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赤い指
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赤い指の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全208件 21~40 2/11ページ
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72歳で認知症なら大変です。気持ちはわかります。ですが八重子はごちゃごちゃうるさい!自分で動け!直巳が殺人をしているのに「傷つく?居なかった事にする?母を殺人犯にでっちあげ?」は?です。しかも母は認知症では無かった。演技。辛かったでしょう。1人でポツンと部屋に。春美が来る事だけが楽しみ。涙しました。最後直巳が動機について「少女が帰ると言ったから。わからない。親が悪いんだ。」これがよくわからない。動機は何だったのでしょうか? | ||||
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状態は「良い」との事でしたが新品と同等の物を頂くことが出来ました。非常に満足しています。 | ||||
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自分の母と自分の息子の間でちょっとしたとらぶるがあった時に姉が送ってきた本です。罪を犯した息子を庇っているのではないかと言いたかったのだと思います。 それから自分は変わりました。息子を信じていましたから。本当嘘を言っているのは母という小説を探して同じように本で返したかったのです。 それまでは小説なんて何年も読んでいませんでしたが、200冊以上読みました。もちろん東野圭吾は全部読んでいます、それ以外もたくさん読み続けています。結局まだそんな内容の小説は見つかっていませんが。 結果的に東野圭吾のファンになったのはもちろん、加賀恭一郎のファンにもなってしまいました。結果的にいいきっかけをくれた本です。 10年以上ぶりに読み返してみましたが、あの当時とは違った楽しみ方ができました。加賀恭一郎シリーズの中では今ひとつの作品ですが、加賀の父との関係が一番素直な感じがして好きです。 | ||||
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前原夫婦の立場になって読むと、非常に辛い状況がひしひしと身に迫るストーリーでした。 客観的に考えればバカ息子をかばっても、結局将来また同じような犯罪をおこすだろうし、本人にとっても前原一家にとっても何も良いことはないのだけれど、現実の話ならそれでも、息子のために何とかしようと考えてしまうかもしれません。 最後の章の展開には驚かされました。だから「赤い指」というタイトルなのかとわかって、推理小説としての謎解きに引き戻されました。 この昭夫の母親政恵が芝居していたくだりで、もしかしたらすべてを知ったうえで、息子や孫をかばうために自身が犯人であるように認知症の母親が誘導したという展開なのかと、勝手に期待してしまいましたが、そんな感動的な話ではなかったのが、ちょっと残念でした。 | ||||
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もういろんな人がレビューを書いているから、 いまさら書いても仕方ないような気もしていますが。 一言でいえば、ひさしぶりに小説を読んで涙が出そうになりました。 この本はテレビの「新参者」シリーズで有名な刑事加賀恭一郎シリーズの1冊です。 東野圭吾さんのファンならばもはや言うまでのこともないと思います。 本作では、家族愛をテーマに話が展開してます。 犯罪を隠そうとする家族と、もう一つ加賀家のことが描かれています。 恭一郎と父親との関係は、過去の作品でも触れらていましたが、 ここで様々なことが明らかになります。 そして、最後には泣きました。 東野圭吾ファンでない方にも是非読んでもらいたい作品です。 同作で加賀恭一郎シリーズは7冊目となりますが、 加賀シリーズはどこから読んでも面白いですよ。 | ||||
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本屋でもあまり見かけたことのない作品だったのですが、中古で、安価で購入できました。 | ||||
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推理小説でありながら、複雑な家族愛というテーマも盛り込んでいる。306ページという短さではあるが、展開の重さや結末のビターさもあり、重厚な作品となっている。 今作においては、推理より、親子の間の絆や愛情に訴えかける描写が印象的だ。 息子の直巳を救うべく、母の政恵に罪を着せようとする昭男夫妻。そんな夫妻の凶行を、身を挺して止めようとする政恵の姿。 全く相反するはずの行動も、元を正せば同じ想いから始まっている。そんな難しさが、ままならない現実をまざまざと映し出し、物語に深みを持たせている。 前作と比べ、伏線も多い。直巳の幼女性愛とアニメのフィギュアを結びつけるあたりもよくできているし(偏見を生まないか心配だが)、「政恵が実はボケていない」というのも、真実を知ってから読み返すと納得できる。 『赤い指』というタイトルの真意も、最終局面で明かされる。トリック以外にもさまざまなメッセージを盛り込んだタイトルで、たった三文字に収めている。とにかく上手い。 心に残るシーンの多さも特徴的だ。 個人的には、母の愛を思い出すよう、加賀が昭男に詰め寄るシーンで心を打たれた。僕自身、母親との思い出を多く抱えているからかもしれない。 誰かの親として生きている人なら、きっと刺さる作品だろう。 | ||||
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現代の親子、そして高齢者が抱える問題が描かれていた。加賀シリーズの初期か。一気に読める「中編」に位置づけされる作品であろう。 | ||||
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赤い指…そういう事だったのね! 毎作大変読み応えのある加賀恭一郎シリーズ。同シリーズ以前の作品で、刑事加賀恭一郎が実父(隆正)に助言を求める場面がありました。ただ親子で顔を逢わせる訳でもなく、置き手紙でやりとりしていたのが印象に残っています。どこかクールな加賀刑事、しかし本当はたった一人の父親の事をちゃんと考えてて、本当は大好きだったんだなと感じる事が出来ました。今までの加賀と隆正のやり取りは、今作品で親子関係の完結へと繋がっていたんですね。 こちらは家族の「愛」とは?をテーマにしています。現代社会において最近では、子は小さいうちからスマホを持ち、部屋に籠りネットやゲームに興じて家族と過ごす時間が少なくなってきています。親の事・息子の事、ちゃんと解ってるつもるで全然知らなかった…なんて事ありますよね。本当に家族の心が通じあっていれば、イジメの兆候・自殺前に出してるSOSとか見逃さないと思います。東野圭吾さんは本作品を通して「家族の愛とは?」を訴えているような気がします。 本作品読んでる時に、あまりの馬鹿親加減に腹が立ちましたが、最後に昭夫夫婦が気付けた事は良かった。あのまま血も涙も無い人間で終わってたら…と思うと。 逆にお母さんの「愛」は凄いですね。息子夫婦にボケ老人扱いされてても、最後まで息子を愛し続けてたからこそ、アレが出来るんですもんね。 ラストの 「桂馬」 痺れました(*^^*) | ||||
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加賀恭一郎シリーズだが、この作品はラストに向けて、大きな大どんでん返しが待っている。そして、その真相に近づくにつれて胸が苦しくなる。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、現代の家庭を浮き彫りにしたように思えてならない。過保護過ぎる母親、家庭を顧みない父親、そして介護、現実逃避する息子。映像で観たのだがやはり原作はその細かな描写などかなり異なる部分が多い。やっぱり原作を読んで正解でした。 | ||||
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ごく普通の家族、ごく普通の家庭が舞台のミステリー。 家族とは?愛情とは?親が子を想う、親が子を想うとは?深く考えた一冊でした。 物語の最後がとても衝撃的で、印象強く、さすが東野圭吾さんだなと感じました。 | ||||
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Very nice | ||||
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本作品は子を想う母の深い愛を切なくも哀しく、そして、温かく描いた傑作だと思います。 やや重めで陰鬱な内容の物語であるにも関わらず、テンポの良いストーリー展開や人物描写はいつもながら面白く、僅かな手がかりを基に、少しずつ犯人に迫る展開は圧巻! また物語は、単に事件を捜査・犯人逮捕と言う刑事劇に収まらず、ひきこもりや介護等の社会問題や、犯人の心の救済や親子の絆の再生等をサスペンス&ヒューマンドラマ・テイストたっぷりに描かれています。 特に後半〜ラストにかけては、読んでいて胸に熱く切なく響き、読後は子を想う母の切なくも深い愛に胸いっぱい浸れる傑作だと思います。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの第7の事件。どこにでもある家庭で起きる突然の 悲劇の真相に加賀が迫る。平凡な家族に起きる悪夢。その悪夢から、一 家が崩れ去ろうとする事態に、いつもながらの観察眼と現場100回の 姿勢、相手の内面まで迫る話術を駆使しながら、事件の真相の解明をす ると共に、相手の人間性の救済を図ろうとする。 いつもの加賀の捜査姿勢が全開の作品だ。舞台設計がごくごく平凡であ るだけに、犯人逮捕と真相究明だけでなく、それぞれの思いを理解し、 事件に関わる人々に寄り添い、事件後の生きていく筋道を与えている。 加賀シリーズの真骨頂のように感じた。 | ||||
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まず主人公の妻が嫌い。同じ女として一番やな女。なのに言いなりになる夫。情けない。最低男。だけど居るんだなこんな夫婦。結構多いと思う。はっきり言ってこの悲劇は妻が元凶。そして同罪の主人公。後味はあまりよくないけど、さすが上手いな東野圭吾。 | ||||
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いつもながら非常に読み易く、このリーダビリティの高さはまず評価しなければいけない。本作は特に、認知症の親の介護、ネットを使った少年犯罪などタイムリーな社会問題を扱っており、似たような家族を持つ者として他人事としては読めなかった。多くの人がそう思った事と推察。さらに、死病で病床にある親と加賀刑事自身の親子関係も平行して描かれているが、それぞれが巧みに組み合わされて読み応えがあり、絶妙のバランス感覚に感服した。 家族関係と言う身近なテーマを描くと、それは違うだの、人間が描けていないだのと難癖を付けたくなるが、一つのモデルケースとして読むべきだろうと思う。その上で、あえて将棋ファンとして言わせて貰えば、遠距離対局のエピソードは描いてくれてうれしかったと同時に、無理があるかなと思った。 | ||||
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昨今、幼い女児がわいせつ目的で連れ去られたり殺害される事件を目にするたび、やり場のない怒りととてつもない悲しみを感じるが、この本の被害者もそうした罪のない7歳の女の子で、どこにでもいそうな家族の息子が犯した罪とその親の罪が何ともありがちなだけに身につまされる。そして、かけがえのない命とその子の未来、親の喜びを一瞬にして奪い取ったにもかかわらず、その犯罪から目をそらし、出来の悪い息子と自分たちをいかにして守るかしか考えない前原一家に読んでいて怒りがむくむくと湧き上がる。そこが何と言っても一番読み進めていて辛い部分。その場にいたらぶん殴りたくなる人間たちだから。それでもほぼ1日で読んでしまったほど「止められない巧さ」は相変わらずの東野作品だと思う。加賀恭一郎のアプローチや切り口も普段と少し違って、推理物というよりドラマに近い。欲を言うならもう少しこのバカ息子に自分のしでかしたことの大きさを頭にぶち込んでほしかった。あと、ネタバレになるので書きませんが、前原の母親がここまでするか?と言うのもちょっと現実的にはどうかな?と言う事で星4つです。 | ||||
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東野作品はいつも読みやすくていい。幸い、本作も例外ではない。ストーリーテリングのうまさと、話のおもしろさも相俟って、文字通り一気読みしてしまった。 道理でおもしろいはず。2006年度傑作ミステリーで、どのランキングでもベストテンに入っている。何より、こういう馬鹿親子(特に妻)は、本当にいそうで怖い。読み進むごとに反感が募るほど、作者の筆も冴え渡る。 ただ、結末はちょっと不自然。果たしてあの極限状況で、そこまで徹底して演技するかなと。これ以上言うとネタバレになるので言えないのだが。 | ||||
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東野さんの作品はあまり読まないのでこれが三作品目です。 終盤までとても面白く読めました。 ですが加賀刑事という人物にはどうも引っ掛かりを覚えました。キザ過ぎるというか何というか…もちろんこの人物が東野さんの有名なシリーズ作品の主人公ということもまったく知らなかったので何の先入観もなく読んだのですが、ちょっと現実的に考えて腹落ちしない部分がいくつかありました。約束だからと言って、いくらなんでも実の息子が父親が亡くなるまで一切会いにいかないというのもさすがに不自然に思えます。父親がそうする理由が亡くなった妻に思いを馳せて自分も同じことを、というのもなんだかなあと思いました。それと、さすがに婆さんボケたフリってのは無理があるんじゃないかと…。驚きはしましたが、それによって一気に安っぽい印象になってしまったと思いました。 | ||||
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ゆっくりと首を締め付けられていくような怖さがあります。 作品としても良く出来ていて読み応えがあります。 | ||||
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