(短編集)

ポイズンドーター・ホーリーマザー

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評判

ポイズンドーター・ホーリーマザーの評価:

3.60/5点 レビュー 92件。 C ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(1pt)

残念

この本を読んでわかることは、湊かなえさんの母親が毒親ではなかった、ということ。
娘の体を売ったり、暴力をふるったり、誰の目から見ても明らかな虐待でなければ毒親ではないと言いたいのでしょうか。
娘にとっては相当なストレスになっている行為も「母親の愛情」だと言いたいのでしょうか。

母親を愛していない子どもはいません。でも子どもを愛してない母親はいます。

毒親を持つ人向けの小説かと思ったら正反対でした。毒親だと子どもに責められている母親が自分を慰めるために読む小説ですね。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.9
(1pt)

毒親育ちは読んではいけない

前半の話は、語り手はこう思っていたけど実はこう!読者の方驚きました~?うふふ!という内容。

ポイズンドーター・ホーリーマザーは最高に胸くそ悪いです。
読後、あ、そう言えばポイズンドーター!毒娘!と気付きました。娘を悪く書いているので、毒親育ちの方は読まない方が良いです。

ネタバレすると、毒親育ちの女優がテレビ番組で自分の母が毒親であると発言、毒親についての本を出版。数ヵ月後、毒母は交通事故で死亡(ショックで自殺したと言われている)

地元の人からは、あの優しいお母さんを毒親だなんて……と言われたり、本を読めと言っただけで毒親なのか!?といろいろ言われます。
そして最後には結婚、出産済みの友人に、浅瀬で溺れるって騒いでるだけ、というようなことを言われ姑よりはずっとマシ。母とか娘とかバカじゃないの?というモノローグで終了です。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.8
(1pt)

海男日記

この話を読んで、弓香=悪人、理穂=善人という感想を持つかもしれないが、それは間違いだ。弓香は確かに悪い。しかし、その弓香の行動を見て見ぬふりをして取り返しのつかない事態の遠因となった理穂も悪だ。話の中では里穂が弓香を一方的に非難していたが、事態を止められなかった里穂にも責任はある。私はそんな理穂が嫌いだ。
全体的に、母子家庭や独身者が悪者になり、既婚者や子持ちが良い人になるといった、不愉快な話ばかりだった。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.7
(2pt)

毒母に育てられたアラフォーとしては・・・

表題の二部が読みたくて購入。ところが、まったくもって救いのない内容でした。

ぷるるんさんのレビューにもありましたが、理穂(ホーリーマザーの1人なのでしょう)の立ち位置がわかりにくく、支配的・依存的・過干渉などの親子関係で苦しむ者をよけいに落とすような内容。親に苦しめられた娘としては、一読して著者への激しい怒りに打ち震えました。

「アダルト・チャイルド」「毒親」など大々的に取り上げられたことで注目され、本人たちの苦しみが軽く受け止められてしまっているのかもしれません。実際真剣に向き合っている者たちは本当に苦しんでいます。「おまえだけが頼りよ」「おまえは無力だ(どこにも行くな)」「どうしてもっとできないんだ」「おまえのことは親の自分がいちばんわかっている(言う通りにしろ)」日々言い聞かされ自由を奪われ、そこには、自分自身の人生など存在しません。

そこからどうにか抜け出そうともがく弓香(『ポイズンドーター』)は、人として未熟だし欠点だらけではあるものの、真剣そのものです。呪縛から解放され、自分自身の人生を取り戻そうと必死に努力している。

一方、理穂(『ホーリーマザー』)は臭い物に蓋をするタイプ。こんなものよ、と開き直っている。世の中の理穂たちが毒親家庭の連鎖を生産し続ける元凶でしょう。だからこそもう一歩踏みこんだ作品にして欲しかった。臭い物に蓋をするのじゃ本当の幸せはつかめないよ。子どもたちも幸せにできないよ、と、毒親のことがわからない人たちの心にも一石を投じるような・・・

親子関係や人生について考えさせる作品にできないならば、このような重いテーマについて書くべきではなかった。そう思います。期待していただけに、大きな失望感だけが残りました。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.6
(2pt)

ゆみ

読みやすい作品ですが、一冊にした意味はわからないです。短編集ってイメージでした。
読む前は短編集でありながら世界観は繋がっていて最後に落ちが来るのかと思っていたので残念です。
作家さん的に現実感はあまり求めない方がいいのかもしれません。
人って多かれ少なかれ親に影響されて育つのを、大人になっても消化できてない。
もっと辛い人もいるのよ、もっと辛い人もいるのよって出してくる感じが何を書きたいのか不明。
当事者にとっての真実を他人からの真実で上書きしてる感じです。そこが何とも気持ち悪い。
視点を変える手法は好きですが、真実が押し付けがましい。
良くも悪くも女性の悪口立聞きしてちゃった感じの何とも言えない嫌な感じが残る作品。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.5
(1pt)

表紙にかなり目立つ「切れ込み」あり。

上部の題名の箇所に切れ込みが・・・。パット見すぐにわかるので、記載してあればよかった。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.4
(2pt)

さらっと読めるが、内容は薄い

キャラクター造詣が極端で、ちょっと毒の吐き方があからさますぎる気がしました。
ふつうっぽさの中にぞっとするような毒が一瞬チラリと見えるような表現のほうが
真の意味で「毒」を感じられます。
今回は「作り物感」が鼻についてしまい、あまりのめりこむことができませんでした。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.3
(1pt)

期待ハズレ

本の説明に「まさかの結末」とあり、ゾッとする恐怖感があるとのことで、読んでみたが、結末は予想できたし、特に恐怖感もなかった。
ラストにオチがないため、全体的にしまりのない印象を受けた。
ここはレビューを書く場なのに、皆さん、ご自身の身の上話をしていることに疑問に思った。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.2
(2pt)

毒親に苦しめられている人は読まないほうがいい

湊作品については、ある事件が起こり、登場人物たちが語る独白のような語りによって、
様々な真実が明らかになっていく流れが楽しみな作品だが、
今回の作品に限っては、最終話でがっかりしてしまった。
作者が、「ホーリーマザー」で理穂に語らせている内容が、いつもながらの「本人だけの身勝手な正論」
と受け取るには、物語の流れとして、どうしても楽しめないからだ。

「ポイズンドーター」の話を受けて、「ホーリーマザー」はあるが、
立場が違えば受け取り方はそれぞれだと読者が受け取るのには、理穂の立ち位置がわかりにくいため、
違う意味での不快感が残ることになる。
「ホーリーマザー」で語る理穂が「ポイズンドーター」の弓香よりも、
人間的に物事の本質を深く理解しており、大人として成長を遂げた人物のように
描かれているが、理穂のずるさが明確に浮き上がってこない分、読者としてはどう受け取ればいいのか戸惑うことになるからだ。

実際、理穂は自分の生きてきたちいさな世界だけで、自分が成長した人間だと認識しているし、
弓香を馬鹿にもしている。
また、週刊誌の記者に弓香のことを売ったにも関わらず、それについては隠そうとしている。
弓香が想像もしていなかったマリアの衝撃的な過去についても、父親がなぜ、中卒のマリアを採用したのかは、
考えないようにしている。
要するに、自分に都合の悪いこと、自分の周囲にいて、自分に優しくしてくれる人については、
(大人になった後、弓香の母親も含む)
「みんな本当はそんなに悪い人じゃない。」と考えることで、自分を守っているだけにみえる。
これは立場が違えば、見え方が違うのではなく、どう考えても理穂の生きていくうえでの
自分に都合のいい防衛本能のように感じる。

自分は笑いながら、弓香と話したかったなどと言っているが、
親子関係の悩みの解決時期など、理穂が決めることではないはず。
自分が結婚し、姑と同居し、母親になったからと言って、それがなんだというのだろうか。
作者は、毒親だと自分の親を安易に決めつけて、自分の人生がうまくいかないことへの
不満をまき散らしている人を非難しているのかもしれないが、

「毒親だと自分の親を言っていいのは、極論に値するような親を持った子供のみで、
それ以外は声をあげるべきではない。」

「沖で激しい波に飲みこまれて、息も絶え絶えに苦しんでいる人はいいが、
弓香は所詮、浅瀬でばしゃばしゃもがいているだけ。」

人の苦しみの基準は、その人にしかわからないものだし、弓香の母親が積み重ねてきたこと、
それによって弓香が苦しみ、追い詰められていたことも事実なはず。
このあたりの描写が、作者の偏った考え方によるものなのか、それともいつも通りの
身勝手に自分が正しいと思い込んでいる登場人物の意見なのかが、あまりに曖昧で力不足と思わざるをえない。

10年後には消えているだろう呼び名だ・・・・。

「毒親」という名前は消えるかもしれないが、どうせ、違う呼び名が出てくることだろう。

結局のところ、弓香と理穂は、それぞれが自分の気持ちの押し付け合いをしているだけで、
理穂が弓香よりも成長したとも思えない。
自分の立場が変わったから、母親を許し(たぶん)、娘からはたとえ一時的に毒親だと非難されようと、
いつの日か理解してもらえると思いたいだけなのだろうと思う。

そして、気の合わない姑と弓香の悪口を楽しむのだ。(笑)

もし、理穂の子供が息子で、理穂の父親に性格が似ていたら?
自分を守るために、さて、理穂はどんな「成長」を遂げるのか。
母親を苦しめた父親、中卒のマリアを雇った背景を考えないことにしている理由、
意外と娘よりも息子が可愛くなり、「やはり母親は毒親だったのだ。」などと
言い出すのかもしれない。(苦笑)

理穂の立ち位置が、力不足。
残念。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.1
(1pt)

内容が薄い

毒親をテーマに扱っているという著者の記事を元に初めて購入した。
弓香、理穂共に母親が境界性、依存性パーソナリティ障害の傾向にある内容であった。マリヤ同様弓香のケースも虐待に相当する行為だ。机を勝手に開けるなど。故に過干渉、過保護は同異議と以前聞いたことがある。どちらの母親も自尊心が低く、見捨てられ不安がある精神的に弱い人物。何かに依存することでしか存在意義を見出せないのであろう。

 ネット社会の影響か誰が悪いか徹底的に叩く傾向があるバッシング社会の昨今。人の問題に関心を持ち過ぎる過剰な情報社会がこのような弊害を生み出しているのではないだろか。人の悩みは比較出来ない。特に理穂の弓香に対する口調は自己満足にしか私には聞こえなかった。自分がいかにして上に立つかという点しか頭に無いのであろう。理穂は心の中で母親を許したとあるが、いつまでも共依存のまま何も学ばずに老い零れて行くのが哀れであった
 
 女性のマザコンについての視点は新しいが、私は今後著者の作品は読まないと即断した次第だ。毒親に関しての内容が著しく薄い。自立出来ない娘について記述したかったのだろうが、周囲の拒否反応を過度に気にしていてそこまで振り回される必要は無いと感じた。人は人。自分は自分。そう割り切って情報を流す習慣を身に付けなければ、きっと誰かを傷付けることになるだろう。それは今の日本では無理なことだとは理解してはいるのだが。

 海で溺れてどちらをという場面は溺れさせておけばいいのです。スピリチュアル的に申し上げると、向上心がある娘はその真逆の傾向にある母親と対立し易いということ。最終場面の理穂の記述がとにかく不快!買わなければ良かった。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947