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黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子
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黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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警察内の巨悪に挑む新人女性刑事の姿を描く警察小説。 担当した殺人事件が、刑事の父の不遇な人生に関連している。スリリングで謎多き出だしに期待が膨らむが、新人v.s.ベテラン、キャリアv.s.ノンキャリのありがち対立の中、不都合な人間があっさり消される組織犯罪という非現実的な様相を呈するのだった。交番勤務をちらつかせ部下に被疑者の殺害を指示する刑事部長など、どこの国の話かと思ってしまう。 刑事に思い入れのない主人公が、事件の真相に触れ、変貌していクライマックスは暗黒小説の趣。やれやれ…残念極まりなし。 | ||||
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最近の警察小説ブームは大歓迎なのですが、どうも玉石混淆で…。 この作品は確かにキャリアとノンキャリの関係など、どこかリアルな感じは出ています。でも、話の組み立てがめちゃくちゃです。 素人丸出しの新人刑事が、勘がいいってだけで大化けして裏の警察を手玉に取るって…。 しかも、人が意味無く死に過ぎだし、都合が悪い!消すかって、そんなに簡単じゃないでしょ。 作者が元刑事だから、世の中一般人が知らないような裏の話はあるんだろうけど、スリルがないし面白くなかったです。 | ||||
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ネタバレになるので詳しくは言えませんが、何で新米刑事がこうなるの?という読後の消化不良気味的な後味の悪さを感じます。颯爽と登場した新米女性刑事が何故か後半で急にドンドン悪に染まっていきます。「理解は出来るけど普通そうはならないでしょう!」と言うのが正直な感想です。新米女性刑事の正義感はどこに行ってしまったのでしょう? 色々なミステリーや警察小説を読んできましたが、これほど読みにくい文章にはお目にかかったことはないですね。素人そのものです。 都度、何度も読み返さなければならない行間の繋がりの悪さが至る所で目に付きます。 通常面白い小説と言うのはドンドン次の行へと進める工夫がありますが、この小説はイチイチ数行前を読み返さないと文脈が理解できません。 誉田哲也氏のように読者を次へ次へと誘うようなテンポの良い文章を勉強していただきたいですね。 プロットも装丁も良いのに非常に残念です。何故島田荘司さんが絶賛されているのかが全く分かりません。 新人故に文章力に目を瞑っているのだとしたら、「本格ミステリーベテラン新人発掘プロジェクト」と言うのは随分ハードルが低い感じがしました。 | ||||
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