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流星の絆
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流星の絆の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 41~56 3/3ページ
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ネタバレになるので書けませんが、、、 ラストがね、特にシーの扱いですが 甘すぎじゃないのでしょうか? テレビドラマってこういうのが 好きなんですよね ドラマ化前提でこの最後にしたのかなと 疑ってしまう もっと大人な作品にしてほしい 現実はもっと厳しいですよ | ||||
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こんなんですか...という感じです。あの帯は大げさすぎる。普通の出来で過去の東野作品を越えるものではありません。 確かに犯人は意外でしたが、全体にテレビの2時間ドラマのようで、このような小説なら他にも書く人がたくさんいるのではないかと思います。人間を深く描くのか、本格ミステリで謎解きが主体なのか、中途半端な感じが2時間ドラマのようなんです。東野作品ということで期待を持って読むので、よけいにガックリします。私の読みたい東野作品はこんなのじゃない、という感じです。 『使命と魂のリミット』も不満足でした。ページ数が少ないからか、書き込みが足りないんです。登場人物に共感というか、寄り添えない。もっとガッツリ濃い東野作品が読みたいです。 | ||||
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本に読み慣れてない私でも、冒頭からすぐに入り込めました。ただ、幼いうちから、長男があまりにもしっかりしすぎですし、詐欺をしくむ場面も、兄弟の役割や展開が出来すぎてるような感じがしました。また、最後に真犯人に気づいた瞬間も少し強引に持ってきた気がしたため、星3つです。 | ||||
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14年前、ペルセウス座流星群を見るために両親の目を盗んで夜中にこっそり家を抜け出した小学6.4.1年生の子供達。あいにくの天気で、流れ星を見ることもなく眠ってしまった末の女の子を背負い雨の中家路に着く。と、夜中にも係わらず家の周りに人垣が・・・。孤児となった三人は施設で育ちそこでも獅子座流星群を見るためこっそり抜け出す。悪夢の夜を挽回するかのようにその夜は次々と星が流れた。後ろ楯も学歴もない功一・泰輔・静奈の三人はある事件をきっかけに騙すより騙される方へと詐欺師への道を選び、連携プレーで見事に騙し続けていく。しかし、永くは続けられないと考え、今回を最後にとターゲットに選んだのが洋食屋「とがみ亭」の息子 行成。静奈の美貌を使って大金を騙し取ろうと策を廻らしている時、行成の父 政行を見て、唯一犯人の顔を見ていた泰輔に衝撃が走る。あの時の “顔”だ!詐欺計画が急遽両親殺害犯の糾明へ。が、追い詰めたと思ったところに意外な人物が浮かび上がってくる。犯人は・・・? | ||||
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夜空を雲が覆う中,功一と弟の泰輔は家を抜け出そうとする。流星が見えるのを信じて・・・しかし,妹の静菜に気付かれ3人で抜け出すことになる。高台に到着した3人だが,雲に覆われた空には流星が流れることはなかった。家に帰った3人を待ち受けていたのは惨殺された両親の姿であった・・・ 久々に読んだ同作者のタイトルであったが,「インパクトに欠ける・・・むむぅ」といった感じであった。『白夜行』や『容疑者X〜』などのタイトルに比べて,読み終わるのがもったいないという気持ちや物語の中のなんともいえないやるせなさみたいなのが,自分にはわいてこなかった。また,結末も何となく予想の範囲内であったというのもその一つであると思う。しかし,確かに読みやすくほぼ一気の物語であり作者のその他の本にあるような一定の期待を裏切らない内容でもあった。期待が大きすぎたのか・・・ | ||||
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東野ファンですが,個人的には「容疑者X」以降の作品はどうもピンと来ない. 前作「夜明けの街で」はあまりな内容だっただけに,今回は期待しました. ですが・・・良く言って佳作止まり. これが東野作品でなければ,もっといい点数になったでしょう.でも,東野圭吾にしてこの程度ではとても満足はできません. 「白夜行」「容疑者X」の印象があまりにも強すぎるのかもしれませんが,デビュー来のファンとしてこの2作を超える作品の登場を願ってやみません. | ||||
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面白かったです。 最後まで一気に読めたし後半はドキドキもしたし、結末には「うん!そうか!」と 思わずうなってしまいました。 でも、「お〜そうきたか!」と叫んで立ち上がるほどの驚きはなかったです。 偉そうに言わせていただくと、東野さんの力量はこんなもんじゃないと思います。 もっと深く、頭グチャグチャになるようなエグ味のある小説を書いていただきたい。 本の世界に引きずり込まれて、息つかせぬほどハラハラするような…白夜行なんて 本当に読破するまで眠れなかったですから。 いつも素晴らしい作品を読ませてくれるから、やはり読者の求めるものも どんどん贅沢になっていってるのかもしれませんね笑。 ・わりとあっさり読めるミステリー作品を探してる ・家族の絆に触れたい ・読後は気持ちよくぐっすり寝たい 方にはオススメです。 「赤い指」の家族と比べてみるのも楽しいですよ。私はあっちの家族も好きですが。 | ||||
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どうしても他の東野作品と比較してしまうのがいけないのか。確かに後半のヤマ場への盛り上がりは本を置けなくなる。それだけにあの終わり方は残念で仕方がない。この作品は3人の兄妹が殺された親の復讐の為、緻密に作戦を練り、相手の家に入り込んで着々と追い詰めていく東野版”忠臣蔵”である。犯人は別に誰でもよく、むしろひねらない方がストレートで良かった。展開がいいだけにもったいないと思う。 東野ファンの方は”白夜行”や”天空の蜂”と較べてしまいませんか。 | ||||
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長い作品だったが、最後まで飽きさせずに読ませるのはさすが作者の力量! 三兄妹が詐欺師という設定にはちょっと驚いたが、その巧妙な手口はとても 面白かった。また、用意周到な復讐計画も読み手を充分に満足させるもの だった。はたして成功するのか?三兄妹はどうなるのか?ミステリーを存分に 味わいながらラストへ!!ラストに待っていたのはやはり「驚き」。意外性は 充分だったが、真相の分かり方があまりにもあっさりとしていて物足りなかった。 もう少しじっくりとていねいに描いてほしかった。 また、出版社に言いたいのだが、ほかの人たちが書評でいろいろ書いている ように、本の帯に書かれた文章がとても気になる。読む前に、あまりにも先入観を 植えつけ過ぎではないのか。書き過ぎは作品自体に悪影響を及ぼすと思うので、 控えてほしい。 | ||||
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さすがは東野圭吾である。帯文の「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」を読んだ時には、背筋が粟立った。隙のない文体、緻密なプロット。魅力的なテーマ。どこを取っても申し分ないのだが、このところ発表される著者の作品は、世界観が似ていてどこかマンネリズムに陥ってしまっているような気がする。せっかくこれだけ豊穰な才能の持ち主なのだ。脂乗ったこの時こそ、もっと世界観を広げ、新たな分野に挑戦してもらいたい。そうした期待をこめてあえて星3つ。 | ||||
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東野さんの作品はもちろん全作品読んでおり、 日本だけでなく、世界を見ても、これだけのクオリティを全ての作品で 維持されている作家はいらっしゃらないのではないでしょうか? とにかく東野さんに対しては、ファンである以上に尊敬と感謝の念が 強いのですが、、今回の作品のラストには、正直「アンフェア」なのではないか、 とすら思ってしまいます。 東野さんは「名探偵の掟」の中で、 ミステリーにおけるタブーや、意外性を求めるあまり安易な方向へ行き過ぎる現代のミステリーの流れ・傾向に対し、警鐘を鳴らしていたように思えますが。 私は今回のラストは、あまりに安易なオチとしか思えません。 どなたかのレビューで「そう、きたか」 という表現がありましたが、私はむしろ「その手を使ってしまったか。」とすら思えました。 これが、他の作家さんの作品であれば、私自身も おそらく大絶賛だったのでしょうが、東野作品と思うと残念でならない、と感じます。 ※とはいえ、兄弟達の心の葛藤の描写は見事ですし、エンタテインメントとしては、 すばらしいできだと思います。未読の方はぜひ読んでみてください! | ||||
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文章のうまさ。流れるようなストーリー展開。 さすが東野。面白い。 情景描写もしっかりしているので、映像化にも向いている。 しかし、やはり東野でもある。 人物造形が薄っぺらなのだ。 勧善懲悪ではないし、むしろ何が善か悪か問うているとも言える。 けれど、人物の内面の動きに切迫感がない。 適度な迷い、適度な動揺、適度な喜怒哀楽。 すべてストーリーに合わせた、予定調和的な振れ幅でしかないのだ。 『白夜行』でもそうだったが、現実の人間の、自分だけのささいな引っかかりからの爆発とか、消化不良な突然のあきらめとか、そういうリアルさが感じられない。もちろん、そうした要素を入れてストーリーをスムーズに成り立たせるのは困難なのだろうけれど。 | ||||
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レビューをみるとみなさんがいい作品だと言っていますが、私はそこまでいいとは思いませんでした。何か普通ですね。兄弟の絆がテーマみたいですけど、そんなに絆も感じられませんでした。でもまあ読みやすかったので、星3つです。 | ||||
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幼い時に両親を殺され、施設にあずけられた3人の兄弟は 大人になってもその犯人探しを諦めない。 もうすぐ時効となるその時に、犯人らしき人物が兄弟の前に現れ…。 兄弟たちがそれぞれに対して注ぐ兄弟愛を描いたところは 東野圭吾らしく、心温まるものがあります。 真犯人の意外性もあります。 ただ、その幼少期を飛ばしてしまったからか、 主人公の兄弟たちの今の状況に「なぜ?」の疑問が残りました。 両親殺害の背景も本の厚みの割りにはあまり描かれておらず、 説得力に欠けたのが残念。 ここがもう少しきっちりと描かれていると、 最後の真犯人と長兄功一のやりとりももっと胸に迫ってきたのではないかと…。 ただ、時効間近、事件を解き明かす鍵が「料理の味」というのは、 食に興味のある私にとっては面白かったです。 | ||||
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コンスタントに良作ミステリーを発表してくれる東野圭吾さん。 「はずれ」の少ないというか、絶えず毎回読みやすいレベルの高い作品を提供してくれるその技量はミステリファンとして、とても貴重で大好きな作家さんです。 しかし本作の読後感は久々の駄作と言わざるを得ない。 週刊誌に連載されていたということで、各章が短く構成され相変わらずの読みやすさとテンポの良さで実に早いスピードでページを捲らせるが、残念ながら評価できるのはその点だけに思われる。 ネタバレになるので多くは書けないが、事件が起こり読者は早々に登場人物の3兄妹に感情移入するのだが、ある章に移った瞬間、一気に3兄妹は成長した姿が描かれる。 もちろん、その過程もところどころで語られるのだが、今の状況になった説明があまりにも弱い。 そして行っている事自体があまりにも稚拙で、あまりにも文章にリアリティがなさ過ぎ。 事件によりそういう人生を送ったのだとしたら、結末に向けての変貌も陳腐すぎ。 あれをどう読んだら「涙」や「感動」といった感想が出てくるのか甚だ疑問である。 個人的には「殺人の門」以来の駄作。 次回作に期待します。 | ||||
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的ではないので、一安心。不幸だった人には後には幸せになってほしいから。最初、長男として責任を背負う功一に涙が出てきました。自分にも子供かいるので。そして、クライマックス。真犯人が明らかになったとき、ああ、そういう方向か、と思う反面、他に犯人役を引き受けてくれるキャラクターはいなかったのかなと思いました。それより、一番疑わしい人をとことん追い詰めて欲しかったなと思いました。東野流にあっという方法で。じつは容疑者Xの献身を最近読んだばかりなんです。最後はほんとにあっと言わされたので、今回も期待していたのですが、今回はそれほどでもなかったかも。謎を知りたくて一気に読んだほど夢中になってしまったのですが、もっと細部の描写があったら重厚さが出て読み応えがあったのではと思いました。 | ||||
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