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逮捕前夜 刑事課強行犯係
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逮捕前夜 刑事課強行犯係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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沢里裕二の脱力系警察小説「絶頂作戦」を読んだ後に、ふとハードボイルドが読みたくなった。そんなときは定番中の定番だが南英男に限る。この場合、西村京太郎とか赤川次郎にはならない。南英男か矢月秀作だ。 警察学校の女性実習生が「職場研修」にきたとたんに殺人事件が起きる。南英男らしい、スピーディな展開だ。この作家は、くどくどと説明しない。ずどんと本題に入ってきて、話がどんどん転がる。濱嘉之的な知識開陳はまったくない。(いや濱嘉之もいい。そっちを読みたい時もある)。南英男の、いい意味での粗さが読みたい時もある。で、殺された男は三年前にひき逃げを起こしていて、心身喪失で無罪となっていた。土曜ワイド並の定番設定。そして、実習生とコンビを組む町田署強行犯係半沢。もう、どこにである設定と展開なのだが、小気味よく話が進む。後出しの黒幕がどんどん出てくるのには、若干苦笑するが、さっと読めて楽しかった。 ちなみに本作は2006年の作品の復刻版。 | ||||
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