(短編集)

ポイズンドーター・ホーリーマザー

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評判

ポイズンドーター・ホーリーマザーの評価:

3.60/5点 レビュー 92件。 C ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全82件 81〜82 5/5ページ
No.2
(4pt)

イヤミスの面目躍如、さすがの湊作品。

どこにでもあるような、ちょっとした擦れ違い。
誰でも一度は経験があるだろう思い違い。もしくは誤解。
行動すべてにいちいち説明を付けてはいられないのだから、それぞれの人の解釈で、その人その人受け取る。
誤解も思い違いも、すれ違いもきっと世の中にはいっぱいあって、世の中はできているんだとあらためて思う。
湊かなえさんのすごいところは、そういう誤解や思い違いから生まれる小さな悲劇を、避けることなく隠すことなく、書ききるところだと思う。
大きなことを大きく描く作家はいっぱいいるけれど、狭い範囲のことをより狭く絞って書く。
誰にとっても取るに足らないだろう出来事を、あえて、そんなことどうだっていいじゃんと思うようなことにキチンと目を向けるところなんだろうと思う。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.1
(4pt)

事実は一つではない

母娘の話というより、
『同じ出来事でも、見る人や立場によってこんなに見え方が違う』
という連作だったように思う。

最近の湊さんの作品はちょっと中弛み感があったので(ユートピアとか)、久しぶりにピリリとした湊節が見られて満足です。

ただ、湊作品は全部読んでますが、初読時は予想外で面白いんだけど、後から何度も読み直そうとは思えない。
出オチというか、一度読めばいいかという感じで、恩田陸さんとか宮部みゆきさんみたいに、ミステリーの中に人間の深みがあるわけではない。そこが物足りないかなあ。

まあキャラというよりトリックの作家さんだと思うので湊節はこれからも楽しみですが、一度ちゃんと人間の業を描いた、手元にずっと残しておきたいような湊作品も読んでみたい気がする。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
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