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私が彼を殺した



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私が彼を殺したの評価: 3.83/5点 レビュー 111件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 21~40 2/4ページ
No.56:
(5pt)

面白い!

評判どおりの面白さ! じっくり読めない私には、最後の解説を読んでも誰が犯人かわかりませんでした。でも、じっくり、丁寧い読めば、確かに犯人は特定されます。まさしく作者から読者への挑戦状ですね。
東野圭吾は、ホントの天才です!
私が彼を殺した (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:私が彼を殺した (講談社ノベルス)より
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No.55:
(4pt)

東野圭吾連続読み

この頃の著者の作品は面白くて、流星の絆ぐらいまでは、グイグイ読ます。この作品は、その頃の作品の中でも、軽くサラっと読めすぎ。だが。
私が彼を殺した (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:私が彼を殺した (講談社ノベルス)より
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No.54:
(5pt)

話にのめり込めました

疑わしい人たちのそれぞれの立場で話が進められているので、とても興味深く読み進むことができました。
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No.53:
(5pt)

わかったわからなかった評価するのは間違い

本格推理小説として、あえて”読者への挑戦”までで上梓した、意欲作。

このような趣旨とした場合、問題点として、真相が見抜けなかった場合、購読者はまるきり損をしてしまう、ということだと思います。
普通の推理小説なら、”読者への挑戦”の段階で真相が見抜けなくても、ページをめくれば探偵役が正解を教えてくれます。ですが本書では、だれも正解を教えてくれないまま物語が終わってしまいます。もちろん、ネットで検索してみれば、すぐに「真相」は検索できるでしょう。でもそれは作者が提示してない以上、真相として保障されたものにはなりえないわけです。
普通の推理小説なら、探偵役が提示した真相は、推理に矛盾があっても、物語を作成した作者が提示している以上唯一の解として認めなければなりません。ですがこの作品にはその保証がないのです。
にもかかわらず、真相を保証するためには、作中で提示した証拠で唯一無二の真相を導き出せるような構造を持ってなければなりません。それは、回答を提示できるミステリを書くよりも、何倍も難しい行為であると言えるでしょう。それにチャレンジした作者のチャレンジ精神にまず、☆5個をつけてみます。

もちろん、ほかのレビュアーの方も指摘している通り、本書のロジックが完全に唯一無二の真相を何の破綻も矛盾もなく自然な形で提示できているかといえば疑問はありますが、とりあえず一般的な考え方では唯一無二の真相を推理できる構成になっていることは素直にお見事であると言えるでしょう。またその真相が、決して論理のアクロバットをすることなく、普通の知性の人でも気づけさえすればあっさりと理解できる、というレベルに設定してあることにも感服します。

今では一転して大人気作家になってしまった作者がこのシリーズの続編を出すとは考えにくいですが、誰でもいいからこの路線で引き継いでくれる人が出てくれることを期待してます。
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No.52:
(4pt)

真犯人について

やはり皆さんのレビュー見てみると同じ事を考えているんだなと思いました。真犯人を決定する謎の指紋について無理があるんですよね。あれほど慎重なはずの犯人が謎の指紋を拭き残し自身の指紋を残すなんて事考えられないのだが。素手であっても指紋を付けない方法があると思います。さらにそんな長期間謎の指紋が掠りも劣化もせず残るものなのか。これは連載時と小説化の際に犯人を変更した事による齟齬なのかもしれません。むしろ意外な犯人として語りに登場しない人物が犯人というオチ、語りの3人が自分の事を犯人だと思っていたのだが、実はという方が意外性があったような気がする。実際その人物であれば証拠物をすり替える事が何時でも可能だったように思います
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No.51:
(4pt)

まあまあかな?

東野圭吾さんの作品はハズレがないのでグイグイと引き込まれて読んでしまいます。この作品も面白かったですが他の作品に比べると少し物足りなさを覚えました。
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No.50:
(4pt)

みんなと同じくわからなかった

んで、ネタバレを見たのですが、なるほど、気づけなかった。
でも今回は気づけなかったという程度で「どちらかが彼女を殺した」よりも納得の行くオチでした。
なるほどねー、という感じ。
すげー、爽快だ!とまではいかないですが
一度読み終え、答えを探してる時は十分楽しめました。

作品全体としてもおもしろいです。
どちらかが彼女を殺したと同じような話かとおもいきや
犯人も含む一人称視点で繰り返される物語の進め方は斬新でした。
おかげで全然違うノリが楽しめました。

トリックとか事件の展開みたいなのはほとんどないので、ハラハラはしないのですが
人間の感情の動き、人間性の描写、こういうのがうまくて読まされてしまったという感想です。
東野圭吾はベタがうまい。

あと、よく言われることですが、加賀は空気でしたね。
別の加賀のシリーズじゃなくても良かったんじゃ…。
ちょっと、黒幕みたいなノリで来る時はおおっと思いましたが、真実を知らなすぎるので空気だったというか…。
加賀のファンというか、東野圭吾のファンならOKって感じですけどね。

普通に良作です。
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No.49:
(5pt)

きれいな本が届きました。

程度の良い本です。これで加賀恭一郎シリーズが揃いました。これからじっくりと読み出します。
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No.48:
(5pt)

コメントを入れないと評価できないのは、とても残念です。

コメントを入れないと評価できないのは、とても残念です。
特にコメントは無くても、とても満足していても、コメントが面倒で、
評価できないことがよくあります。
とても気に入っているから高く評価したいのに購入者に
無理やりコメントを求めるのは如何なものか。
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No.47:
(5pt)

読後からがむしろ本作の醍醐味

東野圭吾さんによる推理小説。

加賀刑事が登場する作品。本作は最後の最後までヒントが提示されるのみで
3人の中の誰が犯人であるのかは明示されない。

天下一大五郎が登場する名探偵の掟などで批判していた
読者も推理の内容なんて実は関心が無くなっているという現実に対しての
挑戦した作品なのだと思った。

犯人候補である神林貴弘、駿河直之、雪笹香織の視点を次々に描写しながら
物語は進んでいく。

犯人が3人のうちの誰であってもおかしくないように思える。しかし物的証拠から
駿河直之が犯人ではないのかとする説が多い。

(文庫版の袋とじにも犯人を明示していないようで結局は読者がよく読み考えなければならない)

本作は小説として優れているだけではなく読後も頭をひねり続ける必要があり
読み応えのある作品に仕上がっている。
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No.46:
(5pt)

これぞ東野圭吾

1回目に読んだのと
2回目に読んだのとでは、この兄妹の間のやり取りが違く感じられるコトが気になり、
何度も読んでしまいました。

犯人は誰でも良かった...

そうなんでしょうね。
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No.45:
(5pt)

3人の容疑者はだれでも黒になれる?

一気に読み終わったのは久しぶりでした。袋綴じを読んでも犯人が判らず、ネット検索しました。大方の人の意見で納得しましたが、登場人物それぞれが犯人だった場合の文章が、推理好きの方によってアップされているのを読んで、誰が犯人でも有かなって思いました。これから、「どちらかが彼女を殺した」を読見始めるつもりです。
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No.44:
(4pt)

納得できたけれども

神林兄きもすぎ……
自分に異性の兄弟がいるからか、おぞましい。

あと、推理はおもしろかったが、結果、警察がアホすぎることに。あれを調べたらすぐに犯人は挙げられる。

ともかく推理はむずかしかった。
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No.43:
(4pt)

ググってやっと犯人が分かった(恥ずかしい)

高校生の頃に「どちらかが彼女を殺した」で
犯人が書いてない!キー!と思って以来、
何冊東野氏の作品を読んでも、犯人が書いていないという
理由で敬遠していたこの本。笑

あれから15年以上が経ち、犯人分からんでも
ググればいいや と思って読みました。
ハイ 袋とじ読んでも分かりませんでした。ハズカシイ
でも、ググればいくらでも解説がありますので
犯人が分からないということはないかと。

視点が容疑者3名で移り変わるので、
一人称が書いていることに嘘はないけれども、
その際の他人の会話は100%本当とは限らない、など
かなり緻密にできています。
特に終盤では、新事実が出てくる度に視点が切り替わり
なかなか面白い趣向だと思います。

個人的には、もうちょっとヒント出してくださいよ
と思いましたけど、洞察力の優れた方なら大丈夫じゃないかと。

以下、蛇足ですが東野氏の古い本に見られる時代錯誤的な描写がちょっと気になる。

(当方都内でOLをやっているが、今時のOLは結婚を永久就職とは呼ばんです。
いわんや、雪笹氏のようなタイプをや。)
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No.42:
(5pt)

快感

じっくり腰をすえて推理をした。
最後の加賀刑事の推理と巻末の西上心太氏の解説を読んで、自分の推理が正しいことに気づく。
その時の快感は、その辺の作者自分本意の身勝手な推理小説や動機に比重を置いた作品なんかでは味わえない。
こういう小説をドラマ映画化して欲しい。

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No.41:
(4pt)

2回読んでようやく分かった

トリックもさることながら、東野氏は被疑者の心理描写と葛藤の記述がとても上手い作家ですね。

私も初見では犯人は誰なのか分かりませんでした。
最後で加賀から提示されたヒントを読んだ上で再読して「あーなるほど」という感じ。何気ない伏線の張り方、お見事。

・・・ただ不可解な点が2点ほど。

(※以下相当なネタバレ含みます!)

1.殺された男の元カノが自殺するが、加賀はなぜ彼女が自殺だったとあれほど自信をもっていいきれたのか?
 
彼女に思いを寄せていた被疑者の1人は、以前から彼女の知り合いだった。メタ視点をもつ読者は彼が毒物の存在について知りえたのは彼女が自殺した後だったことは分かりますが、加賀には分からないはず。そして最初の時点では彼が「自殺した彼女」に好意を寄せていたという事実も分からないはずだし、好意をもっていたという情報は本人と被疑者の1人である女性の証言からしか分かりません。刑事としては彼らが嘘をついている可能性も考慮に入れなければならないはず。
少なくとも加賀は穂高と自殺した彼女、そして彼の間の関係がこじれた結果、彼が2人とも同じ毒物を使って殺したというシナリオも考えるべきなのではないか。

つまり加賀は、レストランで電話を受けたこの男が穂高邸で彼女と会った時点で、彼女は死ぬ気はなかった可能性についても考えるべきだと思うんですよ。

もしくはこの男が彼女に例の毒物を買わせて、罪をなすりつけるためにこの毒を彼女に盛って殺し、後はシナリオ通りにピルケースのトリックで穂高を・・・っていう可能性もあるんじゃないのかなあ。芝生の草の件については、穂高殺しのシナリオのために彼がわざと仕込んだと考えられなくもないし。

その点において加賀は安易に自殺と断定しすぎな気がします。この男が彼女を殺していないという証拠がない以上、殺人の線でも捜査しないといけないのでは?もちろん読者は違うとわかってますけど・・・

以上、かなり無理やりではあるけど加賀が彼女の自殺はろくに捜査せずに所与として推理しているのが気になったので。

2.美和子の行動

美和子が本当に穂高を愛していたかどうかは定かではありませんが(物語最後で貴弘が相手は誰でもよかったのではと語っている)、穂高が死んで間もないうちから人が変わったように事件について調べ始め、果ては被疑者3人を穂高邸に呼び出して探偵ごっこまで始める始末・・・彼女の心の動きがさっぱりわかりません。正直ドン引きしました。あまりの豹変振りに物語を読み返すまで証拠もないのにこいつが犯人だと思ってましたね。
まあそういう人だったと解釈するしかないんでしょうね・・・せめてもう少し理由らしい理由が欲しかったような気もします。

それから作品としての評価には関係ないですが、加賀のあのウザは読んでてイライラしますね・・・刑事コロンボ気取りの質問の仕方や相手を小馬鹿にしたようなもったいぶった言い方が非常に鼻につきます。私が知るミステリーにおける探偵役の中でも1,2を争うウザさです。こんなのが現実にいたら私は絶対捜査には協力しないでしょう・・・


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No.40:
(5pt)

3人の登場人物を,章ごとに切り替えて、一人称にしていく手法は面白い。

やや暗い展開が気になる。
世相を反映したものだろうか。

殺人事件が起こるのだから,暗いのは仕方がないのかもしれない。
どこに問題があるのだろう。

3人の登場人物を,章ごとに切り替えて、一人称にしていく手法は面白い。
切れ目なく続けて行く技術もすごいと思った。
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No.39:
(4pt)

犯人当てでなくても・・・・

3人それぞれに動機があり、皆、偶然、毒の混入した薬剤(カプセル)を入手している。
毒物を被害者に投与できるチャンスがあったのはその3人。
その状況で薬殺を実行した犯人は誰か。

謎は解けませんでした。作品自体は面白いですが、前作と違い、解く意欲があまりわかない作品。

その理由は、
'1.殺害方法が毒殺という地味な設定
'2.本当に毒物を投与できるチャンスがあったのは3人限定なのかという疑念がつきまとってしまう
'3.3人のうち誰が犯人であっても驚かない設定
'4.薬剤の数の問題がちょっとややこしい
'5.本筋の謎自体はそれほど複雑ではないが、3人がそれぞれ殺害を実行しようとしていることが、
  事件を複雑化させてる

犯人当てにしなくても、「犯人はお前だ。なぜなら〜」という名探偵の華麗なる推理を披露して
終わってもよかって気がする。


私が彼を殺した (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:私が彼を殺した (講談社ノベルス)より
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No.38:
(5pt)

読者が犯人を捜しあてる

この作品も「どちらかが彼女を殺した」と同じように犯人が誰であるか記載がない。

物語も容疑者3人の視点からそれぞれ描かれており、3人とも動機は十分にある。
それでも、自分では犯人を突き止めることができなかった。
ネットでは解説ページがたくさんあるので、犯人を知ることはできる。

犯人を知って、この作品のさまざまな場面にヒントがあったんだなぁと気付いた。

本当に面白い本だった。
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No.37:
(4pt)

面白いけど

巻末の推理解説を読んでなんとなく犯人がわかりました。そのくらいこの小説はとんでもない終わり方をします。読んでみてのお楽しみってやつでしょうか?
私が彼を殺した (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:私が彼を殺した (講談社ノベルス)より
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