名もなき毒

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

名もなき毒の評価:

3.82/5点 レビュー 191件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全217件 121〜140 7/11ページ
No.97
(5pt)

解説は杉江松恋

表紙がドリトル先生のようで馴染みやすかった。社会的な欲がないという点で、主人公はドリトル先生のようかもしれない。名もなき毒とは、最初ハウスシック症候群として登場し、土壌汚染として登場し、最後は人間によるいじめとして登場する。p210「自分の学生時代を思い出してみて、そういえば学校で、「感想」を書けと言われる機会はいくらでもあったが、「何が起こったかを書け」と指導された経験はないと気づいた。そういう作文教育の方針は、未だに変わっていないらしい。」解説は杉江松恋
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.96
(5pt)

解説は杉江松恋

表紙がドリトル先生のようで馴染みやすかった。社会的な欲がないという点で、主人公はドリトル先生のようかもしれない。名もなき毒とは、最初ハウスシック症候群として登場し、土壌汚染として登場し、最後は人間によるいじめとして登場する。p210「自分の学生時代を思い出してみて、そういえば学校で、「感想」を書けと言われる機会はいくらでもあったが、「何が起こったかを書け」と指導された経験はないと気づいた。そういう作文教育の方針は、未だに変わっていないらしい。」解説は杉江松恋
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.95
(5pt)

解説は杉江松恋

表紙がドリトル先生のようで馴染みやすかった。社会的な欲がないという点で、主人公はドリトル先生のようかもしれない。名もなき毒とは、最初ハウスシック症候群として登場し、土壌汚染として登場し、最後は人間によるいじめとして登場する。p210「自分の学生時代を思い出してみて、そういえば学校で、「感想」を書けと言われる機会はいくらでもあったが、「何が起こったかを書け」と指導された経験はないと気づいた。そういう作文教育の方針は、未だに変わっていないらしい。」解説は杉江松恋
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093
No.94
(4pt)

作者の社会への怨念が聞こえてくる

夜の中で潜んでいる毒、にじみ出ている毒、社会のために出てきた毒なのか、はたまた個人が内在させる毒なのか。この作品では、前作「誰か」で主人公になった杉村三郎が出会った二つの毒を核に物語が進んでいく。一つは自分達の編集部に入ってきたアルバイト女性原田いずみのだんだんエスカレートしていく毒の含んだ言動。やがて彼女の毒は以前家庭崩壊を招くほどのものであったことが判明していく。そしてもう一つは毒を使った無差別殺人。後者では、生まれてから一度も幸せに目にあったことのない青年外立君が核となる。彼は結局、寝たきりのお婆ちゃんを楽にさせようとネットで買った毒をウーロン茶の注入したたために無差別殺人を犯すことになる。前述の原田いずみの毒はある意味もっと強烈で御しがたい。何の罪もない兄のフイアンセをその嘘で死に追い込んでも全く反省の姿勢はない。全身が毒に浸っているといってもいいくらいだ。一方、外立君の場合は、社会の毒によって不幸の限界まで追いやられて、ほんの一瞬に魔がさしたことでこの毒を社会に返そうと思って犯した犯罪であった。このような毒はどのようにして出てきたのか。
作者のなんともしがたいこの社会への怨念が聞こえてきそうな作品だ。
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.93
(4pt)

作者の社会への怨念が聞こえてくる

夜の中で潜んでいる毒、にじみ出ている毒、社会のために出てきた毒なのか、はたまた個人が内在させる毒なのか。この作品では、前作「誰か」で主人公になった杉村三郎が出会った二つの毒を核に物語が進んでいく。一つは自分達の編集部に入ってきたアルバイト女性原田いずみのだんだんエスカレートしていく毒の含んだ言動。やがて彼女の毒は以前家庭崩壊を招くほどのものであったことが判明していく。そしてもう一つは毒を使った無差別殺人。後者では、生まれてから一度も幸せに目にあったことのない青年外立君が核となる。彼は結局、寝たきりのお婆ちゃんを楽にさせようとネットで買った毒をウーロン茶の注入したたために無差別殺人を犯すことになる。前述の原田いずみの毒はある意味もっと強烈で御しがたい。何の罪もない兄のフイアンセをその嘘で死に追い込んでも全く反省の姿勢はない。全身が毒に浸っているといってもいいくらいだ。一方、外立君の場合は、社会の毒によって不幸の限界まで追いやられて、ほんの一瞬に魔がさしたことでこの毒を社会に返そうと思って犯した犯罪であった。このような毒はどのようにして出てきたのか。
作者のなんともしがたいこの社会への怨念が聞こえてきそうな作品だ。
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.92
(4pt)

作者の社会への怨念が聞こえてくる

夜の中で潜んでいる毒、にじみ出ている毒、社会のために出てきた毒なのか、はたまた個人が内在させる毒なのか。この作品では、前作「誰か」で主人公になった杉村三郎が出会った二つの毒を核に物語が進んでいく。一つは自分達の編集部に入ってきたアルバイト女性原田いずみのだんだんエスカレートしていく毒の含んだ言動。やがて彼女の毒は以前家庭崩壊を招くほどのものであったことが判明していく。そしてもう一つは毒を使った無差別殺人。後者では、生まれてから一度も幸せに目にあったことのない青年外立君が核となる。彼は結局、寝たきりのお婆ちゃんを楽にさせようとネットで買った毒をウーロン茶の注入したたために無差別殺人を犯すことになる。前述の原田いずみの毒はある意味もっと強烈で御しがたい。何の罪もない兄のフイアンセをその嘘で死に追い込んでも全く反省の姿勢はない。全身が毒に浸っているといってもいいくらいだ。一方、外立君の場合は、社会の毒によって不幸の限界まで追いやられて、ほんの一瞬に魔がさしたことでこの毒を社会に返そうと思って犯した犯罪であった。このような毒はどのようにして出てきたのか。
作者のなんともしがたいこの社会への怨念が聞こえてきそうな作品だ。
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093
No.91
(4pt)

間違いなく面白い

日常にちりばめられた“毒”。それを赤裸々に描くのではなく、徐々に浮かび上がらせていく宮部女史の筆力は、やはりすごい。自分自身の生活の中で普通に起こりうることが、大きな恐怖感を持って迫ってきます。

そしてその“毒”が、杉村自身やその妻までも侵していくラスト。次作は一体どうなってしまうのだろうと、思わずにいられません。個人的には杉村夫妻には幸せであってほしいと思うのですが、なかなかそうはいかないのでしょうね。

大変面白かったのですが、杉村夫妻の設定がリアル感に欠ける点、マイナス1しました。
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.90
(4pt)

間違いなく面白い

日常にちりばめられた“毒”。それを赤裸々に描くのではなく、徐々に浮かび上がらせていく宮部女史の筆力は、やはりすごい。自分自身の生活の中で普通に起こりうることが、大きな恐怖感を持って迫ってきます。

そしてその“毒”が、杉村自身やその妻までも侵していくラスト。次作は一体どうなってしまうのだろうと、思わずにいられません。個人的には杉村夫妻には幸せであってほしいと思うのですが、なかなかそうはいかないのでしょうね。

大変面白かったのですが、杉村夫妻の設定がリアル感に欠ける点、マイナス1しました。
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.89
(4pt)

間違いなく面白い

日常にちりばめられた“毒”。それを赤裸々に描くのではなく、徐々に浮かび上がらせていく宮部女史の筆力は、やはりすごい。自分自身の生活の中で普通に起こりうることが、大きな恐怖感を持って迫ってきます。

そしてその“毒”が、杉村自身やその妻までも侵していくラスト。次作は一体どうなってしまうのだろうと、思わずにいられません。個人的には杉村夫妻には幸せであってほしいと思うのですが、なかなかそうはいかないのでしょうね。

大変面白かったのですが、杉村夫妻の設定がリアル感に欠ける点、マイナス1しました。
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093
No.88
(5pt)

宮部さん、楽しませてもらってます

これで3冊目となる宮部みゆきさんの作品です。トラブルメーカーの原田の恐ろしい行動に気が抜けず、おっとりとした杉村に安らぎと苛立ちを感じつつ読み進みました。日常に潜む毒があらわになったら・・・こんなことが背中合わせにあるのでは?などと思いながら読んでいました。宮部さんの作品ににはそんな風によくある日常のそう遠くないミステリーゾーンへ連れて行ってくれるのです。
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.87
(5pt)

宮部さん、楽しませてもらってます

これで3冊目となる宮部みゆきさんの作品です。トラブルメーカーの原田の恐ろしい行動に気が抜けず、おっとりとした杉村に安らぎと苛立ちを感じつつ読み進みました。日常に潜む毒があらわになったら・・・こんなことが背中合わせにあるのでは?などと思いながら読んでいました。宮部さんの作品ににはそんな風によくある日常のそう遠くないミステリーゾーンへ連れて行ってくれるのです。
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.86
(5pt)

宮部さん、楽しませてもらってます

これで3冊目となる宮部みゆきさんの作品です。トラブルメーカーの原田の恐ろしい行動に気が抜けず、おっとりとした杉村に安らぎと苛立ちを感じつつ読み進みました。日常に潜む毒があらわになったら・・・こんなことが背中合わせにあるのでは?などと思いながら読んでいました。宮部さんの作品ににはそんな風によくある日常のそう遠くないミステリーゾーンへ連れて行ってくれるのです。
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093
No.85
(4pt)

名もなき毒

個人読書履歴。一般文学通算380作品目の読書完。2012/06/06
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.84
(4pt)

名もなき毒

個人読書履歴。一般文学通算380作品目の読書完。2012/06/06
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.83
(4pt)

名もなき毒

個人読書履歴。一般文学通算380作品目の読書完。2012/06/06
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093
No.82
(5pt)

リトマス試験紙

主人公の純真さ、素直さ、正直さと、他の登場人物の言動の受け止め方など、
読んでいる自分自身とのの感じ方との差こそが自分の中の「毒」を感じさせる
なんともいえない読後感でした。疑わずにはいられない。
宮部さん、うまい。次作で答え合わせできますか?
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.81
(5pt)

リトマス試験紙

主人公の純真さ、素直さ、正直さと、他の登場人物の言動の受け止め方など、
読んでいる自分自身とのの感じ方との差こそが自分の中の「毒」を感じさせる
なんともいえない読後感でした。疑わずにはいられない。
宮部さん、うまい。次作で答え合わせできますか?
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.80
(4pt)

各キャラクターも生き生き動いているように思えました

連続無差別殺人事件?を予感させるかたちで物語は始まります。
と言っても本当に無差別殺人事件ではあまり推理小説にはなりませんが・・・。

タイトルにあるように、毒というのが本書のテーマになっています。
青酸カリ、原田いずみの中にあった異常な行動、その根っこにあるひとりよがりな怒り。

本書内では原田いずみの異常性が目立ってしまって、かなり印象に残ります。
真犯人が正常すぎて何だか目立たない。(そういう設定なのだろうけど)

物語全体の感想としては前作である「誰か」よりも世界観が充実している印象。
各キャラクターも生き生き動いているように思えました。
(特に主人公の職場の同僚たち)
それは登場する機会が増えたからなのでしょうけど。

前作同様、現代小説且つ長さも適度なのでその点も良いと思えました。
名もなき毒 Amazon書評・レビュー: 名もなき毒より
4344012143
No.79
(4pt)

各キャラクターも生き生き動いているように思えました

連続無差別殺人事件?を予感させるかたちで物語は始まります。
と言っても本当に無差別殺人事件ではあまり推理小説にはなりませんが・・・。

タイトルにあるように、毒というのが本書のテーマになっています。
青酸カリ、原田いずみの中にあった異常な行動、その根っこにあるひとりよがりな怒り。

本書内では原田いずみの異常性が目立ってしまって、かなり印象に残ります。
真犯人が正常すぎて何だか目立たない。(そういう設定なのだろうけど)

物語全体の感想としては前作である「誰か」よりも世界観が充実している印象。
各キャラクターも生き生き動いているように思えました。
(特に主人公の職場の同僚たち)
それは登場する機会が増えたからなのでしょうけど。

前作同様、現代小説且つ長さも適度なのでその点も良いと思えました。
名もなき毒 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (カッパ・ノベルス)より
4334076831
No.78
(5pt)

宮部みゆきのすばらしさを再認識しました。

この作品は、「誰か」の続編です。
誰かの事件から一年後の作品だけど、主人公が、特別な人間ではなく、どこにでもいる、人物だということです。
それがこの作品を非常に魅力的に仕上げていると思います。普通の人が、普通に生活しているときに出くわすような。
殺人事件なんてそうそう、普通の人が出くわしたりしないけれど、でもここに登場する人物たちはけっして特別な人間ではなくて、こういう人いるなぁっと思わせる人々たちなのです。
この作品の根底にあるのは、「怒り」です。格差社会に対して、平凡であることに対して、人は様々な嫉妬やゆがんだ感情をもっているのだと思います。それを行動にあらわしてしまう人がいる・・・。
でも世間の事件も、多かれ少なかれ、いつ自分に降りかかってもおかしくないような、そういうものが連日、報道されています。
でも宮部みゆきの作品の共通点は、かならず、最後に希望を用意していてくれることだと思います。
テーマは重いです、ときどき、苦しくなります。でも読後感は悪くないです。
そういうところがおすすめです。
名もなき毒 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 名もなき毒 (文春文庫)より
4167549093