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(短編集)
家族写真
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家族写真の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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普通の日常風景がほのぼのと浮かび上がり、ほっこり癒されました。 個人的には、「しりとりのり」が良かったです。 会話のない家族がドライブにでて、渋滞にはまり、ドライバーのお父さんの提案で、しりとりをします。 最初から最後まで、会話のみの構成。 しりとりで、いつもは言えない、家族それぞれの不満や気持ちを、ピリッと言っちゃうところが絶妙でした。 とっても面白かったです。 | ||||
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この短編集の中には、ユーモアも感動させる内容もあります。「家族写真」は一番感動的です。このストーリーでは、バラバラだった家族が健康上の不幸によって、健全なものとなります。それ以外、「プラスチック・ファミリー」もすごくよかったと思います。不思議な物語で、途中までちょっと変だと思っていましたが、最終的に「家族写真」と同じようにこの物語にも人間の成長が見えます。総合的によい短編集だと思います。 | ||||
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家族や守るものがあることの大切さなど、多くのことを教えてくれる作品ばかりだった。 『内村さん一家176Kg』では、最後のオチに笑わされながら、お前はどうなんだと、甘い計算をしがちな自分を叱責されているような気がした。 『プラスチック・ファミリー』からは、守ること、目的や理由が人の成長や生きていく上で必要なことを教えられた。 『しりとりの、り』『家族写真』からはコミュニケーションの大切さを教えられた。 家族を持っている人だけではなく、独身の人の心にも響く作品ばかりなので、多くの人に読んでもらいたい。 | ||||
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笑わせたあとに、ほろりとさせる、あるいはぞくりとさせる。 そんな氏の短篇集の本道?を期待していたわたしにはちょっと ガックリの巻でした。ゆるゆると、そこそこ面白くも起伏のない 展開がたらたら続き、最後は軽いギャグで穏やかに収束する・・・。 いつも感心していた大どんでん返しはありませんでした。 さ、次の短篇集を! | ||||
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どの章も良かったですが、「磯野波平」の章が特に良いですね。 どの章にも登場する父親、気持ち良く分かります。 | ||||
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「家族」をテーマにした短編集 「結婚しようよ」「磯野波平を探して」「内村さん一家176kg」 「住宅見学会」「プラスチック・ファミリー」「しりとりの、し」「家族写真」 の7編が収録されています。 どこかノスタルジック、昭和の家族を感じさせる様なストーリーで 微笑ましく読む事が出来ました。 個人的には森浩美さんの描かれる家族シリーズの方が好みですが こちらも読後感は「やっぱり家族って良いな」と思わせてくれる後味の良い作品集です。 | ||||
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7つの短編小説。全ての内容が面白いと思えたわけではないけれど、 色々な家族のありようが描かれた小説だと思います。 私は『結婚しよううよ』と『家族写真』が面白かったと思います。 | ||||
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どのお話も「わかる、わかる」とうなずけるようなものばかり。 どこの家庭にもありそうな、ありふれた問題・・・でも本人にとっては一大事。 それをユーモアを交えてほのぼのと描いています。 やっぱりこういうのを書かせたら抜群にうまい作家です。 どのお話も主人公が中高年の男性(いわゆる“オヤジ”)というのもいいなぁ。 長く記憶に残る作品ではなさそうですが、短時間でサクッと読めるのでお気軽にどぞ♪ | ||||
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男手ひとつで育てた娘からの結婚宣言、夢のマイホーム見学会、メタボ対策に四苦八苦・・・どこにでもいる平凡な家族の日常を題材にした短編集です。救いのない話がないので、読後感が良い。おすすめです。 | ||||
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「家族」をテーマにした短編7話。冒頭の「結婚しようよ」ですっかり心をわしづかみにされてしまいました。嫁ぐ娘と、16年間男で一つで育ててきた定年間近の父。ユーモアあふれる語り口の中に、親子の歩んできた日常がひしひしと感じられ、涙がボロボロ。 荻原浩のうまさは、この軽妙さからの感動に尽きますね。 他の作品もどれも家族っていいな、と思えるものばかり。 それにしてもサザエさんのフネさん、50歳って!私と同い年じゃないですか!びっくり! | ||||
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ほのぼのの、ほろりの…。いいんだよね~。 いちいち描写がはまるんです。 要は好きなんですよ。この作家が。 | ||||
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『愛しの座敷わらし』(2008年4月刊)や『月の上の観覧車』(2011年5月刊)にウルッときた読者へ、ほろ苦くもほのぼのとした感傷を再び――。とりわけ、現在57歳の作者と同世代の中高年男性には心に沁みる場面が数々あるに違いありません。そして、「久しぶりに妻を誘ってどこかへ出かけようかな」とか「離れて暮らす我が子にメールでも送ろうかな」とか思ったりするでしょうね。悲しいときは涙のかわりに微笑みを――という心模様を描くのはこの作家の自家薬籠中。作者と読者、それなりの人生経験を積んだ者同士で共有するセンチメンタリズムは、悪くありませんよ。『小説現代』既掲載の6作+書き下ろし1作の計7作。なかでも、書き下ろしの表題作がいい。その挿し絵として描かれた表紙の装画もいい(「お祖母ちゃん」がいないのはなぜ?)。願わくば、荻原さん、還暦を過ぎてもこのテイストの小品を引き続き我々読者にプレゼントしてくださることを、せつに。m(_ _)m | ||||
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