マジックミラー
評判
マジックミラーの評価:
3.90/5点 レビュー 21件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21〜34 2/2ページ
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マジックミラーの評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
の妻・恵が殺害されているのが発見された。
容疑者と目されたのは、新一と、彼の双子の弟である健一。しかし、
殺害時刻に新一は博多、健一は酒田にいてアリバイは完璧だった。
容疑者たちが双子であることを利用し、アリバイ工作をした可能性も
検討されるが、“切符の指紋”という物証によって、否定されてしまう。
やがて、容疑者二人のうちの一方と思しき人物が、頭と手首を
切断された死体となって発見されるという第二の事件が起こり……。
“双子”属性を巧みにアリバイ工作に利用した第一の事件のトリックは、
かなり綱渡りで、実行性には疑問があるのですが、作者のアリバイもの
に対する意気込みと、律儀な仕事ぶりは窺えます。
一方、第二の事件で用いられているトリックは、第一の事件同様、“双子”属性を
利用したアリバイ工作ではあるものの、奇想とでも呼ぶべき領域にまで飛躍させた
きわめて秀逸な代物(毀誉褒貶相半ばする×××のトリックの先駆でもあります)。
事件のフーダニットとホワイダニットは、大方の読者の予想通りと思いますが、
真っ向勝負のハウダニットとしては、かなり高水準の達成を実現しています。
最後に明かされる、いささか悪乗りめいた探偵の設定(冒頭の「ダイアローグ」は
再読必須)には苦笑させられるものの、全編に亘って作者の熱意が漲った意欲作
であることは間違いありません。