神去なあなあ日常

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評判

神去なあなあ日常の評価:

4.33/5点 レビュー 234件。 B ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全396件 381〜396 20/20ページ
No.16
(4pt)

リポビタンD!

三浦さんの作品は多岐にわたりますが、
本作は、「風が強く吹いている」「仏果を得ず」に続く
『魅せられちゃった』系の作品です。

駅伝といい、文楽といい、目の付け所が毎回しぶいですが、
今回の魅せられテーマはずばり“林業”。

高校を卒業したての都会の男子が
ド田舎で林業に携わる、奮闘を自らつづった風の小説でした。

『魅せられちゃった』系と書きましたが、
過去の作品よりも創作上の遊びが増えて、
架空のお祭りや儀式など、日本各地の珍祭・奇祭の
パロディとも思えるエピソードが満載です。

若干過去作品と構成が似ている印象が否めなかったので、
個人的には☆は満点ではありませんが
良質なエンタメを、という作者の意気込みが伝わるので
元気になりたいときや、なにかに打ち込みたいときに読むと
気分にフィットすると思います。

ちなみに、自分が一番笑ったのは
けっこう大事な場面で「ファイトォ!」「一〜発っ!」の
おなじみのフレーズが出てきた場所でした。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.15
(5pt)

若者よ、田舎へ来い!

勇気は進学も就職も決めず?決まらず?高校の卒業式を迎えた。まあ適当にフリーターで食ってこと思っていたら、式が終わると担任の熊やんに「就職先決めてきてやったぞ」と引きずられて家に帰ると「身の回りの荷物は送ったから」と母親にそして父からだと3万円の「選別」を貰いまたしても熊やんに新横浜駅に連れて行かれ神去村への行き方を書いた手紙を握らされ新幹線に押し込まれた。「1年は帰ってこられないぞ。」と餞の言葉を贈られて。乗り継ぎを繰り返し見たこともないローカル線に、やがて携帯は圏外に!終着の無人駅に降り立つと・・・。神去村での生活の始まり。杉と檜の違いも分からない都会育ちが脱走を試みたりしながらも山仕事をしながら村の訳の分からないしきたりや行事を経験し成長していく。そして48年ぶりの大祭「オオヤマヅミさん」ではメドの班に。うっすら涙を浮かべたおかみさんに「生きて帰ってこなあかんで」と見送られ不安を胸に向かうと命を懸けたお祭だった。で、メドの権利って古語の意味分かります(^_^;)?
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.14
(4pt)

軽やかで真剣

高校を卒業して、何も分からないまま林業に就いた若者の日記。

都会に疲れて田舎に逃げ込む話とは違い、軽やかで気持ちよく読めた。
主人公の少年も周りの大人も、タフでまじめで気負いがない。

終盤で明かされる村の秘密。
そこまでの流れも、それまでの「なあなあ」な日常が一転するクライマックスも違和感なく、日常の延長にある信仰を、これも真剣に受けとめる主人公がかわいいのだ。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.13
(4pt)

軽やかで真剣

高校を卒業して、何も分からないまま林業に就いた若者の日記。

都会に疲れて田舎に逃げ込む話とは違い、軽やかで気持ちよく読めた。
主人公の少年も周りの大人も、タフでまじめで気負いがない。

終盤で明かされる村の秘密。
そこまでの流れも、それまでの「なあなあ」な日常が一転するクライマックスも違和感なく、日常の延長にある信仰を、これも真剣に受けとめる主人公がかわいいのだ。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.12
(4pt)

笑いながら読める林業小説

これほど大笑いしながら読んだ本は久しぶりな気がします。めったに小説の舞台になることのない林業の世界を描いたという、画期的な挑戦も高く評価したいと思います。
 突然、未知の世界に放り込まれた主人公が、そこでの悪戦苦闘を経て成長していく物語はよくあるように思います。放り込まれた先がおとぎの国であったり、老舗旅館であったり…。しかし、林業の世界を舞台にした話はこれまでなかったのではないでしょうか。
 また、この本では林業の厳しさだけでなく、その魅力もとてもよく描かれています。新しい小説の舞台として、一般にはなじみはないけれど、大変面白く魅力的な林業という世界を選んだという作者の挑戦に拍手を送りたいと思います。
 ややマンガチックな展開ではありますが、読んでいて大笑いしてしまった本は久しぶりでした。落語を聞くような感じで最後までお話を楽しめました。
 これから主人公は、どのように神去村に根をおろしていくのでしょう。山太君はどのような青年に育つのでしょう。愛すべき村人たちの今後が気になります。続編が早く読みたいです。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.11
(4pt)

笑いながら読める林業小説

これほど大笑いしながら読んだ本は久しぶりな気がします。めったに小説の舞台になることのない林業の世界を描いたという、画期的な挑戦も高く評価したいと思います。
 突然、未知の世界に放り込まれた主人公が、そこでの悪戦苦闘を経て成長していく物語はよくあるように思います。放り込まれた先がおとぎの国であったり、老舗旅館であったり…。しかし、林業の世界を舞台にした話はこれまでなかったのではないでしょうか。
 また、この本では林業の厳しさだけでなく、その魅力もとてもよく描かれています。新しい小説の舞台として、一般にはなじみはないけれど、大変面白く魅力的な林業という世界を選んだという作者の挑戦に拍手を送りたいと思います。
 ややマンガチックな展開ではありますが、読んでいて大笑いしてしまった本は久しぶりでした。落語を聞くような感じで最後までお話を楽しめました。
 これから主人公は、どのように神去村に根をおろしていくのでしょう。山太君はどのような青年に育つのでしょう。愛すべき村人たちの今後が気になります。続編が早く読みたいです。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.10
(4pt)

なあなあで・・・

高校を出たら適当にアルバイトをしようと考えていた俺は,高校の卒業式の日に半ば強制的に,国の助成金制度「緑の雇用」により,林業にいそしむことになる。親からもらった3万円の選別をもち,ローカル線の県外の終点に降り立った・・・

高卒後林業で働くことになった主人公:平野勇気の一年間を本人の視点から振り返った物語である。自然の豊かさと厳しさが林業の伝統とともに,大変すがすがしく伝わってくる物語である。物語全体が題名の「なあなあ」の雰囲気の中描かれており,大変ゆっくりとした時間を過ごさせてもらった。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.9
(4pt)

なあなあで・・・

高校を出たら適当にアルバイトをしようと考えていた俺は,高校の卒業式の日に半ば強制的に,国の助成金制度「緑の雇用」により,林業にいそしむことになる。親からもらった3万円の選別をもち,ローカル線の県外の終点に降り立った・・・

高卒後林業で働くことになった主人公:平野勇気の一年間を本人の視点から振り返った物語である。自然の豊かさと厳しさが林業の伝統とともに,大変すがすがしく伝わってくる物語である。物語全体が題名の「なあなあ」の雰囲気の中描かれており,大変ゆっくりとした時間を過ごさせてもらった。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.8
(5pt)

これは「当り」

前作の「光」がはずれだったので、今回もいかがなものかと思いながら読みましたが、

これは「当り」でした。

なんというか、山の中の匂いが感じられるような、光景が目に浮かぶような。

それと、閉塞した山の中の人間関係がまたなんともいえない味がありまして。

48年に一度というお祭りのシーンは、本当にぞくぞくしました。

風が強く吹いているの流れをちょっと感じる作品でした。

ああ、おもしろかった♪
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.7
(5pt)

これは「当り」

前作の「光」がはずれだったので、今回もいかがなものかと思いながら読みましたが、

これは「当り」でした。

なんというか、山の中の匂いが感じられるような、光景が目に浮かぶような。

それと、閉塞した山の中の人間関係がまたなんともいえない味がありまして。

48年に一度というお祭りのシーンは、本当にぞくぞくしました。

風が強く吹いているの流れをちょっと感じる作品でした。

ああ、おもしろかった♪
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.6
(5pt)

都会暮らしにそろそろ飽きませんか?

いやいや就職した三重の山奥で起こる、神秘的な日常を、すばらしい表現で書いてくれました。
 田舎には、理屈ではない不思議な祭りなどがあるものですね。都会の日常とは時間の流れが全然違います。
 都会生まれのしをんさんにとって、とても興味深い事が山奥にありそうな気がしてるってことでしょう。

三重の山奥で日々働く我々にとっても、新たな思考が生まれそうな小説だと思います。
都会暮らしに飽きた人たちも是非どうぞ。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.5
(5pt)

都会暮らしにそろそろ飽きませんか?

いやいや就職した三重の山奥で起こる、神秘的な日常を、すばらしい表現で書いてくれました。
 田舎には、理屈ではない不思議な祭りなどがあるものですね。都会の日常とは時間の流れが全然違います。
 都会生まれのしをんさんにとって、とても興味深い事が山奥にありそうな気がしてるってことでしょう。

三重の山奥で日々働く我々にとっても、新たな思考が生まれそうな小説だと思います。
都会暮らしに飽きた人たちも是非どうぞ。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.4
(5pt)

林業小説…山や木に興味が無くても読めてしまう傑作!

三浦しをんは人間関係を描くのがうまい作家だ。この関係は良いとか良くないとか
決めつけず、ただ、その関係性を読者に楽しく読ませ、酔わせてくれる。故に
駅伝や文楽という一見親しみにくい題材も人間ドラマとして多くの読者の支持を得るし、
前作「光」のように、暴力を介した救われようのない運命を背負った人々の物語にも
ずぶずぶと読み手を引きこむ。

さて、そんな三浦しをんの新作は、人間関係がとても限られた山奥の村で
林業を営む人々の物語。今回は、人と人との話に限らず、木や山などの
自然と人間の関係性も描きこまれ(すなわちそれは、ある意味、自然に宿る
人間を超えた力≒神様的なものとの邂逅も含むわけで)
大変読み応えのあるチャーミングな小説だった。

高校卒業後も進路が決まっていなかった主人公の勇気(18歳男子)は
興味も知識もまったくない状態で、ひょんなことから神去という土地で
林業の研修を受けることに。頑固そうな老人に、荒っぽい先輩の木こり、なぜか
美人の多い女性陣・・・個性豊かなキャラクターに囲まれ、慣れない肉体労働を
強いられ、更に、山の神様を信仰する彼らとのカルチャーギャップに戸惑いながら
勇気はしだいに、働くということ、自然とともに生きることを覚え、この村や
木を伐採する仕事、山を育む仕事を愛しはじめるのだった・・・と、あらすじを書くと
なんとも平凡になってしまうのですが、本当に面白い。語り手に、山に暮らす
人々から見たら異分子的な存在である勇気を据えることにより、読んでいる側も
林業に携わる人々の特殊性に一緒に戸惑い、村の田舎ぶりにびっくりし、
困った人たちに翻弄され、山の神様の祝福を受け…なんともハッピーな
読後感を味わうことができます。特に、48年に1度の祭りのシーンは
読んでてゾクゾクしました。

林業にも大自然にも興味がまったく湧かない私ですが、作家の名前につられて
読んでよかった、と思える小説でした。まるで主人公が山に魅せられたかのように。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.3
(5pt)

林業小説…山や木に興味が無くても読めてしまう傑作!

三浦しをんは人間関係を描くのがうまい作家だ。この関係は良いとか良くないとか
決めつけず、ただ、その関係性を読者に楽しく読ませ、酔わせてくれる。故に
駅伝や文楽という一見親しみにくい題材も人間ドラマとして多くの読者の支持を得るし、
前作「光」のように、暴力を介した救われようのない運命を背負った人々の物語にも
ずぶずぶと読み手を引きこむ。

さて、そんな三浦しをんの新作は、人間関係がとても限られた山奥の村で
林業を営む人々の物語。今回は、人と人との話に限らず、木や山などの
自然と人間の関係性も描きこまれ(すなわちそれは、ある意味、自然に宿る
人間を超えた力≒神様的なものとの邂逅も含むわけで)
大変読み応えのあるチャーミングな小説だった。

高校卒業後も進路が決まっていなかった主人公の勇気(18歳男子)は
興味も知識もまったくない状態で、ひょんなことから神去という土地で
林業の研修を受けることに。頑固そうな老人に、荒っぽい先輩の木こり、なぜか
美人の多い女性陣・・・個性豊かなキャラクターに囲まれ、慣れない肉体労働を
強いられ、更に、山の神様を信仰する彼らとのカルチャーギャップに戸惑いながら
勇気はしだいに、働くということ、自然とともに生きることを覚え、この村や
木を伐採する仕事、山を育む仕事を愛しはじめるのだった・・・と、あらすじを書くと
なんとも平凡になってしまうのですが、本当に面白い。語り手に、山に暮らす
人々から見たら異分子的な存在である勇気を据えることにより、読んでいる側も
林業に携わる人々の特殊性に一緒に戸惑い、村の田舎ぶりにびっくりし、
困った人たちに翻弄され、山の神様の祝福を受け…なんともハッピーな
読後感を味わうことができます。特に、48年に1度の祭りのシーンは
読んでてゾクゾクしました。

林業にも大自然にも興味がまったく湧かない私ですが、作家の名前につられて
読んでよかった、と思える小説でした。まるで主人公が山に魅せられたかのように。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048
No.2
(4pt)

林業と地域。そして成長物語

高卒で、自分の意志でなくイキナリ林業に就業した勇気の成長と日常です。
神去村のゆったりした時間と、個性の強い仲間やあたたかい人達。林業の専門的内容が思ってたより多かったです。スルッと読めた印象です。作者の「風が強く吹いている」が好きで、新刊を期待していました。ページ数からか少し物足りないと感じました。
神去なあなあ日常 Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常より
4198627312
No.1
(4pt)

林業と地域。そして成長物語

高卒で、自分の意志でなくイキナリ林業に就業した勇気の成長と日常です。
神去村のゆったりした時間と、個性の強い仲間やあたたかい人達。林業の専門的内容が思ってたより多かったです。スルッと読めた印象です。作者の「風が強く吹いている」が好きで、新刊を期待していました。ページ数からか少し物足りないと感じました。
神去なあなあ日常 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神去なあなあ日常 (徳間文庫)より
4198936048