ナオミとカナコ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ナオミとカナコの評価:

4.35/5点 レビュー 195件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全209件 181〜200 10/11ページ
No.29
(5pt)

すごいぞ 奥田ワールド

まさしく「一気読み」の代表作。一旦奥田ワールドに足を踏み入れたら、巻末まで絶対に逃れられない。何があっても、蟻地獄にはまったようなものだ。この本を読もうとする際には、それなりの時間を確保しておくことと、身辺整理をしておく必要がある。
ところで、著者の奥田英朗氏は、どこでどのように構想のネタを絞り出すのだろうか。日常的で庶民的な心のひだを織り混ぜながら、現代的な状況を背景に据え、ジェットコースターのようなスリリングな展開で話が進んでいく。著者の奥田氏の著作は多彩なので、奥田ワールドの最高峰とは言わないが、代表作となることは間違いないと思う。奥田ファンにとって、必読の書である。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.28
(4pt)

強力な磁石のように固い絆の二人

仲良し同級生だった直美(百貨店外商部勤務)と加奈子(専業主婦)が共謀して、DV夫である加奈子の夫を殺害し完全犯罪を目論むが、徐々に綻びが生じ、追い詰められていくストーリーで、奥田英朗氏の最も得意とするタイプのクライム小説だと思います。

警察に追及されることなく完璧と思われた殺人計画が、被害者の親族の執拗な調査によりじわりじわりと包囲されていく様は、なかなかスリリングです。加奈子視点で描かれている後半で、加奈子が完全犯罪の破綻のプレッシャーに耐え、強圧な追及を逃れていくシーンは圧巻です。

前半は直美視点で殺害を決断し計画を立て実行するまでが書かれていますが、前後半が実にうまく描き分けられており、共犯者という言葉の重みが尚一層際立っていると思います。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.27
(4pt)

一気読みでした!

他の皆さんも書いているとうり、
ハラハラドキドキで一気読み(といっても仕事もあるので3日かけましたが)でした!
最後が少し物足りない気もしますが、(変に逮捕されたりとかより)読後感はよかったです。
リアリテイーや完全犯罪を書いたのでなく、二人の心理状態を表現しているので、
それほど細部は気になりませんでした。
169頁最後の行で「加奈子は思い込みを反省した」は「直美は・・」間違いで校正もれと思われます。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.26
(5pt)

最後の最後まで面白かった

最後の1行までハラハラドキドキしました。面白かった。ぜひ読んでください。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.25
(4pt)

奥田ファンなのだが

舞台が地方都市ならともかく、いまどき東京の真ん中で暮らしていながら、監視カメラの存在に気がつかないという設定は不自然すぎる。読み終わってしらけてしまった。監視カメラの存在をよくわかっていて、それをうまくクリアして犯罪を成功させたのなら文句なしの星五つなのだが。
奥田ファンとしては残念だ。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.24
(4pt)

犯行論理の破綻の面白さ!

一見、緻密で完全にうまくゆくと思われた犯行が、あまりにも脆く破綻してゆく。
そのドキドキ感が、この小説の面白さ。
続編も期待できるラストですね。
個人的には、「オリンピックの身代金」より、遥かに面白かったです!
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.23
(5pt)

ジェットコースターに乗っているよう!一気に読了!!

ストリーテラーの面目躍如の一冊。DVへの報復殺人を軸に、主人公の二人のチャーミングな女、ナオミとカナコの一人称で前後編を構成する。
この構成も見事。後半のスリルとサスペンスにはハラハラドキドキで、あっという間の終末に向かうこと請け合い。

ただ一つ残念なのは、ナオミとカナコの北陸旅行の訪問先の一つ富山県高岡市の瑞龍寺は、重要文化財ではなく、平成9年にすでに国宝指定(富山県で初&現在もただ一つの)されているので、老婆心ながら指摘させていただく。たぶん古い取材をもとに構成したのかな?

とは言えお勧めの一冊。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.22
(5pt)

男を殺す女

楽しみにしていたのでじっくり読むつもりが、思わず一気読みしてしまいました。相変わらず読ませる作家です。
特に後半、追い詰められて行くカナコがふてぶてしく強くなっていく過程には爽快感を感じました。
主人公の二人は勿論、李社長のキャラも奥深く、女性がいきいきと描かれています。
陽子も結構好きです。
以前読んだ奥田作品に男に殺される女と女に殺される男、どちらが多いか?
殺される女が多いに決まっている、というフレーズがあったのを思いだしました。
この作家の弱い者に向ける視線に共感を感じます。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.21
(5pt)

ヒリヒリするような「あるある感」

数々の作品で「このミス」等にも何度も上位入選している奥田英朗だが、
一般的にミステリ作家として認識されているかというとそうはいえないのではないだろうか。
その理由として、一般的にミステリとして認識されている作者の作品でも、
ちょっとずつではあるが意識的に正統なミステリからずらした作風にもあると思う。

それはさておき、本作は我が国の倒叙ミステリ史でも特異な位置を占める傑作として評価できると思う。
一般的な倒叙ミステリでは「天才的な犯人」が仕組んだ完全犯罪を警察・探偵側が如何に突き崩していくかに焦点が置かれるケースが多い(容疑者Xしかり、扉しかり、コロンボシリーズしかりである)が、本作品の犯人像は全くの一般女性であり、その点も第2部でのヒリヒリするような「あるある感」と直結している。
また、こういった展開は「最悪」「邪魔」「無理」などの群像劇ミステリとも共通するが、本作ではそれらの作品で採用されているカットバック形式ではなく、犯人となる二人の心理を前半後半に分けてそれぞれ事細かに表記するスタイルが取られている分、主人公たちを取り巻く状況・心の動きがよりリアルに表現され、前述の「あるある感」も相まって凄まじいほどの緊張感で伝わってくる。

新しいタイプの「倒叙ミステリ」として本作を高く評価したい。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.20
(5pt)

面白くて寝不足になります!

最近では1番面白かったです!デパートの外商のの仕事もかいま見えこの作者の作品読んでみたくなりました 人生先はどうなるかわからない ちちょっと過激な展開だけど逃げおおせて欲しい!と思ってしまいました
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.19
(5pt)

期待を裏切りません!

奥田本は完読しており期待の新作早速読みました。今回は奥田さんの一ジャンルである女性主役本。読み出したら止まらないいつもの奥田本。あっという間に読みきってしまいました。最後が呆気ないので、続編の予感がします!
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.18
(5pt)

主題は重いが、敢えて、実践的に描いている

DVの夫に苦しめられている親友を救い為、2人の女が共犯で夫殺しと隠ぺいを図る。完全犯罪を目指したはずが、ボロが出まくって。悲壮感を感じる暗い話かと思うが、明るくてきぱきと進む。DV夫はどこまでも追ってくる。「身内を含めて危険になるから逃げられない」というカナコ。だから逃れるなら殺すしかない。時々、ニュースでも同様の避難先まで追いかけて殺す男の話を聞くので現実の話だと思う。おとなしく破滅させられるまで我慢するか、動いてくれない警察に身をゆだねるか、実力行使か。こんな男は殺しても良いんジャン、と思ってしまう。なんとなくナオミとカナコを応援してしまう。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.17
(5pt)

さいこう

一気に読み終えた。
もう大丈夫だよ。
そうふたりに伝えたい。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.16
(5pt)

素晴らしすぎです

読了したばかりです。
もう言葉ないです。。。
これを読まずして年は越せないと思います。。。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.15
(5pt)

スピード感溢れる展開、さすが奥田さん。

ナオミ=百貨店外商部勤務、独身。カナコ=大手銀行員の夫を持つ専業主婦。
ナオミがカナコの夫の度の過ぎたDVを知り、離婚を勧めるが、狂気的な夫のDVに殺人を計画し実行するも、義妹の興信所を利用した執拗な詮索にやがて綻び出す犯罪。
奥田さん、やっぱ良いですね。一気読みでした、「田舎で~」は途中で投げ出したので、余計に満足してます。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.14
(4pt)

スリリングさが物凄い!

久しぶりに面白い作品に出会えた。
導入から畳み掛けるようにストーリーが展開されていって最後は寝るのも忘れて読みふけってしまった。
一人の人間がいなくなるということ。
その非日常性が現実味をもってありありと迫ってくる様子はシリアスで緊張感のあるものだった。

欲を言えば、
もっと他の終わり方があったかもしれないという可能性と、
カナコの妊娠による心情が完結していなかったので、
続編があれば読みたいなという感想を持ちました。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.13
(4pt)

手に汗にぎった。

終盤、本当に手に汗にぎった。
自分が追いつめられてるような感覚におちた。
いい読書体験。
読後感も、よかった。
走りきったーみたいな、感覚。
一気読み。
あまりにもあっさり読めてしまったので☆-1。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.12
(5pt)

ハラハラ、ドキドキの連続

主人公の彼女たちに自然と共感し、同じような気持ちでハラハラ、ドキドキしました。

キーマンとなる中国人女社長との出会いからナオミのなかで変化が起こります。
女社長の言葉には考えさせられるものがありました。

最後の最後までスリル満点。読みながら声をあげてしまいました。このスピード感はなかなかないです。
是非、読んでほしい1冊。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.11
(5pt)

最後の一行まで目が離せない今年最高のサスペンス

奥田 英朗さんの438ページもある長編小説です。
分厚い本でしたが、テンポが良く続きが気になりページを捲るたびにドキドキ・ハラハラし久々に興奮した1冊です。

ナオミ(小田直美)とカナコ(服部加奈子)は大学時代の同級生
新潟生まれのナオミと石川生まれのカナコは同じ北陸からの上京組と言う事で親しくなりそれ以来の親友です。

ナオミは新宿にある百貨店の外商部勤務のOL
カナコは専業主婦

この二人が共謀してDV(ドメスティックバイオレンス)のカナコの夫を殺害する事から物語は進んで行きます。

脇を固める中国人、李朱美(り あけみ)や夫に良く似た林竜輝、夫の妹、陽子等
全ての登場人物のキャラクター設定がしっかりとしていて、とてもリアリティーがあり
絶えず脳内映像でそれぞれの人物が動いていました。
風景描写も丁寧に描かれていて中国人がひしめく街の様子、カラオケルーム、カナコの暮らす部屋、カーチェイス、空港など目に浮かぶ様でした。

二人が立てた計画は当初二人には完璧だった様に思えたけれども蓋を開けると盲点がたくさんあり、段々追い詰められて行きます。
その辺りから殺人を犯した二人に対して、上手く逃げてかわして欲しいと共犯者めいた感情さえ生まれて来ました。
これはフィクションならではの面白さだと思います。

最後の一ページ、最後の一行まで二人の結末を引っ張る展開は読み応え十分です。
読後感は緊迫状態から 解き放たれた解放感と冷めやらぬ興奮でしばらく放心状態でした。
今年一番印象に残った1冊になりました。
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721
No.10
(5pt)

今年最高の傑作!!

物語の起伏とスピード感に引き込まれ、半端なく面白かった。
あっという間に読了! 自信を持ってオススメします!!
ナオミとカナコ Amazon書評・レビュー: ナオミとカナコより
4344026721