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時生 トキオ
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時生 トキオの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 41~60 3/11ページ
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「配られたカードでベストを尽くす」というセリフが心に残りました。人生を人のせいにするのではなくて、与えられた状況でベストを尽くす生き方をしたいですね。 命を最大限に活かす、そんなテーマが浮かんできました。時生がなぜ、未来に現れたのか疑問が残りました。 | ||||
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友達に薦められて読んでみました。 東野圭吾の作品といえばミステリー作品が多くて好きですが、こちらの作品はミステリーだけでなく家族愛やタイムスリップなど様々な要素が加わった作品です。 自分がもしタイムスリップしてまだ若い頃の親に会うことができるなら、どんな話をするのだろう、伝えられるだろうと考えさせられます。 話の途中、何度もトキオから語られる重みのある発言は、これから先の未来、トキオの境遇を踏まえた上だと思うと心にくるものがあります。 500ページ以上ありますが、テンポのいい話なのでサクサク読めます。 ただ、主人公である拓実さんが言ってることと行動が伴わないダメ人間さに中盤はイライラしました笑 今関わってくれている人たちに感謝して生きていこうと思えるいい作品でした。 | ||||
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欠点を抱えた初期作品だと言って良いと思う。 しかしNHKのドラマをチラ見したら、存外良かった。 それなりの劇になるっていうことは作品に魅力があったって云うことなんだな。 | ||||
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霊魂、時をかける。 持って生まれたカード(出自、性格、親、課題)に文句を言ってはならない。 あの世で、自ら神と約束して決めて来たことだから。 大切な人を守ろうとする時、人は強くなれる。 目の前の辛いこと、嫌なことに目を背けても、逃げ切ることはできない。 戦わなければ、何も変えられないし、何も得られない。 駄目な自分をゆるし、愛することから始まる。 | ||||
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レビューに結構辛口評価ありますが、私は好きでした。 もともとSFチックなものは苦手ですが、この作品を読んだらSFも悪くないかなと思い始めてまた読む本の幅が広がりそうです 全然関係ないけど、私もジェシーみたいな恋人欲しい。 | ||||
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若気の至り・・・という物語。 死んでしまった息子に たしなめられ いろいろ 気づかされ まっとうな道を歩む 宮本君の 話。 物語構成力が ありますねぇ。うまいですよ。 この 父と子 の組み合わせが。 トキオ が 魅力的な若者に見える。いい言葉を よく吐く。 現実を そして 過去を 見つめることを。 いろんな場面で 父親に 語る。できた 息子 である。 | ||||
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若い頃の宮本拓実はどうしようもないちゃらんぽらんな男。 馬鹿野郎って怒鳴りたくなるくらいの酷さ。 でもトキオはそんな拓実から離れなかった。 読み終わった後もずっと、何か切ない気持ちが残る作品でした。 面白かったです。 SFっぽいというか、基本はタイムパラドックスをパラレルワールドの手法で矛盾なく展開しているような作品だと思いました。 そんなことはどこにも書いてなかったけど。 息子にも読ませたいと思いました。 | ||||
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拓実とトキオが体験する最高にスリリングでデンジャラスな冒険が素晴らしいと思います。そこに竹美とジェシーが加わって敵の一味と戦うわけですが、 若いころに経験するトラブルってのは大抵どこかマンガチックなものなんです。本作冒頭の救いの無い現実から、一気にVシネマ級のもめ事まで 落下させる手法、お見事。 これ以上ないくらいの爽やかな感動を与えて貰いました。最高です。 | ||||
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図書館で読んだことがあったが人生の1冊として買いました。相変わらずなけました。 | ||||
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タイムトラベラー的な話は、途中ややこしくなりそうで敬遠していたのですが、今作は全く問題なく、ただただ感動しました。 「明日だけが未来じゃない」、この言葉の意味を理解できたとき、私の涙腺は決壊しました。 | ||||
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いやあ面白かった。でも、東野で1.2位を争う人気らしいが、「秘密」や「同級生」のが好きだな。だって、序盤と終盤が本筋の筈なのに中間の500ページが、まんまクライムヤクザ小説なんだもの。ミステリというより、ヤクザ。ヤクザであり、ヤクザ。 しかも実は権力者に最初から任せておけば、何事も無く解決したってお話だし…つまり若さゆえの奔走、暴走。 まあ分厚い文庫本だけど3時間くらいでイッキ読みしたし、物凄い力がある。それ故傑作かも。 昭和が題材だということもあり、時代を感じるネタもあり、面白い。時生が偽名を名乗るときキムタクと名乗り、「木村拓哉を略してキムタク?どうして人の名前を略す必要があるんだ?」と昭和時代の父親にツッコまれるのも、笑った。このような東野恒例、キムタクDISは、ここでも健在(ブラックユーモアシリーズにも木村拓哉をパロディしたキャラが登場する。東野、木村拓哉が、好きなの?嫌いなの?) 思えば、当時はまだ略称が本名より有名になるタレントなどは、まだいなかったんだろうね(今でも"キムタク"くらいだが。いやあ、"キムタク"、すげえ)。 東野圭吾作品の名作は、どれもラストの1行が強いんだけど(逆に駄作は最後まで文章が弱い)、今回も泣けるな。この為に530ページも費やしたともいえる。 ちなみにこの作品は「トキオ」の改題であり、内容は全く同じ。続編などではないので、買うときは注意。「トキオ」だと、パっと見ジュリーの件もあって人名とも思えず、何か冷たい印象だが、こっちのほうが「時生」が生きてる感じがして、触りが良いから改題したのかな?パロディなのに、少しオリジナリティもあるし。 | ||||
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東野作品で一番好きな作品です。 後半のトキオの言動が切なく、涙があふれます。 | ||||
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まだ見てないですが本の状態は良好。また次もお願いすると思います。 | ||||
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時生が幼少から小学生・中学生・高校生と成長する過程の記述が少ないです。でも少ないからこそ冗長さがなく、ありきたりだけど幸せな親子3人の生活が想像できます。父(拓実)と子(時生)は親友のような親子だったのでしょう。生きかえった拓実が、恋人のもとでもなく、母親のもとでおなく、父である拓実の前に現れた事実が、父子関係の濃さを物語っています。 爽快な涙が流せます。 | ||||
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読み応えあって読後の気分もいいです たくさん悪い人が出てくるいつもの感じじゃあないです | ||||
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初めて読んだ、東野圭吾作品。 フィクションなんて読んでるヒマ無いと思いつつ、 彼の本が気になったので読み始めたら・・・ 一気読み出来てしまう位おもしろくて読みやすかった。 注:プロローグ部分は電車の中で読んではいけません。泣いてしまうので(笑) 要所要所でクスッと笑えるトキオと拓実のやり取りがあったり、 トキオの名言が心に響いたり、読後感もとても良かった。 千鶴が拓実に見切りをつける時に賭けをした気持ち・見切ったポイントが 私が夫に見切りをつける時に賭けをした時とかぶって 感情移入して読んでしまった(^^ゞ 何で著者はこんな感情まで解るんだろう・・・ってビックリした。 | ||||
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この本は 何回も読んでいますが 本当に気に入っています。 妻も 喜んでくれました。 感動の本です。 ぜひ 皆さんも読んでみてください。 | ||||
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東野圭吾作品を読むのはこれで10作目か。 直前に加賀恭一郎の新参者を読んでから、これにやってきた。 とにかく文章と日本語がしっかりしてるので安心して読むことができる。 この「時生」、最初と最後に少しずつが現在の話、真ん中は長々と20年前の出来事が書かれているという構成になっている。 死にかけている息子が、実は20年前に姿を現していたというある意味荒唐無稽な話だ。 真ん中のエピソードがあまりにも長いので、人によっては中だるみとか読むのが疲れるという人もいるかもしれない。 私にとっては登場人物が実に魅力的で、一つ一つのセリフが的確なものに感じられて500ページを一気に読んでしまった。 この小説には主人公宮本拓実の20代の昔と40代になった今とが書かれていて、その両方に息子である時生が関係してくる。 典型的なクズ野郎でしかなかった拓実を、未来を知っている時生が何とか助けようとする。 しかし拓実には時生の正体がさっぱりわからない、わからないままに都合のいい相棒にしてしまっている。 時生はどうしようもない若き父親を幸せな方向に向かわせようとする。 そこには実の息子にしか持ち得ない情があるのだ。 この物語を若い人が読めば、おそらく自分を時生に置き換えて読むだろう。 年配者が読めばきっと拓実の立場で読むだろうと思う。 この小説のクライマックスは最後の一行なわけだが、20年の時を経てきた拓実の立場で読まないと、この言葉の本当の意味はわからないんじゃないかと思う。 だからこの小説をつまらないと感じる人は若い人に多いのではないかな。 時生は拓実を拳で殴り、馬乗りになり、泣きながら説いた。 「明日だけが未来じゃない、未来は心の中にある」 今まさに死のうとしている時生が言うのだ。 夢、未来、生死、明日、心、幸せ・・。 人間を知る東野圭吾だからこそ書ける本気の言葉ばっかりだ。 SFとして読めば浅い小説とも言えるが、深く読めばどこまでも深い。 これは宗教小説なんじゃないか、読んだ直後に思ったことはそれだった。 | ||||
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面白い本でした。時生が、「あの人の若気の至りを見るのは辛い」と言ったとあるが、 本当にその通りで主人公の拓実には歯がゆくなります。 最後の言葉で許せますけど(笑) | ||||
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いや、最後の1行の為の序章に過ぎないのである。 と勝手に思っている。 私が最初にこの本を読んだきっかけは、実家にポンと置いてあったものを、見て「時生」って何て読むのだろう?と気になった所からです。 タイトルが【トキオ】と読むのを知って、正直の感想は『普通すぎてウケるんだけど(笑)』でした。 この本は、主人公が若い時に息子にあって、主人公に起こった事件を共に解決していくというまた新しい設定の物語。 東野圭吾の本は色々読んできました。20冊くらい読みました。(まだまだ少ないほうかもしれませんが) 私が読んできた東野圭吾作品で唯一泣きました。最後の一行でどっと涙があふれました。 私は、感動するとかのうたい文句がある映画や小説では泣かない非常な人間です。 そんな自分が泣きました。 この本は、感動するだけではありません。人生について、学べるような事もたくさんあると思います。 何気なく読んだ本が一番好きな本になりました。 ただ、時代的に沢田研二を知っている世代が読むと理解できない部分があるかも…(私はぎりぎり分かりましたが・昭和61年生) TOKIO! | ||||
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