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天才ハッカー安部響子と五分間の相棒
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天才ハッカー安部響子と五分間の相棒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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次作が待たれる! | ||||
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悪徳企業をターゲットにサイバー攻撃、 大金をせしめるハッカー集団ラスクの活躍を描いた作品です。 冒頭、ラスクの逮捕シーンから始まり、 これはどういうことだと、ワクワクしながら読むことができました。 予想以上に面白かったです。 ネットワークセキュリティーのウンチクも、 それ程深くない範囲で描かれているので、 勉強にもなるかもしれません。 | ||||
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私はもともと小説はあまり読みませんが、この小説はクライマックスになるに連れて、止まらなくなります笑 | ||||
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どこぞのITベンチャー企業の社長のブログで紹介されていたので、購入してみた。 このレビューの内容は、読んでいる途中でだいたい固まったものではあるが、やはりミステリーということもあり、一通り読み終えてから書くべきだと考え、最後まで読み、あとがきやらなにやらまで読んだ上で、書き始める。 タイトルがよい。流行のパターンを踏襲しているようで、えげつくない。さらりとしている印象を受ける。天才ハッカーと書いてあるので(ハッカーと書くと怒る人がいるのは承知の上で)、何がテーマなのかもわかりやすい。 表紙イラストもよい。安部響子さんは、こんな感じですか、なるほど。 というわけで、パッケージとしては、最近増えている「キャラ文芸」「ライト文芸」に属するものを狙っているように見える。 さて、内容について。 まずタイトルにある「天才ハッカー」なのだが、あまり天才ハッカーぶりは出てこない。技術的な内容にはほとんど触れずに「こんなことができるのでやったらこうなりました」というレベルである。SFとかサスペンス方面でガチにやられている内容と比べると、明かに物足りない。これについては、後書きの後の解説で、3倍くらい説明を書いたが読者が読まないという理由で削ったとのこと。とは言え、少しポイントを押さえた書き方をするだけで、テクニカルな部分でも光る書き方はできる(実際そういう小説はごまんとある)ので、これについては小説のテクニックが未熟だとしか思えない。 キャラ文芸的なものを狙う以上はキャラの魅力についても読んでいきたい。ヒロインの安部響子は、ラノベに出てきそうなキャラではあるが、まあギリギリ普通に可愛い感じ、でまとめられているように思える。 問題は、主人公だ。主人公の像が、結局最後まで分からなかった。童貞か!っていう部分は意図的らしいので、そこはつっこまないとすると、主人公には特殊な能力があるような書き方がされているけれど、それがそんなに発揮される場面もない。そもそも技術者として登場する主人公の技術レベルがどの程度のものなのかという客観的な記述が、どこにもない。 主人公がどういう人物なのかが、とくにハッカー集団の中でどういう位置づけになりうるのかが、さっぱり分からないのだ。 ストーリーラインに関しては、ふむふむとスムーズに読めるのだが、「ああそうね、そうなったら次はそうするだろうね」という感じで、意表をつく内容が出てこない。だからドラマがないし、驚きもない。一応最後にどんでん返しっぽいものは用意しているが、どうにも弱い。 小説の形を成していない、とまではいかないが、アマチュアレベルを出ていない。商業出版できるレベルとは思えない。 私の印象としては「セキュリティコンサル(実装部分なんかで手を動かすことはない)の人が、業界ネタで小説書いたら、わりと形になっちゃった」というのが本書であるというもので、考えてみれば、女子大生会計士の事件簿もひどかったなあなどと、懐かしいことを思い出した。 ただ、セキュリティネタとキャラ文芸と読者の裾野が広いミステリーというジャンルが合わさったところで、こういう需要はあるのかもしれない。だとすれば、うまいマーケットを見つけたものだと感心する。 作者にお願いしたいのは、「作家」としての精進をして欲しいということだ。今のこれは「作家」が作り出した作品とは呼べない。 次回作に期待したい。 などと書いていたところで、この作者が「サイバー・ミステリ宣言」という本を出したばかりということを知った。 我こそがサイバーミステリの旗手だとでも言いたいのだろうか。それはちょっと、勘弁して欲しい。 | ||||
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世相やITの最近の情報が折り込まれ、また少しの恋愛要素がスパイスになって、一気に読めるお話です。 | ||||
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セキュリティについて考えたことがない人は読んでみるといいかも。うぶな恋愛関係もいいね。 | ||||
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「サイバーミステリー」と「甘酸っぱい男女関係」を組み合わせた、いい意味で一田作品らしくない物語だった。 プロローグにラスクの顛末が書かれていたので、なぜそうなったかを推理しながら読んでいくと、実際に使われていそうなサイバー攻撃手法がトリックの裏付けになって、最後にそうきたかという感じで一気に読み終えた。 読み終わってから、このサイバー感とプラトニックな恋愛は、子供の頃に読んだ漫画に似ていると感じた。 そうだ「電影少女ビデオガール」だ。出版社も集英社で共通しているから、何か関係があるのだろうか。。 | ||||
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こういう分野の物語についていけるだろうか?理解できるだろうかと思いつつ読んだら 意外と読めたし、面白かったですよ。 ヒロインのキャラは可愛いと思えば可愛いのだろうけど ちょっと精神的な危なさ、怖さを感じてしまうけど。 | ||||
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正義のつもりでも、結果的には悪を守る事になる超法規的政府機関が実際ありそうで怖い。 場面ごとに出てくる人は同じなのに見方となって主体になっている人が違うので頭の切り替えが必要な作品ではあるが、後半に凄いスピード感が出てきて、場面場面で誰が主人公なのか誰が行動しているのかがだんだん慣れてしまうのが凄い。 部分部分には理屈では出来るだろうけど、実際は大概は切り離されたシステムであるものが管理されているなど(?)的な解説があったが、こういうものは屁理屈を言えば切りが無く面白くも無くなるので、作者の意図に乗って読むと良く調べて書かれた楽しい製品だと思います。 最後は、まさかあんな展開に・・・・・・・。 | ||||
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サイバークライムには縁がないと思っている、生半可な知識持ちの方々は自戒を込めて一読をお勧めします。特に自分のような。 怖いのは、特別な知識がなくても今ではこう言った犯罪が日常茶飯事で起きているという所でしょうか。 また、安部響子の危なげなところがとても可愛い。ギリギリなラインの二人の『愛』がいい雰囲気出てました。 ラスクをめぐるなぞ解きから、ハッカー集団の活動へとつながって行き、意外な展開に最後まで目が離せない感じでした。 高校生の二人にもう少し存在感が欲しかったと言えば欲を言い過ぎですが、ぜひこれはドラマで観たい作品です。 | ||||
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ネット上でのなりすましとカードの不正利用と日常に潜む犯罪。 その被害に遭った肇は、犯人を捜すうちに隣人の安部響子にたどり着く。 文庫描き下ろしの作品です。 とても読みやすいし、一田さんの入門書としてお勧めします。 これが気に入った人は、君島シリーズもぜひ読んでください。 | ||||
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