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赤い指
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赤い指の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全208件 41~60 3/11ページ
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少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。 @これは加賀父子の物語であって他はその深みを増すための刺身のツマに過ぎない。よって、クソガキの内面だのはどうでもいいことなのです。クソガキがいてその馬鹿ママがいて夫がいて母がいては、加賀物語のためにあるのです。だから被害者の夫婦のことはスーと流してんじゃないですか。やっぱうまいと思います。実力があるから人気があるのだと痛感しました。 | ||||
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家に東野圭吾の作品が何冊も置いてあり、この本を手に取りました。 暗い話しですが、ぞくぞくするような面白さがありすごく好きです。 やっぱり、ミステリーは面白いと感じる本でした。 | ||||
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この作品は久々にページをめくるのが止まらなくなった小説でした。 警察の目をくらまそうと画策する人に同化し、緊張が途切れぬまま読み終えたのを覚えてます。東野作品を読み始めたのもタイトルに惹かれて手に取った、この小説がキッカケです。 | ||||
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冒頭から暗い雰囲気の話です 家族の中で問題に対してどう立ち向かっていくのかというのが大きなテーマとなっている気がします。 好きであっても嫌いであっても 家族ということには変わりない。 自分の兄弟や両親のことをすごく考えました。 実際自分が、自分の家族がこんな立場になったらどうなるだろうか。 内容は非常に暗いですが、先が気になる読みやすい話であったと思います | ||||
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ストーリーがとにかく重いです。 ストーリーを自分に当てはめて想像すると何とも言えない気持ちになり、何度も途中で読む事を辞めようかと思いました。 いろいろと考えさせられる印象深い作品です。 | ||||
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イメージ通りの日本人、でも話は深い。 よくできた話。 もっというと馴染みやすい。 わざわざ想像しなくてもそこにいる | ||||
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東野圭吾の小説は、ガリレオシリーズの短編は、謎解きを中心としたストーリー構成ですが、刑事が主役の物語はそれ以外の要素が大切だったりします。 この小説も刑事が主役の長編ということで、予想しながら読んだのですが、謎それ自体が隠されていたので、最後の驚きは衝撃的でした。 事件解決後に、刑事が言った言葉。 「大事なのはここからだ。 」 「ある意味、事件よりも大切なことだ」 そこから明かされていく真実と驚き。 私にとって「親が子を思う気持ち」を再度考えさせられる貴重な作品です。 | ||||
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引きこもりの長男を偏愛する妻のいいなりの夫、ぼけたフリを続ける老母、読み進むごとにうんざりさせられる家族が引き起こす幼女殺人死体遺棄事件。 謎解きサスペンスというより家族の在り方を問う社会派小説です。 甘ったれた長男にもうすこし切り込んで犯した罪を自覚させて欲しかったですね。 | ||||
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少女を殺した少年の内面を描き切れてない、とか的外れなことを書く人が多いけど、 この手の人間はサカキバラの絶歌とか読んで心の闇に迫った!!と鼻息荒くするタイプだと思う。 全てに深い理由なんてないのに、勝手に妄想して勝手に少年の心の傷?がどうのこうの代弁して殺人を犯した未成年に 甘い処罰を求めるから厄介だ。 そんなに少年犯罪者が好きなら少年Aを美化した専門家の本とかいっぱい出てるからそっち方面読んでりゃいいのに。 この小説の14歳のバカ息子は、書かれているとおり「もともと癇癪もち」「両親の不仲」「甘やかす母親」「同年代に友達がいないが故?の幼女趣味、もしくは生粋のロリコン」 では、何故殺したか? 簡単なこと。家の中では全て思い通りだったのに幼女は言いなりにならなかったから。 抑制のきかない性格に拍車がかかったわけだ。我慢強さ、忍耐強さは、主に父親からの 愛情、承認行為で培われる。それが育たなかった。でもそれだけじゃない。 殺した後の行動でわかる。 クズは生まれもってクズの要素を持っている。両親を見ればわかるように、子供を叱る、時にはほめる、正しいことを教える それは根気のいること。親が親なら子も子なのである。 しかしこの小説の家族はコンクリ事件の監禁殺害現場となったあのお宅の家庭事情そっくりだ。 小説の話に戻ると最後の方はやや蛇足かもしれない。が、見ようによってはその部分こそ作者の伝えたいことなのかな、と思う。 | ||||
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愛情のない家庭にしてはいけない…と心から思いました。家族とは、きちんと心で向き合いたいです。加賀さんの事件との向き合い方にじんときます。 | ||||
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やっぱり東野作品は読みだすと止まらない。 親子の関係の深さに感動。 ラストのほうは泣けてきた。 | ||||
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サスペンス小説としては、あまり面白くなかった。犯人が最初から分かっており、家族が隠ぺい工作をしたものの、所詮は素人の工作。 加賀刑事が出るまでもなく、警察がこの一家に目を付けるのは時間の問題だったと思う。 この小説のクライマックスは、謎解きではなく、ボケた(ふりをしていた)祖母が真犯人を刑事に教えたことだと思う。 親と子、祖母と孫の関係がうまくいっていれば、可愛い孫を助けるために祖母が罪を被ることもあり得た。 しかし、この一家では、祖母が息子夫婦や孫に冷たく扱われており、日頃から確執があった。 その息子夫婦や孫に、自分がボケているのをいいことに、犯人に仕立て上げられるのは我慢ならなかったのだろう。 サスペンス小説としてではなく、家庭内の問題を扱った小説として読めば面白い。 | ||||
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欲しいモノがすぐに手に入り 痛みも少なく 安く 早く届く 便利で 最高です 今後共よろしくお願いします | ||||
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今回は加賀なりの気配り、優しさがよく出ている話だった ご近所への気配り、ラストで犯人を追いつめていく場面は迫るものがあった ただ、犯人側は悪い意味で魅力的であった 押しに弱く妻の顔色ばかりを窺い、物事を保留にしがちの夫 自己中心的で夫をないがしろにし、息子を甘やかし続ける妻 そんな二人から生まれたどうしようもない息子 ニュースの家庭問題を凝縮したようなこの一家にはまるで暖かさがなかった 犯罪の隠ぺいの為に夫がとった行動はどうしようもなく最低だし 口だけ勝気なだけで、自分では何もせずひたすら息子を庇い続ける救いようのない妻 最後の一言まで反省がなく、もはや死刑でも文句は出ないと思われる息子をもっと攻めたててほしかった | ||||
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図書館で見つけ、なんとなく手にとって借りてきました。読み始めるとじきに東野ワールドに引き付けられ始めた感じはしたのですが、 デジャビュというのか、なにか以前に読んだような気がしてきました。50ページほど読み進むうちにそれは確信に変わりましたが、ここまで読んで放棄するのも癪なので、そのまま読み続けました。しかし既読のはずなのにドキドキ感は増すばかりです。松宮という心優しい新米刑事とその従兄である冷静でキレ者の刑事のコンビが少女殺人事件の真相を徐々に解明していく過程は、二度目の読書にもかかわらず(物忘れが激しいせいだけかもしれませんが・笑)緊迫感に満ちており、ページをめくる手がとまりせんでした。そし意外なてラスト。すべてを解明した加賀が、真犯人である少年の父に「あなたはそれでも人間か?」と迫り、やっと人間性を取り戻した彼が事実を吐露するくだりでは目頭が熱くなりました。 氏の作品は単なる推理小説とかミステリという言葉では片付けられない”人情小説”でもあることが多いですね。私が彼の作品に惹かれるようになったのは、巧妙な謎解きもさることながら、そんな部分が大きいのかもしれないなと改めて感じる次第でした。 | ||||
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ほかの方々が書かれているとおりですね。 って読んでないけど。。。 もちろん私は楽しめました。 | ||||
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読み始めて、あまりの暗さに読むのをやめました。 先日、読みかけだった事を思い出し最初から読み直しました。 悲しい家族の話でしたが、最後は親子の情の深さに心打たれました。 読み終えて良かった。 | ||||
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読み始めてすぐに、あまりに救いようのない展開に気が重くなった。 よく考えもせず流されるままに結婚して家庭を持つことがどれだけ恐ろしいかを痛感する。 この話の中には家庭を顧みない父親が2人出てくる。 一人は主人公加賀恭一郎の父。 仕事人間でありすぎた結果妻を孤独死させてしまい、自分も死ぬときは一人ぼっちで死ぬと決意する。 もう一人は人を殺してしまった中学生の父。 同居している母や妻や息子にさえもきちんと向き合えず家庭から目を背け続けた結果、ズルズルと最低の犯罪者に身を落としてしまう。 どちらのタイプも日本の父親にはありがちだ。 しかし前者にはまだ悟りのようなものを感じるが、後者はどうしようもない。 プランや哲学や覚悟のないものは家庭を持つべからず。 女の子の死体を自転車に乗せて、一人暗闇の中公園のトイレに捨てに行くということになるのだ。 年老いた罪のない母親に手錠をはめさせることになるのだ。 そうだ、結婚などしてはいけない。 よく考えもせずに家庭など持ってはいけないのだ。 この小説はそう思わせてくれた。 | ||||
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とにかく感情的にぐいぐい引っ張られるので、 一気に読んじゃいました。 ドラマで見たことがあったので、 話の内容は「ああ、そうだった」と思い出してはいましたが、 それでも面白い。 最期の展開の連続がうまい。 事件のラストも切ないけど、 事件後の加賀の話のラストに涙。 小説のラストとしてものすごく美しい終わり方。 そして台詞。 | ||||
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推理仕立てというのはないが、何もかもとても考えさせられる 東野の社会派的作品。 私は、衝撃的な始まりから気が重くなってしまい、それでいて展開が 気になって一気に読んでしまった。 いまの世の中、直巳と似たような子供が、どこにでもいそうな気がする。 そして、八重子のような母親も、どこにでもいそうな気がした。 身につまされて読んだ。 | ||||
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