つまをめとらば

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評判

つまをめとらばの評価:

4.27/5点 レビュー 49件。 C ランク

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平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(5pt)

男女の仲は不思議で難しい

良い本です。 直木賞をとって欲しい。 先の「鬼はもとより」では藩の財政を立て直す武士の厳しい世界でしたが、今回は江戸時代の武士と女房(または女)との凛とした関係が感じられます。 太平の世となれば武士は合戦での死はありませんが、生きる目標が必要です。 短い人生を生き抜くには、女にも覚悟があります。 今の時代にはない夫婦の間合いが良いですね。 六編の短編はどれも味があってお勧めです。 たぶん若い人には向かないですが、人生を闘ってきたシニアには何か共感いただけるのでは。 『つゆかせぎ』の女性の母性にには感服しました。
つまをめとらば Amazon書評・レビュー: つまをめとらばより
4163902929
No.2
(4pt)

男性から見た女性の不可解さが描かれている?

非常に読みやすい短編集です。簡潔で気持ちよく読み進められました。
内容は恋い焦がれた女を妻にした男が裏切られ(?)、その様が友人の視点から描かれる話や様々な別れを繰り返した中年男と独身男の女性にまつわる話などの短編集といった趣。

様々な女性が現れるのですが、それぞれの行動にスポットはあてられず、それが逆に男性から見た女性の行動の不可解さや理解しがたさといった畏れを浮き彫りにしていると感じました。
女性の事情や事件の経緯はほとんど説明されないため、女性読者からは納得できない部分があるかもしれません。
総じて男から見た女性への不安や不可解さ、そして男の妙な達観と寂しさが表現されているような気がしました。
つまをめとらば Amazon書評・レビュー: つまをめとらばより
4163902929
No.1
(4pt)

小説のうまさはすばらしいが

一読して、非常にうまい書き手であると思いました。
簡潔な文で、すいすいと読ませ、江戸情緒を感じさせてくれます。
真偽はわかりませんが、江戸時代のことがらについて、リアリティを持って折りこまれています。

では、なぜ星が5つではなく、4つかと言うと、個人的な好みの問題になります。
本書の短編のいくつかで、女の強さ、しぶとさ、嫌な面が描かれています。
著者にしてみれば、
「どうだ、現実に、こんな女、いるだろう?」
ということなのかもしれません。
でも、私個人としては、現実の世界で、女の嫌な面を見ているからこそ、小説のなかでは、ファンタジーの女を読みたい、と思うのです。
それは理想化された、男にとって都合のよい女でしかないのかもしれませんが。

なにはともあれ、時代小説のファンならば、一度読んでみて損のない本であることは確かです。
個人的な好みで言えば、最後からふたつめの「逢対」がお勧めです。
つまをめとらば Amazon書評・レビュー: つまをめとらばより
4163902929