孤狼の血

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孤狼の血の評価:

4.10/5点 レビュー 229件。 S ランク

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平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全284件 241〜260 13/15ページ
No.44
(4pt)

単純に面白かったけど、もう少し深さが欲しかった。

広島弁でやくざと刑事。ありがちな設定でありがちな結末。
でも、登場人物の描写が丁寧で、一人ひとりの人間性が身近に感じられ、文字を通して映像が浮かぶ小説でした。

ただ、やくざもので書くなら、もう少し、事件そのものを深く描写して欲しかったです。
人柄の描写に比べて、事件やその背景等の描写が少し浅く感じてしまいました。

ただ、期待通りの展開故の安心感があり、面白かったです。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.43
(4pt)

映画の公開が楽しみです

柚月裕子の『孤狼の血』を読みました。この著者はわたしにとっては『慈雨』以来ですが、『慈雨』とは、全く趣のことなるハードな作品となっています。

役所広司主演で、今年5月に公開が予定されている映画の予習として読みました。この手のパターンでは原作に比較して、映画にガッカリすることが多いいのですが、現時点では、映画への期待が膨らみます。映画の公式サイトを見ながら、この役はこの人が演じるのかと思いながら、楽しみにしています。

ところで、本作は、広島の呉を舞台にした暴力団同士の抗争と警察との関係を描いていますが、差別ではないけれど、女性作家がこんなに骨太な作品を書くのかと正直、驚きです。
暴力団との癒着が噂されるベテラン刑事大上を役所広司が、新たに大上のしたに配属された新米刑事日岡を松坂桃李が、そのほかにもそうそうたる面々が演じます。
刑事大上の最期と、その後の後日談が少しあっさりしすぎていると言う印象が残ります。ただ、最期に日岡が抱えていた密命が明かされる点とそれに対する日岡の態度には感銘を受けます。そんなに単純に割り切って良いのかと疑問残りますが・・・。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.42
(4pt)

小説への取り組み姿勢がとても誠実

評価は「4」にしたけれど面白く読んだ。
警察小説というジャンルに入るのだろうか、この辺の小説はあまり読まないのでよくわからないが、丁寧に書かれているなあという印象を受けた。
こういった切った張ったの世界にいた人でも広島出身の人でもないんだろうなあというのは読んでいて頭に浮かんでくるのだけれど、そこからくる嘘っぽさとか嫌な感じはないし、丁寧さがテンポの邪魔をしてもいない。

本の帯に「1ページ目から熱くなる!」とあるけれど、初っ端からぐいぐい引っ張られるわけではないので、これはどうかなと思う。
どちらかというと1ページ目からもう結末は見えているのに、それでもじわじわと引き込まれていく味わい。
悪徳、というか清濁併せ吞む刑事が主人公の話なのだが、話の進め方は乱暴ではなく、作者の小説への取り組み姿勢がとても誠実に感じられて、そこがいいなあと思った。

で、なぜ「4」にしてしまったかというと、主人公の刑事とその部下がどうしてそういう道を選んだのかが、今ひとつ私には伝わってこなかったから。
孤狼の孤狼たる所以とその血が受け継がれること。
ここにスポットをあてすぎると、それはそれで違ったタイプの小説になってしまうのもわかるのだけれど。

よくわからない感想文になってしまったけど、本作以外の作品も読んでみたいなあと思ったので、なんだかんだと言って面白かったのだろう。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.41
(5pt)

楽しめました。

久々に面白い小説に出会えた。
しかしながら、多少の蟠りは否めない部分が心残り。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、チャンギンに殺って欲しかった。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.40
(4pt)

ヤクザ抗争

ヤクザ抗争と県警との闇を描く作品。昭和の終わの広島県の架空の市、多分、呉市を舞台にしたヤクザ同士の抗争に、ヤクザ担当のヤクザみたいなデカとその若手相棒で対決していく、ハードボイルドな非常に興味深い作品。印象的なのは、最初から最後まで、広島弁のオンパレード。柚月氏は良く勉強や研究したんですね。リアルすぎる。
孤狼の血 Amazon書評・レビュー: 孤狼の血より
404103213X
No.39
(4pt)

丹念な描写力

期待したほどのスピード感は無い。しかし女性ならではの丹念な描写と構成力がこの小説を成功させている。
映画化が楽しみだが、自分では勝手に伊藤英明を日岡にイメージしてたので少し違和感が残りそう。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.38
(5pt)

義侠の漢達。読まなきゃ損しますよ。

私はゲームという物はやらないのですが「龍が如く6 スペシャルムービー 帰ってきた桐生 ! ! ヤクザとの戦争」
という10時間にもなる3D動画を年末年始に一気に視聴し、血湧き肉躍り痺れました。
観てない方は寝不足覚悟で視聴してくださいね。お薦めです。

何故こんなことを書くのかというと、件の動画と本作の登場人物達が妙にオーバーラップしてしまったんですね。
偶然なのかお話の舞台は全く同じように広島県。さすがにストーリーは異なりますが、癖のある登場人物達の広島弁
の会話や挙動が実によく似ている。同じ極道の世界の話なのでそうなるかもしれません。

さて肝心な本作ですが、こちらは正道からは著しくかけ離れた極道のような刑事の話。
主人公は法律やルールなんて歯牙にも掛けず、歴戦の猛者の極道達からも一目置かれた凄腕の漢。
事件解決の為に、組同士の抗争をおさめるために奔走し非常な結末を迎えます。

そしてもう一人の主役は機動隊上がりの若年刑事。極道刑事とペアを組むことになるところから
物語が怒濤の勢いで始まります。見た目は若くても格闘はめっぽう強く正義を貫こうとする姿勢が
青臭く極道刑事に翻弄されますがやがては本来の使命を逸脱し、極道刑事の意志を継ぐことになる。
この二人を取り巻く、極道、警察の同僚や上司、深い縁のある女性達の脇役が実に魅力的。

非業の後半まで、まさに一気に読み込ませる物語の展開に思わず胸が熱くなります。
そしてラストの顛末とエピローグもニヤニヤしてしまうほど気持ちが良い。

こりゃあ、読まなきゃ損の大傑作ですよ。しかも解説には続編が刊行されると嬉しい情報も。
最後に、主人公の大上刑事はフロスト警部に似てるなあと感じたのは私だけでしょうか?
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.37
(5pt)

映画にも期待します

柚月裕子の『孤狼の血』を読みました。この著者はわたしにとっては『慈雨』以来ですが、『慈雨』とは、全く趣のことなるハードな作品となっています。

役所広司主演で、今年5月に公開が予定されている映画の予習として読みました。この手のパターンでは原作に比較して、映画にガッカリすることが多いいのですが、現時点では、映画への期待が膨らみます。映画の公式サイトを見ながら、この役はこの人が演じるのかと思いながら、楽しみにしています。

ところで、本作は、広島の呉を舞台にした暴力団同士の抗争と警察との関係を描いていますが、差別ではないけれど、女性作家がこんなに骨太な作品を書くのかと正直、驚きです。暴力団との癒着が噂されるベテラン刑事大上を役所広司が、新たに大上のしたに配属された新米刑事日岡
を松坂桃李が、そのほかにもそうそうたる面々が演じます。

刑事大上の最期と、その後の後日談が少しあっさりしすぎていると言う印象が残ります。ただ、最期に日岡が抱えていた密命が明かされる点とそれに対する日岡の態度には感銘を受けます。そんなに単純に割り切って良いのかと疑問残りますが・・・。
孤狼の血 Amazon書評・レビュー: 孤狼の血より
404103213X
No.36
(4pt)

臨場感有り

方言丸出しの亜流刑事の生き方は読み応え有り。ドラマ化しても面白いかもね。しかし、関西以東の人達には言語解読に無理があるかも。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.35
(4pt)

随所に「仁義なき戦い」を偲ばせるセリフや場面があって、柚月さんの同作への思い入れの深さが感じられる作品です。最後のシーンなど「仁義」そのものです。

随所に「仁義なき戦い」を思わせるセリフや場面があって、柚月さんの「仁義」への思い入れの深さが感じられて、その点でも楽しめる作品です。最後のシーンなど完全に「仁義」の換骨奪胎版ですね。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.34
(5pt)

最後の100ページは予想もしない展開に

広島県警の若手刑事日岡秀一が、呉原東署のベテラン刑事大上章吾の下に異動となるところからこの物語は始まる。大上は暴力団
担当としてその剛腕ぶりは誰もが認めるが、一方暴力団との癒着や違法捜査で黒い噂が絶えない男だ。赴任一日目から大上に厳
しく鍛えられる日岡。暴力団同士の抗争が再燃しようとしている当地で、自分なりの正義で以て一方の暴力団に梃入れする大上、
その違法捜査や暴力的な尋問などに対して、日岡は中々馴染めない。だが、その大上の度胸、辣腕そして優しさに次第に魅かれて
いく。
女性作家とは思えないような暴力描写、広島弁のセリフ(そう、まさに「仁義なき戦い」の雰囲気)、そして筋運びの巧みさに舌を巻く
が、圧巻は最後の100ページほどの予想もしない展開。ネタ晴らしになる故書けないが、警察権力に対する大いなる批判を込めて
一気に事態は展開していく。この本のプロローグとエピローグが意味を持ってきっちりとはめ込まれるのもすごい。既に映画化され公開を
待っているところらしい。主演は役所広司と松坂桃李。楽しみだ。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.33
(4pt)

ジャケ買いのドンピシャ

かなり渋くて好みのややど真ん中を射ぬいてくれました。
ただ、難点をあげるなら、主人公側と友好関係にあるヤクザのグループが、外道グループに悪質な挑発をされてやむなく報復というパターンの多用が気になります。
あと、主人公は偉大な先輩に重要な遺産を任されるのですが、そこまで大きな信用を得るまでの過程に物足りなさを感じます。いっそ先輩刑事にぶん殴られるような反目があればラストの感情移入も強くなっていたかと。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.32
(5pt)

時代は昭和、舞台は広島、熱量がスゴイ

2016年版このミス第三位に輝く警察小説。機動隊から暴力団の抗争事件が頻発する広島県の呉原東署二課(暴力団係)に異例の人事で配属となった日岡秀一は、広島県警内部で凄腕のマル暴刑事として有名は大上章吾の部下となる。着任初日早々いきなり、暴力団員に因縁つけるように飛んでもない指示を受ける。冒頭からトップスピードで物語は始まり、一気呵成にラストまで疾走します。

最初は、清濁併せ吞む破天荒な刑事と反撥しながらも心通わせる新米刑事とヤクザとの闘いかと思いましたが、流石に各方面で評価の高いハードボイルドだけに、物語の構図はそんな単純なものではありません。勿論、昭和時代の仁義なき抗争も盛り込まれた上に、ラストはまさに予想もしない方向に展開しプロローグからエピローグまで見事に繋がり着地します。
孤狼の血 Amazon書評・レビュー: 孤狼の血より
404103213X
No.31
(5pt)

いい話でした

最近読んだ中ではピカイチでした。
刑事とヤクザの友情、先輩刑事の魂が後輩に受け継がれていく様、心が熱くなりました。
広島を離れて20年、すっかり関西弁の私が、読み終わった後は自然と広島弁で話してました。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.30
(5pt)

とても面白い

手に汗握る、しかも展開の見えなさに酔いしれる
とはこのことかと、しかも、地元が元になっている
ということで、イメージが
わきやすい環境も読みやすかった。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.29
(4pt)

血の臭いは薄めだが読後感良い

仁義なき世界を丹念な描写でリアルにしていく著者の力量に感服。従来この種の物語にあった「sex、バイオレンス、哀感…」の臭いは薄めなのが評価が分かれる点と思うが、これはこれで読後感が良い。例えば、悪徳刑事は何を拠り所にしていたのか?その辺があっさりしているところは、読者に余韻を残す著者の配慮なのかもしれない。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.28
(5pt)

心揺さぶる、熱き、男たちの物語。

警察官という枠の中では、あってはならない物語。でも、主人公失踪の時の男たちの熱き叫びに泣けました。絶対に、続編が読みたいです。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.27
(5pt)

なんという面白い作品だ!

佐々木譲、黒川博行、にならぶ、男ぽい作品を書く、作家が、登場した。読みおわって、女性作家と知り、びっくり。つづけて、この人の作品を読む楽しみが出来た。
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.26
(5pt)

骨太で凄まじい迫力です

骨太で凄まじい迫力のストーリーだと思いました。映画ではどうなるか気になります
孤狼の血 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 孤狼の血 (角川文庫)より
4041049547
No.25
(4pt)

懐かしい昭和末期時代

図書館で借りて熟読。作者の2014年作品というが知らなかった。
昭和の舞台でポケベル、トランシーバー大の携帯など、いつの作品?と、奥付を何度も見てしまった。
プロローグとエピローグのつながりや章ごとの伏せ字も最後にはっきりして、映画っぽいなと思ったら
映画化されるんですね。
古き良き時代のハードボイルド?!
孤狼の血 Amazon書評・レビュー: 孤狼の血より
404103213X