対峙し、都度表現するその嗜好や清々しさもまた本作の魅力であると思います。

・・・
さて、話そのものは、連続放火犯と謎の落書き(グラフティ・アート)と二人の兄弟による謎解きという形。途中から筋にはうすうす気づき、ほぼ予想通りに終わります。

ただし、ただし、最後の一文で結論は決まります。私はここに驚きました。ああ、そうなんだ。そのままじゃダメなんだって、思いました。

何言っているか分からないと思いますが、本作は最後の一文で物語の方向性が決定するものです。最後の一文で、完全にこれまでの伏線が回収されるというか。

この映画のような最後の結末を味わうだけでも一読に値する作品であると思います。

・・・
加えて、伊坂作品おなじみの過去作品キャラも登場します。これも伊坂ファンとしては嬉しいところでしょう。

なかでも「ラッシュライフ」で泥棒であった黒澤、彼は本作でも飄々としたキャラでストーリーを彩っています。あとは「オーデュボンの祈り」でカカシの島に行った伊藤です。彼は微妙に友情出演的な印象である感じました笑

・・・
ということで伊坂作品でありました。面白かったです。

相変わらず、文学臭ただようスリラー、そしてユーモアと言葉遊びが飛び交う作品でした。「山椒魚」(井伏鱒二)「地獄変」(芥川龍之介)などのモチーフを議論するなど、文学好きにはたまらない作品かと思います。あと相変わらずの東北(宮城)が舞台なので、細かく読み込むと地元の人には何か発見があるかもしれませんね。

ですので、おすすめするとしたら、伊坂作品が好きな方(読む順番気を付けて!)、文学好き、東北(仙台周辺?)にご縁のある方、スリラー好きの方などにはおすすめできると思います。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.576
(5pt)

こんな父親になりたい

父親の愛情を感じる
いちいちカッコいいなぁ

最終的に、重力から解放されたんかなぁ
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.575
(5pt)

こんな父親になりたい

父親の愛情を感じる
いちいちカッコいいなぁ

最終的に、重力から解放されたんかなぁ
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.574
(5pt)

最初の6ページで絶対好きなやつだと思った

扱うテーマはズッシリ重いのに、読後のこの爽快感よ…。両親のDNAをガッツリ引き継いだお兄ちゃんが、割とショボいのがかわいい。黒澤も大好き。
この家族が好きすぎて、猫の名前を『イズミとハル』に改名しようか本気で悩んでます。
伊坂さんはいつも、嫌味なく軽快に私の固定概念に石を投げつけてくれる。そこが好き。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.573
(5pt)

最初の6ページで絶対好きなやつだと思った

扱うテーマはズッシリ重いのに、読後のこの爽快感よ…。両親のDNAをガッツリ引き継いだお兄ちゃんが、割とショボいのがかわいい。黒澤も大好き。
この家族が好きすぎて、猫の名前を『イズミとハル』に改名しようか本気で悩んでます。
伊坂さんはいつも、嫌味なく軽快に私の固定概念に石を投げつけてくれる。そこが好き。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.572
(5pt)

重力を忘れるほどの笑いを

「遺伝子と家族愛はリンクしているのか?」を考えさせられた。

レイプにより生まれた弟に対する父親と兄の家族愛とこの3人の人間的魅力がベース。

著者の文体は個性が強いため、好き、嫌いはありそう。自分は前者のため楽しめている。

飾り気が無いウィットに富む比喩と会話。
書籍、映画、芸術、歴史等を独特の価値観で切り取る鮮やかさ。

ミステリとしても「複数の謎解きを織り交ぜていく」伏線と展開を楽しめる。

受け手が成長すれば読み方が変わる懐の深さ。

読後には「重力から逃れられない人間だからこそ、ピエロのように笑って生きていきたい」というメッセージが暖かく伝わる。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.571
(5pt)

重力を忘れるほどの笑いを

「遺伝子と家族愛はリンクしているのか?」を考えさせられた。

レイプにより生まれた弟に対する父親と兄の家族愛とこの3人の人間的魅力がベース。

著者の文体は個性が強いため、好き、嫌いはありそう。自分は前者のため楽しめている。

飾り気が無いウィットに富む比喩と会話。
書籍、映画、芸術、歴史等を独特の価値観で切り取る鮮やかさ。

ミステリとしても「複数の謎解きを織り交ぜていく」伏線と展開を楽しめる。

受け手が成長すれば読み方が変わる懐の深さ。

読後には「重力から逃れられない人間だからこそ、ピエロのように笑って生きていきたい」というメッセージが暖かく伝わる。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.570
(1pt)

新品で購入のはずが…

子供にプレゼントにしたかったので新品を購入したのですが、四隅が潰れていたり、カバーや本自体が黄ばんでいたりでガッガリです。
これだったらお値段が安い分、中古美品を買えば良かったと後悔してます。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.569
(1pt)

新品で購入のはずが…

子供にプレゼントにしたかったので新品を購入したのですが、四隅が潰れていたり、カバーや本自体が黄ばんでいたりでガッガリです。
これだったらお値段が安い分、中古美品を買えば良かったと後悔してます。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.568
(5pt)

罪の深さ

自分が春と同じ立場だったら、どうするだろう?
産んで欲しくなかったと母を責めるか、ウジウジいじけてるだろうかそれとも、春と同じ様な事をするだろうか?色々考えました。
しかし、春の家族は素晴らしいと思います。特にお父さんが凄い。
罪人は自分の罪の深さが、分からないから罪を犯す。それが被害者にとってますます苦しみを産むのですね。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.567
(5pt)

罪の深さ

自分が春と同じ立場だったら、どうするだろう?
産んで欲しくなかったと母を責めるか、ウジウジいじけてるだろうかそれとも、春と同じ様な事をするだろうか?色々考えました。
しかし、春の家族は素晴らしいと思います。特にお父さんが凄い。
罪人は自分の罪の深さが、分からないから罪を犯す。それが被害者にとってますます苦しみを産むのですね。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.566
(5pt)

心理の機微が色濃く出ている作品

映画も高評価で面白い。原作から読んでいましたが、人の中に眠る感情が色濃く出ていて、何とも悲しく儚げな様子が見事に描かれています。
どんでん返し系と言えるミステリですが、それよりも人同士の絡み合いにおける機微に重点を置いて読んでほしい作品。
伊坂幸太郎先生はハズレが非常に少ない作家としても有名な方です。
殺し屋シリーズのグラスホッパーやマリアビートル、AXアックスなども有名。ゴールデンスランバーも映像作品も含めて評価の高いものが多いです。
ご本人は優しそうな顔をされていて、その様子が作風にも表れている気がします。
題材は狂気に満ちていても筆致によってポップさを失わず、どこかクスッと笑える部分を残して読み易くしているのもファンを多く得るコツなのかもしれません。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.565
(5pt)

心理の機微が色濃く出ている作品

映画も高評価で面白い。原作から読んでいましたが、人の中に眠る感情が色濃く出ていて、何とも悲しく儚げな様子が見事に描かれています。
どんでん返し系と言えるミステリですが、それよりも人同士の絡み合いにおける機微に重点を置いて読んでほしい作品。
伊坂幸太郎先生はハズレが非常に少ない作家としても有名な方です。
殺し屋シリーズのグラスホッパーやマリアビートル、AXアックスなども有名。ゴールデンスランバーも映像作品も含めて評価の高いものが多いです。
ご本人は優しそうな顔をされていて、その様子が作風にも表れている気がします。
題材は狂気に満ちていても筆致によってポップさを失わず、どこかクスッと笑える部分を残して読み易くしているのもファンを多く得るコツなのかもしれません。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.564
(5pt)

春が二回から落ちてきた

良作です。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.563
(5pt)

春が二回から落ちてきた

良作です。
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.562
(4pt)

いろいろ考えさせられた

感動というよりも、学ぶものが多かった

ついでに笑えました
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.561
(4pt)

いろいろ考えさせられた

感動というよりも、学ぶものが多かった

ついでに笑えました
重力ピエロ Amazon書評・レビュー: 重力ピエロより
4104596019
No.560
(1pt)

稚拙で浅い内容

非常に浅い内容だと思います。序盤から終結は想定出来てしまい、ストーリに全く関係のないかつ、親近感が全く湧かない無駄な会話が多くを占めます。苦痛以外、何物でもありませんでした。今まで読んだ中で最悪の小説で時間とお金の無駄です。一流の本格的な小説が好みであれば、やめたほうがいいです。この著者は初めてでしたが、これ以上この方の他の小説は読まないことに決めました。
重力ピエロ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235