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魔王

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評判

魔王の評価:

3.60/5点 レビュー 208件。 C ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全316件 241〜260 13/16ページ
No.76
(3pt)

それなりに読ませるが〜「魔王」と「呼吸」を分離する必要があったのか

「魔王」、「呼吸」の二作を収めた連作中編集。作者特有の「人の心を思い遣る」と言う優しさが溢れていて、読んでいて爽やかな気分になる。社会問題に正面から切り込んでいる点も特徴。
「魔王」では、主人公の安藤がフトした事から、自分が念じた言葉が他人の口から出る現象に気付くのが発端。それも、キッカケは"他人への思い遣り"に欠けた人間への反発心からである。主人公は何事も考え込むタイプで、眼の前の老人に50年後の自身を見て泣いたりする。そうかと思うと「アンダーソンと安藤さんは似ている」とジョークを飛ばす日本語が達者な英会話講師アンダーソンが出て来たりと自在な展開。作品の中で、ムッソリーニへの言及を初め、全体主義への危惧の念が露骨に出ているのも特徴で、今の時代を考えさせる。アメリカの自国本位主義への集団憎悪で、アンダーソンの家が放火されたりする。マザー・テレサの「愛の敵は憎悪ではなく、無関心」との言葉が本作の主旋律か。一方、主人公の弟潤也とのやり取りは「重力ピエロ」を思わせ、微笑ましい。また、「グラスホッパー」と言う酒も出て来る。作品間の繋がりを大事にする作者らしい。ファシズム(=無関心)と闘う安藤と宮沢賢治の詩が交錯するラストは印象的。「呼吸」は「魔王」の五年後と言う設定で、ヒロインは潤也の妻の詩織。舞台は作者のお膝元仙台。中身を読む前は"あらずもがな"の作品にならなければ良いなぁと言う想い。「魔王」は完結した作品だったので。案の定、作者の思想や昨今の社会問題が前面に出ていて、それなりに読ませる作品だが、「魔王」と分離した意図が不明。「魔王」中に書き込みを加えれば上質の長編になったと思う。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.75
(2pt)

あれ?終わり?

読み終わって、「え?おしまい?」という感じ。
いつ事件は起こるんだろう、何が起こるんだろう、と思いながら読んでるうちに終わってしまった。
起承転結、さらにどんでんがえし、みたいな横山秀夫や東野圭吾が好きな自分が読んではいけない類の小説だったのだろう。
どこの本屋にも平積みになって、タイトルも大上段だったので期待してたんだけどな〜。
文章はうまいから最後まで読んじゃったけど。
魔王って誰のことってとこまで読者に委ねるのってどうなのよ。
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4062761424
No.74
(2pt)

面白さは感じませんでした

裏表紙に「何気ない日常生活に流されることの危うさ」が綴られていると書かれており、確かにそのようなテーマが感じられるところもありますが、もし著者がそれをメインテーマに据えているのだとしたら描き方が非常に浅い。
それ以上にまるでどこかのウェブサイトを覗いているかのような政治的論議の浅さの方が悪目立ちしてしまっています。
ただ、その政治的論議に関してもメインテーマではないのは、「文庫あとがき」にも書いてある通り。
その「文庫あとがき」には、「この物語の中に出てくる政治的なことはテーマではなく、社会や政治の事柄がよく含まれていて、そこから滲んでくる不穏さや、切迫感や青臭さがとても好きだったので、自分の書くものにもそういう部分を含ませたかった」と書かれているのを見た時に、とあるお笑い芸人が、「社会問題をお笑いのネタとして扱っているだけで、何らかの政治的なメッセージを送っているつもりはない」と言っていたのを思い出しました。
このお笑い芸人に対しては、ある評論家は、「彼は真面目なことを語っているのではなく、真面目な態度で思ったことを好き勝手に述べているのだ」と話していましたが、私は同じようなものを伊坂氏とこの小説に感じました。
つまりこの小説で伊坂氏は、あくまで社会や政治の事柄は「ネタ」として、そこから自分の想像力を屈指して頭に思い描いた世界を好き勝手に描いただけなのだ、と。
ただ、この小説の場合、あらゆるメッセージ性を抜きに単に「エンターティメントとしてどうか」を見ても、話に全く引き込まれず、この後に続編『モダンタイムス』があり、そちらを書く前提でこの小説を仕上げた印象があるためか、終わり方が非常に中途半端に感じました。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.73
(5pt)

人間の「思い込み」の危うさを描いた小説

人は、世の中の流れに流される者も逆らう者も、
その根拠があるにせよないにせよ、自ら「ある考え方」を
どこからか選んできて、その考え方を自分のものにしてしまい、
それをときには「信仰」して生きているのでしょう。
それが人の行動に影響を及ぼす事は言うまでもありません。
宗教、政治的観念、大小様々の思想、哲学、、、
これらすべて個人的な信仰の対象です。
そして、人はそれぞれ自分の信じた、選んだ、、、
「主観的な真理」をなにかしら持ち歩いて生きているのだと思います。
伊坂幸太郎さんの「魔王/呼吸」という一対の小説は、
超能力?による奇跡的な事柄や、政治的な問題を物語の前面に押し出しながらも、
人間心理の脆さ、危うさ、「信仰、思い込み」によるその恐ろしい一面を、
それこそ作家自身の超能力を駆使して登場人物に語らせ、行動させて表現しています。
その危うさは、対決(反動)せざるおえないという人間の本性と同様、
隠されていてなかなか見えないものです。
「魔王」とは、、、全体主義者や平和主義者や無関心な大衆
のように決して目に見える存在ではないのだと思います。
このレビューを書いているおれも、危うい思い込みやろうのひとりです(^^)
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.72
(2pt)

長い長い予告編を読んだような感じ

 「超能力」というテーマに惹かれて買いましたが、物語はヤマ場らしきものがなく終わってしまい、長い長い予告編を読んだような気持ちになりました。「自分の念じた言葉を他人が話す特殊能力」があれば、どのように自分をとりまく世界が変わるのか、その仮想世界を見せてくれると勝手に期待していたのですが・・・。ただその期待感がふくらんだのは、この小説に引き込まれていたからともいえますね。
 あえて謎は謎のままで残し、次の展開の含みを残したまま終わるので、その後は各自で想像(創造)するというのが、この小説の楽しみ方でしょうか。  
 なお他のレビュアーの方も書いているとおり、政治的な議論の底が浅すぎて「もっと社会意識の高い人物を出してよ」と言いたくなりますが、それは主なテーマではないと「文庫あとがき」にありました。
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4062761424
No.71
(4pt)

人は言葉に縛られている

 超能力という要素が含まれているが、それはこの作品をノンフィクションからフィクションにするための手法に過ぎない。そんな気がした。
 頭が良いの定義は難しい。人が知らないことを多く知っている人も頭が良いように見えるが、それは知識が豊富なだけだ。本当に頭が良い人は、何もないところから価値あるものを生み出せる人のことを指すのだろう。しかし、この知識がすさまじい量だったらどうだろう。生み出すまでもなく、ただ持って来れば十分に価値あるものに見えるかもしれない。つまり、通常は、情報を入手し、考察し、判断するというプロセスを経なければ行動できないのに、考察するというプロセスをアウトソーシングすることで、考察結果を入手し、判断するということでよしとする世界になりつつあるのではないだろうか。この結果として、人々は誰かの言葉を自分の考えであるかのように錯覚して行動することになる。
 安藤は、考えろ、考えろ、マクガイバー、と言う。彼は、考え、行動することによって、世の中の流れを押しとどめようとするが、結局は濁流に飲み込まれてしまう。潤也は、濁流の外にあって、流れを変えようとする。そして犬養は、流れを作り出していた側だったはずなのに、おそらくは、いつの間にか自分も流されてしまっていることに気づいたのだろう。
 彼らは自分の考えで行動し、発言しているはずだった。しかし、本当にそれは彼らの言葉だったのか。かつて存在した誰かの言葉だったのではないか。本当に彼らは考えて行動しているのか。そして自分は…
 おそらくそこに魔王はいる。
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4062761424
No.70
(4pt)

魔王より呼吸の方が好き

 自分が思ったことと他人が同じ言葉を話す特殊な能力を持つ安藤が主人公の『魔王』とその安藤の弟で、ジャンケンに絶対負けない潤也が主人公の『呼吸』の二編からなる作品です。個人的には『呼吸』の方が好きです。
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4062761424
No.69
(4pt)

伊坂テイストの魅力

内容的に賛否両論を巻き起こすのは仕方がないのかもしれませんが、
小説としてエンターテイメントとしてみたときに、
レベルの高さは否定できません。
時折混ぜ込まれるユーモアのセンス。
キャラクター設定と微妙な人間関係を独特のセリフ回しでの表現。
特別な風景ではないのに、遠くの世界のような風景。
ひとつひとつ味わいながら、楽しんで読み進めました。
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4062761424
No.68
(4pt)

完全に伊坂ワールドにはまってしまった。

これと言ってストーリーに盛り上がりがあるわけでもなく、落としどころもないまま終わってしまっているが、
「こうすべきだ」という主張はせずに、その分含みをもたしたメッセージ性が強く感じられた。
まぁ、政治とか世の中の流れとか何が正しいのか分からないものだし、
それこそハッキリと物が言える犬養みたいな政治家がいたら、私だって支持する。
ただ、皆が右を向くから自分も、という考えはちょっと待って、という感じぐらいの主張をしている。
だからこの先どうなるか分からない、暗い未来と明るい未来の両方を残している感じもいい。
そして、「(クラレッタのめくれ上がったスカートを)少なくとも、“直してあげたい”と思える人間に」や
「相手を言い負かして幸せになるのは、自分だけ」とか、今回も印象に残るセリフが多かった。
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4062761424
No.67
(3pt)

いかんせん消化不良のような気が・・・

伊坂作品は、スト−リ−自体も良いのは当たり前だが、作中の台詞回しが絶品である。
この作品も、理屈っぽいともいえる会話部分に、かなり楽しませてもらった。
特に新聞紙を折ると・・・の部分は私達の一般会話のネタにも十分使えるのでおいしい!!
ファシズムの始まりって、こんなものなんだろうな?という説得力のある展開。
いつもながらの個性的な登場人物。
伊坂カラ−満載で、彼の作品以外の何者でもないのだが、いかんせん消化不良の感は否めないように思う。
盛り上がりにももう一つ欠けているような・・・・。
収録2話分の分量で”魔王”を書いて欲しかった。
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4062761424
No.66
(2pt)

深みがない

誰もがおかしいと感じるのに変わらず続く政治の世界、この作品に登場するような政治家を想像したことがある人は多いのではないでしょうか。それを実際に文字に表してしまった伊坂幸太郎さんですが、残念なことに青臭い。
そのような政治家を恐怖の対象にするとひねりやエンターテイメント性はあるものの、あらゆる伏線が最後に繋がる快感を感じさせてくれる彼のそのほかの作品に比べると中途半端でクオリティーは格段に落ちます。政治的内容も読んでいてちょっとイタさを感じてしまいました。なんというか、テーマに深みが感じられなく、ちょちょっと手軽に書いたという印象が。面白くなりえただろうに誠に残念。
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4062761424
No.65
(4pt)

現代版RPGを読んでいるよう

この著者のほかの本のように、テンポよく、スタイリッシュな文章で面白く読める。超能力のような不思議な力、超カリスマ的な人物、兄の遺志を継ぐ弟など、ストーリーは、時間は現在だけれど、何か主人公が経験をつんで成長していくロールプレイングゲームみたいに思えた。RPG小説に政治議論のスパイスをかけた、ハイブリッドのエンターテイメントという感じか。
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4062761424
No.64
(4pt)

起承転結がよくわからないけれども・・・。

大好きな伊坂幸太郎の書籍が文庫になったので購入。
お金がなくてハードカバーには手がでなかったので、なんとも嬉しい限り。
今作も伊坂テイストは衰えていない。
独特のテンポ、文体はやはり楽しい。
「仲のいい兄弟2人」というキャラクターも見ていて何か嬉しくなる。
「魔王」とはいったい何か・・・。
強健な政治家?なんとなく動いていく世論?それとも、世論によって動かされる一般大衆か?
自分なりに「魔王」の定義について考えさせられる。
終盤からラストにかけては、ちょっと歯切れが悪かった。
と思ったら、続きがあるみたいなので、そちらに期待。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.63
(5pt)

魔王初版から3年

3年前に、読んだ本だ。
書店で魔王というタイトルが目に入った。そのときは、よくも堂々と魔王という単語使えるなという思いと、それだけの言葉を使うなら、それだけの内容なんだろうな?という挑戦的な意味合いで、買った。
内容は、私にとっては衝撃的だった。
集団の心理の濁流というのは、何もファシズムに限らない。巷に溢れる諦観だって、集団が醸成した最悪の方向性を持った心理だ。
魔王は、私の中の諦観を打破してくれた。
文中の好きな言葉を引用。
「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて対決していけば、そうすりゃ世界が変わる。」
3年前に、この文を読んだ。
それから、3年間。あることを達成するためだけに、がむしゃらに、やったことのない様々なことに挑戦した。
3年で、ある程度の成果があった。
何かを始める時って、全然具体的じゃなくて、良いんだ。でたらめで。
どこから始めるかも分からないし、
何が分からないのかもわからない。
それでも、自分や未来を信じて、対決していけば、世界は変わる。
魔王はそれだけ、特別に私の固定観念。人生に対する観念を破壊してくれた。
テーマは、日本に蔓延する諦観に対する提言だと私は考える。
その答えの一例として、別作品の砂漠が上げられる。
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4062761424
No.62
(5pt)

結構、爽やかな読後感と感慨深さ

本作品は少年サンデー連載の「魔王」の原作です。但し、根本に流れる思想はほぼ同一ですが、かなり違うものです。
・表紙及びタイトルは悲壮感じみていますが、本書内容は「文学」的です
・読後感も結構爽やかですし、サクサク読めます
・自分でしっかり考え、周りに思考停止状態で追随しないようにしよう、と思います
私はコミックを読んで、原作を読みました。
どちらも良い作品だと思います。
お勧めします!
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4062761424
No.61
(5pt)

熱くなる

読んでいて、熱くなる本でした。
エンターテイメント性が思ったより高かったです。
どろどろしたものもあるが、読後感は悪くない。
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4062761424
No.60
(4pt)

自分で考えること

日本人とマスコミ・政治家との関係をシニカルに描いた「魔王」と、その五年後の様子を眺めた「呼吸」という、登場人物の同じ二つの小説から構成されています。前者が問題提起、後者がその結果と言ってもよいでしょう。
例えばインターネットで検索して「答え」を見つけることで満足していたり,提供された選択肢のみから「答え」を選ぶだけで別な選択肢をみつけようとはしないといった、「自分で考えることをやめてしまった」という最近の風潮が指摘されています。その危うさを独特の舞台設定で伝えてくれる本でした。
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4062761424
No.59
(1pt)

普通におもしろくありませんでした

若者達の政治議論に新鮮みも何もない。
ネットで腐るほどリピートされる書き込み内容。
小説でそんな稚拙なものをダラダラ読まされるとは想像もしなかった。
あとがきを読むかぎり、煽動されがちな世間の人々に流されない
兄弟二人を描いている?
でも彼らさえステレオタイプな台詞しか言っていない。
自分には兄弟二人とその周辺の人間に何か境界線があるとは思えない。
超能力の設定も何の味付け効果があるのか謎。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.58
(3pt)

漠然とした恐怖

ナイフを持った男、銃を構えた兵士、
迫りくる炎、猛スピードで向かってくる車、
といったような、具体的に恐怖を感じられる
ものではない、漠然とした恐怖が描かれている
ように感じた。
ヒトラーは悪の化身に思えるかもしれない。
しかし、それは集団心理が生み出した、
自分たちの思いを代弁してくれるだけの
マリオネットや象徴としての価値しかなかった
のかもしれない。
もしそういった象徴がいなくなったとしても、
実際には集団心理という実態のないものが
存在し続ける限り、恐怖は存続する。
そういった流れが、今後の『モダン・タイムス』で
描かれる「システム」にもつながっているのかもしれない。
本書を読む上ではストーリの本筋には影響しないが、
『死神の精度』を事前に読むことが望ましい。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424
No.57
(4pt)

ちょっとだけラッシュライフの教祖を思い出しますね

俺はかなり好きです。
今回は哲学してますね。
他の方のレビューにも書いてあった気がしますが、
確かにこの作品は純文学に近い。
といって純文学ってなんだ?って言われりゃ漠然としてはいますが…
政治・集団心理・日本人とかそういったものを自問自答しながら追ってってます。
ドコにも落とし所のない感じが純文学という感じ?
いつものように皮肉とユーモアはそのままで
重たい内容を今までより重たい描き方をしてる。
もしかすると、より伊坂幸太郎らしい作品なのではないかと邪推します。
魔王 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔王 (講談社文庫)より
4062761424