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マル暴甘糟
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マル暴甘糟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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面白い、甘粕さんが好きなキャラで、彼は真剣なのにふっと笑ってしまう。郡原上司も魅力がある存在で、読みが深いというのか,全部承知している感じで、甘糟さんをさりげなく助ける。もっとシリーズを出して欲しいです。 | ||||
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組対刑事に気弱な主人公を配したという設定がいい。 マル暴を扱いながら、捜査物、アクション物ではなく、キャラクター物にしているのが警察小説の名手今野敏たるところ。 得意の会話劇によって、テンポよく進む。 400頁の紙幅もあっという間に読ませてくれる。 軽いが、充分リアリティもあるのが、やはり今野敏。警察の寮の感じや、パーテーションで幾つにも仕切られた「捜査本部」の乱立など、なるほどと思う箇所、多数。 | ||||
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バス停の前の本屋で退屈しなさそうな文庫をさっと選んだらこれになりました。気軽に読んで時間をつぶすという目的にぴったりの本です。冒頭に死体は出ますが、暴力シーンがまったくないのもよかった。階級社会の中で警部補と巡査部長が対等な口をきくなどの点があっても、リアリティを損なわない程度に細部を詰めているので、しらけることなく読めました。 かといって、落ち着いた読書環境の下で続編を買い求めるかと言えば、人物像も謎も浅きに失するので、それほどでもない、という感想です。 | ||||
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任侠シリーズから読むとかなり面白いと思います。こんな警察官はいないだろうけど | ||||
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期待通り、ストーリー展開が奇抜で面白く一気に読むことができた。 | ||||
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いかにもマル暴刑事という風貌、言動、思考パターン、優秀で敏腕というイメージとはかけはなれ、ナヨナヨとし、何でも他人任せで、目立ったことを嫌い、業務を無難にこなすことをモットーとする、Mrヘタレが、なんだかんだ言いながらも、ちゃっかりと難事件を解決する。 先輩刑事と相棒の本庁刑事に揉まれ、刑事としての自覚と自信に目覚める成長物語。 「任侠シリーズ」とのギャップが萌えポイント。 | ||||
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任侠シリーズスピンオフ作品。 今野敏さんなだけあって、かなり読みやすい。警察小説としては真っ当な部類だと思う。 ただ、今までの作品に比べると、ちょっと事件の構造が複雑すぎな気がする…。 どうしても隠蔽捜査シリーズとごっちゃになっちゃって、どこかに竜崎が出てるんじゃないかって探しちゃう(これは自分だけか…) あと、任侠シリーズの阿岐本組も登場って書いてあったけど、どこに出てるんだよ…。ちょっとがっかり…。 | ||||
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安積班長、竜崎署長に続くニューヒーロー誕生! 単行本刊行後、三年ぶりの再読ですが、リーダビリティも読後感も最高です! 文句なしの面白さ! ところで編集の方、この作品に阿岐本組の人、たぶん出てきませんよね?(表4アオリ) あと解説の方、この作品に北千住のキャバクラは出てこないと思いまーす! | ||||
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北綾瀬署マル暴甘糟シリーズ。暴力団構成員の殺害に帳場がたち、所轄から甘糟達にも声がかけられた!さあどうする甘糟!? このシリーズおもろいよ( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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甘糟刑事の生真面目な部分とちょっと後ろ向きな心がチラチラしながら、事件の真実を突き止めようとする姿勢がなかなか痛快 | ||||
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今野敏さんの『とせい』などの、任侠○○シリーズにチョイ役で出てくるあの、マル暴刑事の甘糟さんが主人公。なので、任侠シリーズのアナザーストーリーかな?と思いましたが、内容は新ネタで任侠シリーズでは、いつも『お茶なんか出さないでよ』がおきまりのセリフのマル暴にしては風変わりな柔らかいイメージの刑事だったので、気になる存在でした。任侠シリーズでは、チョイ役でしたが、本作では柔らかいながらも彼らしさを活かした捜査で見事に事件を解決させます。 浅田次郎さんの小説でもマル暴刑事とヤクザさんは奇妙な相似と書かれていますが甘糟さんは異色な存在。でもそこが彼の魅力で周りの先輩たちや関係するマルBさんとの関係も(小説なので)楽しく読みました。 | ||||
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暴力団相手に1人で対峙する場面が度々でてきて緊迫感半端ない状況のはずなのに弱気な甘糟の心の声がそれを緩和して、全体的にどこか牧歌的な雰囲気が伝わってきた。 仕事はしっかりしつつ、フツーの上司にうだつの上がらないサラリーマンらしいマル暴甘糟に何度も笑った。 皆さん仰るようにテンポ良く読めた。 | ||||
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今野さんの引出しはたくさんあるな、とつくづく感心させられる作品。 主人公のつぶやきに、思わず声を出して笑ってしまう。 暴力団が題材なのに、どこかほのぼのとする作品です。 一気に読んでしまいます。 | ||||
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以前の作品に「スクープ」という題名の小説があったのですが、主人公の職業が記者と警官の違いはあれど似ています。 語り口もストーリーの流れも軽い感じですぐ読めます。 内容も殺人事件、マル暴絡みの話にしては、重くないので読んだ後でも心に重く感じません。 暇な時、さらっと読めて娯楽にはちょうど良いかと思います。 | ||||
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今野氏の作品を初めて読んだ方や、STシリーズや武道モノなどぐらいしか読んだ事が無い方には十分楽しめるクオリティの本だと思う。そう言った意味では、☆が4つや5つのレベル。 しかしファンとしてほとんどの作品を読んでいる自分としては、今までの刑事モノ、特に暴力団と対峙する刑事を描いた過去作品からの発展が感じられない。 自分にイマイチ自信が無い、または無難に乗り切ろうと考えている主人公の刑事。そしてそれと相棒を組む「いかにも」な感じの刑事か、仕事中にパチンコにいったりとやる気が無い様に見えて実は有能な刑事。 本作も、そんな過去作品に登場した人物像に似たタイプの人達が登場してくる。セリフ廻しも「今野節」と言えば聞こえは良いが、今野氏の作品に見かけるセリフが多かった。 それでもファンとしては楽しめたが、残念だったのは本作もまた、TV化を意識して書かれているのでは?と勘ぐってしまう場面が出てきた所だ。特に、主人公が先輩の暴力団担当刑事を前に、問題を解決する場面。リアリティの高さが今野氏の刑事モノの作品の良さであるが(事実、「TVドラマでは良くあるが実際は、、、」と言うセリフを良く見かける)、この場面は興ざめするぐらいリアリティが低く(逆に言うとTVの刑事モノや探偵モノで良く見るシーン)、自分の中で評価が下がってしまった。 | ||||
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ほとんど会話文なので、テンポよくすぐに読めます。 犯人は8割ほど読めば分かります。 でも、登場人物のキャラクターが、皆面白いので、最後まで楽しめます。 これまで警察内部のしがらみなどが描かれることの多い、今野敏さんの小説ですが、今回は暴力団組織の社会における役割とか、マル暴刑事の日常など、ちょっと他の小説では描かれることの少ない要素が良かったです。 | ||||
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ストーリーはどんどんとテンポ良く進んで行きます。複雑な絡み合いが無い分、大変わかりやすいですが、重厚な展開がか好きな方には物足りないかも知れません。 所轄のマル暴が舞台です。主人公たちが対峙するのは暴力団ですが、凌ぎを削るような激しいシーンはほとんどでてきません。ただ、気弱ながら思いやりと深い洞察力を持つ、主人公の甘糟刑事が、ヤクザや半グレ団を相手に苦労しながらも、なんとかコンタクトを取りながら捜査を進めるさまは、なかなか魅力的です。身内であるはずの同僚刑事たちとの人間関係に悩みながら、なんとか、事件を解決しようとする姿に共感を覚えます。 この作品はプロットよりもキャラクターで読ませる作品だと思いますね。終盤では、刑事、暴力団といった立場をこえた、「微妙な信頼感」が生まれたように思いました。 新シリーズの一作目ということで、まずは、キャラクターと、その相関関係がセットされたのだと思います。 次作以降、どこまで続くのかは計れませんが、主人公の甘糟の成長と、それぞれのキャラクターがどのように絡んでいくのか、大変楽しみです。 | ||||
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