アヒルと鴨のコインロッカー

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評判

アヒルと鴨のコインロッカーの評価:

3.86/5点 レビュー 383件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全612件 321〜340 17/31ページ
No.292
(3pt)

麗子さんは 秋吉久美子さんに。(笑

伊坂さんの作品の中では カジュアルな気がします。
(タイトルを見た時 村上春樹さんの「パン屋再襲撃」を連想しました。)

もちろん きりっとしまった芯が通っているのですけれど。

ディラン(伊坂さんの作品にはMusicが必ず出てくる)と
もっと取り締まってほしい 弱い動物達の命を奪う奴らを
もう少しだけ 際立たせては欲しかったです。

それでも 伊坂さん大好きです。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.291
(2pt)

読めず残念

死神の精度を読んで好きになりいろいろ読み始めました。
こちらもレビュー評価が高く期待してたのですが、動物虐待の描写が私にはどうしても耐えられず、最初の方でギブアップ。動物に対する残酷な態度を描写するという手法で、人物の残虐性を表現するのはお願いですからやめて頂きたい。オーデュポンの祈りでもハトを壁に投げつけ、のような表現が少しあっただけでもつらかった。
この本も読みたかったのに生理的に読めず残念です。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.290
(2pt)

読めず残念

死神の精度を読んで好きになりいろいろ読み始めました。
こちらもレビュー評価が高く期待してたのですが、動物虐待の描写が私にはどうしても耐えられず、最初の方でギブアップ。動物に対する残酷な態度を描写するという手法で、人物の残虐性を表現するのはお願いですからやめて頂きたい。オーデュポンの祈りでもハトを壁に投げつけ、のような表現が少しあっただけでもつらかった。
この本も読みたかったのに生理的に読めず残念です。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.289
(1pt)

村上”春樹”でなくて、”龍”のような残酷性

巷の動物殺し(虐待)ってこういう感性の人がやってるんでしょうか。
弱いものを苛めて喜ぶ描写で、読んでても心が荒むのを感じて、
読むのを止めてしまいました。

今、毎日忙しく、貴重な余暇の時間に、
わざわざ、ネットで見るような残酷なニュースの世界に浸かりたくもないです。
刺激を求める若い人に受ける話を書いたんでしょうかね。

筆者が村上春樹に影響を受けているとこのサイトで知りましたが、
雰囲気は確かにあまり力が入ってない”春樹”かもしれないけど、書いてる内容は”龍”の真似ごと。

伊坂幸太郎、他の本はもっとおもしろかったイメージがありましたが、
この残酷性、暗さに懲りて、当分、伊坂幸太郎には食指が伸びそうにありません。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.288
(1pt)

村上”春樹”でなくて、”龍”のような残酷性

巷の動物殺し(虐待)ってこういう感性の人がやってるんでしょうか。
弱いものを苛めて喜ぶ描写で、読んでても心が荒むのを感じて、
読むのを止めてしまいました。

今、毎日忙しく、貴重な余暇の時間に、
わざわざ、ネットで見るような残酷なニュースの世界に浸かりたくもないです。
刺激を求める若い人に受ける話を書いたんでしょうかね。

筆者が村上春樹に影響を受けているとこのサイトで知りましたが、
雰囲気は確かにあまり力が入ってない”春樹”かもしれないけど、書いてる内容は”龍”の真似ごと。

伊坂幸太郎、他の本はもっとおもしろかったイメージがありましたが、
この残酷性、暗さに懲りて、当分、伊坂幸太郎には食指が伸びそうにありません。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.287
(5pt)

面白い!!

言葉遣いがとても上手い。
一言だけ言わせてもらおう、

井坂幸太郎は天才だ!
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.286
(5pt)

面白い!!

言葉遣いがとても上手い。
一言だけ言わせてもらおう、

井坂幸太郎は天才だ!
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.285
(5pt)

アヒル?鴨?コインロッカー?

引っ越し先のアパートの隣人である河崎という男に「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられ、主人公の大学生が本屋裏で見張りをするシーンから物語は始まります。どんないきさつでそうなるの?と読者はそう思わずにはいられません。この序盤からの唐突な、不思議な展開で物語に一気に引き込まれます。

そして現在と過去の回想が連続して描かれるようによって、「アヒルと鴨のコインロッカー」という不思議な言葉を組み合わせたタイトルが持つ意味を含めた、今ある真実が徐々に浮き彫りになってきます。

売れっ子作家である東野圭吾や宮部みゆきなどのように、読者を作品世界に引き込む筆力、緻密に散りばめられた伏線、物語構成に圧倒されます。なんといっても伊坂作品の代名詞ともいえる、魅力的、独特な雰囲気を身にまとった登場人物たちの洒脱のきいた会話、心情描写が随所にあらわれ、プッと思わず吹いてしまうシーンもちらほらと。まるで電車や本屋で漫画を立ち読みしている人のように笑ってしまいます。

吉川英治新人賞を受賞するだけの作品でありました。伊坂幸太郎の別作品を読んだことがある人はもちろん、初めて彼の小説に触れる人でも十分に楽しめること間違いなし!!

この作品が持つ、現実から少し離れているようでありえてもおかしくないような世界に触れたくて、しばらくたった後にもう一度読みたくなってしまいます。すでに4回は読んでしまいましたよ。

伊坂作品やっぱり好きだ。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.284
(5pt)

アヒル?鴨?コインロッカー?

引っ越し先のアパートの隣人である河崎という男に「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられ、主人公の大学生が本屋裏で見張りをするシーンから物語は始まります。どんないきさつでそうなるの?と読者はそう思わずにはいられません。この序盤からの唐突な、不思議な展開で物語に一気に引き込まれます。

そして現在と過去の回想が連続して描かれるようによって、「アヒルと鴨のコインロッカー」という不思議な言葉を組み合わせたタイトルが持つ意味を含めた、今ある真実が徐々に浮き彫りになってきます。

売れっ子作家である東野圭吾や宮部みゆきなどのように、読者を作品世界に引き込む筆力、緻密に散りばめられた伏線、物語構成に圧倒されます。なんといっても伊坂作品の代名詞ともいえる、魅力的、独特な雰囲気を身にまとった登場人物たちの洒脱のきいた会話、心情描写が随所にあらわれ、プッと思わず吹いてしまうシーンもちらほらと。まるで電車や本屋で漫画を立ち読みしている人のように笑ってしまいます。

吉川英治新人賞を受賞するだけの作品でありました。伊坂幸太郎の別作品を読んだことがある人はもちろん、初めて彼の小説に触れる人でも十分に楽しめること間違いなし!!

この作品が持つ、現実から少し離れているようでありえてもおかしくないような世界に触れたくて、しばらくたった後にもう一度読みたくなってしまいます。すでに4回は読んでしまいましたよ。

伊坂作品やっぱり好きだ。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.283
(5pt)

こんな青春もある

本屋を襲い広辞苑を奪う、
死体を鳥葬にする、
神様をコインロッカーに閉じ込める、
など突拍子もないアイデアが炸裂する青春小説です。
陶器のような肌のペットショップ店長や
隣の部屋のブータン人など
興味深いキャラクターが登場して
最後まで飽きさせない展開が続きます。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.282
(5pt)

こんな青春もある

本屋を襲い広辞苑を奪う、
死体を鳥葬にする、
神様をコインロッカーに閉じ込める、
など突拍子もないアイデアが炸裂する青春小説です。
陶器のような肌のペットショップ店長や
隣の部屋のブータン人など
興味深いキャラクターが登場して
最後まで飽きさせない展開が続きます。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.281
(1pt)

吉川英治が泣いている

星一つという評価は、ちょっと手厳しい気もするが、文学賞を取るような作品ではないと思う。この作品に限らず、最近のベストセラーの傾向として(実は最近に始まったことではないが)現実性(リアリティ)の欠如が挙げられると思う。リアリティというのは現実的な話という意味ではなく、読者にこれは実際に起きているのだと思わせるような小説の力のことである。この小説にはそれが全くない。つまり、すべてが「作り話」っぽく、なんだこれは小説かと始めから思わせてしまうのである。

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないが、考えてほしい。いったい世の中のどこにこの主人公のような人間が存在するのか。見ず知らずの変な人間に警戒心もなく近づき、二日後には犯罪に加担するような人間は小学生か性格破綻者でもない限り居ないだろう。そして登場人物の間で交わされる会話の陳腐さは、読んでいて恥ずかしくなるほどである。文体がまったく村上春樹の模倣であるばかりか、会話の内容まで村上春樹の悪影響が出てしまっている。文体に著作権はないので、盗作を云々するわけにはいかないが、曲がりなりにも自分の世界を構築している村上春樹に対して、この作家はよく恥ずかしくもなくここまで模倣するものである。読者が小説にリアリティを求めないと言うのなら、それは好みの問題だから文句は言えない。しかし、リアリティを求める読者にとっては村上春樹の作品同様、読むに耐えない作品である。吉川英治新人賞を獲得した作品らしいが、吉川英治が泣いている。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.280
(1pt)

吉川英治が泣いている

星一つという評価は、ちょっと手厳しい気もするが、文学賞を取るような作品ではないと思う。この作品に限らず、最近のベストセラーの傾向として(実は最近に始まったことではないが)現実性(リアリティ)の欠如が挙げられると思う。リアリティというのは現実的な話という意味ではなく、読者にこれは実際に起きているのだと思わせるような小説の力のことである。この小説にはそれが全くない。つまり、すべてが「作り話」っぽく、なんだこれは小説かと始めから思わせてしまうのである。

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないが、考えてほしい。いったい世の中のどこにこの主人公のような人間が存在するのか。見ず知らずの変な人間に警戒心もなく近づき、二日後には犯罪に加担するような人間は小学生か性格破綻者でもない限り居ないだろう。そして登場人物の間で交わされる会話の陳腐さは、読んでいて恥ずかしくなるほどである。文体がまったく村上春樹の模倣であるばかりか、会話の内容まで村上春樹の悪影響が出てしまっている。文体に著作権はないので、盗作を云々するわけにはいかないが、曲がりなりにも自分の世界を構築している村上春樹に対して、この作家はよく恥ずかしくもなくここまで模倣するものである。読者が小説にリアリティを求めないと言うのなら、それは好みの問題だから文句は言えない。しかし、リアリティを求める読者にとっては村上春樹の作品同様、読むに耐えない作品である。吉川英治新人賞を獲得した作品らしいが、吉川英治が泣いている。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.279
(5pt)

素晴らしい

現在の物語である椎名と河崎の事、
2年前の物語である琴美とドルジの事。
交差しそうにない2つの軸が徐々に交差され、
その2つの軸におけるある人物の秘密が判明した時、
この物語は誰の物語であったのか、
何が伝えたかったのかがわかる仕組みとなっている。
ミステリー小説における「謎」というものは必ずしも
最後のどんでん返しでなくてはならない、
といったことが必ずしもそうでないと思わせてくれる。
素晴らしい作品構成で満足しました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.278
(5pt)

素晴らしい

現在の物語である椎名と河崎の事、
2年前の物語である琴美とドルジの事。
交差しそうにない2つの軸が徐々に交差され、
その2つの軸におけるある人物の秘密が判明した時、
この物語は誰の物語であったのか、
何が伝えたかったのかがわかる仕組みとなっている。
ミステリー小説における「謎」というものは必ずしも
最後のどんでん返しでなくてはならない、
といったことが必ずしもそうでないと思わせてくれる。
素晴らしい作品構成で満足しました。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.277
(2pt)

無駄に長い

ミステリとしてのタネは序盤から予想できる通りで驚きは皆無。
そのトリックを成立させているストーリー展開自体が「トリックのために」無理矢理そうしているという印象であまりに不自然。
だがそれ以上に問題なのは気が利いている風に差し挟まれている台詞や描写が尽く空振っている点。
村上春樹が好きなんだろうなぁ、という物言いの仕方だが「村上春樹風に語るスレ」の書き込みと同レベルでうんざりする。
更に、書いた意図が伝わらない不必要な描写と、しつこく繰り返される説明で話が間延びしている。
三分の一に圧縮すべき内容の話。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.276
(2pt)

無駄に長い

ミステリとしてのタネは序盤から予想できる通りで驚きは皆無。
そのトリックを成立させているストーリー展開自体が「トリックのために」無理矢理そうしているという印象であまりに不自然。
だがそれ以上に問題なのは気が利いている風に差し挟まれている台詞や描写が尽く空振っている点。
村上春樹が好きなんだろうなぁ、という物言いの仕方だが「村上春樹風に語るスレ」の書き込みと同レベルでうんざりする。
更に、書いた意図が伝わらない不必要な描写と、しつこく繰り返される説明で話が間延びしている。
三分の一に圧縮すべき内容の話。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.275
(3pt)

パズルのピースがはまっていくようなすっきりとした気持ちになりました。

上京してきて住み始めたアパートで変な尻尾の黒猫に会った。
次にあったのは長身の美青年。
その彼は唐突に一つの提案を持ちかける。
「一緒に本屋を襲わないか?」

長身の美青年・河崎を中心に、現在と2年前の物語が交互に展開される。
現在の物語は2年前の物語にリンクしているようで、ぼんやりとしていて。
一方で2年前の物語は胡乱で、物騒で、河崎と元彼女の琴美、ブータン人のドルジは自身の思惑にもなく巻き込まれてしまう。

……ミステリのトリックとしては決して珍しいものではありません。
が、トリックそのものよりも2年前の出来事と現在の出来事を交互に読んでいることで、現在の物語の視点である「椎名」に起こっているが少しずつパズルのピースがはまっていくようなすっきりとした気持ちを呼び起こさせる小説です。

 映画の方も見たくなりました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017
No.274
(3pt)

パズルのピースがはまっていくようなすっきりとした気持ちになりました。

上京してきて住み始めたアパートで変な尻尾の黒猫に会った。
次にあったのは長身の美青年。
その彼は唐突に一つの提案を持ちかける。
「一緒に本屋を襲わないか?」

長身の美青年・河崎を中心に、現在と2年前の物語が交互に展開される。
現在の物語は2年前の物語にリンクしているようで、ぼんやりとしていて。
一方で2年前の物語は胡乱で、物騒で、河崎と元彼女の琴美、ブータン人のドルジは自身の思惑にもなく巻き込まれてしまう。

……ミステリのトリックとしては決して珍しいものではありません。
が、トリックそのものよりも2年前の出来事と現在の出来事を交互に読んでいることで、現在の物語の視点である「椎名」に起こっているが少しずつパズルのピースがはまっていくようなすっきりとした気持ちを呼び起こさせる小説です。

 映画の方も見たくなりました。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)より
4488017002
No.273
(1pt)

お粗末

村上春樹にあこがれて作家になったのだろうか、随所に彼を真似した比喩がみられる。当然村上春樹の文章レベルにかなうはずもなく、素人のような文章になっている。話の内容も非常にお粗末。頭の回転の遅い者でも容易に結末が予想できる。なのにここのレビューでは結末にビックリしたなどの文句が飛び交っている。おそらくは中学生が読書感想文用に読んでレビューしたのだろう。プロットもお粗末。現在と過去を交互に見ていく形で物語が進むのだが、過去を見て現在を見るときのリンクがほとんどない。過去が現在に不気味に絡んでくる様子が描けていない。過去は過去で、現在は現在でそれぞれ物語を書き、適当なところでぶつ切りして交互に載せているように見えるほどだ。細かな伏線や、過去と現在の奇妙なリンクなどがほとんどないからこのようなお粗末なものになってしまう。一番の売りであろう結末も、誰にでも予想できることであるだけに本書の価値は0であった。また今作ほど登場人物に魅力を感じない小説も珍しい。3流の漫画からとってきたような人物だった。たまたま引っ越した先の不審に思う隣人の言うことを聞いて強盗をするところから物語りは始まるのだが、こんなことはありえない。仮にありえるとしても行動に移るまでの心の動きが薄すぎる。このような細かな点をことごとく無視しているから物語全体に不自然さが漂っている。非常に軽い作品であった。三流作家による三流の話。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)より
4488464017