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赤い指



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い指
赤い指 (講談社文庫)

赤い指の評価: 3.98/5点 レビュー 299件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全210件 141~160 8/11ページ
No.70:
(4pt)

心にひっかかり続ける

題材がひとつの家族にまつわる教育問題、介護問題であった。
鮮やかな推理や解決を期待しつつも、どこの誰にでも起こりえるそれらの問題が抱える当事者たちの心の叫びがずっと引っかかってしまった。
途中で読むのをやめたくなるぐらいリアルで、幼稚な動機で、救いがないような話の流れ。
どっぷりと東野圭吾の世界に浸ってしまいました。
読むのをやめたくなると書いたけれど、一度たりともページを繰る指は止まりませんでした。
いざ、自分だったら。と考える読んだ後もずっと心に引っかかる作品です。
これをきっかけに加賀恭一郎シリーズをもっと読みたくなり今は「卒業」を読んでいます。
赤い指 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:赤い指 (講談社文庫)より
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No.69:
(5pt)

「赤い指」いいタイトルです

筆者の作品は最近読み始めましたが、
本作品でも相変わらず要所要所でのアイテムの使い方がうまいです。
さりげない印象が伏線として十分に盛り上げてくれます。
社会問題をテーマにしていますが、
作中から筆者の慧眼な意見を伺うことはできません。
老人問題も家族問題もあくまで物語のネタですね。
おもしろければそれでいいと思いますが。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
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No.68:
(4pt)

容疑者Xの献身後の作品としては物足りず

愛情ゆえの事件「容疑者Xの献身」から一転して、愛情ないための事件で動機のギャップがすごいです。東野圭吾さんの人間ドラマのギャップはすごいです。
ただ、全体的に淡々とした内容でした。
社会の怖さを学んだ感じはするのですが、祖母と父のつながりがあまり作中になく、加賀恭一郎の最後の追い詰める時に物足りなさがありました。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.67:
(4pt)

うーむ

認知症と思われた老婆が実はそうではない、同居してそれに気付かない息子(笑)という無茶苦茶設定がな。妹が病院に連れていき手のほどこしようがないと言われたというのは何なのか?何故正常な判断ができるはずの老婆は女の子が亡くなったというのに警察に行かないのか?直巳はもちろんだがむしろこの老婆に薄気味悪さを感じた。事件自体も救いようのないものだが・・ラスト辺りは泣けた という事で星四つ
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No.66:
(5pt)

赤い指

現代の日本において実際に起こリそうな事件だと思った★哀しい気持ちになリました★
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No.65:
(5pt)

東野圭吾らしい作品

以前から読みたかった作品がようやく文庫になったので早速読みました!
さすが東野圭吾…と思える作品です。
物語自体は特に斬新な部分はないし、意外なトリックがあるわけではありません。今回の作品は、ジャンルで言うと「推理小説」というよりも「人間ドラマ」といった方がいいのかもしれないくらい。でも、「人間」を描く力はやっぱり東野圭吾ならではですね。今回も、どこにでもいる平凡な人間の“闇”の部分、そして“家族”…特に“親子”の深さについて考えさせられる物語でした。
たたみかけるように展開されるクライマックスでは、いつの間にか目頭が…
主人公(と言っても彼からの目線で描かれた話ではないのですが)の加賀恭一郎は、私にとって湯川先生よりも馴染みの深い東野作品の主人公。「眠りの森」などなど、彼が出ている作品は印象に残っているものが多いんですよね。今回の作品は特に、彼の作品を今まで順番に読んできて彼がどういう人生を歩んできたか知っているファンなら、更にこの作品の醍醐味を味わえるのではないかと思います。
ラストシーンが素晴らしいのも東野作品の特徴。
イイところ(イイ台詞)でスパッと潔く物語を終える彼の特徴が大好きなんですが、それは今回も健在で嬉しかったですね。
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No.64:
(4pt)

親子の絆の尊さを感じます。

教育問題・高齢化社会・介護問題、どこの家庭でも起きて不思議ではない
というのは正にその通りだと思いました。
タイトルの「赤い指」が一体どのように絡んでくるのか、終盤までわかりませんでしたが
シンプルながらなかなか深イイ伏線を張っているあたり、さすが東野さんだと思いました。
容疑者宅の妻と子には閉口させられぱなしでしたが、
最後に家の主人が大きな過ちを思い止まったときは、親と子の絆の尊さを感じ胸が一杯になり、
改めて家族の絆の大切さを感じました。
また、そこに至るまでの加賀刑事の立ち回りも素敵すぎです。
最後は加賀親子の絆も描かれており暖かい読後感が残りました。
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No.63:
(5pt)

やはり面白い

速攻購入致しましたが、あまりの面白さに、届いたその日にあっという間に読み終えてしましました。
内容は本当に東野圭吾らしい良い作品で感動です。
たしかにこんな事件と想い・・・考えさせられます。
いつもながら、加賀刑事は優秀過ぎます。
大抵いつも最初の段階で犯人が特定され、その後の進展は証拠堅めと言う感じですが、それがまた良い。
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No.62:
(5pt)

切ないですね

主人公の妻、子供の身勝手さにイライラするし、
はっきり主張できない主人公にも腹立たしい。
自分のばーちゃんのことを思い出して、
涙が溢れた。
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No.61:
(5pt)

妻選びに失敗するとこうなるのか(笑)

作品は読みやすいながらもどんでん返し、さらには感動も大きい素晴らしい作品。ただ序盤からずっと妻と息子がどうしようもないクズ人間で主人公がとても可哀想になり、同情的な意味で感情移入してしまった(笑)現代の家庭でどこでも起きるような事件……さらには高齢化を見てみぬふりをしてきた国家に対するメッセージも強く感じた。
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No.60:
(5pt)

また東野圭吾にやられた

『容疑者X』の時のようにどんでん返しにやられました。しかも登場人物に騙されるパターンも似ていた。そして最後の最後まで驚かされる内容だった!全てのオチ?にちゃんと伏線が張ってあり、推理小説としても納得できた。映画にならないかな
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No.59:
(4pt)

おもしろかった。

ずっしり読み応えある小説でした。
導入部分は引き込まれるような威力があると思います。
加賀刑事ですね。
好きですよ。
人間の弱さ、醜さ、尊厳、 
この小説は読む価値大いにあると思います。
エンディングは評価が分かれるところでしょうか。
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No.58:
(4pt)

せつない物語

読みはじめは、一般的な家庭に思えましたが、読んで行くうちにストーリーに引き込まれドキドキ。息子にはムカつき、終盤では涙が出そうになるほど、せつなくなりました。 ボケた振りをしていた姑。とても悲しい気持ちになりました。でも、最後までスッキリしなかったのは、殺人を犯した息子。この辺に、もう少し話を加えて欲しかったです。
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No.57:
(4pt)

加賀恭一郎の社会派作品

 加賀恭一郎シリーズと言えば、意外な犯人や動機、完璧なアリバイを崩し見事に逮捕する見事な推理などを思い浮かべるが、今回は「社会派」作品。
 
 社会派作品ということで今までの作品に比べると推理のレベルは落ちている感がある。
 しかし、それ以上に本作品からは考えさせられることが多かった。
 老人介護問題、教育問題などを考えさせられたが、特に考えてしまったのが教育問題。
 ここでいう「教育問題」とは学校教育のことを言っているのではない。
 両親をはじめとした周辺の大人が、どのように子供を「育てる」のかがいかに大切で重要なことかを痛感した。
 『少子化対策』というと「子供の数を増やすこと」と思いがちだが、「子供を正しい方向に育てること」も大事なことだと思った。
 加賀恭一郎作品なので「本格推理」作品を思い描く人も多い。
 しかし、本作品はそうではなくて、「社会派」作品。
 しかし、がっかりしないでほしい。
 「本格推理」と同じくらいの、人によってはそれよりも満足できる作品だと思う。
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No.56:
(4pt)

認知症の婆さんがカギ!

加賀恭一郎のシリーズです。
女児を殺害した息子とその息子の犯罪を隠そうとする両親。それに対して、事件を追うのが、刑事・加賀恭一郎である。そして、忘れてはならないのが、認知症の婆さん。この婆さんが、この事件のカギを握っている。
物語前半では、事件を隠そうと両親が奔走する。しかし、その思いとは裏腹に、加賀刑事が迫ってくる。物語の後半になると、事件を隠しきれないと思った両親が、ある行動をとる、それが見物である。
全体的に、読んでいて気持ちの良い物語ではない。どちらかという胸糞悪い感じである。ただ、結末は、まだ救いがある。
二時間サスペンスにでもなりそうな感じの作品であるが、よく纏まっている。話もわかりやすいし、そこそこにお勧めできる。
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No.55:
(4pt)

面白かったです!

直木賞受賞後、初の作品と言う事で期待感一杯でした。
息子が犯した犯罪を隠滅しようと必死になる両親。
今の時代、いつどこで起こってもおかしくない様な出来事だけに、自分に置き換えつつ真剣に読めました。
ラストが気になって、超短時間で読み終えました。
息子さんがいる家庭では必読の価値あり
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
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No.54:
(4pt)

加賀刑事の切れ味良い推理が楽しめる

認知症の親の介護、嫁と姑の仲違い、息子のいじめ、浮気、....今回の東野氏の小説は、どこの家庭でもありえそうな、ちょっと暗く、悲しい感じのストーリー。でも後味は、決して悪くはない。
本書は、東野氏の小説にしばしば登場する加賀刑事が登場、抜群の切れ味で事件の真相に迫る。
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No.53:
(4pt)

こういう母親増えてくるんでしょうか

展開が読めるところもあって、読みやすかったのですが、
さすが、そうきたかと最後のどんでん返し!
この作品に限らず東野氏の「子宮でものを考える女」の記述って、リアルですね。
実際子どもが犯罪犯しても、本当にこういう態度とる親っていそうです。
個人的に痛い目にあったんでしょうか。
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No.52:
(4pt)

親子のつながり

ここに出てくる前原昭夫と妻:八重子、息子:直巳に対しては、いい感情は全く持てません。
誰もかれもが自分中心。わが身を守るべく、刑事に対してついた嘘には、本当に虫唾が走りました。
唯一の救いと言えば、警察に行く前に、真相があのような形で明らかにされたことです。
とはいえ、やってしまった嘘の内容が内容なだけに、壊れてしまったものがあまりに大きく、ハッピーエンドとは決して言えません。
しかし、「認知症の家族の介護」「少年犯罪」など、現代社会の問題点を見事に織り込んでおり、読んでいてわが身にも起こりうることと考えさせられましたので、評価は高めにしました。
もちろん、加賀恭一郎の洞察力の鋭さも健在。
前原一家のついている嘘は、ごく一部をすり替えただけであとはほぼ真実なため(そのごく一部が残酷なのですが)、普通の洞察力じゃ、その嘘は見抜けないと思うのですが、さすが加賀恭一郎。警視庁捜査一課のお偉いさんが一目置くだけあります。
そしてもう1つ、事件とは別にここでも加賀とその父とのエピソードが出てきます。
加賀と従兄弟関係にあたる警視庁捜査一課の松宮の登場もあり、少々イライラさせられる部分もありますが、全てが明らかになった時、なんだかんだ言っても親子のつながりを感じさせられます。
前原昭夫と直巳のような、間違った親子のつながり、昭夫とその母、政恵の、すれ違ってしまった親子のつながり、そして加賀の父と松宮のような、血のつながりはなくても存在する、親子以上のつながり、そして加賀とその父のような、一見わかりにくくても確実にある親子のつながりと、さまざまな「親子のつながり」を垣間見ることができた1冊でもありました。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264
No.51:
(4pt)

赤い指の意味

この作品のいくつかのレビューに胸をえぐられるようなという
表現がされていますが、内容的には年配者のほうがより強く
感じられるかと思います。
実際、高齢者をもつ家族や被害者の立場からすればその思いは
より強いことでしょう。
それぞれの年代が抱えている現代社会の問題をあらゆる視点から
あぶり出しています。
赤い指が2回でてきますが、2回目の意味するものは重いです。
もやもやした思いの中で、加賀恭一郎の慧眼だけが冴えています。
最後は加賀の人柄も垣間見えて、納得できるラストでした。
ある年代に達したらまた読み返してみたい作品です。
赤い指Amazon書評・レビュー:赤い指より
4062135264

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