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流星の絆
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流星の絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全202件 141~160 8/11ページ
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この10月から放映が始まった、ドラマ「流星の絆」。 それを観ていて、一体どこまでが原作に則っていて、どこからが脚本家(クドカンこと宮藤官九郎)のオリジナルなのか、ということをとても知りたくなり、遅ればせながら読んでみた。 感想としては、そう、ひとまずは面白かった。 犯人も意外な人物だし、両親を殺された3人のきょうだいが長じて詐欺師グループとなって云々、という展開も奇想天外だし、また、淡い恋心が交錯するさまなども、かなり楽しめた。 ただ、いかんせん、結末を読んだ時点で、スーッと気持ちが冷めてしまった。 あの終わり方は、こう言っては何だが、少し甘すぎるように思う。 そのため、基本構造は面白かったのに、何となく全体的に薄い作品だったかのような印象に終わってしまった気がする。 ──とはいえ、全体として見れば、必ずしも悪くない作品だった。 また、「甘い」と感じられた結末も、この作家の一種の持ち味といえば言える。 一読して損はないだろう。 | ||||
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自分は東野圭吾がわりと好きで多くの作品をこれまで読んできました。そして一目みたら忘れられない独特な本のカバー、また「最大の誤算は妹の恋心」というそそってくるセリフ。 ファンにとっては、見逃すことなんてできるはずがありません。しかし実際読み終わったあとの感想は、なにか少し残念なかんじがしました。 美しい妹にたいしてあんまり惹かれなかったのが一つの原因でないかと思ます。 それは白夜行などで不思議で奇妙だけど、なぜか美しくて惹きつけられた女性の深みの差をかんじずにはいられなかったからです。でもでもでも しかし… 後半になるにつれページをめくるのに止まらない手。読み終わったあとの余韻。さすが東野圭吾というかんじでした。 傑作とまでは自分の中ではとらえられなかったけど、作者の力量、ストーリーのおもしろさ 十分に読む価値はあると思います。 というわけで星4つでどうでしょう… | ||||
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見事なエンターテイメント作品。純愛あり、汚れ仕事あり、サスペンス、ツイストも適度。老若男女を楽しませることのできる一冊。今や東野作品は、小説界の「寅さんシリーズ」の域に達している。 となれば当然、初期からのコアなファンや、ディープな推理小説好きには物足りない部分も出てくる。読み終わって満足したら、さっぱり忘れてしまいそう。そんなひっかかりのなさが、ほんの少し物足りない。 | ||||
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これまで放課後、同級生、秘密、白夜行、幻夜、手紙、時生、赤い指、ガリレオシリーズetc…を読みましたがこれらの作品を越えたと思います。最新作もなかなか良かったです | ||||
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一言で表現するなら、 「ポートピア連続殺人事件」 東野圭吾さん。 容疑者Xの献身以降、 出る本、出る本、どれもイマイチで、 失礼だけどさ、 ああ、この人はもう駄目かもしんないなぁ・・・ なーんて思ってた。 ドラマ化される(されてるの?)せいか、 周りでも何人か読んでる子がいて、 どの子もあんまり評判よくなくてさ、 そっかぁ・・・やっぱりこの本もつまらないんだ。 そう思いながら読み始めました。 読み進めていくうちに思った。 いやいや、ちょー待てよ。 この本イマイチって言ってたお前らの価値観がおかしくね? これがイマイチならどんな本が面白いんだよ? 本の一番の弱点って、 その存在だと思う。 つまり『厚み』。 読んでいると分かるじゃん。 残りの厚みが減っていくと分かるじゃん。 あっ、この話もう終わっちゃうんだ。 って事は結末が分かっちゃうの? イヤ、ちょっと待ってよ。 オレまだ読んでたいし。 もっと色々考えたいし。 こう思ってしまう。 『厚み』のせいで、 話の先が長くない事が分かってしまう。 これって悔しくないですか? 上映中も目に見える場所に 現在の時刻を知る事が出来る時計を設置している 映画館はサイテーだと思う。 遠足のお弁当は、 現地について、 お弁当箱の蓋を開くまで 中身は知らない方が嬉しい。 僕はこの本の厚みが どんどん減っていくのが寂しかった。 そんな本でした。 お勧めします。 | ||||
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登場人物が美女、知的な実行者ときたので、「幻夜」や「白夜行」の流れを 期待しながら読んでいきましたが、心地よくかわされた感じでした。 腑に落ちない、人が信じられなくなる結末の作品も嫌いではありません。 個人的には、この作品はこの作品でテンポよく読み進めて終わり方も好みです。 東野先生の最後の大どんでん返しを期待する方には、他の方々の意見同様、 物足りなさを受けるかもしれませんが、血のつながった間柄、恋愛相手をはじめ、 さまざまな「 情 」を盛り込んだ作品としてみると興味深い作品である印象を受けます。 泣けるかと問われれば、泣けないし、後に残るかと問われれば、残りません。 結末に強烈な印象を残す作品と比べて、くすぐる程度に読者をかわしつつ、 気持ちいい結末に導いてくれた作品だと思います。 | ||||
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帯の惹区に魅せられ、つい手にとった。 スピード感はさすがであるし、楽しめる作品だった。 家族や幼馴染など、人が壊されたくない関係をモチーフにしたときのやりきれない切なさに、作者の上手さを感じる。 東野作品をそれほど多く読んでいない自分だからこその感想かもしれないが。 まだまだ飽きない。 | ||||
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テレビドラマ化されると言う事で、それに先立ち読んでみました。 探偵ガリレオ系のお話ではなく、白夜行系のちょっと暗いドキドキするお話です。 でも、展開の速さと、意外な結末に一気に読み進めてしまいました。 原作のイメージを損なう事なく、ドラマ化される事が楽しみです。 | ||||
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来月からドラマが始まるとうことと帯に惹かれて買いました。普通なら文庫本になるまで待つのですがドラマを見る前に読んでおきたかったので。「復讐計画の最大の誤算は妹の恋心だった。」って書いてあるんですが、読んでみると失敗したのは彼女が行成に惚れたからというわけではないですよね?私は理性が崩されるほど彼に惚れてしまったがために計画が失敗したというような情熱的な感じの展開を帯を見て期待をしてしまったのでちょっとガッカリしてしまいました。あと、いきなり両親が殺されたところから始まるので、もうちょっと殺される前の家族が幸せに暮らしていた頃の描写がされていたらこちらも3兄弟に感情移入できたのになと思いました。でも、真犯人は意外でした。いや、この人ではないなーとは思ってたんですが、じゃあ真犯人は?ってなったときに思い当たらないんですよね。この物語は怪しい人物が次々と出てくるわけではないので、余計に疑問でした。でも、文章は読みやすいしハヤシライスの描写もとても良く描かれていたので一度は読んでみて欲しいですね。私は1日で読み終りました。 | ||||
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帯の過剰な宣伝が期待を呼んでしまってます。 あのネタバレな帯がなければ、もっと楽しんで読めたのに…と思います。 それでも東野さんの作品の中で、最高傑作まではいかずとも、面白い事は確かなので★5つです。 犯人が分かった瞬間、とても憤りを感じましたが、殺人の動機が息子の為… またここに、憎み切れない犯人がいました。 詐欺をしたり、白夜行を感じさせる作品でしたが、それよりは人間性も描かれており、感情移入もし易い作品でした。 ドラマは別に見たくないかな… | ||||
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構成・設定はバッチリである。ただラストシーンが近づくに連れ、描写が荒くなっていくような感じがした。 細かく手を加えると2冊組で仕上がったのではないだろうか? アイデアは素晴らしいと感じるが、もう少し膨らましても良いと思う。 | ||||
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一気に読みました! ドラマ化されるとのことで、いろいろなレビューを参考にして ちょっと期待しすぎたかな^^; お話が、全体的に綺麗な感じ。 それに、こんなにまとまっていて、読後感のよいハッピーエンドになるとは!! 東野さんの作品は、読後感にモヤモヤ・・・とか、アンハッピーエンドとか、多かったので。 ラスト1ページは、ちょっとウルウルしました。 | ||||
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この帯に惹かれて読んでみました。 さすがは東野圭吾さん、これだけの内容がありながらも読みやすいし、テンポよく、読み手を先へ先へとどんどん引っ張っていくのは、いつもの作品と同様。すごいですね。 一度読み始めたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。 たしかに皆さんおっしゃられている通り、人間の持つ黒さ、憎悪、徐々に物語の真相に迫っていく焦燥感では同著者の「白夜行」の方が抜きんでていると思います。 「流星の絆」も、過去の犯罪・復習のために罪に罪を塗り重ねていく…という点では、たしかに「白夜行」とは似た点もありますが…大事にされてるテーマは違うんじゃないかとも。 「流星の絆」はどのようにして犯罪を犯していくか、いかにして自分達の罪を隠すか、ではなく、傷を負った彼らがそこから生きていくか、に焦点をあてられている気がしますね。 だから復讐劇、犯罪モノという先入観で読むと、展開があっさりしすぎているように感じていたり、物足りなさを感じたりするのかな、と。 メインテーマは人間の心の闇でもなく、残虐な殺害事件の真相でもなく、あくまでも人と人との絆ですからね。 あんなふうに大事にされる「シー」が羨ましかったり。 賛否両論あるようですが、文学の価値は一様ではないですしね。 私としては、面白かったし、ドラマ化も非常に楽しみです。 キャストを聞いて、功一役の二ノ宮さん、静奈役の戸田さんはピッタリだなと納得です。 泰輔役の錦戸さん、とてもいい俳優さんだと思うんですが、とても落ち着いていて、眼力ある方なので、泰輔というよりは…どちらかというと錦戸さんは頭のキれる功一役の方が似合いますよね。 まあ、なにはともあれ、映像の中で、功一、泰輔、静奈の三人がどう生きてくれるか、とっても楽しみにしています。 | ||||
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さすが東野さんの作品ですね! この前に、東野さんの「ガリレオ・シリーズ」を読んだ、すると別の作品を探し出してきました。とうとうこの「流星の絆」を選んで買いました。 兄妹の絆より人々の絆の物語だと思います。 両親との絆のために、何でもする三人の兄妹。 男女の絆のために、悲しみをこらえて真実を探す男。 すると、犯人と殺された人たちの絆から生み出された罪悪感。 「容疑者Xの献身」より幸せなエンドがあったから、よかったなぁと思いました。 今年のおススメ作品です! | ||||
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久々に、「おもしろいなあ〜」と思わせられた東野圭吾作品。 非常にテンポが良く、キャラクターも魅力的で、読んでいて飽きさせないし グイグイ引き込まれるものがありました。 カラクリも思わぬところを突いてくるもので、なかなか面白い。 ただ、全体的にいつもの東野圭吾作品よりも軽さが目立ち、キャラクターの思考や 感情の深さが足りないなあと感じたのは否めないですね。 もっと、一人一人の深い感情や迷い、怒りなどを描ける作家なのではないか。 そういう期待があるから余計に、軽さが目立ったように思います。 ラストもそのトーンを最後まで引っ張っているから余計そう感じるのでしょうね。 一気に読める、エンターテイメント性の強いものが好きな方にはぴったりだと思います。 面白く読めたことに、うそはありませんから。 | ||||
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両親を殺害された事件の時効を迎える寸前に犯人の手がかりを掴み、なんとしてでも事件の証拠をでっちあげようとする様子は目が離せず最後まで一気に読ませるおもしろさがあった。静奈と行成の恋の展開も自然で、純粋にお互い惹かれあっていく様子がうまく表現されていて、静奈の切なさがはっきりと伝わってきた。ストーリの重要な鍵となるハヤシライスにもこだわっていて、本当に美味しそうに感じられた。ただ、かなり引き込まれていただけに、事件の真相は騙されたという感じも少なく、正直いって物足りなかった。 | ||||
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何度も持ち出して申し訳ないとは思うが…、「白夜行」以降の作品では、出色の出来だと思う。前半両親を一度に殺された兄弟が、「詐欺」を行う描写が明快過ぎて心理的に嫌なのだが、妹が愛する男性のキャラがとても魅力的に書けている。「白夜行」から(ホント何度も引き合いに出して申し訳ないのだが)、あの何とも言えない救いようのない暗さを排除したような。あの暗さが嫌という人には、おすすめ。その分、後引く余韻は薄い。 | ||||
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タイトルどおり面白かったです。伏線につぐ伏線により見事に騙されてしまいました。ただ皆さんが仰る通り帯広告の煽りは余計でしたね〜。人それぞれ感性が違うのだから面白いと感じる作品は、違って当たり前ですからね。(実際私は「手紙」の方が感動はしましたし)あの煽りさえなければ素直な気持ちで読めて世間の評価ももっと高くなっていたかもしれませんね。 | ||||
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東野圭吾にしては物足りないと感じる方もいらっしゃいますが、悲劇の話や人間関係がどろどろしたものが苦手な自分にとっては十分満足できました。 けれど、内容紹介にある「全ての東野作品を凌ぐ現代エンタメ最高峰!」というのはさすがに煽りすぎでしょう。 彼の代表作である、白夜行や秘密や容疑者Xほどではないと思います。 しかし、やっぱり面白かったです。どの作品もある程度のレベルである東野さんらしく、よくできたエンターテイメントでした。 | ||||
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単純に言って、面白いと思います。 両親を殺害された、兄弟妹が世間の冷たい風に吹かれて生きていくところから、 騙されるより騙してしまえという心境変化。 そこから物語が展開するところも、読み手をぐっと引きつけます。 彼らが犯人と思ってマークしていた人物。そしてその息子と妹との関係。 さらに犯人と思っていた人物を追求してわかった、事実。 そしてその事実と、両親殺害の本当の理由。 登場人物それぞれに、それぞれの生活の苦悩を結びつけながらまとめあげているところは、さすがです。 ただ、最後まで読んで、いまひとつ物足りなさを感じざるを得ません。 単なる軽い読み物で終わらせて欲しくなかった、という実感が残ってしまうのです。 何か、社会的なメッセージを込めていただけたなら、もっと読後の充実感が味わえたと思えます。 | ||||
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