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探偵の探偵3



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【この小説が収録されている参考書籍】
探偵の探偵3 (講談社文庫)

探偵の探偵3の評価: 4.59/5点 レビュー 71件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 61~66 4/4ページ
No.6:
(5pt)

圧倒的なスピードと深みのある人間ドラマが魅力

主人公の不倶戴天の敵、謎の探偵の正体が徐々に明らかになる復讐譚と、悪徳探偵を成敗する小気味よい展開、主人公を何とか逮捕しようと迫る警察と追い詰められる主人公が、謎の女性集団失踪事件の真相に迫るなど、前作と同じく怒濤のストーリー展開と、主人公が女性であるが故に、直接的な暴力には無力であるという弱点の設定が、主人公のキャラクターに厚みを加え、さらには、周りの人間に心を開いていく様も描かれ、前作よりも深みは増している。
主人公が、沈黙シリーズのセガールのように、意外なものを武器に活躍するさまや、さまざまな探偵術の記述の冴えも前作通り。
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617
No.5:
(5pt)

2巻を再読しておくべきです

いよいよ死神との決着と相成りますが、直前に前巻まで、特に2巻を再読しておくべきと思います。
それによりなぜ死神がそこにいて、玲奈が行き着いたのか、死神が玲奈をどう意識したのかがはっきりするからです。
すべてがちゃんと筋が通っていると判ります。前半部の別の事件も、玲奈が死神ばかり追いかけてるわけでないことや、
被害女性を見過ごせない気質、それと重要なのは気弱な被害女性とダブって思えたある人物への「確証バイアス」が
ここでも玲奈の眼を曇らせてしまったという事実です。そこまで描きこまれているところが面白いと思います。
ものすごくハラハラさせられて、前巻とは別の意味で辛い別れもありますが、玲奈と琴葉の4部作とのことで次もあるので、
今からワクワクして待ちたいと思います。
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617
No.4:
(5pt)

死神の正体、推理できた

第2巻249ページ、終わりから8行目以降。ここがポイントだった。その後彼が採った行動は実は理屈に合わなかったのだが、今作で真相が明かされ、なるほどと思った。
死神の正体は推理可能な伏線があり、ちゃんと読んでいる読者なら巧みな構成に唸らされる。
成川の正体に迫る探偵術も見事で面白かった。
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617
No.3:
(4pt)

孤高の戦いだでけはなかった・・玲奈は成長した!

探偵の探偵IIIはIから続く物語の一旦の終局。前編の2冊を読んでからのほうが、深く気持ちが入り込めると思う。
玲奈は、探偵事務所の対探偵課に在職していたが、どちらかというと今まで独りで戦ってきた。
「死神」と称する悪徳探偵を探し続けて・・
その途中で知り合った、「見捨てられた女性たち」を助けながら、自分自身はその都度、ひどく心身ともに傷ついていく。
今回は前半分は玲奈の活躍というよりは、琴葉とのかかわり、事務所の人たちとのかかわり、警察とのかかわりはが、事細かに描かれている。
人は独りでは生きていけないことを玲奈が感じ取っているのだろうか?後半になって、玲奈が探していた「もの」の正体が明らかになっていく。
また傷つくのか?これでもかと今回は身体でなくて、心を痛めつけられる。
終局を見せたはずの物語が、新しいステージに変わろうとしている。次作はどうなっていくのかが、またまた期待してしまう。
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617
No.2:
(5pt)

極上のエンターテイメント

スーパーヒロインといえば最近の「ドラゴンタトゥーの女」のリズベットを思い浮かべますが、峰美由紀、凜田莉子この両者が持つ慈愛を兼ね備えているにも関わらづ、この両者とは全く違うヒロイン紗崎 玲奈。松岡氏はまた素晴らしいヒロインを生み出したようです。今回はそんなヒロインが活躍する第3巻目ですが、なんといってもこのヒロイン玲奈の魅力につきます。魅力的なキャラクターが生み出されればあとはだらだらとシリーズを続けていくのが出版業界の運命のようですが、松岡氏の作品は今回もご多分に漏れずストーリーを進めるためにキャラクターが存在するのではなく、キャラクターが、物語の中で、悩み、感動し、行動することによって物語が進行していきます。どのキャラクターも血が通っており無駄がありません。そのため、「死神」ネタでだらだらとシリーズを続けファンを落胆させることもなさそうです。巻を追うごとに面白さが増す「探偵の探偵」、新たな章の幕開けも期待できる第3巻はお勧めです。
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617
No.1:
(5pt)

松岡作品の集大成の様相を呈してきた

死神との決着
これはある意味で深い闇の一部が露見した始まりに過ぎなかった

今作で催眠を思わせる要素が新たに登場し
中核のテーマになりそうで今後の展開がとても興味深かった

死神と対峙し本心が露わになった玲奈と琴葉が
今後がどういう関係に築いていくのか気になる点も多く充実した今作だった
探偵の探偵3 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:探偵の探偵3 (講談社文庫)より
4062930617

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