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オメガ 対中工作
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オメガ 対中工作の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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状態がよく、じっくり読ませていただいております。 | ||||
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つい先日に起きた事件も文中に記載されていて、現実に今進行していてもおかしくないフィクションです。やはり「文庫書下ろし」だけのことはあります。 しかし日本人が読んだら痛快だけど、中国の人が読んだら自国のいろいろな矛盾点をしっかりと暴かれ、それらを日本人に逆手に取られるのは不愉快かもしれません。けれど、こんな組織を作り行動させるでけの才覚のある政治家が日本人にいるとは思えませんが。 また中国の現状を理解するための副読本としても役に立ちますね。 | ||||
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時流に乗った題材かと思いますが総花的で今回は急ぎ仕事のような印象をうけました。 | ||||
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この著者の作品を、今回もまたまた一気に読んでしまった。「警察庁長官官房諜報課」の諜報員たちの物語。小説としては非常に面白く読めたけれども、もし仮にこの部署が現実に存在して海外で実際に諜報活動するとなると、「はたして彼らはアウェイの地で勝負してゆけるのだろうか?」という疑問も湧いた。その意味では、リアル度合はあまり高くないかもしれない。面白いけれど筋書きのリアル度合がいまひとつな理由は、たぶん、「アウェイでの仕事なのに国内での仕事と同じ発想や手法で取り組んでいる」ということかもしれない。作品中のセリフが、「(捜査対象の相手国内某所で)車を停めて監視を続けた」(p.78)とか、「(武器不正輸出組織の)実態を調査し、反社会的な組織であれば当該武器を破壊します」(p.90)、「不正な金の出所を潰そうと考えている。悪化の流れを断つ」(p.201-202)とか、理想論では正しい。でも、それは、日本国内というホームグラウンドでの犯罪捜査や犯罪ルート撲滅には効果的だが、いわば丸裸で突撃するかのような海外アウェイでの勝負では現実的ではないように思った。アウェイでの勝負ならばむしろ、ガラス張り並みに監視されながら単身や少人数で仕事をこなすとか、不正輸出にしても検挙撲滅よりは到着地で金品をガメる・ハネる、という方向の工作になるのではないだろうか。他にも、アフリカでの仕事の件について話している場面でも、中国の話はでてくるのにヨーロッパ諸国の絡みがほとんど視野に入っていなかったりした。女諜報員・冴子の正義漢ぽいセリフも、理想論では正しいが、現実には、それを言うならまず自前で有人宇宙飛行船を打ち上げられるだけの科学力とアメリカなど大国に匹敵する軍備とを備えてからじゃなければ言えないよなぁ、と思った。また、諜報課課員と外国のカウンターパートっぽい登場人物との会話が、ほぼ出会ったばかりなのに機微な話題がすぐ飛び出してきたり、日本側の理想的とする展開に基づいたかのような流れで進んだりしていて、現実にはたぶんこういう会話の流れにはならないよなぁ、と思った。そのあたりの、海外での工作に日本国内での発想や手法を持ち込んでいる点に対する多少の違和感はあったけれど、ストーリーは一気に読めて楽しかった。 | ||||
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