(短編集)

ゲイルズバーグの春を愛す

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評判

ゲイルズバーグの春を愛すの評価:

4.32/5点 レビュー 41件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全95件 21〜40 2/5ページ
No.75
(4pt)

生き物のごとき街や建物

過去の街が、あたかも生き物のように、街を変えようとする力に抵抗する「ゲイルズバーグの春を愛す」や、古い設計図に基づいて建てられた屋敷が、屋敷に住む人を、しだいに屋敷になじむようなクラシカルな姿や生活スタイルに変えていく「クルーエット夫妻の家」など、建築学や都市計画の関係者が喜びそうなファンタジーを含む、奇妙なテイストの短編集。福島正実の「訳者あとがき」にあるとおり、著者は「ここは私のいる場所(空間・時間)ではない」という観念に支配されていたように思われる。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.74
(3pt)

過去と現在

作者は古いものを愛する人だと思います。過去と現在が入り混じる話が多数収められていました。

最終話はロマンチックでした。ヴィクトリア調の書物机を通じて時代を超えた文通をし(許されたのはたったの2往復!)、永遠の恋に落ちた男女の物語です。

コメディもありましたが、女性の服の中身が見える眼鏡なんて、今なら炎上しそうな設定ですね。この作者自身、少し前の方なので(お亡くなりになっています)「現代」の設定もレトロなのです。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.73
(3pt)

過去と現在

作者は古いものを愛する人だと思います。過去と現在が入り混じる話が多数収められていました。

最終話はロマンチックでした。ヴィクトリア調の書物机を通じて時代を超えた文通をし(許されたのはたったの2往復!)、永遠の恋に落ちた男女の物語です。

コメディもありましたが、女性の服の中身が見える眼鏡なんて、今なら炎上しそうな設定ですね。この作者自身、少し前の方なので(お亡くなりになっています)「現代」の設定もレトロなのです。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.72
(3pt)

過去と現在

作者は古いものを愛する人だと思います。過去と現在が入り混じる話が多数収められていました。

最終話はロマンチックでした。ヴィクトリア調の書物机を通じて時代を超えた文通をし(許されたのはたったの2往復!)、永遠の恋に落ちた男女の物語です。

コメディもありましたが、女性の服の中身が見える眼鏡なんて、今なら炎上しそうな設定ですね。この作者自身、少し前の方なので(お亡くなりになっています)「現代」の設定もレトロなのです。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.71
(4pt)

内田善美さんのイラスト

大好きな内田善美さんのカバーイラストに魅かれて購入
タイトルの町の名も内田さんのシリーズ
読んでみたら、とても素敵な小説ばかりでした
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.70
(4pt)

内田善美さんのイラスト

大好きな内田善美さんのカバーイラストに魅かれて購入
タイトルの町の名も内田さんのシリーズ
読んでみたら、とても素敵な小説ばかりでした
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.69
(4pt)

内田善美さんのイラスト

大好きな内田善美さんのカバーイラストに魅かれて購入
タイトルの町の名も内田さんのシリーズ
読んでみたら、とても素敵な小説ばかりでした
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.68
(4pt)

夜更けの巧みな情景描写が時間を超えた愛を信じさせる「愛の手紙」

中山美穂主演の映画「Love Letter」や、サンドラ・ブロック主演の映画「イルマーレThe Lake House」は現在と過去を手紙がつなぐ役割を果たしているラブストーリーである。ジャック・フィニイ の短編小説「愛の手紙The Love Letter」が、この手の作品のはしりといういうことであったので「愛の手紙」のみを読んでみた。日本語訳は早川書房のものが読めるが、味わい深い箇所は、英語で全文がウェブに掲載されているので、和訳と照らし合わせてみるのもよい。
本作では、手紙は夜に書かれるのだが、夜更けのある時間、ある場所においては、時の流れさえも、あいまいになり、時間を超えて過去の人と繋がることができる。以下で引用した文の情景描写、即ち、世界が寝静まり、夜の息吹きが感じられ、月明りの照らすような状況では、こうした奇蹟が起こりそうな、奇跡を信じたい気持ちになり、物語の中へ主人公と共に入っていくことができる。

The night is a strange time when you're alone in it, the rest of your world asleep.

But alone here now, a window partly open, a cool late-at-night freshness stirring the quiet air

the high, late moonlight softening the lines of the big concrete-block supermarket at the corner

The night is a strange time; things are different at night, as every human being knows somewhere deep inside him.

But here and there, still, are little islands — isolated remnants of the way things once were.

I think that at night — late at night, the world asleep, when the sounds of things as they are now are nearly silent, and the sight of things as they are now is vague in the darkness — the boundary between here and then wavers(こことあそこの境界線がぼけてくるのだ). At certain moments and places it fades(ある瞬間、ある場所がかすんで消えるのだ).

愛や真実とは、ときに、時間を超えて、人と人をつなぐものである。本作は、夜更けにひとりで、愛の奇跡を信じたいときに、祈るような気持ちで読ませる作品である。

表題作の「ゲイルズバーグの春を愛す」は40分もあれば読める38ページの短編。ゲイルズバーグは米国イリノイ州のノックス群にある都市。著者はゲイルズバーグの出身ではないが、叔父と叔母が住んでおり、著者はノックス大学を1934年に卒業している(本作の主人公もノックス大学の卒業なので自伝的要素がある)。本作で話が出てくる1858年のリンカーン・ダグラス論争はゲイルズバーグ市内で開催され演説台が付けられたというのは実話。本作はタイムトラベルに関係する話だが、ゲイルズバーグは他作品でもタイムトラベルに関する作品で使われている。本作は、古き良き時代の過去の電車、電話、消防夫、車などが、実際にタイムトラベルをして、現代の街並みを変えようとする動きをとめるという話である。これをあり得ないSF話とはとらず、美しい街並みであったゲイルズバーグを愛する人々の記憶・想いが起こしたことと考えれば現実味を帯びるものである。本作は近代化・効率化のみを追求する街づくりを批判し、街並み・文化遺産の保存を訴えた作品とも読める。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.67
(4pt)

夜更けの巧みな情景描写が時間を超えた愛を信じさせる「愛の手紙」

中山美穂主演の映画「Love Letter」や、サンドラ・ブロック主演の映画「イルマーレThe Lake House」は現在と過去を手紙がつなぐ役割を果たしているラブストーリーである。ジャック・フィニイ の短編小説「愛の手紙The Love Letter」が、この手の作品のはしりといういうことであったので「愛の手紙」のみを読んでみた。日本語訳は早川書房のものが読めるが、味わい深い箇所は、英語で全文がウェブに掲載されているので、和訳と照らし合わせてみるのもよい。
本作では、手紙は夜に書かれるのだが、夜更けのある時間、ある場所においては、時の流れさえも、あいまいになり、時間を超えて過去の人と繋がることができる。以下で引用した文の情景描写、即ち、世界が寝静まり、夜の息吹きが感じられ、月明りの照らすような状況では、こうした奇蹟が起こりそうな、奇跡を信じたい気持ちになり、物語の中へ主人公と共に入っていくことができる。

The night is a strange time when you're alone in it, the rest of your world asleep.

But alone here now, a window partly open, a cool late-at-night freshness stirring the quiet air

the high, late moonlight softening the lines of the big concrete-block supermarket at the corner

The night is a strange time; things are different at night, as every human being knows somewhere deep inside him.

But here and there, still, are little islands — isolated remnants of the way things once were.

I think that at night — late at night, the world asleep, when the sounds of things as they are now are nearly silent, and the sight of things as they are now is vague in the darkness — the boundary between here and then wavers(こことあそこの境界線がぼけてくるのだ). At certain moments and places it fades(ある瞬間、ある場所がかすんで消えるのだ).

愛や真実とは、ときに、時間を超えて、人と人をつなぐものである。本作は、夜更けにひとりで、愛の奇跡を信じたいときに、祈るような気持ちで読ませる作品である。

表題作の「ゲイルズバーグの春を愛す」は40分もあれば読める38ページの短編。ゲイルズバーグは米国イリノイ州のノックス群にある都市。著者はゲイルズバーグの出身ではないが、叔父と叔母が住んでおり、著者はノックス大学を1934年に卒業している(本作の主人公もノックス大学の卒業なので自伝的要素がある)。本作で話が出てくる1858年のリンカーン・ダグラス論争はゲイルズバーグ市内で開催され演説台が付けられたというのは実話。本作はタイムトラベルに関係する話だが、ゲイルズバーグは他作品でもタイムトラベルに関する作品で使われている。本作は、古き良き時代の過去の電車、電話、消防夫、車などが、実際にタイムトラベルをして、現代の街並みを変えようとする動きをとめるという話である。これをあり得ないSF話とはとらず、美しい街並みであったゲイルズバーグを愛する人々の記憶・想いが起こしたことと考えれば現実味を帯びるものである。本作は近代化・効率化のみを追求する街づくりを批判し、街並み・文化遺産の保存を訴えた作品とも読める。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.66
(4pt)

夜更けの巧みな情景描写が時間を超えた愛を信じさせる「愛の手紙」

中山美穂主演の映画「Love Letter」や、サンドラ・ブロック主演の映画「イルマーレThe Lake House」は現在と過去を手紙がつなぐ役割を果たしているラブストーリーである。ジャック・フィニイ の短編小説「愛の手紙The Love Letter」が、この手の作品のはしりといういうことであったので「愛の手紙」のみを読んでみた。日本語訳は早川書房のものが読めるが、味わい深い箇所は、英語で全文がウェブに掲載されているので、和訳と照らし合わせてみるのもよい。
本作では、手紙は夜に書かれるのだが、夜更けのある時間、ある場所においては、時の流れさえも、あいまいになり、時間を超えて過去の人と繋がることができる。以下で引用した文の情景描写、即ち、世界が寝静まり、夜の息吹きが感じられ、月明りの照らすような状況では、こうした奇蹟が起こりそうな、奇跡を信じたい気持ちになり、物語の中へ主人公と共に入っていくことができる。

The night is a strange time when you're alone in it, the rest of your world asleep.

But alone here now, a window partly open, a cool late-at-night freshness stirring the quiet air

the high, late moonlight softening the lines of the big concrete-block supermarket at the corner

The night is a strange time; things are different at night, as every human being knows somewhere deep inside him.

But here and there, still, are little islands — isolated remnants of the way things once were.

I think that at night — late at night, the world asleep, when the sounds of things as they are now are nearly silent, and the sight of things as they are now is vague in the darkness — the boundary between here and then wavers(こことあそこの境界線がぼけてくるのだ). At certain moments and places it fades(ある瞬間、ある場所がかすんで消えるのだ).

愛や真実とは、ときに、時間を超えて、人と人をつなぐものである。本作は、夜更けにひとりで、愛の奇跡を信じたいときに、祈るような気持ちで読ませる作品である。

表題作の「ゲイルズバーグの春を愛す」は40分もあれば読める38ページの短編。ゲイルズバーグは米国イリノイ州のノックス群にある都市。著者はゲイルズバーグの出身ではないが、叔父と叔母が住んでおり、著者はノックス大学を1934年に卒業している(本作の主人公もノックス大学の卒業なので自伝的要素がある)。本作で話が出てくる1858年のリンカーン・ダグラス論争はゲイルズバーグ市内で開催され演説台が付けられたというのは実話。本作はタイムトラベルに関係する話だが、ゲイルズバーグは他作品でもタイムトラベルに関する作品で使われている。本作は、古き良き時代の過去の電車、電話、消防夫、車などが、実際にタイムトラベルをして、現代の街並みを変えようとする動きをとめるという話である。これをあり得ないSF話とはとらず、美しい街並みであったゲイルズバーグを愛する人々の記憶・想いが起こしたことと考えれば現実味を帯びるものである。本作は近代化・効率化のみを追求する街づくりを批判し、街並み・文化遺産の保存を訴えた作品とも読める。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.65
(3pt)

目からウロコ

翻訳に対して誤訳だ何だと書いてる人を見ると、「そんなこたぁどうでもいいだろうが英語で読めるなら英語で読めうるさいやつ」なんて思ってましたが、今回例を示して説明してあるのを読んで認識を改めました。時制の問題ですが、これじゃ感動の度合いが全然違ってくるじゃないかと愕然としました。説明してくれた方ありがとうございました。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.64
(3pt)

目からウロコ

翻訳に対して誤訳だ何だと書いてる人を見ると、「そんなこたぁどうでもいいだろうが英語で読めるなら英語で読めうるさいやつ」なんて思ってましたが、今回例を示して説明してあるのを読んで認識を改めました。時制の問題ですが、これじゃ感動の度合いが全然違ってくるじゃないかと愕然としました。説明してくれた方ありがとうございました。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.63
(3pt)

目からウロコ

翻訳に対して誤訳だ何だと書いてる人を見ると、「そんなこたぁどうでもいいだろうが英語で読めるなら英語で読めうるさいやつ」なんて思ってましたが、今回例を示して説明してあるのを読んで認識を改めました。時制の問題ですが、これじゃ感動の度合いが全然違ってくるじゃないかと愕然としました。説明してくれた方ありがとうございました。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.62
(5pt)

運命

もう人生が長く無いので、大量の新聞の切り抜きや本などを捨てようと
箱から引っ張り出していたら、
茶色に焼けた、新聞の書評の切り抜きが出てきた。2002年2月の新聞だった。
(これは面白そうだ)と思って切り抜いたきり、18年と9ヶ月の歳月がながれていた。
その本がジャック・フィニィの「愛の手紙」についてのものだったとは
見事すぎる偶然だ。

作品の内容は以下。ネタバレはしません。
「1962年、青年は
古道具屋で買った机の抽斗(ひきだし)の
うしろに隠しひきだしをみつけ、
そこに古い手紙を発見した。
日付は1882年。
宛先はなく、
気に入らない男と結婚しなければならない若い娘の、
架空の誰かに向けての悲痛な嘆きが書かれていた。
青年は引き出しにあった古いインクとペンと古びた
便箋に返事を書き、子供の頃集めた、今では
価値のある古い、1869年発行の
2セント切手を貼って、大きくて古い郵便局に
投函に向かった。
数日後、青年はようやく、隠し抽斗がまだほかにも
あることに気がついた。
2番目の隠し引き出しに手をやると、彼女からの返事が入っていた。
青年はそれに返事を書いたが、隠し引き出しは三つしかない。
つまり彼女がこちらに返事をくれるチャンスは
あと一回だけなのだ。」

作品内容はここまで。以下は実際の体験です。

自分の人生に現実に起きた、数々の不思議な出来事、
人が滅多に通らない場所で、崖から落ちそうになっているオートバイを、
オートバイの海側に立って支えている男性を発見して、(そのままではオートバイから手を離して
自分はなんとか助かる、ということができない、、、重いオートバイに海側に押しやられて
いるのだから)に出会って 
ずるずると落ちていきかかるバイクのハンドルをガッと掴んで引っ張り上げたこととか、

何かに引っ張られて行った先で人を救って、すると(ああ、きょうはもう帰っていいのだ)と
「わかる」感じとか、、
いくらでもある。
この世は、石ころを放り投げたような「ただの偶然」で出来ているわけでは無い。
それがわかっているから、一層 この物語には胸をうたれる。
ひとにはあまり薦めたく無い。
この作品の価値がわかる人は少ないだろうと思うから。

それと、翻訳の不備を指摘なさっている方もいるが、この翻訳本で
読者に充分に伝わるはずだと思いますよ。
一字一句、逃さずに丁寧に読めば、、、、。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.61
(5pt)

運命

もう人生が長く無いので、大量の新聞の切り抜きや本などを捨てようと
箱から引っ張り出していたら、
茶色に焼けた、新聞の書評の切り抜きが出てきた。2002年2月の新聞だった。
(これは面白そうだ)と思って切り抜いたきり、18年と9ヶ月の歳月がながれていた。
その本がジャック・フィニィの「愛の手紙」についてのものだったとは
見事すぎる偶然だ。

作品の内容は以下。ネタバレはしません。
「1962年、青年は
古道具屋で買った机の抽斗(ひきだし)の
うしろに隠しひきだしをみつけ、
そこに古い手紙を発見した。
日付は1882年。
宛先はなく、
気に入らない男と結婚しなければならない若い娘の、
架空の誰かに向けての悲痛な嘆きが書かれていた。
青年は引き出しにあった古いインクとペンと古びた
便箋に返事を書き、子供の頃集めた、今では
価値のある古い、1869年発行の
2セント切手を貼って、大きくて古い郵便局に
投函に向かった。
数日後、青年はようやく、隠し抽斗がまだほかにも
あることに気がついた。
2番目の隠し引き出しに手をやると、彼女からの返事が入っていた。
青年はそれに返事を書いたが、隠し引き出しは三つしかない。
つまり彼女がこちらに返事をくれるチャンスは
あと一回だけなのだ。」

作品内容はここまで。以下は実際の体験です。

自分の人生に現実に起きた、数々の不思議な出来事、
人が滅多に通らない場所で、崖から落ちそうになっているオートバイを、
オートバイの海側に立って支えている男性を発見して、(そのままではオートバイから手を離して
自分はなんとか助かる、ということができない、、、重いオートバイに海側に押しやられて
いるのだから)に出会って 
ずるずると落ちていきかかるバイクのハンドルをガッと掴んで引っ張り上げたこととか、

何かに引っ張られて行った先で人を救って、すると(ああ、きょうはもう帰っていいのだ)と
「わかる」感じとか、、
いくらでもある。
この世は、石ころを放り投げたような「ただの偶然」で出来ているわけでは無い。
それがわかっているから、一層 この物語には胸をうたれる。
ひとにはあまり薦めたく無い。
この作品の価値がわかる人は少ないだろうと思うから。

それと、翻訳の不備を指摘なさっている方もいるが、この翻訳本で
読者に充分に伝わるはずだと思いますよ。
一字一句、逃さずに丁寧に読めば、、、、。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.60
(5pt)

運命

もう人生が長く無いので、大量の新聞の切り抜きや本などを捨てようと
箱から引っ張り出していたら、
茶色に焼けた、新聞の書評の切り抜きが出てきた。2002年2月の新聞だった。
(これは面白そうだ)と思って切り抜いたきり、18年と9ヶ月の歳月がながれていた。
その本がジャック・フィニィの「愛の手紙」についてのものだったとは
見事すぎる偶然だ。

作品の内容は以下。ネタバレはしません。
「1962年、青年は
古道具屋で買った机の抽斗(ひきだし)の
うしろに隠しひきだしをみつけ、
そこに古い手紙を発見した。
日付は1882年。
宛先はなく、
気に入らない男と結婚しなければならない若い娘の、
架空の誰かに向けての悲痛な嘆きが書かれていた。
青年は引き出しにあった古いインクとペンと古びた
便箋に返事を書き、子供の頃集めた、今では
価値のある古い、1869年発行の
2セント切手を貼って、大きくて古い郵便局に
投函に向かった。
数日後、青年はようやく、隠し抽斗がまだほかにも
あることに気がついた。
2番目の隠し引き出しに手をやると、彼女からの返事が入っていた。
青年はそれに返事を書いたが、隠し引き出しは三つしかない。
つまり彼女がこちらに返事をくれるチャンスは
あと一回だけなのだ。」

作品内容はここまで。以下は実際の体験です。

自分の人生に現実に起きた、数々の不思議な出来事、
人が滅多に通らない場所で、崖から落ちそうになっているオートバイを、
オートバイの海側に立って支えている男性を発見して、(そのままではオートバイから手を離して
自分はなんとか助かる、ということができない、、、重いオートバイに海側に押しやられて
いるのだから)に出会って 
ずるずると落ちていきかかるバイクのハンドルをガッと掴んで引っ張り上げたこととか、

何かに引っ張られて行った先で人を救って、すると(ああ、きょうはもう帰っていいのだ)と
「わかる」感じとか、、
いくらでもある。
この世は、石ころを放り投げたような「ただの偶然」で出来ているわけでは無い。
それがわかっているから、一層 この物語には胸をうたれる。
ひとにはあまり薦めたく無い。
この作品の価値がわかる人は少ないだろうと思うから。

それと、翻訳の不備を指摘なさっている方もいるが、この翻訳本で
読者に充分に伝わるはずだと思いますよ。
一字一句、逃さずに丁寧に読めば、、、、。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.59
(5pt)

何度も読みたくなる傑作選

今回読むのが三度目です。
断捨離的に読んだら売り、を繰り返していますが、あまりに素敵な内容なので、身内に強引に貸し付けました。でも売ったら、また買うんだろうなぁ。短編集ですが、最後の、愛の手紙、ロマンチック過ぎます。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU
No.58
(5pt)

何度も読みたくなる傑作選

今回読むのが三度目です。
断捨離的に読んだら売り、を繰り返していますが、あまりに素敵な内容なので、身内に強引に貸し付けました。でも売ったら、また買うんだろうなぁ。短編集ですが、最後の、愛の手紙、ロマンチック過ぎます。
ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)より
4150200262
No.57
(5pt)

何度も読みたくなる傑作選

今回読むのが三度目です。
断捨離的に読んだら売り、を繰り返していますが、あまりに素敵な内容なので、身内に強引に貸し付けました。でも売ったら、また買うんだろうなぁ。短編集ですが、最後の、愛の手紙、ロマンチック過ぎます。
ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1972年) (世界の短篇)より
B000J95DYK
No.56
(5pt)

表紙に買う価値あり

ずいぶんと前に引退されてしまった内田善美先生の表紙が美しいです。
先生は版権を引き上げてしまった為、今手に入る先生の絵はこの本ぐらいです。
ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT) Amazon書評・レビュー: ゲイルズバーグの春を愛す (1980年) (ハヤカワ文庫―FT)より
B000J82QAU