模倣犯

評判

模倣犯の評価:

4.01/5点 レビュー 412件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全471件 461〜471 24/24ページ
No.11
(5pt)

二週間で読みきりました。

変ですね。最後読み進むうちに涙が出てきてしまいました。上巻で話を広げるだけ広げておいて、この話をどうまとめるのかと興味つつで読み進んでいたのですが。本当の犯人がわかった後でも癒されない、被害者の家族、関係者の悲しみ、やるせなさ。ページをめくるたびに涙が出てしまいました。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.10
(5pt)

宮部みゆきの最長、最高の傑作

発売当初から気になっていながら、その長さに腰が引けていたのですが、上巻を手にした途端、満員電車の中で時間を忘れて読みふけりました。「殺人事件の被害者の家族の苦悩」の問題、「誰もが加害者になる潜在的可能性」があるゆえに軽んじられがちな加害者の罪の問題、人間の肥大した自尊心や虚栄心が引き起こす猟奇的殺人、これら現代社会の身近で難しいテーマに正面から取り組み、登場人物が傍で息づいているようなリアリティーを持っています。 タイトルの「模倣犯」の意味を最後に謎解きし、犯人を急転直下晴天の下にさらけ出すラスト。「’大衆’なんてものは存在しない。 焼かれたり死んだりしたときは、みんな一人一人の人間だったんだ。本当のことは、どんなに遠くに捨てても必ず帰ってくるのだ」という被害者の遺族の一人が殺人犯に対して吐く言葉の重量感、等等。ミステリーとか純文学といった区分けを完全に凌駕した、これぞ小説といった醍醐味を堪能できること間違いありません。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.9
(3pt)

TVドラマ程度の超大作?

久々の超大作。そして、眠い目をこすりながらも、重い本を抱えながらも、一気に読み終えた。それほど、ストーリ自体は、展開方法も面白くまたある間隔を置いて読者をあきさせない構成に出来上がった秀作と思うけど・・・しかし、読み終えた翌日、じっくり振り返ると「火サス」程度のTVドラマ的な面白さかなあというのが正直なところ。映画「セブン」や懐かしいところでは、「スティング」のような、最終局面での「大どんでんがえし」を期待しすぎていたのかもしれない。犯人は、上巻の途中でわかってしまうので、その後の、犯人にまつわる人間関係や、警察の捜査、また、真犯人があばかれるという、最終局面での盛り上がりがいまひとつだった。 理由はなんだろうか? 犯罪そのものに対する、憎悪や、愛するものをなくしたものの悲しみなど精神面での捉え方は非常にうまくできているのだが・・・ それは、きっと、犯罪者の背景は普通の家庭環境とは異なる、特殊なものに設定されてしまったからなのではないか?もっと、普通の環境で育った人間がもつ、内部に潜む凶悪性を見たかった。 途中から犯人がわかってしまっているだけに、このストーリーをどのように終わらせるか、著者は悩んだと思う。 しかし、結局、ハッピーエンド(とはいいきれないまでも)で、読者に平静さを与えてしまった感がある。現代人の普通の生活者の心の中に潜む凶悪性、暴力性があらわせることができたら、後味はわるかったかもしれないが、非常に心に残るミステリーに仕上がったのではないか? 非常に期待している作家だけに、多くの時間を費やして読んだモノとして、今後のもっともっと大胆なストーリーを期待したい。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.8
(4pt)

息切れがしそうだったけど…

上巻に比べストーリーの進展が遅く、情景描写がくどいのが残念だった。クリスティの「カーテン」を思わせる犯罪だが、有馬老人、真一の人間性が読者には救いとなっていく。残念だったのは、滋子というライターの存在がじれったく思えた事… 個人的意見としては、ピースの感情の変化をもっと掘り下げてほしかったなー。これも個人的見解だが、下巻はもっと端的に表現してもらえると、行間飛ばしをしなくてすんだのに…と思います。 でも睡眠不足になっても読む価値はありました。 次回作を期待してます。
模倣犯〈下〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈下〉より
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No.7
(4pt)

時をさかのぼることができれば…

後悔をした事の無い人間はいないはずだ。 上巻では登場人物たちが平凡な幸せを奪われる経緯が鮮明に語られている。彼らのもしもあの時…と言う後悔が読者の心に住みついていく。上巻を読み終える頃、読者は完全に被害者の家族になっていることだろう! これ以上の悲劇を起こさないで!と叫びながら、読者は下巻へと巻き込まれていく。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.6
(5pt)

「火車」に続く最高の作品。掛け値なしの最高傑作

 「模倣犯」。このタイトルの意味は、最後まで読まなくては分からない。しかし、「模倣犯」の言葉が文中に踊り出すころには、読者は宮部みゆきのストーリー・テリングの巧みさに驚嘆している、と思う。今回の作品は掛け値なしの最高傑作。「火車」で時折、目についた技法そのもの、によっているのではない。凶悪な犯罪が続く昨今の風潮に、宮部みゆきなりの一つの見解、見方を提供している点が作者の成長を感じさせる。前作、前々作と比べると、厚み、質は格段に違う。凄惨な犯罪を描いているものの、そのくせ、救いがある。希望がある。ありかとう、という気持ちだ。長く語り継がれる作品だと思う。
模倣犯〈下〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈下〉より
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No.5
(5pt)

とにかく多くの人に読んで欲しい、こんな時代だからこそ

「理由」で失望した人、「蒲生邸」で離れた人、宮部みゆきはやはりすごかった。巧みなストーリー構成はそのままに、厚みや凄み、深みまで増した宮部みゆき。とにかく上巻を読んで、下巻に急げ。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.4
(5pt)

やっぱりすごい宮部みゆき

”理由”から久々ですが、”火車”を読んだ時の興奮をおもいだしました。なんて時代をキャッチした小説でしょう。サスペンスでありながらちゃんと人間に訴えるメッセージを持っている作品です。電車で読んだのですが最初の方で主人公の彼に引き取ってくれたおばさんが彼の憎むべき犯人に対する気持ちを訴えるシーンと作品のラストのどこにでもいる母親が願いを語るシーンでは目をウルウルさせてしまいました。(そして人物配置のうまいこと!) 教科書にのせてみんなに読んでほしい。みんな愛する人がいて、守りたいと思っている、それが一番大切なんだと・・・
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No.3
(5pt)

長編が大好き。

宮部さんの著作は読みやすい。届くのが楽しみです。 長編なのでじっくり読みたい。
模倣犯〈下〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈下〉より
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No.2
(5pt)

ミステリ界のノーベル文学賞をあげたい。

軽い文庫本10冊分くらいの分量で、読み終わるまで一苦労だけど、それだけの値打ちはあります。とりわけ高井兄妹の切ない運命など、ここまで書き込んだからこそ「やっと受け入れられた」ような気がします。一口で言えば、作家的膂力を感じさせる大作、大作にもかかわらず とても”引き”の強い 愛すべき物語です。 犯罪者、被害者、犯罪者の家族、被害者の家族、ジャーナリスト、社会の空気、警察までが書き込まれ、様々に対決し、波紋を広げていくミステリなんて今まで あったかしら?しかも信じがたいことに、このお話はきれいに収束する。ラスト近くに、犯罪者の娘と被害者の息子が対峙して、息子の方が「俺は、おまえのこと、やっぱり許せない」「‥だから、誰かほかに、おまえを助けてくれる人を探しなよ」というあたり背筋が逆立ちました。言葉にすると「殺人に取り返しなどつかない。だがお前は生きろ」という息子の赦しの言葉なんですけど、作者には、この超大作に取り掛かったとき、このエンディングが見えていたのかしら?そうね~、あえて欠点を挙げると、このお話を お説教くさく感じる人、さすがに長すぎると感じる人はいると思う。けれども、読まずに語ることなかれ、本作は10年に一度の傑作かもしれない。「火車」に引き続き2度までも、このレベルの傑作を物した作者は賞賛に値する。
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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No.1
(5pt)

名人芸!

宮部みゆき久しぶりの現代ミステリー。でも待っただけのことはある。上下巻合わせてかなりのボリュームだが、ラストが近づくにつれ「あ~もう終わっちゃうよ~」と叫びたくなるほどの宮部ワールドが広がっている。宮部ファンはもちろん、そうでない人にも絶対オススメ!
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
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