■スポンサードリンク
モーニング Mourning
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
モーニング Mourningの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「モーニング」「コーヒーブルース」「ビタースイートワルツ」「スローバラード」を通して読んだが、 モヤっとしたものがあった。 それが、茜の人物像だ。 事件を起こし一人の人間の夢と未来を奪い、結果的に彼ら5人に犯罪をさせてしまった。 そのマドンナ的女性が、この「モーニング」のキーパーソンであるのに 高校生時代とOL時代での性格が違いすぎてしまっている。 高校生当時の性格なら男性不信や罪悪感から精神的病を患ってもおかしくないと思えるが、 大学生5人にとっては憧れのマドンナ的存在。 正確には多面性もある、成長もする。しかしながら、 彼らがオアシス的存在な影響もあるだろうが、すんなり入ってくる設定ではない違和感がある 事件関係の中島と関係が続いている中でその変わりようは無理がある感じが否めない。 大学生5人の中に入っていったり、付き合ってもいないのに彼の父親に婚約者だと言ったり、 「そんなことするだろうか」と疑問が湧く行動が多い女性像だ。 それがシリーズを通して、話全体の良さを壊してしまっている。 シリーズに出てくる橋爪のような罪を償う感じも、憧れの存在になるほどの素敵さも描かれていない。 この部分が非常に残念で惜しいところであった。 あくまで主人公の見聞きした話が進んでいくので、他者の感情はわからない分現実感があり、 想像できる楽しさはあるが、感情移入はしにくくただ話が進んでしまう部分がある。 結果的に可もなく不可もなくというところに落ち着いてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これはミステリではないので、 なぜ淳平は自殺するつもりなのだと打ち明けたのか? にこだわりすぎてはいけません。 そこに固執しすぎると合間合間のなにげない会話や想いを じれったく感じてしまいます。 ゆったりしたロードムービーを彼らの仲間になったつもりで 味わいたいものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恩田陸の「夜のピクニック」の様に、とにかく戻れない学生時代の懐かしさと刹那さをこれでもかと掻き立てる文章(良くも悪くも) 気になった点が2つ。茜と中島の出会いかたが強引かな? あと、結局あの五人はどうやって中島を呼び出したのか。なんか、すぐに警察に足がつきそうなんだけど。 カバーデザインも含めて好きな類いの本だけに残念。点を付けるのが難しい。 映画か舞台化したら見てみたい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!