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流星の絆
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流星の絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全202件 161~180 9/11ページ
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もはや独自の世界を作り上げた感があり、今回も東野ファンのみならず、初めて読んだ人も大満足の作品。 「罪を憎んで人を憎まず」 んー言葉では簡単だけど、結構深いです。ミステリーとしてはもちろん、ヒューマンドラマとしても、多くの人に読んでほしいと思いました。 | ||||
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東野さんの作品は初めて読んでみました。 期待通りのオモシロさで一気に読めました。文体もわかりやすく 中学生の娘も飽きずにひきこまれたようです。 皆さんのレビューを読んで他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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東野圭吾の最高傑作ではないにしろ、良質な作品には間違いありません。基本的には皆さんが比較に出されているあの系統の物語です。幼児期の事件の影響云々。作品の重みは比較にならないかもしれないけど、その分ボリュームも少なく敷居は低いので、これはこれでいいと思います。 しかし!、この帯に書かれた宣伝は、どうしたもんだか。。。 以下、ちょっとネタばれ。 「最大の誤算は、妹の恋心だった。」で、半分近くまでのストーリーを示唆し、「驚きの真相」で、真相はその延長線上ではないと示唆する。確かに真相は想像はしたものではありませんでしたし、その延長でのラストのまとめ方は良かったと思いますが、構えてしまった分だけ驚きも無く、ラストの感動も半減しました。せめて前者で止めていてくれたら、妹の恋心をどう決着付けるかという想像で盛り上がれたものを(東野圭吾なら、その線でも期待できるので)。 映画もそうですが、最近はラストのどんでん返しが無いと売れないという悪い風潮があるので、それを示唆する宣伝が多く見受けられますが、売り上げにはいいかもしれないけど、受け取り側の損失も考えて欲しいものです。 | ||||
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うまくできてる本だなあ、というのが一番の感想です。テンポもいいし、キャラクターも輪郭がはっきりしていて読みやすいです。なんだか途中から映像として頭に浮かんできちゃって、これはテレビかなあ・・・映画か・・・きっと誰かが演じることになるのでは。 読ませる力はすごいと毎回思います。一気に読めたし、わりと納得した終わり方だったように思います。ハヤシライス食べたくなっちゃったなあ。 | ||||
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発売されてから、本屋に行くたびに気になってました。 やっと昨日、購入しました。 みなさんが書いているように、一気に読めます。続きが気になり、ペールをめくる手が止まりませんでした。数時間で読み終えました。厚みがある本なのに、長さを感じさせません。さすがです。 ハヤシライスが食べたくなる気持ちになるという人がたくさんいるのもうなずけます。 涙が止まらないとか、最高傑作だとか聞いて読むと、期待値があがりすぎてしまい、それほどでもなかったときのギャップは大きい。 ラストは好きですが、突然すぎて泣けなかったです。宣伝文句におどらされず、先入観なしで読むと、泣けたのかなと思うと残念でなりません。購入を煽るための宣伝文句がハードルをものすごく高くしていると思います。東野圭吾最高傑作となっていますが、白夜行や幻夜の印象が強い私には物足りなさが残るため、−1 もっと、この世界に浸っていたかった。少年時代や詐欺師となった経緯、静奈が恋におちるところをもう少し丁寧に描いて欲しかったです。上巻が少年時代、下巻が復讐編というように長編になれば文句なしだったかも。それができる作家だと思います。 普段は本を読まないという友人にお勧めです。読書が好きになること間違いなしの作品だと思うので、★4つです。 勧めるときには、泣けるとか、先入観は与えないようにね。 | ||||
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いつも東野氏の本は楽しく読ませていただいております。 家族の絆、家族のあり方、色々だなと考えました。 こんな兄弟のあり方、絆、羨ましいです。 ピッチよく進みましたが途中犯人はこれとわかり、 違うっと気づき、最後は。。あれれと想像を超えておりました。 ちょっと無理があったのかなとも思いましたが全体的には楽しめました。 最後は、、やられた。という感じでしたね。。 ちょっとぐっときます。女性には。。その場面、すぐには思い出せず ページをめくりなおしたのは私だけでしょうか。 文庫本がでるといいけれど。。通勤途中、重かった。 | ||||
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■横須賀の小さな洋食屋《アリアケ》。夫婦が営む店の自慢は先代から受け継がれたハヤシライスだ。子供が3人いた。小6の功一、小4の泰輔、小1の静奈。ある日の深夜、兄弟はペルセウス座流星群を見るために家を抜け出し、近くの造成地に行く。帰宅すると、両親が殺されていた。遺留品はビニール傘。また裏口から出てゆく男を泰助が目撃していた。警察の執念にも関わらず、捜査は難航し犯人は見つけられなかった。子供たちは施設に預けられた。 ■14年後。兄弟は、美しく成長した静奈の容姿を武器に、詐欺グループを結成していた。独身の冴えない男に静奈が近づき、泰輔が銀行マンに扮し、静奈が加入しようとしている海外債権の不足分を男に立て替えさせる形で百万単位の金を巻き上げる方法だ。功一が総参謀を務めた。孤児3人が生きるための手段だった。 ■ある時、静奈はレストランチェーン《とがみ亭》の御曹司・戸神行成に接近する。その店のハヤシライスの味はアリアケそっくりだった。そして行成の父こそ、両親が殺された夜、裏口から出て行った男だったのだ。色めき立ち復讐を誓う3人。だが誤算が。静奈は行成を愛し始めていたのだ。復讐は、成就するのか、それとも――。 ■ラスト30頁に驚くべき展開が待ち受けていて、書評子は腰を抜かした。 ■東野圭吾は本当に面白い。 | ||||
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その夜、流星を見に、こっそり兄弟3人で夜中に家を抜け出した。 小学6年だった功一、小学4年だった泰輔、小学1年だった静奈。 ところが星が見えるどころか雨まで降り出し 家路につくと、そこには重たい空気が・・ 変わり果てた両親の姿。 両親は小さな洋食屋「アリアケ」を営んでいた。 担当した刑事たちは、残された幼い兄弟たちのためにも 必死で犯人を探すが、いっこうにメドが立たない。 場面はかわり、すっかり大人になった3人は 施設で育った後も、しっかり絆で結ばれていた。 しかし、それは、生きるのに必死だった彼らには、あまりにも過酷で 冷たい「世間」を思い知らされた上での 反骨心から、騙される側から騙す側にまわったのだという 彼らなりの正等論を持っていた。 そんな彼らの前に現れたのは 次男が唯一目撃していた犯人の顔。 14年たっても、決して忘れることのなかった顔。 その男は、本当に犯人なのか。 騙す側に徹していた3人は、騙しきれるのか。 いや〜〜〜〜〜〜 引き込まれたね。 3人が、それぞれの役割を見事にこなしながら 進めていく「仕事」アッパレ。 静奈の乙女心。 他人を信じることが出来なかった3人が、唯一心を許した相手。 そして、真犯人・・・。 ドンデン返し〜! このドンデン返しにも、理由付けがしっかり出来ていて とても巧妙。 やっぱり東野圭吾は・・・すごい。 ★5つ!! | ||||
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主人公の3兄妹の両親が殺されるところから物語は始まる。手がかりらしきものは出てくるのだが、結局その事件は迷宮入りになる。そして3兄妹は成長し、やがてちょっとやばい仕事をするようになる。 さらに、ストーリーの中で、3兄妹の妹が仇の息子を好きになってしまう。それからどういう展開が待っているか…それはあなたの目で確かめてもらいたい。 人間には理性と感情がある。ふだんは理性で感情をコントロールしているが、人間はロボットではないので、感情のままに衝動的に行動してしまうことは十分ありえる。このストーリーのようなシチュエーションはまず実際にはありえないだろうが、私たちに人間の不可思議さを考えさせてくれる。なぜ人は体に悪いと分かっていてタバコを吸いつづけるのか。なぜギャンブルで損をすると思いながら大金をつぎ込んでしまうのか。その答えは、人間は感情に流されやすい生き物だということだ。人間の行動はロボットやコンピューターのように予測のつくものではないし、だからこそ人間の行動をテーマにした多くの小説や映画、演劇などが成り立つのだ。ひとりの人間を本当に理解するのは難しい。たとえそれが自分自身でも。だからこそ、このような小説の存在価値があるともいえる。 最後に、兄妹の長兄が言う印象的なセリフをひとつ。「俺たちって流れ星みたいだな。あてもなく飛ぶしかなくって、どこで燃え尽きるか分からない。だけど、俺たち三人はつながってる。いつだって絆で結ばれてる。だから、何も怖がるな」 | ||||
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東野圭吾さんの作品は久しぶりに読んだのですが、さすが、期待は裏切られませんでした。 家族の温かみと、社会の現実が同時に現れていたと思います。 キャラクターはそれぞれ個性豊かで、それでいて心の奥は純粋で、皆好印象のメンバーでした。 大きなオチはそれほどないのですが、ちらほらと様々な展開が見えてきます。時には焦りながら、「ああ、どうしよう…」と、感情移入しながら読んでいました。 最後には「よかったー」という感動的な終わり方で、私的には好きなまとまり方でした。 | ||||
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東野圭吾の作品は出る度に読んでいますが、このところいまいちでした。本作は、久々の合理的なミステリーとして楽しく読めました。ラストのどんでん返しとハッピーエンドも嬉しいところです。ただ、『白夜行』や『秘密』ほどのインパクトはないのがちょっとだけ残念。でも、『容疑者Xの献身』を読んでこんなものかと思っていた人はぜひ読んで下さい。 | ||||
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プロット、テンポ、人間描写等、いずれも作者の力量が感じられる佳作。 あっさりしているけれど、読みやすくてよい。 いくつかの点で強引さを感じつつも、許容できる範囲。 東野圭吾入門書といったところ。 | ||||
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両親を惨殺された三兄弟が、時効寸前で出会った犯人。彼を追い詰めるべく、仕掛けを張り巡らす三人。しかし、妹の恋心が事態を思わぬ方向に進めていく…。 美貌の女性が男をだまし生きていくと言う設定は、「白夜行」「幻夜」を髣髴とさせるのですが、本書で登場する静奈はあくまでも「生きるため」に、やもすれば、あっけらかんと詐欺に手を染めている印象です。そこに深い闇はなく、二人の兄とともに社会の片隅でしっかり手を取り合って生きている。彼女が初めて兄以外に心動かされた男性が、たまたま自分たちの両親を殺した犯人の息子。彼がまた、本当に頭のよい、いい男なんですよね、これが。 真相を知りたいがために、ページをめくる手が止まりません。ラスト、あまりにうまくまとめられすぎていて、余韻はいまいちですが(まさしく2時間ドラマの乗り)、楽しい読書タイムが持てること、間違いなしです。 | ||||
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ここしばらく、私の好きな「白夜行」や「容疑者Xの献身」などに比べて、 ?と思う東野作品が続いていたのですが、 今回はよかったです。すっきりです。 導入部も良かったし、意外な犯人・真相も良くできていました。 ラストも美しくて、さわやかです。 両親を殺された三人の兄妹が詐欺師になっていたという展開も、 意表をついていて楽しめました。 ただ、約半分くらいまでのあらすじがあちらこちらのメディアで発表されていたのが、 ちょっと興ざめでしたね。 宣伝する方は、もうすこし控えめにして欲しいものです。 | ||||
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はじめて?じゃないでしょうか、こんなハッピーエンド。 白夜行のような展開にならなくて良かった・・・。著者の作品の中で、こんなに読後感が清々しいのも珍しいと思います。今回は性善説の立場から人間を捉えた作品で、東野さんもたまには毒?を抜きたくなったのかな、と思いました。 でも逆に言えば、その分いつもの「らしさ」が無いので、それを求めてる人にとっては物足りないのでは、とも感じるので、△1。 個人的には、こんな作品も偶には挟んで欲しいと思います。でないと、ほんとに人間いやになるので。 | ||||
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ハヤシライスの謎が食欲までをそそります。それにしても、今回は、「妹の恋心」「思い出の味」とまたいろいろな話材をとりまとめて、調理!という感じで、東野作品としては、落ち着いて、楽しめました。あまりどろどろしていなくて、思わず顔をそむけてしまうような場面もなく、エンターテイメントとしては良質な2時間ドラマを見ているようで、楽しかったです。 | ||||
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東野ファンとしては、満足度はたかい。でもきようだいの復讐劇として読んでいると なんかものたりない。かずかずの作品群のなかではかなり良い位置であるにはちがいないが、 つぎはーそのつぎーはーそのまたつぎはどうなるのー というところが案外最初からばらしておく東野の作品としてはあっさりすぎている。 でも、そこは氏のすばらしさか、最後まで飽きさせずに読ませるところは流石 みなさまもどうぞ一読してください。 推薦いたします。 | ||||
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さすがの東野圭吾作品。 先が気になって気になって、あっという間に読んでしまいました。 兄弟と妹に血のつながりがないということが、かなり前半でわかっていたので、 韓流ドラマ張りのドロドロ展開も想像したのですが、 こういうすっきりしたオチも悪くないです。 ただ、オチの展開があまりにきれい過ぎて、 苦労して登った山頂から、送迎バスで戻ってきたような感じを受けたのは 「これでほんとによかったのか?」的なラストを期待しすぎていた 私の根性曲がりのせいですね・・。 | ||||
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東野作品は好きで、ほとんどの作品は読んだのですが、僕的には、『夜明けの街で』『ダイイングアイ』がイマイチだったので、「う〜ん、東野圭吾も最近はパッとせんなぁ」と思っていたのですが、やはりさすがとしか言いようのない作品です。感情移入しやすい人物描写、飽きさせない展開・テンポは圧巻でした。僕的には『白夜行』に似た空気感を感じたのですが、どうでしょう?ただ、作風は違いますが、同じ東野作品の中では、『さまよう刃』が好きなので、星4つにしておきます。 | ||||
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さすが東野圭吾…と言おうか、犯人は誰かという謎解きを軸にしたストーリー運びは見事。中盤ですでに犯人がわかった、と思いながら読み続けると、結末は意外なことに。兄弟の絆の描き方やその他のキャラクターの人物像、物語の中の詐欺の手口の描き方なども丁寧でリアリティーがある。ただ、最後の最も重要な部分についての真相解明での詰めが少し甘いように思えるほか、結末も少々都合が良すぎるのでは?と思える。 初期の東野圭吾なら、もう少し違った結末になったのではないか。ただ、やっぱりレベルは高く、はずれはない。 | ||||
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