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ラスト・ウィンター・マーダー
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ラスト・ウィンター・マーダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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ぶっちゃけ黒幕の正体は読めなかった。 中盤以降(看護師が登場するとこ)で漸く「ん??もしかして……」となるけど、ジャズを襲う試練は想像以上に過酷で残酷。なのでビリーとの直接対決からの怒涛の展開は、作中の言葉を借りるとアドレナリンでっぱなしで大興奮。 裏切られ続けたジャズの心情を思うと痛々しいですが、そんな彼を心から愛し案じ続けたコニ―と、剽軽な軽口を絶やさず支え続けたハウイー、思慮深く分別ある周囲の大人たちの存在が救い。 一巻は田舎町ロボズノットが舞台の青春ミステリ、二巻はNY舞台のサスペンスだが、最終巻でまた青春ミステリの様相が濃くなった。 父親が全米1のシリアルキラーであり、殺人の英才教育を施されたという生い立ち自体は他に類を見ない特殊さだが、「父親を乗り越える息子の物語」だと思えば、少年の成長ものとしては普遍的なテーマである。 だがこの話は単純にビリーを悪者にして終わらない。 ジャズが見る二つの夢が根底で繋がっているとわかった時はぞくぞくした。 みにくいJの「みにくい」はなるほどそういう意味も含んでたのね!と、真相を知った後ならすとんと腑に落ちる。 それにしてもこんなにイカレた黒幕は久しぶり……。 物語の黒幕として登場する狂気的な人物は、数多のフィクションで腐るほど見てきたが、終盤ジャズと対峙した黒幕が語る内容とその思考回路は本当にグロテスク。 「ジャズの人生にはビリーしかいなかったわけじゃない。ほかにもいろんな人がいて、いろんなものがあった。テレビも映画も、本も。ほかの子も、ほかの家族も。学校も。たくさんの見本があったし、お手本もたくさんいた。史上最高にお馬鹿な白人少年と、地球一セクシーなガールフレンドもね」 コニ―のこの言葉と、ジャズが「共通する部分以上に、それぞれ違ってる部分が大事だ」と語るくだりには涙ぐんでしまった……。 育った環境が人を作る。 だが環境以上に人を作るのは、人の心だ。 ジャズの生い立ちは過酷だし、親に与えられたトラウマは一生涯消えないだろうが、タナ―やコニ―、ハウイーなど、彼のことを心底案じ、手をさしのべてくれる他者に恵まれているので未来は明るい。 ラストシーンはグッドエンディングかバッドエンディングか賛否両論分かれる。 それは読んだ人がそれぞれ判断すればいいことだが、私はよい終わり方だと思った(完全なハッピーエンドとは言いにくい蛾……) ジャズはあの人が死ぬその日まで、殺す選択はしないのだろうと確信した。 できることとすることは別である。 ましてや人が物じゃない、人は大事だと知ったジャズにとって、できることとしたいことには大いなる隔たりがある。 そしてもしジャズ自身が人は大事だと思えなくとも、ジャズを大事と、ジャスが大事だと思い続ける人々が近くにいる限り、彼は父親の二の舞にならないはずだ。 それに殺そうと思い続けるだけでシリアルキラーと同じと断定するなら、私達もシリアルキラー予備軍なのでは? ムカツク上司にうざい同僚や同級生、うるさい家族……私達の周囲にいる、大事だと思いたくても、そう思いにくい人たち。よっぽどの聖人を除いて一度もヒトを殺したいと思った事がない者は稀だし、「いつでも殺せるんだから今日は殺さないでおこう」と自分を宥めてやり過ごす普通の人たちが、世の中なんて多いことか。 そして彼らは間違ってもビリーのような狂人でも異常者でもない。 ジャズが愛おしく踏ん張り続ける、こちら側の人間である。その大前提を忘れ、ジャズの葛藤を切り捨てた時に、私たちは本当のソシオパスに堕ちてしまうのではないか? 余談だが、タイトルは現代の方が良かった。 現在のタイトルも哀愁漂うし悪くはないのだが、原題(「血の血」)のインパクトが強すぎた。 黒幕がクライマックスで放つせりふだが、この一言にシリーズ通してのテーマ「逃れ得ぬ宿業」が集約されていて、非常に印象深い。 | ||||
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シリーズ3冊出ていますが、上・中・下という感じですね。 てっきり1冊ずつ完結するのかと思ってたので慌てて残りの2冊も購入(笑) 久しぶりに一気に読ませられる本でした。 読後に特に深く心に残る物語…ということはなかったのですが、エンターテインメントとしては大満足の作品です。 | ||||
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いやぁ~、面白かった! その端正なプロットと納得いくエピソードは、三部作としてやるべきことは全部やっているのが素晴らしい! ジャズは17歳の高校生だが、誰よりも過酷な人生を送っていた。 父ビリーが100人以上殺したシリアルキラーだったのだ。 父は刑務所に収監されているが、そんな彼の周囲で後に〈ものまね師〉の名づけられる殺人鬼が犯行を繰り返していた。 殺人術を父から教え込まれたジャズは、その能力を使い、警察を出し抜き、殺人鬼を追う。 〈ものまね師〉は捕縛されたが、ビリーは脱走し、仲のいいカウンセリングのおばさんを殺されるハメに。 かなり陰惨な話だが、彼の相棒を名乗る血友病のハウイーとはいいコンビで、掛け合いは漫才のようで、ガールフレンドの黒人娘コニーとは境遇をめげず愛を深めていく。 だが、ニューヨークにてビリーの痕跡が見つかり、新たなシリアルキラー・ハット・ドッグ・キラーが跋扈する。 ジャズはニューヨークに向かい、ニューヨーク市警のフューズ刑事の制しも振り払い、捜査を続けるが、犯人に捕まり、撃たれる。 更に、故郷ロボズ・ノッヅでは、ハウイーがビリーの姉サマンサが共犯だと知り、絶体絶命。 又、コニーはよりにもよって、ビリーに捕まってしまう。 以上が「さよなら、シリアルキラー」と「殺人者たちの王」のあらすじだが、殺人鬼を父に持つ少年の孤独で、凄惨な推理譚というフォーマットを繰り返さず、二作めで転換し、見事三部作としての完成度を高めたのには拍手喝采である。 つまり独立して楽しめる1作めの後、2作めでやるべき前フリを全部やって、3作めは全編コレ、クライマックスで、絶体絶命を危機を乗り越えたレギュラーの若者三人が、辛くもその危機を脱出し、束の間に情報を整理して、ビリーとその姉を追い詰めるために、刑事2人をボコボコにして、ニューヨークを死に物狂いで脱出し、ビリーとその姉とのラストバトルの地に向かい、全ての謎が詰まったビリーの父の墓を暴き、殺すと因果から出られないのに父ビリーと殺し合いをし、なおかつ本格ミステリ真っ青の操り真犯人と更にラストバトルを繰り広げ、泣けるオチを付け、エピローグで更に余韻を残すという、約500頁! ともかく余分なシーンも台詞も一切なく、エンターテイメントの王道をゆく、頁めくる手が止まらない面白さであった。 2作めのラストで、こりゃ、どう収拾つけるんんだ!?と訝んだ私の危惧は実にバカバカしかったのだ。 本作、そのスプラッターな死体や殺人方法で、倦厭する方も多いと思う。 私じしん、ミステリは本格をいちばんに好むので、それ程好きなジャンルではないが、80年代後半に誕生し、90年代に蔓延したサイコ・ミステリというジャンルがあったじゃないですか。 最初は海外ミステリの邦訳から火が付き、ハリウッドでも邦画でも盛んに作られ、TVドラマでもシリアル・キラー花盛りになった時代があったのですが、本作はそういうサイコもののカウンターとして、私の世代で初めてノンを突き付けた作品として、巧い批評性を保持しつつ、娯楽作品として一級というスゴい荒業を仕掛けたのだと思います。 虐待されていたから彼(彼女)はサイコキラーになった、というミステリでいう動機を霧散してしまう装置が、このジャンルの発明でしたが、本作はえんえん父のように、殺人鬼になる恐怖を抱えたジャズの不安がいちばんの主題となります。 しかも単純な逃げである、実はビリーの子じゃなかった、という仮説も証拠を持って登場しますが、ジャズじしんが、血の問題でなく、殺人術を叩きこまれた自分は人殺し同然だとそういう安易な逃げ道を潰します。 では、どういう解決方法かは本書を読んでいただくとして、ラスボスとの決闘は、克亜樹の隠れた名作「まぼろし右幻」を思い出させるもので、サイコパスものの行き着く帰結として世界征服迄絡んできて、その根底にあるのは、あらゆるモダンホラーとサイコキラーものの根源である母性原理であるのはこの作者の慧眼を思わせます。 本格テイストあるサイコキラーもの+今どきの米国の高校生の青春を陰惨と孤独を描きながらポップに描く本三部作は最後に、青春から人生、個人から家族、そして国家に行き着くという筒井康隆の七瀬三部作を思わせます。 ともかく私は本作の面白さを語り、バリー・ライガという米国の同世代の新刊を待ち、本作が映像化(これはTVドラマ、2クールで観たい!)を信じています。 | ||||
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最終刊。エピローグがやや蛇足かもしれないですが、青少年向けとしては必要でしょうか。 シリアルキラーを追い詰めて行く終盤は、とっくに青少年ではない僕にもとても楽しめました。 | ||||
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本作はから始まる三部作の完結編だ。そのため前二作を読まなければまったく意味がない点、第1作は一応物語として完結しているのでそれだけ読むのもありだと思う。というのは、第二、三作は別のタイトルがついているが一つの作品の前篇、後篇となっており続けて読まないと意味がない点、以上の二点を理解したうえで二作目以降を読むかを読むべきだろう。 天才的な連続殺人鬼に育てられたシリアル・キラー・エリートが事件解決に挑むという設定は興味をそそられ、一作目はそれなりに読めるが、その後の二作は結末を含めクオリティがだいぶ落ちる。二作目トラップにかかり、やむなく完結篇までを読んでしまったが、快楽殺人という個人的な嗜好が本書のような広がりを見せることにはやや違和感がある。登場人物に共感できないのも相変わらずで、本書の主人公ともいえるビリー・デントのカリスマ性も尻つぼみ感が否めず、二作目以降を読む理由どうしてもあげられないのが残念だ。 | ||||
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極悪人の連続殺人犯を父に持つ少年ジャズとガールフレンドのコニーと親友ハウイーの若者三人が故郷の田舎町ロボズ・ノッドから大都会NYへと舞台を移しそして再びホーム・タウンに帰って決着の時を迎える青春シリアル・キラー・サスペンス・ミステリ3部作のいよいよ締め括りとなる待望の完結編です。初めに私がどうしても言っておきたいのは帯裏の「読者モニターの声」の中にある「二転三転どころか二十転も三十転もする展開は」とのコメントは事実に反してあまりにもオーバー過ぎるという点です。まあきっと強く感激した結果でしょうしお気持ちは十分理解できるのですが、やはり大袈裟でなく冷静に真実を書いて紹介すべきですので、私にはこのコメントを掲載した編集部様の方針にも問題があると思えますね。 殺人者によってトランクルームのユニットに閉じ込められ2つの死体と共に残されたジャズ、ニューヨークまで誘き出されて逃亡中の殺人鬼ビリーに捕まったコニー、そしてジャズの祖母を殺したかも知れないと悩むハウイーと三者三様に苦境に立つ若者達だったが、やがてそれぞれが自身の最善を尽して奮闘し最悪の試練を乗り越えて行くのだった。 ああ!本書を読み終えて完全な満足に至らない理由は、扱われる犯罪が個人同士の争いや遺恨に基づく物ではない誰でも良い楽しみの為の快楽殺人であり、世の中からカラス達を根絶するのは不可能だという事実が心に重くのしかかっているからなのですね。海外で頻発するテロ犯罪の報道が連日の如く絶えない現実と相まって遣り切れない気持ちで一杯になりますが、無理を言っても仕方ないですし多くを望まずにせめてこの物語の中である極悪人の連環が閉じた事を素直に喜ぶべきなのでしょうね。話を大きく広げ過ぎまして申し訳ありませんでしたが、本書のミステリとしての仕掛けはまずまず良かったと思います。この欺瞞トリックについては私には想定内の範囲で、何しろ著者があまりにも偏った結論に誘導する気配が濃厚でしたし、また大のミステリ・マニアとしましてはよく知らない人物を無条件で信用するのは厳に慎まねばと日頃から肝に命じておりますのでね。まあ過去の記述も全く無きに等しく曖昧模糊としていますので後からどうとでもなる訳で推理の裏づけは得られませんが、唯一ジャズが繰り返し見て来た夢に対する解釈には成る程ねと頷けましたね。さて、今回三人は部分的には協力し合いながらも、重要な場面では主人公のジャズが大事な役割を果たしたのですが、この三人の距離感にはある程度現代社会の若者の関係性を感じましたね。勿論小さな頃から鍛えられたジャズがシリアル・キラーに対するには適役で他の二人は足手まといになるだけなのでしょうが、でも一昔前のがむしゃらな友情や愛情といった必死な感情は今の時代に合わないのか割合にクールな面が感じられて我を忘れてぶつかり合うといった場面がないのは少し寂しかったですね。またジャズとコニーがすんなりと結ばれる展開にしないのも、どうも理性が勝ち過ぎて今は単純でなくとにかく考えて配慮する時代なのだなと思えて来ますね。さて、それでも私が本書で一番心に残った点は、ジャズが極悪人達と一騎打ちの死闘を繰り広げながら、ぎりぎりの危機に追い詰められる状況にあっても常に感情に押し流されずに自分をコントロールして目的を達したその強靭な精神力ですね。残念ながら多くの犠牲者達は理不尽にも運が悪かったというだけで無惨な死を遂げて最後まで浮かばれませんが、でも著者がきっとこの三部作で最も書きたかった部分であるに違いない無差別殺人犯と同じ下劣な品性にまで自らをおとしめる事無く正義を貫き通して立派に勝利した不運な息子ジャズのトラウマからの脱出の物語を読めた事が本書で得られた一番の収穫だったと言えるでしょうね。 | ||||
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3部作の最終巻であり、盛り上がりも非常に良かった。 この本を紹介してくれた方に感謝しています。正直、続きが読みたいと思える傑作です。 | ||||
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。高校生のジャスパー・デントを主人公とする三部作の完結編です。 今までに、100人以上を殺したシリアル・キラー、ビリー・デントを父に持つジャスパー。連続殺人事件の捜査に協力しながらも、自らの血の中に父親とおなじ血が流れていることに恐怖を抱いている…。 前作の最後で、ジャスパーと親友ハウイー、またガールフレンドのコニー、三人それぞれに絶体絶命のピンチになって終わっている。そのピンチを脱してからは、物語としては、ほとんど一本道で、父親ビリーとの対決まで話は進む。 物語もここまで来ると、あまり紆余曲折する余地は無くて、これはこれでしょうかないかと思います。青春小説としての赴きも、それほど強く出ていないが、それでも楽しめる一作となっています。 惜しむらくは、前作からしばらく時間が経っているのに、しかも、ジャスパー、コニー、ハウィー3人ともすごいピンチに陥ったのに、そこから普通に話を続けている点だ。今までの話を少し復習してくれないと、読んでる側は辛いなぁ。 | ||||
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主人公の友人たちが時折うっとおしく感じるが、そのおかげで続けざまに事件が起こるので飽きずに読める。 この3部作の肝はエピローグだと思う。 人によって、グッドエンドと捉えることもできるしバッドエンドと捉えることができると思う。 父に抗い続けた主人公は、最後に自分の力で「記念品」を手に入れてしまった。 それを毎日見に行っている主人公の行動はもうシリアルキラーと同じなんだなぁ。 エピローグ直前の主人公の「あの行動」が成功していたら、まだ人間でいられたんじゃないかとつくづく思う。 | ||||
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「親子シリアル・キラー」シリーズ三部作の完結編。前作の終り方が余りにも中途半端だったので、つい本作を手に採ってしまったが、期待を大きく下回る雑で凡庸な出来。本シリーズの意匠が、ジャズを主人公とした青春ミステリ(サスペンス)ではなく、父親のビリーを主人公とした殺人ゲームである事は前作までで明らかとなっていたが、最終作の本作が、このようにスリルもサスペンスもない安直な展開(特に青春ミステリ風の部分は邪魔)の上に、肝心なテーマをこれ程までに雑に扱っている点には呆れ果てた。 ジャズが抱える解決不能のジレンマ(あるいはビリーの狙い)が次の様である事は衆目一致であろう。 (1) ジャズはシリアル・キラーとなるべく育てられているが、自分が正常である事を信じて(望んで)いる。 (2) ビリーはジャズを自分を越えるシリアル・キラーとなるべく育てたが、その究極の目的はジャズに自分を殺させる事である。 (3) ビリーの連続殺人を食い止めるためには、ジャズは自分がビリーを殺すしかないと思い詰めるが、それではビリーの"思う壺"だし、その結果、ジャズが狂気に陥ったら、益々ビリーの"思う壺"。 このジレンマを作者は如何にして最終作の本作で解決するかだけが本作の見所だったが、読者の期待を見事なまでに裏切る粗雑かつ短兵急な処理なのである。こんな事なら、<ものまね師>、<みにくいJ>、<ハット・ドッグ・キラー>等を用意して三部作にする必然性は皆無であり、初めから親子対決にすれば良かったと思う。「オイディプス王」の物語に本シリーズをなぞらえている辺りも、実際の出来栄えに比べ、衒学的過ぎる。「親子シリアル・キラー」という着想は悪くないだけに、シリーズ全体として竜頭蛇尾の感が否めない点が惜しまれる。 | ||||
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