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君微笑めば 姫は、三十一
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君微笑めば 姫は、三十一の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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今回は御伽草子のような義賊の謎解きです。 江戸の庶民が大好きな見世物小屋なんかもでてきて、おもちゃ箱のような面白さでした。 姫の崇拝者は、増える一方ですし。 今回の謎は、大江戸の平穏で暖かな空気を味わえます。 | ||||
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時代小説なのに、意外にも読みやすく、また内容も面白かったです。 続けて購入しています。 | ||||
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静湖姫のストレートな心の思いが気に入りました。 普段皆が思う様な事を素直に面白く表現していて、それが又楽しかった。 | ||||
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主人公の女性である松浦家の静湖姫の皮肉がとても好きです。 私と年齢も近いことがこの本を好きになった理由かもしれません。 最初に本屋で手に取ったのは、実は1ではなく3でした。 3を読み終えて、1を買い2を買い4はまだか?と期待しています。 時代小説的には物足りない感はあるでしょうが そんなことは気にせず、読みやすいしクスクス笑えます。 漫画で例えるなら、高橋留美子的な笑いでしょうか。 姫の護衛である、岡田との掛け合いがまた笑えます。 おすすめです!! | ||||
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「姫は、三十一」シリーズの第3作。 『妻は、くノ一』シリーズのスピンオフ作品。松浦静山の娘である静湖姫を主人公としている。 今回は打ち出の小槌を使って猫を虎にしたりする怪盗が相手になる。そのカラクリを静湖姫が解き明かしていくのだが、真相はまあご愛敬といったところ。もうひとつ姫の親友の失踪事件もからんでくるのだが、こちらで使われる暗号の解読はなかなかおもしろかった。 そして静湖姫のモテっぷりは相変わらず。次々と男を虜にしていく。 | ||||
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とにかくこのシリーズは一行一行にお笑いネタが違和感なく散りばめられており面白い。 静湖姫の謎解き商売は、まぁ、どちらかというとオマケのようなものでしょうか? 和歌の評価に松、竹、梅、きのこに続き何と「コケ」が登場! 静湖姫の和歌の才にも益々磨き(?)がかかっておりますが、今回はアラサーの女性読者に配慮して若干遠慮気味な気がしますが、 よくよく読めば結構きついんですかね〜、これは!? 護衛の岡田に駆け落ちを嗾け無責任に楽しむ静湖姫。 また、それに乗せられてすっかり振られてしまう剣の遣い手岡田のケロリとした逞しさ。 岡田の秘剣見たさに彼を我が娘、静湖姫の護衛役にした松浦静山のおとぼけ振り、等々登場人物の個性が生かされた時代小説と思っております。 | ||||
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松浦静山公の息女、三十一歳の静湖姫の謎解き屋としての日々、第三弾です。今回は怪盗「一寸小僧」の手口を推理。 倉の中に虎があらわれ、火を噴いて襲いかかり、窓からは一寸法師のようなサイズの人間が逃げてゆく。「一寸小僧」はどうやら打ち出の小槌で自分やものの大きさを自由に変えて、倉に侵入、千両箱を盗んでいったようです。 静湖姫の崇拝者のひとりで、「一寸小僧」の被害者、札差の薩摩又右衛門に雇われた静湖姫は、お供の岡田博之助をつれて、両国の見世物小屋を取材に・・・ という全体をつらぬく謎と、友人の多歌子姫が書き置きをおいて駆け落ちした行方を捜すエピソード、このふたつが主な事件ですが、深刻味はなく、飄々とした人間ドラマの連鎖が読みどころかと思います。佐々木小次郎の秘剣を完成させた岡田と、二天流の浪人秋月の立ち会いとか、「一寸小僧」に勝負をいどむ元スリの料理人とか、楽しい小ネタがあちこちにしこまれており、その中で、三十八万四千年に一度のモテ年に当たった静湖姫の崇拝者はさらに増えてゆきます。前巻の赤穂浪士の幽霊に加えて、意外な人物までもが・・ 二巻に引き続いて、のんびり、ゆるやかな大風呂敷です。これは肩の力を抜いて、静湖姫の春風駘蕩たるキャラクターを楽しむシリーズでしょう。 しかし最後のほうになって、松浦公と静湖姫を監視する謎の侍たちがあらわれ、俄然緊迫感が漂います。 不器用な工作で謎を解き、あいかわらず和歌は爆笑ものの、おっとりとした静湖姫ですが、そろそろ本命があらわれるかも、との希望もこめ、次巻で全体をぴりりと引き締めるダイナミズムのうねりが生まれるのを期待します。 | ||||
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