模倣犯

評判

模倣犯の評価:

4.01/5点 レビュー 412件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全471件 181〜200 10/24ページ
No.291
(5pt)

凄いとしか言いようがなかった…

私が小説に再び小説の面白さを思い出したのがこの本でした。
大学までの通学時間に暇つぶしに読む本を探していて、図書館で「なんか聞いたことがあるな」と思って何気なく手にしたのがこの本「模倣犯」。
久しぶりの小説だったしかなりの長編だったので、読み切れないかも、と思ったりもしたけれど、ストーリーが進むにつれてこの人物はどうなってしまうんだろう、この人物は…?と気になって気になって、全然読破するのが苦じゃありませんでした。
ストーリーの流れ的に決して幸せな結末が待っていないことは明らかで、話に入り込み過ぎて暗い気持ちになったりもしましたが、それは物凄くリアルに一人一人の人物の心情や受け入れがたい現実が描かれているからで、やっぱり宮部みゆきさんは凄いなと改めて感じた一冊です。
実は以前、映画をちらっと見たことがあって、何となく覚えている結末が「は?」って感じだったので大したことない印象を抱いていたのですが、小説は映画とはレベルが全っっっっったく違います。
この本は色々な意味で読む価値のある本だと思います。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.290
(5pt)

いいけど少し苦しい。

上下通じての感想です。

宮部さんの小説には必ず救いがある。いつもそう感じていて
安心して読んでいたが、この作品にはそれがなかった。
「地に足を付けて、毎日丁寧に生きる。そうしてさえいれば
きっと悪いようにはならない。」
宮部作品の通奏低音のような、この約束がなかった。
そのことがつらかった。

宮部さんらしい丁寧な人物描写で、登場人物の息吹を感じさせる。
もっとも私の心に残ったのは、『由美子は商売屋の娘である。・・・』
で始まる一連の文章だった。
自営業者でありながらその経営状態を把握できなかった
ある家族への手厳しい指摘は爽快だった。
同時に、何の罪もない善良そのもの、助け合いながらつましく生きていた
高井家の人々がなめた苦しみが読後の私をさいなんでやまない。

模倣犯〈下〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈下〉より
4093792658
No.289
(5pt)

これほどの大作はなかなか出合えませんよ

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。


好き嫌いがわかれる5巻です。
事件の解決を好意的に見るか、あっけないとみるか・・・
確かにあの経緯で網川が自爆するのはちょっと唐突なんですよね。
調子のわるいパソコンのように「フリーズ」しちゃうのがピースだったはず。
ピースから網川に変わったあたりで性格変わっちゃってますよね。
それを計算しているのか、意図せずなのか・・・そのへんで評価が割れるのかもしれません。


それと作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯〈5〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈5〉 (新潮文庫)より
4101369283
No.288
(4pt)

考えさせられるミステリー

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。


さて、後日談色の強い4巻です。
他のレビュアーの方も「中だるみ」とばっさり切り捨てている方も多数ですね。

たとえば「個人の王国論」などは物語本筋からすると、あまり意味のない説明文になっちるところもあり、こんなくどくど語るものなのか・・・と思いました。
「誰でも評論家気取りで犯罪を語る」とか、「君がそういうこと言う権利はない」とかそういう言葉の掛け合いも若干使い古されたセリフまわしかな、と。

物語全体の圧倒的な迫力は★5つ評価に値しますが、この4巻だけでみたら★4つかもしれません。

それと作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯〈4〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈4〉 (新潮文庫)より
4101369275
No.287
(5pt)

5年に1度の名作ミステリー!

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。

悪というものを切々と語るのがこの3巻です。
まともな神経では読めないほど「悪」一色です。
幼馴染の声が携帯から聞こえてくるだけで「いまいましい」と感じる。
思い出のエピソードを聞きだして、被害者とその家族を不幸に陥れる。
著者の精神は正常なんだろうかとさえ疑います。それほど真に迫る描写力です。

文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。
模倣犯3 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯3 (新潮文庫)より
4101369267
No.286
(5pt)

数年に一度の傑作です

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。
ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。
語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。
これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。
泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。

文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。
模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.285
(5pt)

数年に一度であえるかどうかという傑作です

日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。
これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。

そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。
この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。
なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.284
(5pt)

数年に一度の傑作です

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。
ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。
語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。
これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。
泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。

文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.283
(5pt)

数年に一度であえるかどうかという傑作です

日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。
これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。

そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。
この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。
なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.282
(5pt)

数年に一度の傑作です

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。
ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。
語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。
これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。
泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。

文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.281
(5pt)

数年に一度であえるかどうかという傑作です

日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。
これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。

そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。
この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。
なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.280
(5pt)

数年に一度の傑作です

ここまでの傑作にはなかなか出合えるものでありません。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。
ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。
語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。
これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。
泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。

文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.279
(5pt)

数年に一度であえるかどうかという傑作です

日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。
これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。

そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。
この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。
なかなか出合えない水準のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.278
(5pt)

ここ20年のミステリー最高傑作です。

ここ20年のミステリーの最高傑作、だと思います。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
2巻のほぼ全体を割いて犯人栗橋の人間像が描かれます。
ここまで読んで不愉快になって読むのを止めてしまった方も多いようです。
語り手の冷静な描写力を不快と感じるか、快挙ととるかで本作の評価が分かれるかと思われます。
これは好みの問題でもあるので何が正しいとは言えませんが、僕は後者です。
泣き崩れる父親とそれを醒めた目で見つめる息子の描き方なんて、そうできるものじゃないと思います。

本当に平成に入ってから最高のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.277
(5pt)

ここ20年のミステリーの最高傑作

ここ20年のミステリーの最高傑作、だと思います。
日常から足を踏み外していく人々、そして対照的に描かれる変わらない日常風景。
その対比が素晴らしい。すさまじい描写力だと思います。
そしてその緊張感が最後まで揺るがないのがまた凄い。
1巻の見どころは・・・やはりハンドバックが発見されたことを聞いてしまい事故を起こすまでの、あの場面ですね。
これほどまがまがしく、日常と非日常の交錯を描き切れる作品ってそうないと思います。

そして、なんと1巻で犯人(一味)が早くも死んでしまうんですね。
この「読者をあきさせない」構成力もすごいと思います。
本当に平成に入ってから最高のエンターテイメント小説だと思います。
文句なしに★5つです。

作品内容と関係ないことですが、単行本の表紙はこの作品の内容に相応しくありません。
文庫本のほうが雰囲気がマッチしてて個人的に好きです。

模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.276
(1pt)

あかんな。読むのに非常に苦痛だった。

スピード感が全然無い。

「理由」も余りにもつまらなくて、最後まで読めなかった。

宮部さんは、火車だけやな・・
模倣犯〈上〉 Amazon書評・レビュー: 模倣犯〈上〉より
409379264X
No.275
(3pt)

読者が置かれる視点の問題

ストーリーとかプロットは重要でないし、感想は人それぞれにあれば良い。俺曰く、一言で表すに、『いけない領域に踏み込んで、敗退した作品』と評する。事件、事故が起こった時に、当事者同士の真実は『一つ』でも、周りの人間にとっては、いくらでも解釈の余地がある幾通りもの真実。それをつまびらかにしようとして、仕切れなかった。つまり、読者は先に『答え』を与えられる訳だけれども、作中の登場人物達は、迷い、信じ、助け合い、罵り合いを繰り返していく。その描写を延々と読まされる事に、苛立ちを感じてくる。将棋やオセロに例えるなら、読者は指し手であって、盤の全景を見渡しているけれど、駒(この場合作中のキャラ)は、駒同士の指し合いに夢中になっている。つまりこの本の最大の特徴は、読者を据える『位置』の目新しさであったと、過去の読書歴の中で感じた決算である。以上。
模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240
No.274
(5pt)

新たな動きを見せる事件の予兆

「現代の闇」を見据えた究極のエンターテインメント!
群馬山中で転落炎上した車。
死亡した二人の若い男が犯人なのか?
<本書帯より>

2巻の続きで、時間軸でいうと、1巻と2,3巻がほぼ並行しています。

事故で転落した車から出てきた他殺体。
連続女性誘拐犯が初めて殺した男性。
いったい彼は何者なのか、そしてなぜ彼は殺されなければならなかったのか。
多くの女性が犠牲になった事件。
犯人に捕らわれ、殺される恐怖を、犯人側の視点から描いていく。

そしてすれ違う友情から悲しみの底へと転落していった車に乗る二人の死体。
この二人が真犯人なのか。
新たな動きを見せる事件の予兆が、意外な犠牲者を呼ぶ。
模倣犯3 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯3 (新潮文庫)より
4101369267
No.273
(5pt)

第1巻とリンクする物語は、まったく別の感動を呼びます

ミステリの枠をはるかに凌駕した衝撃の問題作!
快楽殺人を「演出」し、マスコミを愚弄する現代の怪物の正体は?
<本書帯より>

第1巻の続きかと思いきや、犯人側の視点で並行する物語です。
数々の小説を読んできましたが、猟奇殺人犯が育つ様を描いているのはこの本が初めてです。

なぜ彼は人を殺めるのか。
何が彼をそうさせたのか。
幼い頃から宿る罪の意識が、逃げ場のない彼を追い詰める。
そして、手にかけたその子は、死んでいた。

第1巻とリンクする物語は、まったく別の感動を呼びます。
それは悲しみではなく、哀しみ。
一体何が人を殺人犯へと変えるのか。
かつてない異色の物語、解禁。
模倣犯2 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯2 (新潮文庫)より
4101369259
No.272
(5pt)

ミステリーの最高傑作

「火車」「理由」と並ぶ現代ミステリの金字塔! 日本国中を震撼させた未曾有の連続女性誘拐殺人が発生! <本書帯より> 個人的には「理由」を超えるミステリーの最高傑作だと感じています。 重厚な人間ドラマが織り成す現実味ある事件劇は、共感を煽り、心ごとこの作品に入り込んでいきます。 長編小説なのにスラスラと、それでいて色濃く読めるのは、まさに宮部マジックです。 物語は女性の右腕が発見されるところから始まります。 発見者、警察、ルポライター、被害者の家族、あらゆるサイドから展開されていき、複雑に交錯し合っていきます。 第2、第3の犠牲者が現れ、冷静に犯人を分析する警察と、被害者を訪ねるルポライター、そして被害者の家族に接触する犯人。 それぞれの観念から事件を垣間見ることができます。 犯罪捜査に対する警察の鋭い見解、身近な日常生活に影を落とす悲痛な嘆き。 誰もが被害者なら、残された者の敵はどこにいるのか・・・。 第1巻だけでも読み応え抜群。 全5巻を読むと、もうとてつもなく巨大な衝撃を受けます。 人それぞれだと思いますが、私はこれほど現実的で感動的なミステリはないと思っています。
模倣犯1 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 模倣犯1 (新潮文庫)より
4101369240