(短編集)

ゲイルズバーグの春を愛す

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評判

ゲイルズバーグの春を愛すの評価:

4.32/5点 レビュー 41件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全95件 81〜95 5/5ページ
No.15
(5pt)

ゲイルズバーグの春を僕も愛します・・・

この本を初めて読んだのは少年の頃・・・もうずいぶん前になります。タイトルが持つ音の響きに惹かれて手にした一冊。ハヤカワのフェアだからなのか、今日立ち寄った書店で久しぶりにこの本が平積みになっていました。この短編集から香ってくる、セピア色の写真や骨董品にふれて、それらのモノたちが今はいないかつての人々の日常にいきいきと関わっていた頃に想いをはせ、もう一度過去を迎え入れ抱きしめたくなるようなノスタルジーと優しさに溢れた物語は、何度読んでもじわっと沁みてくるものがあります。ジャック・フィニーといえば侵略モノの古典ともいえる「盗まれた街」が何度も映画化されていて、そちらのほうをご存じの方は多いかと思いますが、僕にとってはこの短編集が最も心に入り込み、そのまま今も留まり続けている作品です。表題作「ゲイルズバーグの春を愛す」はもちろん大好きなのですが、最終話の「愛の手紙」は少年だった僕にはあまりに切なくて・・・しばらく魂をぬかれてしまったようになったのを憶えています。ゲイルズバーグの春・・・たぶん僕も愛しています。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.14
(5pt)

時のかなたへの憧れが心に静かに満ちてくる作品集

タイム・トラベル小説の素敵な魔法使い、ジャック・フィニイ。タイムトラベルとロマンスをブレンドさせた多くの作品のなかでも、本短篇集に収められている「愛の手紙」と、ロバート・F・ヤングの短篇「たんぽぽ娘」の二篇は殊に忘れられない。
 三年前の1957年に刊行された著者の短篇集『レベル3』が異世界とのコンタクトをスリリングに、スリラー風のタッチで描いていたのに比べて、『ゲイルズバーグの春を愛す』(1960年刊行。それにしても、なんて素敵なタイトルなんだろう)では、時のかなたへと旅立ち、溶け込んでいく人たちの姿が、これ以上ないというくらいあたたかく描かれている。「ノスタルジックに過ぎる」「単なる逃避でしかないよ」と嫌う方もいらっしゃるだろうけれど、わたしはそこが素敵だと思う。過去への憧れを、タイム・トラベルというロケットに乗せて打ち上げる作者の思いが、この宝石箱のような短篇集の中で輝いているような気がして仕方がない。
収められた10の短篇のなかでも、「クルーエット夫妻の家」「大胆不敵な気球乗り」「愛の手紙」が好きですね。
 内田善美さんの手になるカバーの絵もいいですねぇ。氏の“ゲイルズバーグ・ストーリー”、四つの作品を収めた漫画『かすみ草にゆれる汽車』も、機会がありましたらぜひ!
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.13
(5pt)

時のかなたへの憧れが心に静かに満ちてくる作品集

タイム・トラベル小説の素敵な魔法使い、ジャック・フィニイ。タイムトラベルとロマンスをブレンドさせた多くの作品のなかでも、本短篇集に収められている「愛の手紙」と、ロバート・F・ヤングの短篇「たんぽぽ娘」の二篇は殊に忘れられない。
 三年前の1957年に刊行された著者の短篇集『レベル3』が異世界とのコンタクトをスリリングに、スリラー風のタッチで描いていたのに比べて、『ゲイルズバーグの春を愛す』(1960年刊行。それにしても、なんて素敵なタイトルなんだろう)では、時のかなたへと旅立ち、溶け込んでいく人たちの姿が、これ以上ないというくらいあたたかく描かれている。「ノスタルジックに過ぎる」「単なる逃避でしかないよ」と嫌う方もいらっしゃるだろうけれど、わたしはそこが素敵だと思う。過去への憧れを、タイム・トラベルというロケットに乗せて打ち上げる作者の思いが、この宝石箱のような短篇集の中で輝いているような気がして仕方がない。
収められた10の短篇のなかでも、「クルーエット夫妻の家」「大胆不敵な気球乗り」「愛の手紙」が好きですね。
 内田善美さんの手になるカバーの絵もいいですねぇ。氏の“ゲイルズバーグ・ストーリー”、四つの作品を収めた漫画『かすみ草にゆれる汽車』も、機会がありましたらぜひ!
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.12
(5pt)

不思議だけど深い作品

hi-c14さんと同じく、『愛の手紙』の悪口を言う人とは口を聞きたくないです。それほど良い作品です。時空を越えて恋に落ちた二人……とても、現実の世界ではありえないことかもしれないけど、読み終わると、ひょっとして現実にありえるかもと思ってしまうのだ。そして、自分もこんな不思議な体験できたらいいなぁと……単純かな(汗)
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.11
(5pt)

不思議だけど深い作品

hi-c14さんと同じく、『愛の手紙』の悪口を言う人とは口を聞きたくないです。 それほど良い作品です。 時空を越えて恋に落ちた二人……とても、現実の世界ではありえないことかもしれないけど、読み終わると、ひょっとして現実にありえるかもと思ってしまうのだ。 そして、自分もこんな不思議な体験できたらいいなぁと……単純かな(汗)
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.10
(5pt)

三大感涙本のひとつ

ファンタジーの定番である。

時間を戻すことに執念を燃やした作家ジャック・フィニィの傑作短編集が本書なのだ。

過去には郷愁がつきまとう。ジャック・フィニィがノスタルジーの作家といわれる所以だ。

この短編集に収められている短編のすべてがそういう話ではないのだが、どうもノスタルジーがこの作家の匂いになってしまってるみたいで、どの短編を読んでもその匂いはする。

これが本書の最大の魅力だろう。やさしさにも似た郷愁やロマンティックな香り。それを最大限に味わえるのがこの短編集なのだ。

中でも一番ノスタルジックでせつない作品はといえば、やはり「愛の手紙」だろう。この作品のことを悪く言う人とは口を聞きたくないと思ってしまうくらいだ。なんてやさしくて、せつなくてロマンティックな話なんだろう。

これ一作だけでフィニィのことを好きになってしまうくらいだ。

その他表題作も素晴らしいが、なんといっても印象深いのは「大胆不敵な気球乗り」である。このイメージは素晴らしい。夜空に浮かぶ気球のイメージがいまでも脳裏からはなれない。もう読んだのがン十年前なので、確かでない部分もあるかもしれないが、とにかくこの短編集はオススメである。なんせ、ヤングの「ジョナサンと宇宙クジラ」、ティプトリーの「たったひとつの冴えたや

りかた」と並んで三大感涙本としてぼくの記憶に刻みこまれている本なのだから。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.9
(5pt)

三大感涙本のひとつ

ファンタジーの定番である。

時間を戻すことに執念を燃やした作家ジャック・フィニィの傑作短編集が本書なのだ。

過去には郷愁がつきまとう。ジャック・フィニィがノスタルジーの作家といわれる所以だ。

この短編集に収められている短編のすべてがそういう話ではないのだが、どうもノスタルジーがこの作家の匂いになってしまってるみたいで、どの短編を読んでもその匂いはする。

これが本書の最大の魅力だろう。やさしさにも似た郷愁やロマンティックな香り。それを最大限に味わえるのがこの短編集なのだ。

中でも一番ノスタルジックでせつない作品はといえば、やはり「愛の手紙」だろう。この作品のことを悪く言う人とは口を聞きたくないと思ってしまうくらいだ。なんてやさしくて、せつなくてロマンティックな話なんだろう。

これ一作だけでフィニィのことを好きになってしまうくらいだ。

その他表題作も素晴らしいが、なんといっても印象深いのは「大胆不敵な気球乗り」である。このイメージは素晴らしい。夜空に浮かぶ気球のイメージがいまでも脳裏からはなれない。もう読んだのがン十年前なので、確かでない部分もあるかもしれないが、とにかくこの短編集はオススメである。なんせ、ヤングの「ジョナサンと宇宙クジラ」、ティプトリーの「たったひとつの冴えたや

りかた」と並んで三大感涙本としてぼくの記憶に刻みこまれている本なのだから。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.8
(3pt)

懐旧趣味に浸る

ゲイルズバーグは「そよ風の町」という意味。その町が現代化の道を進み始めたころ、今はないはずの路面電車や旧式のポンプ式消防車を目撃したりする人が続出するという、不思議な事件が続く。

ジャック・フィニイといえばマイナーな異色小説家で、どの作品も懐古趣味的な、ノスタルジイがあふれているが、これもまさにそう。

もちろん、やたら懐旧趣味に耽溺するのもどうかとは思うものの、たまには現実嫌悪のノスタルジイを味わうのもいいかもしれない。

どの町も同じような近代化をされ、どの駅前も同じ風景となってしまった昨今・・・その町独自のカラーが、それぞれの都市にあった時代を懐かしむ気持ちもわからなくはない。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.7
(5pt)

ノスタルジック・ジャック

ノスタルジーあふれる作品が持ち味のジャック・フィニィの魅力全開と
いっていい短編集。どこか懐かしさ漂う物語に、知らず知らす引き込まれていく快感は著者ならではのもの。
シリーズに収められた『愛の手紙』はラブストーリーの傑作といっても
よく、ラストの情景、最後の一文に胸が締め付けられる。
福島正実の名訳とともにお楽しみください。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.6
(5pt)

ノスタルジック・ジャック

ノスタルジーあふれる作品が持ち味のジャック・フィニィの魅力全開と いっていい短編集。 どこか懐かしさ漂う物語に、知らず知らす引き込まれていく快感は著者ならではのもの。 シリーズに収められた『愛の手紙』はラブストーリーの傑作といっても よく、ラストの情景、最後の一文に胸が締め付けられる。 福島正実の名訳とともにお楽しみください。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.5
(1pt)

30年以上前のSF

正直文字も小さいし 話的にも古めかしい それでも読みたい方は どうぞ。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.4
(5pt)

セピア色の手紙から・・

街の骨董品店で買った机の抽斗(ひき出し)に眠っていた、一世紀も昔の手紙。そのセピア色の手紙から始まる“甘くほろ苦い一つのラブストーリー”。この本を読んで、本のタイトルにもなっている“ゲイルズバーグ”に行ってみたいなぁ、と衝動にかられたものです。10編の短編集で構成されていますが、それぞれのお話しに、ノスタルジックな“不思議な世界”が、展開されます。
内田善美さんの表紙がレトロロマンティックな味わいを添えていて、ファンタジーがお好きな方にはかなりオススメするところです!
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.3
(5pt)

セピア色の手紙から・・

街の骨董品店で買った机の抽斗(ひき出し)に眠っていた、一世紀も昔の手紙。 そのセピア色の手紙から始まる“甘くほろ苦い一つのラブストーリー”。 この本を読んで、本のタイトルにもなっている“ゲイルズバーグ”に行ってみたいなぁ、と衝動にかられたものです。 10編の短編集で構成されていますが、それぞれのお話しに、ノスタルジックな“不思議な世界”が、展開されます。 内田善美さんの表紙がレトロロマンティックな味わいを添えていて、ファンタジーがお好きな方にはかなりオススメするところです!
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.2
(5pt)

ファンタジイへの扉

懐かしくて優しくて、そして不思議な10の物語を集めた短編集。
でも、その「不思議」は私が心のどこかで望んでいたものかもしれない。
そんな気持ちにさせられました。
当たり前の日常から抜け出す、ほんの小さな扉。
それは私たちのすぐ側にあるのかもしれません。
少しばかり疲れていた心が、ほっと温かくなりました。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.1
(5pt)

ファンタジイへの扉

懐かしくて優しくて、そして不思議な10の物語を集めた短編集。 でも、その「不思議」は私が心のどこかで望んでいたものかもしれない。 そんな気持ちにさせられました。 当たり前の日常から抜け出す、ほんの小さな扉。 それは私たちのすぐ側にあるのかもしれません。 少しばかり疲れていた心が、ほっと温かくなりました。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262