(短編集)

これはペンです

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評判

これはペンですの評価:

3.43/5点 レビュー 21件。 C ランク

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平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(4pt)

この本のジャンルは・・・、ペン?

この本は2作品で構成された作品で、1つめは「よく読むと意味の無い文章を自動で生成する装置」を開発した叔父とその姪との文通の話。2つめは無限の記憶力を持つ父と子の話。1つめは「よく読むと意味の無い文章を自動で生成する装置」を使って書かれたんじゃない?とも思わせる作品で、白い世界に閉じこめられた様な不思議な感覚を味わえた。2つめは、ふむふむなるほどという感想と、1つめと違い彩りある現実の舞台へ降りている感覚があった。疑問なのは、この話って装置を作った叔父とその父親の話なの?ってこと。だって2つの話を1冊にまとめてる訳だし。どうなんだろう。全体的な感想は、2つの話が合わさって、なんか鼻が通る感じを味わえて、素直な小説ではないけど、登場している人達が純粋で好感が持てる作品でしたよ。という感想です。星4つなのは、1つめの作品がスッキリしない点。でもそのスッキリしないのは、やっぱり装置で書かれた作品って設定だから?いや、でも・・・という堂々巡りをさせられて、そんな思考から抜け出せない。そんな風になりたい人にはお勧めかな〜。あと、この感想文は、驚くことにその装置を使って書かれていません!あしからず。
これはペンです (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: これはペンです (新潮文庫)より
410125771X
No.5
(4pt)

この本のジャンルは・・・、ペン?

この本は2作品で構成された作品で、1つめは「よく読むと意味の無い文章を自動で生成する装置」を開発した叔父とその姪との文通の話。2つめは無限の記憶力を持つ父と子の話。1つめは「よく読むと意味の無い文章を自動で生成する装置」を使って書かれたんじゃない?とも思わせる作品で、白い世界に閉じこめられた様な不思議な感覚を味わえた。2つめは、ふむふむなるほどという感想と、1つめと違い彩りある現実の舞台へ降りている感覚があった。疑問なのは、この話って装置を作った叔父とその父親の話なの?ってこと。だって2つの話を1冊にまとめてる訳だし。どうなんだろう。全体的な感想は、2つの話が合わさって、なんか鼻が通る感じを味わえて、素直な小説ではないけど、登場している人達が純粋で好感が持てる作品でしたよ。という感想です。星4つなのは、1つめの作品がスッキリしない点。でもそのスッキリしないのは、やっぱり装置で書かれた作品って設定だから?いや、でも・・・という堂々巡りをさせられて、そんな思考から抜け出せない。そんな風になりたい人にはお勧めかな〜。あと、この感想文は、驚くことにその装置を使って書かれていません!あしからず。
これはペンです Amazon書評・レビュー: これはペンですより
4103311614
No.4
(4pt)

表題作より「良い夜を持っている」のほうがいいな!

名前は前から知っていたし、本も気になっていた著者の、
僕にとって初めての読書でした。
SFはそんなに読み込んでないけど、読みなれてないわけでもなく、
物理や数理は不案内でも小説として楽しむにはマストではないはず
とおもって買いました。

基本的にはすっごく頭のよい小説で、書いてあることを理解するのにも
それなりの苦労がいる感じの、嫌いじゃないタイプですが、
文章の自動生成を発明した叔父とのやり取りをめぐる「これはペンです」
はちょっと面白味がわからなかった(不明を恥じるべきなのかどうか
わかりませんが。)

でも、二つ目の「良い夜を持っている」は写真記憶をする父を描いて、
文章もやわらかくはないけれど、よくとがったシャーペンみたいな、
気持ち良さがあって大好きでした。
中身的にもこっちのほうが温かみがあって、テーマや筋がわかりやすい感じ。

読み終わってみると、どっちもどうしてかわからないけど、程よい距離感の
肉親の情みたいなものが残響的に残ってすごくいいんですけど、
表題作がもうちょっと読み物として面白いとよかったな、と思って
★4つです。
これはペンです (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: これはペンです (新潮文庫)より
410125771X
No.3
(4pt)

表題作より「良い夜を持っている」のほうがいいな!

名前は前から知っていたし、本も気になっていた著者の、
僕にとって初めての読書でした。
SFはそんなに読み込んでないけど、読みなれてないわけでもなく、
物理や数理は不案内でも小説として楽しむにはマストではないはず
とおもって買いました。

基本的にはすっごく頭のよい小説で、書いてあることを理解するのにも
それなりの苦労がいる感じの、嫌いじゃないタイプですが、
文章の自動生成を発明した叔父とのやり取りをめぐる「これはペンです」
はちょっと面白味がわからなかった(不明を恥じるべきなのかどうか
わかりませんが。)

でも、二つ目の「良い夜を持っている」は写真記憶をする父を描いて、
文章もやわらかくはないけれど、よくとがったシャーペンみたいな、
気持ち良さがあって大好きでした。
中身的にもこっちのほうが温かみがあって、テーマや筋がわかりやすい感じ。

読み終わってみると、どっちもどうしてかわからないけど、程よい距離感の
肉親の情みたいなものが残響的に残ってすごくいいんですけど、
表題作がもうちょっと読み物として面白いとよかったな、と思って
★4つです。
これはペンです Amazon書評・レビュー: これはペンですより
4103311614
No.2
(5pt)

豊かな時間

円城塔氏の作品は、大部分が物理学と数学によって構成される。この著作も同じ。その分野に疎い私には、述語の意味が全く分からない。それでも世界観は、何となく楽しめる。では、あらすじを説明しろといわれて、はたと困る。残ったものが表現できない。では、読書の意味はなかったのか?そうではないと思う。「なにも読まないこと」と「なにも無いことを書くことを読むこと」(スタニスタフ・レム)は全く違う。円城氏の作品は、後者である。そのような時間を生活から割けることが、豊かさなのだろう。
これはペンです (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: これはペンです (新潮文庫)より
410125771X
No.1
(5pt)

豊かな時間

円城塔氏の作品は、大部分が物理学と数学によって構成される。 この著作も同じ。 その分野に疎い私には、述語の意味が全く分からない。 それでも世界観は、何となく楽しめる。 では、あらすじを説明しろといわれて、はたと困る。 残ったものが表現できない。 では、読書の意味はなかったのか?そうではないと思う。 「なにも読まないこと」と「なにも無いことを書くことを読むこと」(スタニスタフ・レム)は全く違う。 円城氏の作品は、後者である。 そのような時間を生活から割けることが、豊かさなのだろう。
これはペンです Amazon書評・レビュー: これはペンですより
4103311614