誰か Somebody

評判

誰か Somebodyの評価:

3.45/5点 レビュー 170件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全126件 81〜100 5/7ページ
No.46
(4pt)

一見凡庸な探偵役が魅力的。サスペンスフルじゃなさすぎなところもいい。

自転車にはねられ、梶田という男が死んだ。犯人は逃げ去る。
死んだ梶田は、大財閥・今多コンツェルンの会長の運転手だった。
梶田運転手の妻は既に他界していたが、32歳と22歳の娘たちが遺されてしまう。
結婚を目前にひかえた控えめな長女・聡美と、明るく奔放な次女・梨子。
姉妹は、大切な父の人生を、本として出版したいと言い出した。
それを知った今多会長は、姉妹が本を出すための相談相手として、
娘婿の杉村(35歳・この物語の主人公)を選ぶ。
杉村は、もともと小さな出版社で児童書の編集をしていたが、
今多会長の娘と結婚したことをきっかけに、コンツェルン内の
広報雑誌を作る部署に勤めるようになっていた。
そんな杉村が姉妹に会って話を聞くと、妹は早く本を出して
父をはねた犯人を見つけたいと意気込んでいるが、姉のほうは
ある理由からためらっている。姉妹の2人の温度差が気になる杉村は・・・
宮部みゆきの書き下ろしミステリーが文庫化、ということで
書店にずらーっと並んでおりました。一人一人の脇役までディテールを
丁寧に描きこむ宮部さんの書き方になじむまでは、かなり読んでいて
時間がかかるしエンジンがかからない感じでした。しかし
舅の偉大さに気後れもしつつ「負けないぞ!」と張り合う気持ちも
ある杉村、とか、明るいお嬢様がそのまま人妻になったような
その奥さん、とか、探偵役のキャラクターがだんだん立ってくると
ミステリーとしていい感じになってきます。うるさいほどの細かい描写が
効いてくるわけです。じわーっと。しかし、ストーリー自体は
梶田のひき逃げ事故のこと、梶田の過去のこと、性格の違う
姉妹のすれ違い、など、盛りだくさんな割りには薄味かな。
どちらかというと、謎がとけてすっきり系、ではなくて、
色々やりきれないことがあったけれど人生は続く、という感じの
ほろにが系エンディングです。
実際に犯罪を犯した人物よりイヤな登場人物が出てきた場面を読んで、
吉田修一の「悪人」を読んだときみたいに「本当の悪ってなんだろう」と
しばし考え込んでしまいました。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.45
(5pt)

人間の弱さが産む卑しさが哀しい

ほのぼのとした主人公が追う自転車事故で亡くなった運転手の過去。
大きな事件が起きるわけではない。
ものすごい悪人が出てくるわけでもない。
けれども読み終わった後に人の弱さが引き起こす出来事に
なんとも言えない後味の悪さを覚える。
人の弱さは「悪」よりよほど卑しく性質が悪い。
主人公が「いい人」だからこそ、「幸せ」だからこそ
巻き込まれた事件の卑しさに圧倒された。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.44
(4pt)

自分以外の誰かが必要なのだ

 財閥会長の運転手・梶田が、歩道で自転車に撥ねられて死亡した。
 撥ねた人物は逃げてしまい不明。
 犯人を見つけたい姉妹は、父の生涯を本にして犯人に名乗り出るよう仕向けたいと会長に相談をする。
 会長は娘婿である杉村にその本の編集を依頼し、杉村は取材をはじめるが、長女は「父にはの知らない過去があるのであまり調べないで欲しい」と相談をもちかける。
 死亡事故の謎と、梶尾の過去、そして姉妹の未来、について淡々と調査をして積み重ね解き明かされていく筋です。
 『わたしたちはみんなそうじゃないか?
自分で知っているだけでは足りない。
だから、人は一人では生きていけない。
どうしようもないほどに、自分以外の誰かが必要なのだ。』
 こんな分析をひとりでして、相手の話を聞き取ることに気を配ることができる魅力的な探偵役である杉村。
 心やさしい中年男性が主人公なので悲劇的な出来事にかかわらず、のどやかな雰囲気のあるお話になっています。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.43
(4pt)

ミステリーだけどミステリーっぽくない

宮部みゆきが、著書の言葉としてカバーに載せているが、曰く
人生に不足がない、あるいは、幸せな人生をおくっている探偵役というのは、ミステリーの世界ではなかなか珍しいような気がする―と、常々考えていました。
平凡でこれという取り得もなく、でも日常生活は安定していて、ほのぼのと幸せ。この作品はそういう人物が主人公です。
著者自身が述べているように、主人公自身にはこれといった特徴はなく、無害で平凡実直なだけが取り得というサラリーマンである。これがそもそもミステリーの主人公としては異色といえる。また、主人公がそういう感じであるため、ストーリーそのものも、決して劇的な展開はなく、ただただ、静かに進んでいく。かといって、安直なストーリー展開かといえばそうではない。話の内容自体は使い古されたものではあるが、見事な人物描写と、ありふれているからこそ、感情移入もしやすく、親しみやすい杉村三郎のキャラクターが、淡々と進んでいくストーリーを単調さから救ってくれている。宮部みゆきミステリーでは、だいたいにおいて、驚くような展開、結末が用意されているのが特徴であり、それがファンの心を捉えているが、この作品では良い意味でそれを見事に裏切ってくれる。
ただし、決してハッピーエンドでは終わらないので、どこかもやもやした気持ちを抱えてしまう事になるかもしれない。そんなところも、この作品の特徴といえば特徴であるともいえるが。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.42
(4pt)

日常を舞台にした推理小説だからこそ感じられる教訓。

 この本には日常を舞台にした推理小説だからこそ感じられる教訓がある。
 決して描かれているのは「模倣犯」のような大事件ではない。だからこそ現実味があるとも言える。
 読んでいて気持ちが揺さぶられるようなことはないが、題材が身近だからこそ感じられる教訓があると思う。その意味でこの本は良。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.41
(4pt)

シリーズ化したら面白いのでは?

久しぶりに「宮部みゆき」の作品を読みました。
今多コンツェルン会長、その個人的運転手だった梶田の死、年が離れ性格が違う被害者の娘 二人、主人公である今多コンツェルン会長の娘婿 杉村三郎。
なかなか面白い設定です。
梶田の隠された過去、二人の娘の確執、婚約者...。
事件は解決するのですが、後味が悪く読後の爽快感はありませんが、宮部みゆきらしく、手抜きなく書き上げています。
人に警戒感を与えない杉村三郎は名探偵になれるのではないでしょうか?
杉村三郎を主人公にシリーズ化したら面白そうです。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.40
(4pt)

人間性の真実を見事に描いている

 宮部さんの作品を初めて読みました。すばらしい作品でした。杉村三郎に対して読者が抱く不可避の羨望、やっかみを登場人物に毒々しく発散させるところはうまいなあと感心しましたし、この作品に漂うほのぼのとした悲哀をしっかり定着させた感がありました。この上なく幸せに見える人でもそれなりに悩みはあるんだという当たり前のことがよくわかって人間に対していとおしい気持ちになりました。読んで本当によかったと思います。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.39
(4pt)

良くも悪くも庶民派

文体やら演出やらが庶民的。
切れ味鋭い現代的なサスペンス、というのではないし、硬質な現代文学、というのでもない。しかし良いも悪いもこれは宮部みゆきさんの持ち味なのだろう。
自転車の危険な運転ぶりへの問題提起には共感。
人間を単線的ではなく複眼的に描いているところにも好感を持った。
作品名の「誰か」はいいのだが、Somebodyと続けるセンスには疑問符。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.38
(4pt)

最後がちょっと…

『名もなき毒』が面白かったので、こちらも読んでみました。
一気に読んでしまった、という点では同じですが、他の方も書かれていた通り、最後がちょっと…
「えっ、そんな終わり方なの?」
「そんなひどいこと言われて黙ってるの?」
と主人公の杉村さんと周囲の人物たちに、ちょっとイライラしてしまいました。
『名もなき毒』はどちらかと言えばスッキリ・ハッピーな終わり方で、同じようなエンディングを期待していただけにちょっと残念でした。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.37
(4pt)

私は好きですね、こう言う作品は。

私の場合間違えてこの作品の続編、詰まり「名もなき毒」から入ってしまったので皆さんの受ける印象とは多少異なる印象を受けたかも知れないので、このレビューを読む時はその点を留意して読んでください。尚、私自身「宮部みゆき」と言う人間のファンなので、その点もまた頭に残した上で読んで頂けると有り難い。
・文体
文体はかなり読み易いと思います、多少本を読む習慣の有る人間ならかなりすらすらと読み進められる部類ではないでしょうか。会話のテンポや表現も非常に上手く描けており、流石ベテランは違うな、といったところでしょうか。
・登場人物
そこまで引き立っている人物は居ません、と言うか、そこまで突飛な人間の出てくるお話では有りませんからね。只、「普通の人間」としての味はじわじわと出ています。言葉では表現出来かねますが、読んでいて普通に感情移入が出来ます、やはりこの辺りでも作者の力量が伺えます。
・物語
一見平凡ですが、その中に様々な人生の有り様が描かれています。逆タマに乗った一編集者、温室で育ったお嬢様、有名大学に通い遠距離恋愛に悩むアルバイトの女の子、小さい会社から財閥へと駆け上った老人、過去に重たい物を抱え賢明に家族を支えた運転手、過去の悲劇を想い未来へ歩むのを怖がる結婚前の女性、勝気で先ずは考えるよりも行動と良くも悪くもそうして生きてきた女の子。それぞれの人生に含む内容が有り、これだけの人々の人生を描いてるにも関らず内容薄だと感じさせない。絶賛!と言う訳では有りませんが、そこまで難解な作品でもないし、一度読んでおいても損は無い作品だと私は思います。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.36
(4pt)

若者たちのストレス発散の道具になっている『自転車』

この本の中で一番興味深いのは『自転車による』ひき逃げ事故を扱った点だと思う。
確かに新幹線も真っ青の猛スピードで他人のすぐ横を走り去ったり、
人ごみの細い隙間を、曲芸のようにくねくねとくぐり抜けるのはさぞ爽快な気分だろう。
やられた方はたまったものではないが。
この本を読んだ時に「そう、それは私もずっと危惧していたことだよ」と飛びついたのは私だけではないだろう、きっと。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.35
(5pt)

ドキリときたくだり

久しぶりに宮部みゆきを読んだ。
『義父の表情は語っていた。法に触れこそしないものの、私はもっともっと凄いことを何度もやってきたよ。裏切りも企みも、駆け引きも暗闘も、収奪も秘匿も。
人間はそういうものだ。必要に迫られれば何でもやるんだ。義父はひとかけらの文飾もなく、私にそう言っているのだ。問題は、それを背負っていかれるかどうかだけだ、と。』
こういう、人生というものの隠された断片に触れる文章にドキッとさせられる。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.34
(5pt)

雰囲気が好きです

「理由」「火車」のような宮部さんしか知らなかったけどこの作品もとってもいいです。主人公やその奥さんが人間的にとっても魅力的でこの作品の世界にどっぷりはまってしまいました。ミステリーではあるけれど、どこかほのぼのしていて内容の深さはさすがに宮部さんだと思います!!
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.33
(5pt)

宮部さんとは違うイメージ

宮部さんの「火車」「RPG」「クロスファイア」「理由」などが好きで、この本も読んでみました。読んでいる途中はいつものゾクゾクする感じがないなあと思っていたけれど、でもストーリーに引き込まれて一気に読んでしまいました。ミステリーの大作という一般的な宮部さんのイメージとは違うけれど主人公や主人公の奥さんの設定が好きで、読後とてもさわやかな気持ちになりました。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.32
(5pt)

重い

著者の言葉に「幸せな人生をおくっている探偵役」が「追いかける事件は、とてもささやかなものになりました」とあります。事件そのものがささやかであっても、そこに生身の人間が何人か関わっている以上、内容はどうにも重いものになっています。前半は「ふーん」くらいのノリで読んでいたのですが、後半俄然目が離せなくなりました。探偵役の主人公は、傍目にも何不自由ない裕福な身分。妻は一流財界人の娘。かわいい子にも恵まれている。でも、そこに安閑と乗っかっていられるほどの度胸はないし、自分なりに捨ててきたものもあれば痛みを感じていることもいっぱいある。人の痛みを他人事にできない心根も持っている。でも追いつめられた人はなぜか皆「あなたなんかには分からないでしょうよ、私の気持ちはね。私はこんなに傷ついてきたのに!」と、刃を向ける。自分は弱いんだという気持ちを武器にして。主人公は「自分はいつまで、何不自由ないことを責められなければならないのか」と心の底で泣いているでしょう。おそらく、生涯背負わなければならないのだ、と知っていても。ささやかな事件だったけど、登場人物が背負っていた来し方は、とびきり重かったです。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.31
(4pt)

新探偵登場かも?

 この作品では、今多コンツェルン会長の腹違いの娘婿、杉村三郎が会長の運転手だった梶田の死の原因を突き止めていく。犯人と被害者の娘たち。それぞれの心の葛藤がきめ細かく描かれています。でも、姉妹の心の中に潜んでいた本当の犯人は別のところに隠れていた。またしても宮部トリックにはまりました。 生活環境といい、職場のポジションといいこの杉村氏、探偵家業に向いているんじゃない?と思った僕は考え過ぎでしょうか。次の登場を期待しています。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.30
(4pt)

こういうのもアリ

登場人物のほとんどがじみ~な設定で話の展開も意外性がない。主人公は財界大物の孫と結婚してるから全くのパンピーじゃないけど、見所があれば閑職に置かれるわけ無いからやっぱり凡人なんだろう。そんなひどく言えばどうでもいい人たちのどうでもいい話なんかお金払って読みたく無かったって人は低い評価つけると思う。ここまで丹念にそれぞれの葛藤や事情や言い訳が描かれていても結局「つまんない話」。地味な人間が地味であることを思い知らされる残酷な小説です。こういう身も蓋もないこともきっちり書いてくれる作者は偉いと思う。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.29
(4pt)

こういうのもアリ

登場人物のほとんどがじみ~な設定で話の展開も意外性がない。主人公は財界大物の孫と結婚してるから全くのパンピーじゃないけど、見所があれば閑職に置かれるわけ無いからやっぱり凡人なんだろう。そんなひどく言えばどうでもいい人たちのどうでも話なんかお金払って読みたく無かったって人は低い評価つけると思う。ここまで丹念にそれぞれの葛藤や事情や言い訳が描かれていても結局「つまんない話」。地味な人間が地味であることを思い知らされる残酷な小説です。こういう身も蓋もないこともきっちり書いてくれる作者は偉いと思う。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.28
(5pt)

派手さはないが丁寧に作り込まれたミステリー

今多コンツェルンの会長の婿・杉村三郎は、会長の運転手・梶田の事故死の調査をすることになる。梶田は自分の車に轢かれて死亡しており、いまだに当て逃げした人物は捕まっていない。梶田の娘たちが、事故を風化させないため、父の伝記を作りたいと言ってきたのだ。伝記の製作に意欲的な妹梨子と反対に、姉聡美は父の過去を調査することにためらいをみせる。聡美は梨子が生まれる前の「色合いの違った」父の人生を知っており、4才に誘拐をされた記憶があるのだ。犯人の「お父さんが悪いんだ」という言葉が彼女の記憶に残り、過去をこじあけることで婚約者や妹にまで害悪が及ぶことをおそれる聡美だが・・・。登場人物の造型、作品のプロット、一文一文が作者らしく丁寧に作り込まれたミステリーである。しかし、「火車」や「模倣犯」でうけた衝撃をもとめる読者には、いささか物足りないかもしれない。他の作品と比べると十分星5つに値する作品で、楽しむことはできたが、作者の作品のなかでは必ずしもベストではないという印象を受けた。これからもどんどんミステリー作品を発表して頂きたい。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.27
(5pt)

派手さはないが作者らしい作品

登場人物の造型、作品のプロット、一文一文が作者らしく丁寧に作り込まれたミステリーである。しかし、「火車」や「模倣犯」でうけた衝撃をもとめる読者には、いささか物足りないかもしれない。他の作品と比べると十分星5つに値する作品で、楽しむことはできたが、作者の作品のなかでは必ずしもベストではないという印象を受けた。
誰か (5) (大活字文庫 (60)) Amazon書評・レビュー: 誰か (5) (大活字文庫 (60))より
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