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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全566件 441~460 23/29ページ
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| 仕事の合間を縫って、2日間ほどで読み終えました。 最近この本を手にした多くの方と同様、私もドラマを見て、関心を持った一人です。 (売り切れの書店ばかりで大変でした) 読み終えて、真っ先に思ったのは、「ドラマを見る前に読めばよかった」という後悔でした。 ドラマの最初のシーンが本のラストにあたり、更に徐々に浮かび上がってくる二人の関係が、ドラマの初回で既に描かれてしまい、 読みながら考えていく楽しみが減ってしまいました。 また、読みながら俳優さんたちの顔が浮かんできて…(苦笑) 雪穂と亮司のふたりを決して同じ場面に出さず、出来事と周囲の人間の発言だけでつながりを浮かび出させていく… 笹垣の口を通して描かれる解釈すら真実なのか? あくまで最後は読者それぞれで彼らの人生を考えろ、というのが作者の狙いなのでしょうか。 確かに雪穂には人間の「情」というものが微塵も感じられません。 心を失った彼女が、分身である亮司まで失ってしまった。 美しいただの抜け殻であり、これから先の彼女の人生は、延々と続く悲劇でしかないでしょう。 全く救いがない物語ではありますが、救いのない悲劇をここまで描ききったことは見事としか言いようがないと思います。 最後に、この本とドラマは、全く別物として、それぞれ楽しんだほうがいいと思います。 | ||||
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| 読み応えのあるすばらしい小説です。大変多くの章にそれぞれ犯罪がちりばめられているわけですが、執行の現場がうまくブラインドされており想像力を掻き立てられます。すべての犯罪は雪穂の金銭的援助と進む道の露払いにつながる訳ですが、難をいえばその中に陳腐な動機とみられるものが多すぎる事です。特に最後のミカに対するものは雪穂本人の心理が解せず、ただ雪穂の冷徹さや残虐さをアピールする作者の演出にすぎないともとれました。個人的には、雪穂がビジネスマンとして飛躍する過程で障壁を排除していくところにもっと犯罪を絡ませたほうが共感が持てたと思います。 | ||||
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| 書評を読んでから小説を購入し、読みました。 主人公の二人からの細かな視点は、この小説に必要では無い、 と私は感じました。 なぜなら、たくさんの登場人物たちの複雑に絡み合った関係。 過去の事件の真相を探る上で知りえる情報。 二人の台詞。 事細かに描かれており、たくさんの章があって大変だとは思いますが それらをしっかり読み取ることで、二人の関係や想いを感じることは、できるからです。 この小説に、「雪穂はこう思った」「亮司は雪穂に対してこうこうこういう気持ちだった。」なんて視点があったら、 野暮だしおもしろくはありません。 それから、ネタバレになるので詳しくは書けないけれど、 二人がそれぞれ違うシチュエーションで、違う相手に向かって言う、 同じ意味の言葉があります。 それが唯一、二人の関係を示すものとなるのではないでしょうか。 この小説を読み終わったとき、私は村上龍氏の「コインロッカー・ベイビーズ」を読んだときと同じような気持ちになりました。 生きるため、自分を守るため、誰かを守るためのエネルギー。 様々な策略が感じさせるダークな部分。 そういう点が共通してるのではないでしょうか。 素晴らしい小説だと思います。 小説の内容とは無関係だけど、文庫本は上下に分けて欲しかった。。。 あのページ数の文庫本は手に持って読むのに向いてません。 | ||||
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| 独特な世界観があり一気に読み終えてしまいました。残りページ数が少なくなるのが切なかった、というか終わらない物語としてずっと読んでいたい、と思うほど引き込まれてしまいました。 | ||||
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| ようやく読み終わりました。長かったです。 すごく重い内容の物語でした。 展開は長い月日のいろいろな話から少しずつ 主人公の雪穂、亮司の子供時代の事件の 謎が解けていくというような感じになって います。 読み終えて、亮司の方はなんとなく人間 らしさ感情というものが残っていたような 気もしましたが、雪穂は最後まで何を 考えているのかわかりませんでした。 残った雪穂はこの先も生きている限り 人を欺き続けるのでしょうね。人生に 意味は無くただ世間に対する復讐のために。 | ||||
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| 雪穂が何を望んでいるのかよく分からなかった。 生き延びるためっていうのよりはるかに贅沢な野心を持った彼女という人は、あんなことがなくても、そんな人なのかも。 過去にキズを負ったからといって、あんな分かりやすい成功をリスクを犯してまで求める理由が分からないし、 亮司がなぜそんな彼女を支えようと思ったのか・・・・・・負い目? 愛? 自分も野心家だから? 幼いころの聖域を侵した社会への復讐? なんかそれじゃ説明つかない。 強い意思によって理想の人間(生い立ちから)になりたかったのかもしれないが、 その理想というのが本当にバブル的で底が浅いものを感じる。幼いころに形成されるべき「人間の核」というものが、 大人から教えてもらえなかったからかもしれないけれど・・・・・・。 他人からみた自分を一番に考えるって、幸せかな? 政治家でもめざしそう。たんなる目立ちたがり屋で自分一番じゃなきゃ嫌とか・・・・・・。 過去の傷を隠すというのよりはるかに目立つ行動はなぜ? それに雪穂みたいな人がいたら、意外に内面ってバレてると思う。 女子って偽善者とかってかぎ分けられるから。 男子はわかんないかも。 お話自体はリアリティがなくて白ける部分もあったけど、 本当に面白くて一気に読めた。 | ||||
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| 結局,主人公である雪穂や亮司の視点からは物語は最後まで描かれず,周囲の人々の視点から読み解くことしか出来ない.論理的な証拠は何も提示されること無く,戦慄のラストシーンを迎える.老刑事笹垣が状況証拠から推理し,辿り着いた結論は,所詮推論に過ぎない.物語の解釈は読者に委ねられる.真実は一体何処にあるのだろう.果たして雪穂は計算高い冷徹な悪女だったのか?亮司は利用されただけなのだろうか? 互いを偽りの太陽に見立て,白夜の中を生きた二人.相手を利用する,相手に利用されるといった損得勘定で計ることの出来る単純な関係ではない.二人とも互いを補完しあう存在を必要としたのだろう.切実に・・・ | ||||
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| 東野圭吾の作品をはじめて手に取りました。きっかけはTVドラマの結末が知りたかっただけと安易な発想でしたが、文庫本の2倍以上の厚さの本を「あっ!」ですわ・・・映像に近い感覚で伝わってきました。ヒロイン雪穂。彼女をあれほど強い人間にさせたものが想像では解りませんが、ヒロインに引かれて殺人などの罪を犯すたぐいの軽い話では片付けられない・・・・真意が知りたい雪穂と亮司のと思いましたが、雪穂本人にもわからないのかなぁ・・・・ | ||||
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| 私は読み終えた瞬間、嗚咽をもらした。 私は基本的に殺人などが含まれている小説は苦手な方で避けてきたが、父親に勧められて土曜の昼間に読み始めた。 すると、ハマった。 読み終えたのは夜中の3時を回っていた。私は1日足らずで読破してしまった。 最初は次々に登場してくる人物に多少悩まされたが、全てはひとつに繋がるものだった。 雪穂と亮司、二人のあまりに悲しすぎる過去。 生きる希望を与えてくれた亮司は最後の最後まで雪穂を守った。 雪穂は亮司の僅かな光を頼りに懸命に落とし穴から這い上がろうとした。 そこには心を失った彼らの決して結ばれてはいけない愛があった。 純愛とは言いきれない、冷血で残酷な運命。 それなのに、これは真実の愛の形だとしか言いようがなかった。 女の目線から見て確かに吐き気がする場面が多々ある。可哀想・ひどすぎるなどの感情を通り越して寒気さえした。 それにも関わらずページをめくるのをやめられなかったのは19年と言う月日に隠されていた。 二人は犯罪者だ。でも私は本を閉じた時、不覚にも「犯罪なんかじゃなかった」とむしろ魂を奪う行為を肯定してしまうほどだった。 その理由を知るには、もう一度1ページ目から開く必要がある。 そして私は、再び生きる空しさと生きていく強さを二人から学ぶのである。 | ||||
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| 圧倒的な小説である。 ミステリー小説にはあまり興味を持てないためそういう視点からの評価は出来ないが、人間というものを正面から描いた作品としての一つの到達点だと思う。 主人公2人の内面は一切描かれず、周囲の人たちの視点から見た2人が淡々と描かれていく。 だからこそ、主人公に対し読み手は下手な共感や反感を抱くことなく、 描かれたありのままを受け止めていくことが出来る。 その結果、直接は描かれない主人公の心理をより克明に感じ取れるのだ。あくまで読み手の推測であろうとも。 ドラマ版のアプローチは正解だと思うし、今のところ大好きなドラマである。 しかし、小説を読み返すとやはりこちらの方が惹き込まれる。ドラマ版が好きな人には、いつか必ず小説も読んでもらいたいと思う。 これは謎解きを楽しむ物語ではなく、平たく言えば人間のドラマを味わう物語である。 人によって好みはあるだろうが、すべてが明らかになるような終わり方だったら私はこれほどこの小説を好きにはならなかった。 原作者が考えた末にわざときれいにまとめずあのような結末にしたのは明白だし、個人的にはあれ以上の終わり方は無かったとさえ思う。 あのラストが気に入らない人は大勢いるだろうし、そのような受け取り方も一つの答えだ。 私にとってあのラストは納得のいくもので、そして最も感動した小説の一つとなった。 | ||||
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| セカチュー・イマアイなどとは到底比較できないほど 暗くとてつもなく恐ろしいほどまっすぐな純愛です。 そして、それ以上にせつない物語でもあります。 本当の愛とは何だろう。 本当に相手のことを想うということは何なのだろう。 と、考えさせられる話です。 ※文庫本の厚さに最初は驚くと思いますが、私は二日で読破してしましました。それほど、のめり込んでしまうストーリーですので、週末にゆっくりと読まれることをおススメします。 | ||||
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| 今回ドラマ化されるにあたり数年振りに読み返してみた。 面白い。出来すぎている。 東野圭吾氏の代表作というより日本のミステリー史における傑作である。 主人公2人の内面、動機を一切描写せず周りの登場人物の視点のみで描かれている。 さすがにドラマではこの手法は無理であろう。 ドラマで興味をもった方はネタバレ覚悟で小説も読んでいただきたい。 ドラマが終了してからでもいいんですけど。 東野圭吾の直木賞は本作品のほうがふさわしいと思うのは私だけでしょうか? | ||||
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| 私はドラマ化される前にこれを読みました。 とてつもなく暗く、重く、長い作品です。 ドラマをきっかけに読んだらその違いに驚きますよ。 全然スケールが違いますから。 あんなセカチュー2号みたいな甘い話じゃないんですよね。 雪穂・亮司はあんなに弱い人間ではないんです。 ドラマでは感じることが出来ないであろう、二人の魅力を感じられますよ。 必ず心に何かが残ります。 | ||||
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| この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。 これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。 ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。 もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているはず。ましてや、ドラマを観た後に初めて読む人はどういう視点で読むのだろう。 本作は非常に暗く、絶望に満ちた、暗い作品である。そして、ドラマは主人公たちの立場に立ち、心情に視点を当てているために、少なからず希望やさわやかさを強調している。しかしそれはドラマの特性であり、いち読者の解釈に過ぎないという事を肝に銘じて、今から読む人には自分の視点や感性を大事に読んでもらいたいと思う。 | ||||
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| 読書好きには当たり前のように認知されていたものの、読書に縁のない人には まったく知られていなかった「東野圭吾」という作家が、今年(2006年)いよいよブレイクしそうである。 某色ボケ作家の私怨によって受賞を阻まれていた直木賞もようやく獲ることができ、 名作『白夜行』もゴールデンタイムに堂々のドラマ化! まるで憑き物が落ちたかのように、東野はその才能を広く世間にアピールする機会に恵まれたと思う。 そんな東野圭吾の才能が結集された作品が、この『白夜行』だ。 暗い過去をひきずりながらも太陽を求めて必死に生き抜く二人の男女の生き様を、 心理描写を一切廃して描くことで、より生々しく浮き上がらせる高度なテクニック。 「小説」の持つ魅力を最大限に生かしたこの小説は、東野圭吾の代表作、というよりも ミステリー小説史に残る大傑作といってもおかしくないのではないか。 | ||||
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| ドラマの1話を見てあわてて原作が読みたくなって購入。文庫本なのにコンパクトでない!第一印象です。弟9章で半分に切っちゃおうか迷ったほど、重かった。(>_<)で、作品自体は良かったです、読むのが遅い私が3日間仕事後に没頭して読みました。主人公2人の心のうちが全然表現されてなく、雪穂のために犯罪を重ねていく亮ちゃんがどう思っていたのか・・知りたいです。 | ||||
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| 最近のミステリーは犯罪の動機が決定的に甘いものが多い。 無秩序な犯罪が世間で横行しているのと同じように、 人が人を殺めてしまうことの大きさ、深さを全く描ききれない 《犯罪者》が増殖してしまっている遺憾な現状だ。 そんな中、東野圭吾は数少ない例外といえよう。 彼の描く罪にはいつも哀しすぎる理由と切なすぎる罰がある。 ドキドキワクワク読み進めてきたのに、最後には必ず涙が出てしまうのだ。 胸を詰まらす重たい余韻。ただ呆然と深く考え込まされる。 今回映像化されたことによって、この分厚い本もかなり攻略し易く なったのでは。自分の中で描いていた亮司と雪穂は別の俳優さん達 だったのでかなりショックなのだが、これを機にもう一度白夜の路を たどってみたいと思う。 | ||||
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| 「白夜行」は、もともと雑誌連載時に連作短編として発表した個々の物語を組み合わせて一遍の長編に仕上げた作品だそうである。一見バラバラに思えるエピソードが、まるでジグソーパズルのピースのように組み合わさり、人生裏街道まっしぐらの唐沢雪穂と桐原亮司という2人の関係を浮かび上がらせる。 電車の中で立ち読みしていると重さで脇腹がつるほどの長編(854頁)だが、ストーリーテラーの東野圭吾の手により、読者をあきさせない仕上りになっている。 しかし東野圭吾は抽斗が多いというか器用というか、いい意味で自分のスタイルに拘泥しない作家である。自らのスタイルにどっぷりつかって身動きがとれなくなっている文系作家が多い中で、青春物から推理小説までこなすオールラウンドな仕事ぶりは理系作家ならではの高い技術力を感じる。 | ||||
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| 2日間で一気に読み上げてしまいました。きっかけは、ドラマの第1話を見て、店頭に並んでいた分厚い文庫本とその売れ行きが気になったこと。 人間って、環境にここまで純粋に落ちていけるのか。育った環境がここまでストイックに人間を変えることができるのか-深く、恐ろしいと思いました。 東野圭吾さんの、軽いタッチのものとは全く違った、人間の真髄に接近した小説だと思います。 | ||||
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| 単行本の分厚さに驚きましたが、休みの日の朝から夜まで読み続けて、 一気に読み終わってしまいました。 それくらい引き込まれたという事だと思います。 ただ、ドラマを最初に見てから原作に興味を持って、というパターンだったので、 物語の中心部分(亮司と雪穂がつながってる事とか亮司の最後とか雪穂の少女時代とか・・・)が 最初にわかってしまってたので残念でした・・・ 何も知らずに読めば、???だらけでもっと引き込まれたと思います。 ただ、あれほどの世の中に対する悪意、他人を信じない、愛せない、 身近な人さえも邪魔者扱いする、 異常なまでの利己主義になってしまった原因の描写が、全体の長さに比べすごく少なく思いました。 雪穂についてはラスト近くに少し描かれていましたが、亮司については 十分ではなかったような気が。 実父が、自分の愛する者に対して取った行動が許せないのはわかるんですけど。 幼かった亮司と雪穂にとって、図書館だけが唯一落ち着けるこの世の明るい場所だった、 というような描写部分はぐっと来ました。 2人の心の動きや感情が一切書いていないので、説明描写もないのでしょうが・・・ でも引き込まれる小説である事は間違いないと思います。 先にドラマを見てしまった事が悔やまれます。(笑) | ||||
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