(短編集)

ちんぷんかん

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評判

ちんぷんかんの評価:

4.35/5点 レビュー 31件。 B ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41〜52 3/3ページ
No.12
(5pt)

ますます加速!

シリーズ6作目、全体的に「せつなさ」が際立つ作品ばかりです。
若だんなは妖の血を引いているとは言え人間で、誰しも訪れる「死」はいつかは迎える。
しかし、長い年月を生きる妖達にとって「死」は人間ほど身近ではない。
限られた命が少しずつ消えて行くのを目の前で見ている若だんな。
それに対し、妖達が静かに、ある案を伝える様子は実に清閑。
読んでいる間、周りの音が聞こえなくなる程せつなく、静かな場面でした。
ですが、このシーンに「しゃばけ」シリーズの伝えたい部分が詰まっているように感じました。
毎回、器用に病にかかり、コミカルに描かれることの多いシーンがあってこそ、このシーンがより際立つものになり、心に突き刺さりました。

しゃばけシリーズはどこから読んでも大丈夫ですが、「はるがいくよ」を読むにあたっては、これまでの話を読んでからの方がより楽しめると思います。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.11
(5pt)

ますます加速!

シリーズ6作目、全体的に「せつなさ」が際立つ作品ばかりです。
若だんなは妖の血を引いているとは言え人間で、誰しも訪れる「死」はいつかは迎える。
しかし、長い年月を生きる妖達にとって「死」は人間ほど身近ではない。
限られた命が少しずつ消えて行くのを目の前で見ている若だんな。
それに対し、妖達が静かに、ある案を伝える様子は実に清閑。
読んでいる間、周りの音が聞こえなくなる程せつなく、静かな場面でした。
ですが、このシーンに「しゃばけ」シリーズの伝えたい部分が詰まっているように感じました。
毎回、器用に病にかかり、コミカルに描かれることの多いシーンがあってこそ、このシーンがより際立つものになり、心に突き刺さりました。

しゃばけシリーズはどこから読んでも大丈夫ですが、「はるがいくよ」を読むにあたっては、これまでの話を読んでからの方がより楽しめると思います。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260
No.10
(5pt)

「しゃばけ」シリーズ第六弾

1作目の「しゃばけ」から若だんなの病弱ぶりは変わらないけど、今回は三途の川まで行ってしまった!頼れる兄や達がいないけれど、若だんなはそこでも知恵を働かせ、鳴家たちを元の世界に戻そうと奔走します。生き返っても病弱は変わらず、そんな病弱な若だんなだけど、少しずつ大人になっていくのかな。この作品は短編ですが、1短編ごとに少しずつ時が動いているのを感じます。兄・松乃助の縁談話は数編にわったて続きますが、若だんなは素直に喜べません。出会いがあって別れがあり、特に最後の「はるがいくよ」では生と死、別れがくるということを知った若だんなに泣けます。
タイトルにもなった「ちんぷんかん」は、広徳寺の寛朝の弟子・秋英のお話。もちろん若だんなも登場しますが、この話では脇役といったところでしょうか。しかし妖も出てきて、秋英が妖と勝負をしたりと、ちゃんと「しゃばけ」シリーズのお話になっていて面白いです。
「今昔」では陰陽師が登場したり、「男ぶり」ではおっかさんの恋話が明かされたりと、今作も笑いあり、涙ありでどの話も面白いです。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.9
(5pt)

「しゃばけ」シリーズ第六弾

1作目の「しゃばけ」から若だんなの病弱ぶりは変わらないけど、今回は三途の川まで行ってしまった!頼れる兄や達がいないけれど、若だんなはそこでも知恵を働かせ、鳴家たちを元の世界に戻そうと奔走します。生き返っても病弱は変わらず、そんな病弱な若だんなだけど、少しずつ大人になっていくのかな。この作品は短編ですが、1短編ごとに少しずつ時が動いているのを感じます。兄・松乃助の縁談話は数編にわったて続きますが、若だんなは素直に喜べません。出会いがあって別れがあり、特に最後の「はるがいくよ」では生と死、別れがくるということを知った若だんなに泣けます。
タイトルにもなった「ちんぷんかん」は、広徳寺の寛朝の弟子・秋英のお話。もちろん若だんなも登場しますが、この話では脇役といったところでしょうか。しかし妖も出てきて、秋英が妖と勝負をしたりと、ちゃんと「しゃばけ」シリーズのお話になっていて面白いです。
「今昔」では陰陽師が登場したり、「男ぶり」ではおっかさんの恋話が明かされたりと、今作も笑いあり、涙ありでどの話も面白いです。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260
No.8
(4pt)

切ない

生と死に向かい合っている話題が多く、切ない感じです。

特に、小紅の話は切なかったです。
本編の流れにあるのではなく、付属でついているような話ですが、
生と死と、残すものと残されるものの気持ちがテーマで、
切ないお話です。
ちょっとホロっときました。
生の重みを、他の生き物と比べることはできないし、
他の生き物が長生きだからといって、それにあわせて不老長寿になりたいとも思わない。
人が、何かに「もっと生きてほしい」と思うのはエゴかもしれない。

共感できる部分もあり、考えさせられる部分もあり、泣ける部分もあり、
おすすめです。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.7
(4pt)

切ない

生と死に向かい合っている話題が多く、切ない感じです。 特に、小紅の話は切なかったです。 本編の流れにあるのではなく、付属でついているような話ですが、 生と死と、残すものと残されるものの気持ちがテーマで、 切ないお話です。 ちょっとホロっときました。 生の重みを、他の生き物と比べることはできないし、 他の生き物が長生きだからといって、それにあわせて不老長寿になりたいとも思わない。 人が、何かに「もっと生きてほしい」と思うのはエゴかもしれない。 共感できる部分もあり、考えさせられる部分もあり、泣ける部分もあり、 おすすめです。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260
No.6
(4pt)

成長する若旦那

レギュラーのキャラクターも増え、「しゃばけ」ワールドもどんどん
広がってきた。なかでも、「妖(あやかし)」の血をひく病弱だけれど優しくて
聡明な若旦那はとても魅力的。素直に共感できて、じんわりと
暖かい気持ちになれる。
一方で、このシリーズでは、いつものシチュエーションの中に若旦那の成長が
しっかりと描かれていて、切ない気持ちにもさせられる。
今後のシリーズの展開が楽しみな一作だと思う。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.5
(4pt)

成長する若旦那

レギュラーのキャラクターも増え、「しゃばけ」ワールドもどんどん 広がってきた。 なかでも、「妖(あやかし)」の血をひく病弱だけれど優しくて 聡明な若旦那はとても魅力的。 素直に共感できて、じんわりと 暖かい気持ちになれる。 一方で、このシリーズでは、いつものシチュエーションの中に若旦那の成長が しっかりと描かれていて、切ない気持ちにもさせられる。 今後のシリーズの展開が楽しみな一作だと思う。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260
No.4
(5pt)

佳作

「しゃばけ」シリーズ6作目となる本作品。シリーズ共通の長所として随所に若旦那や妖達の生い立ち・エピソードが散りばめられ、初めての読者も容易に「しゃばけ」の世界へ入って行けます。また本作は表題「ちんぷんかん」を含む短編集の構成になっているので、時間が無い方にもお薦めと思います。
今回の若旦那はこれまでに輪をかけて病弱ですが、死にかけている(死んでいる?)時さえ、他人をいたわる優しさを忘れません。また「ちんぷんかん」では妖との算術合戦もあり、シリーズファンも飽きさせない内容です。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.3
(5pt)

佳作

「しゃばけ」シリーズ6作目となる本作品。 シリーズ共通の長所として随所に若旦那や妖達の生い立ち・エピソードが散りばめられ、初めての読者も容易に「しゃばけ」の世界へ入って行けます。 また本作は表題「ちんぷんかん」を含む短編集の構成になっているので、時間が無い方にもお薦めと思います。 今回の若旦那はこれまでに輪をかけて病弱ですが、死にかけている(死んでいる?)時さえ、他人をいたわる優しさを忘れません。 また「ちんぷんかん」では妖との算術合戦もあり、シリーズファンも飽きさせない内容です。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260
No.2
(4pt)

のんびりゆったり読んで欲しい

「しゃばけ」シリーズのファンですので、この本が出てすぐ購入しものすごく期待して一気に読みました・・・・そのとき感じたのは「こんなものか」だったのです。
そして何ヶ月が過ぎた今日、ふと再読してみたらこれが・・・・・「おもしろかった」のです。
そうそう、この作家の本には「焦り」や「過剰な期待」を持って挑んではいけないのでした。
一太郎のようにいつも平常心で、のんびりゆったりした気分でこの本を読みますと「なんだか、いいなぁ・・・おもしろい」としみじみ感じられるのです。
お江戸のど真ん中の物語でありながら、ちっとも「粋」や「勢い」が出てこないこの小説は、主人公一太郎の気質と同様、穏やかにゆっくりゆっくり読んでこそ、その真価がわかるのだと思います。
私は家の座敷で横になって読みました。
ほんわかと気持ちのいい読書ができて、じわじわ幸せでした。
ちんぷんかん Amazon書評・レビュー: ちんぷんかんより
4104507075
No.1
(4pt)

のんびりゆったり読んで欲しい

「しゃばけ」シリーズのファンですので、この本が出てすぐ購入しものすごく期待して一気に読みました・・・・そのとき感じたのは「こんなものか」だったのです。
そして何ヶ月が過ぎた今日、ふと再読してみたらこれが・・・・・「おもしろかった」のです。
そうそう、この作家の本には「焦り」や「過剰な期待」を持って挑んではいけないのでした。
一太郎のようにいつも平常心で、のんびりゆったりした気分でこの本を読みますと「なんだか、いいなぁ・・・おもしろい」としみじみ感じられるのです。
お江戸のど真ん中の物語でありながら、ちっとも「粋」や「勢い」が出てこないこの小説は、主人公一太郎の気質と同様、穏やかにゆっくりゆっくり読んでこそ、その真価がわかるのだと思います。
私は家の座敷で横になって読みました。
ほんわかと気持ちのいい読書ができて、じわじわ幸せでした。
ちんぷんかん (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ちんぷんかん (新潮文庫)より
4101461260