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カエルの楽園
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カエルの楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 21~40 2/7ページ
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「1984」と読み比べて一目瞭然。寓話としての魅力の乏しさ、稚拙さがひどい。他者への憎しみで商売する卑しさ。もっと普通の小説を書けばこの著者はそれなりの物を書けると思うのだが、こういう商法で儲けるのは残念。 | ||||
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高評価なので、ざっと読んでみた。日本の平和憲法を否定するために作られた童話。話はつまらない。この本を読んで高評価を付けるとは思えないので、みんなサクラなのだろうか。 | ||||
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けれどもまあ、何ともステレオタイプな見方を詰め込みまくったもんだ(笑) ブルートフォースアタックよろしく「これは日本の話なんですぅ!」と直接的な暗喩が散りばめられている。 その分、気に入らないことも多い。寓話にしては、動物の性質を無視しすぎていることだ。 外敵が居なくて豊かなら、歌と踊りが盛んなくらいでカエルの出生率は低下したりせんだろうし。 話の内容はアメリカと手を組んで中国に対抗しようぜって話でしたね。話の是非はそもそも語る価値がありません。 途中からカエルじゃなくて人になってましたからね彼ら。 ヌマガエルの存在、必要でしたか? この作者はブラック企業賛美でかつ右よりな方であることは理解していたつもりだったが、予想以上であった・・・・・・。 | ||||
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カエルの楽園。おとぎ話風に書かれているが、読み始めてすぐに何を言いたいかが分かってしまい、結局、最後まで読んでも驚きと、感心させられることはなかったのだ残念でした。著者の本は他にも色々と読んで、感心させられたり、感動しましたが、今回は・・・でした。 もっと、それぞれのカエルの意見をより深く、描いていれば良かったのかもしれませんが、何とも言えません。 | ||||
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キューバ危機はどうして起こったか キューバ危機はどのように回避されたのか、 キューバにとって、 核が無い事が危機だったのか 核が有る事が危機だったのか ソ連にとって都合の良かったキューバ アメリカにとって都合の良い日本。 今の日本を取り巻く構造が理解できていないマンガ君 ちっちゃい無人島から始まる新しい自存自衛論への序章。 「受験」にでなくても、「出世」に無関係でも、少し難しくても、真面目な本で近代史を学んでほしいナ。 「平和ボケ」というのは、まともに近代史を学べなかったマンガ君の好戦論。 これは軍産の茶坊主にしてスポ魂劇画小説家だけに、文化度「0」。 マンガ君の世界の教祖。 | ||||
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2人のカエルが国を出て新たな楽園を探し当てるもそこは本当の意味で楽園ではなかった 崩壊する国をただただ2人が傍観しているだけのストーリーで救いの無い内容 この国のあり方を学んで自分の国を良くするわけでもなく 世界が平和になるわけでも無い 仲間が殺戮された経験も活かされない 設定がファンタジーなだけの ただの現状と変わらないカタルシス的な面白みが全く無い作品 結局なぜデイブレイクは大衆を騙していたのかわからずじまいだし 頭の悪いツチガエル達にイライラしてしまい読むのが辛かった 現実ではこのような救いの無い結果にならぬよう ツチガエルとして頑張りたいと思う | ||||
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これが最高傑作かどうかは置いといて、小学生くらいなら憲法9条について理解できるんじゃないですかねぇー。(適当) 面白くなかったわけじゃないけど、読んでてすごくイライラした…そしてカエルに詳しくないから想像ができなかったのもなんだかなぁという感じでした。 | ||||
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百田尚樹の「カエルの楽園」が売れているらしい。本屋に大量に平積みされているから読んだ方もいるかも知れない。アマゾンレビューも大絶賛。ほとんどが高評価。いったいどんな話なんだろう。と思って読んでみたら中身は「動物農場」的な風刺劇。なんだけど、結論を言うと私は正直、この小説をあまり好きではない。 どういう話かというとね。紛争から逃げ出したカエルが主人公なんです。で、そのカエルが、あるときめっちゃ平和なカエルの王国にたどり着くわけ。そのカエルたちは平和が大好きなの。「平和を守ろう」「平和を愛そう」ってずーっと唱えてるわけ。むかし戦争で死んだんです。たくさんのカエルが。だから、もう隣国と喧嘩しない! 二度と戦争をしない。武器を持たない。隣国にはすぐ謝る。そういう平和主義の世界で生きているカエルたちなんです。それを見て主人公はびっくりするわけ。「こんな平和ボケでいいの!?!?」って。外には、ウシガエルっていう獰猛なカエルがウヨウヨいるんですよ。このウシガエルがカエルたちを食べようと狙ってるんです。それなのに「平和が一番」や言うて不戦主義を貫いてるカエルたち。ウシガエルが王国に近づいてきている。なのに「武器を持たない」カエルたち。ウシガエルが迫ってくる。さあ、カエルたちの運命は・・・という話なのだが、百田尚樹の終末予想図が描かれた寓話なのである。「いまの平和は戒律のおかげだ」と思っているわけよ。カエルたちは。でも、じつは背後に強い鷹がいて、そいつがカエルたちを見守ってるんですよ。むかし鷹とカエルが大喧嘩したんです。それで怒った鷹の返り討ちを受けたカエルが「もう戦争はしません」っていう戒律をつくったと。ところが実はそれ鷹がつくった戒律で、二度とカエルたちを刃向かってこないように押し付けた戒律なわけよ。この押し付けられた戒律が、憲法で。鷹はアメリカのことなんだけど。 この小説を好きではないと思った理由は、ラストのオチである。ネタバレするが、ものすごく嫌な感じのラストなのだ。 ラスト、ウシガエルが攻めてくる。そのとき9条派のカエルたちはどうするか。なんとウシガエルと結託して戦おうとするカエルたちを弾圧し始めるというブラックな展開が始まるのである。 9条守ろう派のカエルの首領は、もう完全に「悪党カルト教祖」としか描かれていないのだ。そしてこのウシガエルが中国なんだけど、いや、もちろん寓話だから名指しはしてないんだけど、なんか9条派と、中国を模したウシガエルが、もう胡散臭いほど悪魔化(デモナイゼーション)されすぎなのである・・・。これだとまるですべての中国人が、日本人と戦争をしたがっているように見える。 こういう中国や九条信者を「邪悪なもの」として描く、というのは「あちら側」を邪悪なものと判断し異分子を排除しようとする九条信者と、全く同じ思考回路、つまり「自分と異な考え方の人間は排除するべき」という独善的な暴走が蔓延る原理主義の考え方にこの小説自体もハマっているのだ。 いやね。べつに「自分の国を守ろう」という祖国を守る意識を持つことは大切なことだとは思う。外敵に対して警戒したり「恐怖」を感じるのも人間のまっとうな感情だと思う。でも、そういう感情は「特定の国」じゃなく「個々の人間」に向けられるべきだと思う。「特定の国」とか「特定の民族」に向けているから、だから読んだあとで、気持ち悪さしか残らなかったんだよね。面白い小説だったけど、あまりにもオチがきな臭かったので、生理に受け付けない小説だった。 </大> | ||||
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日本の風刺なんだろうけど、 淡々と滅んでいくだけの世界の噺で物語として面白くなく読了感も悪いです。 | ||||
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なんていうか・・・カエルの楽園なんて大仰なタイトルにするよりぼくちんの楽園の方がよかったのでは? そもそも著者の自我をカエル憑依させることじたいが失礼ですし、どっかの国を投影したウシガエルが海を渡ってくるなんて読者が叫喚する 非科学的な面からみても読書課題にすら使えない始末。 内容的になんちゃって右曲がりチ○ポのポリティカルを接着したラノベ絵本のゴミにしか見えない。 個人的にはこの異常なレビューアーの山がカエルを二つ変えてカルトの楽園にした方が皮肉的に面白かったという結論に辿り付いたので☆1 | ||||
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始終イライラさせられるお話でした。「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の作者さんだから、と購入しましたが世界観も違うし読後のモヤモヤ感ハンパないです。帯に「これが私の最高傑作だ!」とありますが、ならばもっとはっきりストレートにお書きになったらいかがですか?宗教、国交、政治について、カエルで誤魔化しているようでとても歯痒いお話でした。もっと男気溢れる話が読みたいです。 | ||||
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思想云々は置いておいて、何の工夫もない内容。 後半は冗長で読み飛ばした。 だから何?という感想。頭にも心にも何も残らない。Amazonには悪いが買って読まずに正解だった。お金を出す価値無し。 こんなものが自身の最高傑作とはね。 | ||||
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良い点 ・文書が分かりやすく、内容が理解しやすい ・日本現代史を知らない場合はそれなりにためになる 悪い点 ・内容が浅い割にページ数が無駄に多い ・日本人が読めば、中盤辺りで終わりが予想できる ・話に締りがなくメリハリがない 筆者の思想そのものを否定するつもりはありませんが、 1冊の本にするには余りにも内容が浅く、 子供向けという言葉が似合う本に感じました。 | ||||
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政治的右派は、左派の憲法9条擁護を非現実的だと批判する。それには一理ある。しかし現実主義者を自称する右派の防衛論は、別の意味で非現実的である。年金や学校もまともに運営できない非効率な政府を信頼し、防衛を任せるからだ。 寓話で左派を揶揄した本作には重大な矛盾がある。楽園ナパージュに住むカエルは体に毒腺があるが、争う力を持つことを禁じる「三戒」に従い、子供のころに潰してしまう。無防備につけ込み、凶暴なウシガエルが襲う。そこまではいい。 問題はその後だ。ウシガエルは楽園のカエルを次々に食う。しかし毒腺をつぶしても、カエルの体内には毒があるはずだ。現実の世界でも、毒のあるヒキガエルを犬や猫が食うと、呼吸困難、麻痺、痙攣などを引き起こし、死ぬこともある。 楽園のカエルの毒は、巨大なワシの目をつぶすほど強烈という。ところが食ったウシガエルは何ともない。毒があるなら死ぬか弱るかして、残りは恐れをなして逃げ帰るはずだ。だがそれでは作者の意図に反し、楽園は無事守られてしまう。 ウシガエルの襲来を前に、カエルは反撃を巡り国会で激論を交わす。この描写は無意味だ。国会で決めようが決めまいが、体には反撃の毒があるのだから。作者は政府が防衛を独占する人間の現実に引きずられ、物語の設定を忘れたらしい。 | ||||
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ネトウヨ的な感性を持った人は面白く感じるでしょう、それ以外の普通人はつまらなく感じるでしょう。そういう本です | ||||
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この本は、私に韓国語を習っている学生が年末日本に行った時に買って来たという何冊の本の中で 面白そうだったので借りて来て読んだけど、本当にふ愉快な読み物だった。 ふと、百田直樹という名前ってどこかで聞いたような気がして、調べてみたら「永遠の0」の作家ではないか。 自殺特攻隊、いわゆる神風特攻隊を美化したということで反発と拍手を当時に浴びたあの右翼作家。 粗筋はこのような展開になる。. 凶悪なガエルに祖国を奪われた若いガエルノソクラテスは平和の国を目指して脱出をする。 様々な苦労を経てようやくナパージューという国にたどり着く。 ナパージューは水も餌も豊かで平和なガエルの楽園だった。 ナパージューの南の池には恐ろしいウシガエルたちが住んでいたが、ツチガエルたちは自分たちの戒めである3戒を固く守る限り平和が敗れることは決してないと信じ込んでいる。 1.ガエルを信じろ 2.ガエルと闘うな 3.闘う力を持つな ここまで読んでもう分かった。米日中をめぐった情勢を取り上げて、9条の廃棄を主張している。 そこで放り投げたかったが一体どんな展開になるかなと気になり、最後まで読んだ。 文章は幼稚なくらい単純でストリートだったし、どのガエルが誰の役を担っているかも見え見えだった。 結末はウシガイルの攻撃にも関わらす最後まで3戒を信望したナパージュー国は滅びることになり、 ツチガエルは皆食べられる。であった。 これを小説、つまり文学と呼べるか。単なる右翼おやじのポロパガンだにすぎないと思った。 3戒 の破棄を主張していたガエルは皆処刑され、国は滅びるという話で、平和憲法の護憲派を国を滅ばせる愚かなものに片づける。 現在日本の右翼リーダーたちを迫害される少数派に描写したのもあきれる。どうして悪行に明け暮れる人こそ被害者面をするのかな。 在日についての見くびる表現も甚だしい。 こういう本に熱狂する日本の社会が懸念になる。もちろん批判的な読者もいる。 ただその10倍の人は熱狂している。これはそのまま 護憲派と改憲派の割合ではないがと思う。 安部政権はいわゆる「集団的な自衛権」というあいまいな用語を駆使しながら、日本をまた戦争ができる国に変えていく。 そしてあの後ろには愚かな(?)国民を啓蒙しようという使命感で燃える作家たちが布陣している。百田直樹はこの本こそ自分の傑作だと自慢している。 あれこれうるさかった「永遠の0」は韓国語で出版されている。この類の本も相手を知るために読む必要があるのか私にはわからない。とにかくジョウジオエルの「動物農場」を期待して読んだけど本当に気まずい本であった。. | ||||
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終始ダラダラと話が進み途中で読むのをやめました。お金を出して買ったのに | ||||
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小説家の紡いだ物語とは思えない。何か特別な読み方でもるんですか?陳腐。 | ||||
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※削除申請(1件)
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百田さんの作品好きでしたがこれを読んでがっかりしました。陳腐なカエルを私達国民に当てはめて、読者を馬鹿にしてるような気がしました。自分の本を楽しみに買ってくれてる人達を馬鹿なカエル扱いしているのかと思ったら、読めば読むほど腹がたってきます。作者の人間性を疑います。 | ||||
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本書を読了した方は、 併せて柄谷行人氏の「憲法の無意識」(岩波新書)を読むことを ぜひお勧めします。 あとはまあ、自分の頭で考えることかな。 | ||||
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