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聖女の救済



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【この小説が収録されている参考書籍】
聖女の救済
聖女の救済 (文春文庫)

聖女の救済の評価: 3.87/5点 レビュー 309件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全211件 101~120 6/11ページ
No.111:
(4pt)

最後の"オチ"に感嘆

『容疑者Xの献身』という、傑作でありつつも
長編かつ重い話を書いてしまうと
初期の『探偵ガリレオ』のような、歯切れのよい作品は
シリーズとしても書きづらくはなってしまうのだろう。

「『苦悩』しているのは作者では」
などと揶揄されていた前作に引き続き、
湯川は捜査から距離を置いているスタンス。
が、「恋をしている」という言葉に興味を覚え
今回もつい捜査に協力する流れは
やや初期の雰囲気に戻しつつあるのかと感じた。
作中でiPodが出てくるシーンなど、随分と思いきったな
と苦笑してしまうほど。

正直、トリックは兎も角
そこに至るまでの犯人の友人関係を含めた
複雑な胸中については説得力が足りないように思えたが
ラストの東野圭吾が仕掛けるトリックは
すっかり謎が解けたと思い安心していた足元を掬われた感じで
意外で非常に面白かった。
個人的にこういう"オチ"は非常に好きだった。
聖女の救済 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.110:
(4pt)

面白く読ませて貰しました

すっかり定着した湯川(福山雅治)と内海(柴崎コウ)を
思い出しながら、楽しく読むことが出来た。
もう警察には事件に協力関与しないことを宣言していた訳
だが、内海の機転でもう一度協力を仰ぐことになった経緯
も面白かった。
草薙(北村)の人間らしさや優しさとプロの刑事としての
線引きも更に好感を持てる部分であった。
トリック自体『え〜』という感じであるが、動機について
共感する部分も。
因果応報ということでしょうか。
聖女の救済Amazon書評・レビュー:聖女の救済より
4163276106
No.109:
(5pt)

個人的には容疑者Xより上

映画化とかTVドラマ化でこのガリレオシリーズは超メジャーになりましたが、その中でも最高作です(自分的に)。
犯人の配偶者がちょっとキャラが立っていませんが、犯人は実にイメージしやすい。
トリックも、犯人の心情を考えると虚数解であっても無理はなく論理的。
短編のガリレオがトリック重視、長編は犯人の心理に突っ込んでいるということで叙情的になっていますが、反抗のために虚数解にたどり着いた犯人の気持ちはとても悲しく、容疑者X以上に胸に来ました。
映像化もしやすいので、なんかスペシャルかなんかでやりそうですね。
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4163276106
No.108:
(5pt)

個人的には容疑者Xより上

映画化とかTVドラマ化でこのガリレオシリーズは超メジャーになりましたが、その中でも最高作です(自分的に)。
犯人の配偶者がちょっとキャラが立っていませんが、犯人は実にイメージしやすい。
トリックも、犯人の心情を考えると虚数解であっても無理はなく論理的。
短編のガリレオがトリック重視、長編は犯人の心理に突っ込んでいるということで叙情的になっていますが、反抗のために虚数解にたどり着いた犯人の気持ちはとても悲しく、容疑者X以上に胸に来ました。
映像化もしやすいので、なんかスペシャルかなんかでやりそうですね。
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4167110148
No.107:
(5pt)

アリエナイ

正直アリエナイ。1年前に仕込んだ「亜ヒ酸」をこの日のため、この瞬間ためだけにここまで計画していたとは以外だった。草薙が、証拠が残らないはずのトリックの証拠を残していたのは草薙の、お手柄だと思う。
トリックを見抜いた湯川、トリックを仕掛けた綾音、どちらもすごいと思った。
聖女の救済Amazon書評・レビュー:聖女の救済より
4163276106
No.106:
(4pt)

面白かったです!

「ガリレオの苦悩」と2巻同時に発売された東野圭吾の長編
図書館で予約をして1番に借りる事が出来たけど現在予約数が120件を超えている程の人気ぶりにびっくりです。
さてそんなわけで返却期限を意識しつつ読み始めましたが、何の事はない…
先が気になってあっと言う間に読めました。
一般の推理小説にある「犯人探し」とは違い、初めから犯人はわかっていて、その「トリック」を見出すまでの課程が(いやぁ〜実に興味深い)と言った感じでした。
全く関係なさそうな捜査で無駄足に終わろうとした事も全て事件と緻密に結びついていて作者の上手さが感じられました。
福山雅治の名前が出て来た所では笑えましたが。
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4163276106
No.105:
(4pt)

面白かったです!

「ガリレオの苦悩」と2巻同時に発売された東野圭吾の長編

図書館で予約をして1番に借りる事が出来たけど現在予約数が120件を超えている程の人気ぶりにびっくりです。

さてそんなわけで返却期限を意識しつつ読み始めましたが、何の事はない…
先が気になってあっと言う間に読めました。

一般の推理小説にある「犯人探し」とは違い、初めから犯人はわかっていて、その「トリック」を見出すまでの課程が(いやぁ〜実に興味深い)と言った感じでした。

全く関係なさそうな捜査で無駄足に終わろうとした事も全て事件と緻密に結びついていて作者の上手さが感じられました。

福山雅治の名前が出て来た所では笑えましたが。
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4167110148
No.104:
(4pt)

TVドラマ版に引きずり込まれちゃったなぁ

「容疑者Xの献身」に続く探偵ガリレオの長編シリーズ。
 今回は、TVドラマで活躍した内海刑事が大活躍。草薙刑事の恋模様も絡んで、元々のガリレオシリーズの好きな人、TV・映画版の好きな人、容疑者Xの好きな人の全方向に向けたちょっと欲張りな作品です。

 草薙刑事が容疑者に惹かれていることもあって、内海刑事が登場するのも分かるのですがTV版に比べてあまりにも優秀すぎて、ちょっとちゃうよなぁと思ってしまいます。
 TV・映画版の印象が強すぎて、つい引きずり込まれてしまうんですよね。

 さて、本作は「容疑者X〜」と同様に容疑者が犯罪を犯すまでの経緯の一部を冒頭に記す(といっても、コロンボや古畑のように完全には見せない)ことで、読者は彼女を容疑者としてとらえて読み進めることになります。これは、「疑わしいけれど、どうやったか分からない」という内海刑事と同じような視点になる訳で、これは本当に巧いやり方だと思います。
 トリックがもう一つという声もありますが、トリックよりも湯川が話す「ふつうの人間は、どうやって人を殺すかに腐心し、労力を使う。〜」というアイデアが先にあってしまったんじゃないでしょうか? 虚数解の殺人、アイデアを生かし切れないトリックという感じがしました。

 ただ、冒頭のシーンに仕込まれた仕掛けやタイトルの意味など、ゾクッとする要素は十分に味わえましたので評価は決して低くはありません。「容疑者X〜」を超える作品とは思えないので☆は一つ落としましたが、ガリレオシリーズを知る人にはお勧めできる作品です。
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4167110148
No.103:
(4pt)

TVドラマ版に引きずり込まれちゃったなぁ

 「容疑者Xの献身」に続く探偵ガリレオの長編シリーズ。
 今回は、TVドラマで活躍した内海刑事が大活躍。草薙刑事の恋模様も絡んで、元々のガリレオシリーズの好きな人、TV・映画版の好きな人、容疑者Xの好きな人の全方向に向けたちょっと欲張りな作品です。
 草薙刑事が容疑者に惹かれていることもあって、内海刑事が登場するのも分かるのですがTV版に比べてあまりにも優秀すぎて、ちょっとちゃうよなぁと思ってしまいます。
 TV・映画版の印象が強すぎて、つい引きずり込まれてしまうんですよね。
 さて、本作は「容疑者X〜」と同様に容疑者が犯罪を犯すまでの経緯の一部を冒頭に記す(といっても、コロンボや古畑のように完全には見せない)ことで、読者は彼女を容疑者としてとらえて読み進めることになります。これは、「疑わしいけれど、どうやったか分からない」という内海刑事と同じような視点になる訳で、これは本当に巧いやり方だと思います。
 トリックがもう一つという声もありますが、トリックよりも湯川が話す「ふつうの人間は、どうやって人を殺すかに腐心し、労力を使う。〜」というアイデアが先にあってしまったんじゃないでしょうか? 虚数解の殺人、アイデアを生かし切れないトリックという感じがしました。
 ただ、冒頭のシーンに仕込まれた仕掛けやタイトルの意味など、ゾクッとする要素は十分に味わえましたので評価は決して低くはありません。「容疑者X〜」を超える作品とは思えないので☆は一つ落としましたが、ガリレオシリーズを知る人にはお勧めできる作品です。
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4163276106
No.102:
(5pt)

東野圭吾の最高傑作

 長編としての前作『容疑者Xの献身』は、メロドラマに傾きすぎたがために、却ってトリックや登場人物の言動などに、不自然さの目立つ仕上がりになっていました。この『聖女の救済』は、謎解きに徹することで、犯人の悪魔性を浮かび上がらせることに成功しており、厚みのある素晴らしい本格ミステリになっています。
 某所で本書のトリックを「小粒」と評している書評を見かけ、唖然としてしまいました。本書のトリックのキモは、犯人が行ったあるちょっとした工作にあるのではありません。工作をした後で犯人が行ったある行為こそ、本書のトリックのキモであることぐらい、ちゃんと読めば分かるでしょうに。実際に自分の近しい人が、こんな行為をしているところを想像したら、これがいかに人間の恐ろしさを浮き彫りにしたトリックなのかがよく分かります。
 容疑者がほとんど限られているのに、犯人当ての興味が無くなっていない点も素晴らしいですね。土屋隆夫の某長編を連想しました。
 伏線も綿密に張られていますし、ラストで明かされるある趣向も、単に「おまけ」的なものでなく、本書の構成の美しさを際立たせることに成功しています。
 個人的には、東野圭吾の最高傑作と言いたいほどの出来。文句なしの傑作です。
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No.101:
(5pt)

東野圭吾の最高傑作

長編としての前作『容疑者Xの献身』は、メロドラマに傾きすぎたがために、却ってトリックや登場人物の言動などに、不自然さの目立つ仕上がりになっていました。この『聖女の救済』は、謎解きに徹することで、犯人の悪魔性を浮かび上がらせることに成功しており、厚みのある素晴らしい本格ミステリになっています。
 某所で本書のトリックを「小粒」と評している書評を見かけ、唖然としてしまいました。本書のトリックのキモは、犯人が行ったあるちょっとした工作にあるのではありません。工作をした後で犯人が行ったある行為こそ、本書のトリックのキモであることぐらい、ちゃんと読めば分かるでしょうに。実際に自分の近しい人が、こんな行為をしているところを想像したら、これがいかに人間の恐ろしさを浮き彫りにしたトリックなのかがよく分かります。
 容疑者がほとんど限られているのに、犯人当ての興味が無くなっていない点も素晴らしいですね。土屋隆夫の某長編を連想しました。
 伏線も綿密に張られていますし、ラストで明かされるある趣向も、単に「おまけ」的なものでなく、本書の構成の美しさを際立たせることに成功しています。
 個人的には、東野圭吾の最高傑作と言いたいほどの出来。文句なしの傑作です。
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No.100:
(4pt)

犯人の存在感

映像を観たせいで湯川の声が福山雅治さんの声になり、時々内海刑事が柴咲コウになってしまう。この小説は映画にはならないのだろうか。映画になるのなら犯人はどんな俳優さんが演じるのだろう。この本の犯人は怖い。この怖さ、存在感は想像の世界にのみにあるような気がする。東野さんの挑戦だろうかと思った。トリックがもう少し納得させられるものだったらもっと嬉しかった。
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No.99:
(4pt)

犯人の存在感

映像を観たせいで湯川の声が福山雅治さんの声になり、時々内海刑事が柴咲コウになってしまう。この小説は映画にはならないのだろうか。映画になるのなら犯人はどんな俳優さんが演じるのだろう。この本の犯人は怖い。この怖さ、存在感は想像の世界にのみにあるような気がする。東野さんの挑戦だろうかと思った。トリックがもう少し納得させられるものだったらもっと嬉しかった。
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No.98:
(5pt)

タイトルの意味がわかったときゾッとしました

犯人はわかっている。でも、その人物には鉄壁のアリバイが・・・。
どうしてその人物に犯行は可能だったのか・・・・。
緊迫感やスピード感は少ない物のただ一つの答えを追い求めるだけのシンプルさで読者をグングン引っ張ります。
最後の方でタイトルの「救済」の意味がわかったときはゾッとしました。
通常ではありえないようなトリックを可能にさせたのは犯人の凄まじいまでの執念・・・。
綾音さん、宏美さん、潤子さん・・・女心の深みを解き明かすには、やはり内海刑事の女性ならではの発想は不可欠だった。
はじめはいつか映像化するために無理やり登場させたキャラに思えたけど、
内海刑事なしではこの事件の本当の意味での解決は不可能だったかも!?
今作の主人公はあくまで女性たち。
トリックの不可能さに驚くよりも、女の情念の深さを読むべき作品だと思います。
聖女の救済Amazon書評・レビュー:聖女の救済より
4163276106
No.97:
(5pt)

タイトルの意味がわかったときゾッとしました

犯人はわかっている。でも、その人物には鉄壁のアリバイが・・・。
どうしてその人物に犯行は可能だったのか・・・・。
緊迫感やスピード感は少ない物のただ一つの答えを追い求めるだけのシンプルさで読者をグングン引っ張ります。

最後の方でタイトルの「救済」の意味がわかったときはゾッとしました。
通常ではありえないようなトリックを可能にさせたのは犯人の凄まじいまでの執念・・・。
綾音さん、宏美さん、潤子さん・・・女心の深みを解き明かすには、やはり内海刑事の女性ならではの発想は不可欠だった。
はじめはいつか映像化するために無理やり登場させたキャラに思えたけど、
内海刑事なしではこの事件の本当の意味での解決は不可能だったかも!?
今作の主人公はあくまで女性たち。
トリックの不可能さに驚くよりも、女の情念の深さを読むべき作品だと思います。
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No.96:
(4pt)

草薙刑事と内海刑事が活躍

ガリレオシリーズの長編。
「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ。」
帯を読んだ時点で、湯川を苦しめるほどの
難事件なんだろうなぁ…と予測。
読み始めると、先が気になってどんどん読み進められる。
今回は、犯人はわかっているけれど
トリックがわからない、という事件。
そして、今回は、草薙刑事と内海刑事が大活躍。
内海刑事はドラマのイメージが先入観としてあったけど
原作の方がしっかりしてる感じ。
常に冷静で、女性ならでは、の勘で、どんどん核心を突いていく。
ま、ちょっと強引すぎる点もあったけど(苦笑)
草薙刑事も、今までの頼りないイメージから
ちょっと浮上した感じかな?
そのせいか、湯川の存在感がかなり薄め…かも。
あと、今までの作品に比べて
ドラマのイメージが定着してしまって
頭の中にドラマのキャラクターが浮かんでくるのは
よかったのか悪かったのか(笑)
トリック自体は、湯川が語る通り「虚数解」。
「理論的には考えられるが、現実的にはありえない」
う〜ん…さすがにかなり強引さは感じられたけれど
そこまでに至った綾音の心情を考えれば可能なのか。
義孝の性格は女の敵だと思うけれど
それでも、やっぱり東野圭吾に描く女性像は
芯が強く、そして恐ろしい。
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No.95:
(4pt)

草薙刑事と内海刑事が活躍

ガリレオシリーズの長編。

「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ。」

帯を読んだ時点で、湯川を苦しめるほどの
難事件なんだろうなぁ…と予測。

読み始めると、先が気になってどんどん読み進められる。
今回は、犯人はわかっているけれど
トリックがわからない、という事件。

そして、今回は、草薙刑事と内海刑事が大活躍。
内海刑事はドラマのイメージが先入観としてあったけど
原作の方がしっかりしてる感じ。
常に冷静で、女性ならでは、の勘で、どんどん核心を突いていく。
ま、ちょっと強引すぎる点もあったけど(苦笑)
草薙刑事も、今までの頼りないイメージから
ちょっと浮上した感じかな?
そのせいか、湯川の存在感がかなり薄め…かも。
あと、今までの作品に比べて
ドラマのイメージが定着してしまって
頭の中にドラマのキャラクターが浮かんでくるのは
よかったのか悪かったのか(笑)

トリック自体は、湯川が語る通り「虚数解」。
「理論的には考えられるが、現実的にはありえない」
う〜ん…さすがにかなり強引さは感じられたけれど
そこまでに至った綾音の心情を考えれば可能なのか。

義孝の性格は女の敵だと思うけれど
それでも、やっぱり東野圭吾に描く女性像は
芯が強く、そして恐ろしい。
聖女の救済 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.94:
(5pt)

『聖女の救済』 題名の意味

基本的に話しの流れは冗長だと感じました。
ただし、読んでいて飽きると言うことはなく、まとまりは良いです。
今回の話から内海薫(ドラマでは柴崎コウが演じています)がメインとなり、映画化を睨んだ作品か?と穿った視線で多少読んでしまいましたが、
展開から考えて女性刑事である内海がメインに出てくるのは理解出来るかな?・・・という感じでした。
肝心のガリレオ先生ですが、今回は地味?
実験ばかりしていた気がします。
まぁ、それがガリレオ先生の本質なんでしょうけど。
なにはともあれ、私が一番気になったのは書籍の題名である『聖女の救済』。
物語の最後でこの書籍の題名の意味が分かります。
ここで若干「おっ!!」って思えればこの本を買った意味があると思います。
容疑者Xの献身と比較してしまうと、確かにインパクトは薄いですが物語そのものは面白いのでオススメです。
聖女の救済Amazon書評・レビュー:聖女の救済より
4163276106
No.93:
(5pt)

『聖女の救済』 題名の意味

基本的に話しの流れは冗長だと感じました。
ただし、読んでいて飽きると言うことはなく、まとまりは良いです。

今回の話から内海薫(ドラマでは柴崎コウが演じています)がメインとなり、映画化を睨んだ作品か?と穿った視線で多少読んでしまいましたが、
展開から考えて女性刑事である内海がメインに出てくるのは理解出来るかな?・・・という感じでした。
肝心のガリレオ先生ですが、今回は地味?
実験ばかりしていた気がします。
まぁ、それがガリレオ先生の本質なんでしょうけど。

なにはともあれ、私が一番気になったのは書籍の題名である『聖女の救済』。
物語の最後でこの書籍の題名の意味が分かります。
ここで若干「おっ!!」って思えればこの本を買った意味があると思います。

容疑者Xの献身と比較してしまうと、確かにインパクトは薄いですが物語そのものは面白いのでオススメです。
聖女の救済 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.92:
(4pt)

読ませてくれる。

 トリックがわからない。犯人がわかっているのにトリックがわからない。
 もどかしい思いとどう展開していくのか?と想像しながら読み進めていくとどんどん東野ワールドにハマっていく。
 トリックがわかった瞬間は、エッ!、となってしまい、まとめに向かう部分はトリックに気が付くのが遅かった自分を責めた。
 それにしても東野氏の読ませる力量はスゴイ!
聖女の救済Amazon書評・レビュー:聖女の救済より
4163276106

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