荒神

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評判

荒神の評価:

3.77/5点 レビュー 128件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.77pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

京極堂シリーズに劣る

“荒神”の出自が納得できない。超自然現象を合理的に描写しようという愚を犯している。映画ならばともかく小説では納得し難い。だが、宮部みゆき愛好家にとってはこれでよいのだろう。こうした解りやすさも、大衆をひきつける魅力なのではないか。
 そう考えると、類型的な人物造型も、冗漫な語り口も不自然でなくなる(それでも兄妹相姦の挿話は蛇足でしょう)。なにより、いまどき、このようにアナクロなステレオタイプを堂々と描いてしまうのが凄い。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4101369410
No.7
(3pt)

ネタバレ注意

宮部さんの時代物が大好きで、書店で文庫になっているのを見つけて購入しました。
怪物の描写がファンタジー寄りで時代と合っていない気はしました。生み出したのは呪術なのだからもっとそちらに寄せれば浮いている感じはしなかったと思います。書き方の問題でしょうか。また、怪物の暴れるシーンが多すぎたように思います。
最後は可哀想で、何故朱音様があそこまで兄のことに責任を感じているのか納得出来ました。
源じいがかっこよかったし他にも好きなキャラが沢山出来て、時代物大好きな私は楽しめました。源じいさんまた別の話に登場してくれないでしょうか。しぶといし職人気質だし飄々としてて素敵です。伊吉はあれが演技だと知った時、本当に怖かったけど思ったよりいい人で安心しました。
ラストはとても好きです。山のことも、絵のことも。怖いけどその絵を見てみたい。でも見たら見なかったら良かったと一生後悔すると思います。
読みながらこの化け物の話、どこかでと思ったら宮部さんの別シリーズで似たような話がありましたね。それとお家騒動の種明かしの部分もあっさりしすぎていたので、この評価にしました。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4022512040
No.6
(3pt)

もうちょい違う展開もみてみたかった

時代物で怪物登場ということで、何となくジブリワールドを連想。
理不尽に暴れる怪物と、その怪物に翻弄される人々の様を描く前半部分は圧巻。すぐに引き込まれた。

ただし、中盤から終盤の展開は正直なんだかなぁという感想。
怪物が生まれる動機も弱いし過程も今一。終わり方も意外とあっけなくて唐突な印象を受ける。

誤解して欲しくないが、全体としてすっきりとまとまっており、けっしてつまらないわけではない。
個人的な思いとして、前半の勢いそのままに最後まで突き抜けた先の展開がみてみたかったいうだけである。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4101369410
No.5
(3pt)

最初の方まではすらすら読める。

序盤はさすが宮部みゆきワールドといったもので、文章の運び方からわくわくさせられ、息をつくのも忘れるほどだった。
しかし残念なのは中盤から…。なんだかあのテレビアニメとあのアニメーション映画のパクリのような設定がチラホラしてきて、嫌な予感が拭えないまま、物語もホイホイと嫌な予感に突入していってしまった残念な印象。
ここまで浮世離れさせる必要があったものだろうか…。中盤からのありきたりなストーリー展開と、設定の残念感がすごすぎた。
甘々に点数をつけて☆3つ。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4101369410
No.4
(3pt)

よくも悪くも普通。

話の構造として非常に近しいのは「孤宿の人」。場所の設定だけではなく、人同士の関係性(迫害される(であろう)子どもと権力者、など)も似通っているような印象を受けました。かといって面白くないわけではなく、まぁ普通に楽しめます、が、先んじて「孤宿の人に近いなぁ」と感じたせいか、オチの展開が見えてしまい、あまり泣けたりはしなかったです、残念。ついでに泣き童子の中にもこういう怪獣退治みたいな話があったなぁ、と。
それと、やじの正体を、「ああいった形」にすることに何か意味はあったのだろうか、という……。新聞連載の場合、一回の記事で一か所、目の引きどころ(驚かせどころ)を作らねばならない、と聞いたことがありますが、そういったサプライズ的な要素でしかないように感じました。
「ああいう人」だからこその何か、がない。たとえば和尚が背中を預けなかったのはやじのそういった部分が要因だった、などを差し挟んでいれば、「おれが継ぐと言ったのに」の前段階である朱音の「だからわたくしが必要だったのですね」もぐっと活きるというか……。
何かいろいろ物足りない!感はありますが、面白いは面白いです。映像化されるようですが、柳沢の菊池は、必要以上にうるさそうだと笑ってしまいました。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4022512040
No.3
(3pt)

人形・・怪物・・

前半~中盤にかけては、引き込まれた。
怪物の正体が知れてからは、先が読めてしまった。

人間の恨みの強さを思い知らされた。
家督から追放されたとはいえ、
何十年も恨みを抱き続けて生きるのは
本人も辛かったろうと思う。

いくつか伏線が張られているが、消化不良だと思った。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4022512040
No.2
(3pt)

荒神絵巻も素敵そう

東北の寒村が一瞬にして壊滅するほどの破壊力をもった怪物の正体が何なのか、最後まで興味を惹きつけ、その真相もそれなりの説得性を持ち、ラストはこのような小説特有の物悲しさも大いに感じます。

しかし、怪物との死闘の場面はどうしてもややファンタジーっぽくなり、苦手な人は子供向けのアニメのような印象になるかもしれません。また、真相解明のあたりも、やや唐突感を感じます。

ただ、稀代のミステリー作家らしく、対立する両藩の陰謀や謀略などは緻密に書かれており、単なる歴史冒険談ではなくミステリー色も充分楽しめます。余談ですが、圓秀の傑作が見たいです。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4022512040
No.1
(3pt)

面白かったですよ?

宮部みゆきさんの時代物だけ購入しています。現代物は気が荒む・・・。「孤宿の人(でしたか?)」はアレでしたが「泣き童子」とかいいと思います。今回は色々なしがらみ、思い、秘密が絡んだ内容です。最初は入りにくいな、と思っていたのですが最後まで一気読みしてしまいました。難を言えば、うるさい役立たずがよく出て来る気がします。それはパターン化と言うことでしょうか。
最後に。読んだ方の自由ですが、お子さまには難しいと思われます。
荒神 Amazon書評・レビュー: 荒神より
4022512040