黒祠の島

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評判

黒祠の島の評価:

3.62/5点 レビュー 93件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21〜40 2/2ページ
No.20
(3pt)

ネタバレなしの感想

『屍鬼』は文句なしに☆5だが、これは普通~良作の
間という感じがする。話の筋は面白いのだが・・・なぜなのか?
その理由をいくつか考えてみた。
・風水に関する叙述がやたらと長かったこと
・ミステリーにしては話の起伏が穏やかなこと
もう一つ決定的なのが
・主人公のキャラ付けが弱い
という点ではないか。

『屍鬼』で物語を解き明かす二人の幼馴染は
強烈な個性を持っていた。一方、本作の主人公である式部は
理知的な探偵という印象こそあるものの、彼が普段何を考え 
何を好み これからどんな未来を歩むのか全く想像が出来ない、
想像が膨らまない。存在が無色透明なのだ。
何となく残念な感じ。
洋の東西を問わず推理物の名作といわれる作品では
無理にでも主人公に強烈なキャラ付けを行っているが、それは
主人公がこのように強烈な登場人物の間に埋没するのを
恐れてのことなのかもしれない、と思った。
殆ど推理物を読まない読者の意見である。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.19
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.18
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.17
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.16
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。
この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.15
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。
この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.14
(3pt)

おもしろいほうではないでしょうか

タイトルのインパクトほどではありませんが、減速することなく読めた気がします。
この人の文章は雰囲気を作るのがとても上手なので、もう少し複線があればと感じてしまいます。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.13
(3pt)

気味の悪さを買う

「長編本格推理書下ろし」。本格好きの食指を動かすには、実に魅力的過ぎる文言だ。加えて小野不由美である。夫婦(夫=綾辻)揃って愛読している身としては、手に取ったのは至極当然の事だった。 失踪した女性作家を捜索する為に島に上陸した男性調査員。異端の信仰を通じて島を統制下に置く分限者を頂点とする排他的な島民達の妨害を受けながらの、彼の孤軍奮闘劇が幕を上げる。しかし、残虐極まりない形で発見される彼女の死体!過去の島内での連続殺人の発覚!間断のないスリルが、坂東眞砂子を思わせる土俗的狂気と調和して凄みを効かせてくる。 風車と風鈴に埋もれた邪教の島…。これだけでも既に、美しくも怖気立つ小野ワールドが全開だ。毎度の事ながら、奥ゆかしい文章と想像力の逞しさには唸らされる。更に、本作の眼目である宗教の蘊蓄には、大学時代に仏教を専攻していた彼女ならではの見せ場だけあって、その博覧振りに舌を巻いた。 本作は著者の夫が得意とする叙述トリックが使われている。本格ファンには嬉しい限りだが、その迫力と衝撃は夫にも負けない程の堅固なものだ。同じクローズドサークルでも、私は山荘ものよりは孤島ものの方が好きなのだが、綾辻の「十角館」と同じく舞台が大分(小野の故郷)なのが輪をかけてよい。両者を比較しながら読めば、より一層そそられる事、間違いなし。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.12
(3pt)

道具立てや描写は良いのですが…

道具立てや綿密な描写、文章や全体の構成等は素晴らしく、途中まではかなり楽しめました。しかし神領浅緋が登場しアリバイがどうの動機がこうのと語り始めた所で一気に醒めてしましました。座敷牢で下界から遮断された所で育てられた人間が、なんでそんなに俗っぽいのかと。座敷牢で西村京太郎でも教科書代わりにして育てられたのか。なんだかなぁ、という感じで終盤は惰性で読み続け、オチもいかにも取ってつけたようで白けました。まあミステリだからこんなものだと言われればそうかも知れませんが…。それでも途中まではかなりいい感じだったので星3つ、かな。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.11
(3pt)

道具立てや描写は良いのですが…

道具立てや綿密な描写、文章や全体の構成等は素晴らしく、途中まではかなり楽しめました。しかし神領浅緋が登場しアリバイがどうの動機がこうのと語り始めた所で一気に醒めてしましました。座敷牢で下界から遮断された所で育てられた人間が、なんでそんなに俗っぽいのかと。座敷牢で西村京太郎でも教科書代わりにして育てられたのか。なんだかなぁ、という感じで終盤は惰性で読み続け、オチもいかにも取ってつけたようで白けました。まあミステリだからこんなものだと言われればそうかも知れませんが…。それでも途中まではかなりいい感じだったので星3つ、かな。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.10
(3pt)

ひぐらしのなく頃に

島に古くから伝わる鬼、馬頭夜叉への信仰と、実際の連続殺人事件が複雑に絡み合い、謎が謎を呼ぶミステリーです。
今人気の「ひぐらしのなく頃に」に大変似ている印象を受けました。
ただ、私は物語半ばにてトリックがわかってしまったためか、淡々と進む物語が迫力不足で、動きも少ない上に舞台説明に時間がかかり、設定を生かし切れていない感がありました。
本格推理小説と言うよりは、ライトノベルズに近い感じを受けたのは、最後の種明かしのインパクトが強烈だったためかもしれません。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.9
(3pt)

ひぐらしのなく頃に

島に古くから伝わる鬼、馬頭夜叉への信仰と、実際の連続殺人事件が複雑に絡み合い、謎が謎を呼ぶミステリーです。
今人気の「ひぐらしのなく頃に」に大変似ている印象を受けました。
ただ、私は物語半ばにてトリックがわかってしまったためか、淡々と進む物語が迫力不足で、動きも少ない上に舞台説明に時間がかかり、設定を生かし切れていない感がありました。
本格推理小説と言うよりは、ライトノベルズに近い感じを受けたのは、最後の種明かしのインパクトが強烈だったためかもしれません。
黒祠の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (新潮文庫)より
4101240280
No.8
(3pt)

うーん…

道具立てはおもしろい。それに描写力はさすがである。
ただ、この著者の作品はキーパーソンの属性が全部似ている。
ミステリなので詳しくは書かないが、この著者の書く少女、少年の造形はどれも似ていて、そこだけ非現実的だ。
屍鬼の後にこの作品を読んだのだが、そのパターンに気付いて屍鬼まで評価が下がった。
他の登場人物は魅力的なだけに、そこだけ異質でもったいない。
ライトノベルが好きな人には著者特有の人物造形も楽しめるのかもしれないが、そうでないと違和感を感じる。
それと散りばめられた民俗学的な謎は知的好奇心をくすぐるものだが、あまりにもマニアックで、謎解きをされても腑に落ちない。
全体として面白いとは思うが、ストレスも溜まる。
だが、小野不由美ファンなら十分楽しめると思う。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.7
(3pt)

物足りなさが・・・

「屍鬼」ですっかり魅了され、その流れで購入。かつて「大横溝」な日々を送っていたミステリファンとしてはうれしい作風ではある。しかし、期待しすぎてしまうのも実力のある作家さん故につきまとう辛さ。もう少し丁寧な描写で上下巻くらいのボリュウムは欲しかったのが正直な所。しかし、十分に楽しめる作品です。
それにしても、この手の新作が出ないのがとっても残念です。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.6
(3pt)

駆け足なホラーサスペンス。

閉鎖的な環境、それに従属する人間、表と裏の顔……「屍鬼」でも感じた事だけれど、小野不由美はそういうものを書くのが極めて上手。しかし、この物語は、あまりに駆け足でストーリーが進む為、各登場人物の心理描写が少なく、感情移入は全くできない。被害者・加害者はもちろん、謎の解き手である式部でさえ、どんな人間なのかいまいち理解できないまま、物語は進む。本来は長編として書くはずだったものを、無理やり縮めたような印象が残る。舞台になる島や、小道具の風車・流される牛、不可思議な社や神像、島に伝わる古くからの因習……などの道具立てはとても良かったのに、せっかくのそれを消化しきれていないように感じた。それまでずっと駆け足で進んできた物語は、急展開の後、突然終わる。謎も解けた、目的も果たした、というのは解るが、ぶっつりとそこで切られてしまうような、どうにも納得がいかない終わり方だった。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.5
(3pt)

作品としてはおもしろいが

小野不由美の作品だと言うことを考慮すれば今ひとつだと思う。最初の“島”の排他的特異性に枚数を費やしすぎたので後半がもの足らなく思えたのか…設定はとても良かったのに残念の一言だ。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.4
(3pt)

過程を楽しむ本

ミステリー、推理、そして猟奇ホラーのミックス。中盤以降、新たに見つかる手がかりで主人公の推理が目まぐるしく二転三転していきます。流して読むと全くついていけません。黒祠という恐ろしげな語感と設定を十分に活かした展開で、荒涼とした島の風景をまるでその場にいるように感じ取れます。「屍鬼」「十二国記」でも見せた閉鎖的な社会をリアリスティックに描くという点においては、小野不由美の筆力は飛びぬけているのではないでしょうか。非常に惜しいのは、張りまくった複線が消化し切れていないところ、そして「黒祠」の正体が明らかになった瞬間に物語に大きな矛盾が生じるところでしょう。(そう感じるのは私の読解力がないせいかもしれません。思いっきりネタバレになるので詳しく書けませんが)頭の中に島のイメージが鮮明に焼きつく一方、その矛盾に悩まされ、読後感が非常に悪いというのが正直な感想です。ただ、描写力とスピード感を買って3点にします。掲題のとおり、過程を楽しむ本です。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.3
(3pt)

やっぱり小野さんワールド

本格的な推理物ということでいつもと違うのかなと楽しみに、同時に不安にもなった作品です。しかし読んでみたら、やっぱり小野さんらしい作品だと安心しました。現在にまれな土地柄を舞台にするところは死屍っぽいです。テスト前なのに、買って二日で読みました。
黒祠の島 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (祥伝社文庫)より
4396331649
No.2
(3pt)

現代の伝奇小説は難しかった?

12国記/ゴーストハントの両シリーズを、最近90年代のベスト10に入れても良いと思うほど買っている読者としては残念な出来です。悪くはないのだけれど。<欠点1>本作は、ある意味で”行方不明のヒロインを探すお話”なんだけど、読者が一人残らずヒロインに恋してしまうような魅力的な仕掛け‥が、どうも弱い。<欠点2>作者は伝記的な因習・黒祀を至極合理的に現代に生き残らせるんだけど、合理的なのが悪いのか、主人公が冷静なせいかしらね?もう一つ怖くないのです。<欠点3>小野氏の出世作、12国記、ゴーストハントは、いずれも今時珍しいビルドゥングス・ロマンの骨格を持っているのだけれど、「東京異聞」初め氏の成人向け諸作には、何かそういう骨太なテーマを感じさせない所がある。因習の”犠牲”になったという怨恨に凝り固まった黒祀の殺人犯と、より自由な生き方を求めるヒロイン、そして探偵と”カイチ”の違いが息詰まる死闘に中で鮮明になる!!!というような お話になったはずなんですけどねえ(^^ゞ。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085
No.1
(3pt)

題材が面白いだけに惜しいっ!

 志保の存在をもっと生身で見せて欲しかった。『生前』の彼女を読者は追体験出来ないのだから、せめてプロローグにでも登場させて感情移入させやすく仕掛けるべきである。小野不由美ともあろうものが不覚である。物語に厚みがない。だから、こういう薄っぺらい感想しか書けないという言い訳でもあるんですけど(^_^;)。ま、ノベルスだからこんなもんなんだろうなあというのが率直な感想であるな。『黒祠』という面白い題材を引っ張り出したからには、もっと素材を活かすべく時代設定を変えるなりして、『犬神家の一族』に負けず劣らず横溝正史的世界を小野不由美的伝奇風味をミックスしておどろどろしくやろうと思えば出来るのに、そうしなかったのは『屍鬼』でほとほと疲れたからかしらん。まさかね。 編集者の要請なのか、最初から意図して本格モノを書こうとしたのでしょうねえ。ラストで垣間見せたホラーテイストを期待する読者層の方が小野不由美の場合多いように思うのだけれど、動機も結末もそうなるだろうという予想を裏切ることもなく、まさしく本格モノの道をしっかり歩んでくれました(-_-メ)。本格ミステリとしては端正な出来と申しておきましょうか。ゆえに求めるモノが違う我々クセ者系読者には中途半端にしか思えないことをお許し下さいませ(^_^;)。しっかし、まあ多芸な作家よのう>小野不由美。初の試みとしては成功したと言えるのか。パズラーとしてはもう少し虚仮威しがないと弱いかも。ストレートに攻め過ぎて遊びが少ないのは、本格モノを書こうと構えてしまった弊害? 肩の力抜けてないよね~。 登場人物の整理が付いてない分かり辛さ。主要登場人物である女性二人の肉声には全く触れられなかったから、パズルの中核を為すトリックも生きて来ないもどかしさ。もしくは、牛頭馬頭の周辺知識をもう少し蘊蓄満載で読者を衒学趣味で煙に巻いてもよかったのではと思わせる。この辺は経験が物を言う世界ゆえ、こっち方面の作品が続けば解消されるでしょうが、そうそう続くとも思えないし…難しいところでもある(^_^;)。こういう分野のミステリって横溝正史の独壇場だもの。文体に舞台設定の同時代性をしっかり残せる作家の年輪と『おどろどろテイスト』全開で本格モノする作家的資質に関しては、小野不由美にはまだ距離があるように感じたけれど、ファンはそれでも付いてくるのであろうなあ。十二国記からの根強いファンの方々には敵いませんよ、まったく。
黒祠の島 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 黒祠の島 (ノン・ノベル)より
4396207085