死の快走船
評判
死の快走船の評価:
4.17/5点 レビュー 12件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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死の快走船の評価:
4.17/5点 レビュー 12件。 B ランク
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覚えていない理由にはならないが、前掲二冊のどちらかに収録された時は、「白鮫号の殺人事件」の題で、探偵役は東屋三郎ではなく、青山喬介だったとのこと。うん、その名前にはちょっとだけ覚えがあるぞw
「犬崎」という地名が出てくるから、どこだろと思っていたが、「鳥喰崎」という地名も。
明らかに犬吠埼から発想した架空の地名でしたw
結局最後まで筋を思い出せないままだったが、後半に「鳥羽の三喜山」が登場して、漸くおおまかなプロットがわかった。
海産物が背景にあるので、水産試験所員が探偵役なのはわかるが、東屋でも青山でも、なぜ彼が警察にも顔が利いて、「名探偵 皆を集めて さてと云い」ができるのかは謎だw
ただ久し振りに著者の短篇を読んでみて、たまたま本作にヨット関連のスクーナーやらメンスル等のカタカナ用語が多かったのも一因かもしれないが、やはり同時代の乱歩やわたしの読んだ範疇でその他の探偵作家の誰よりも、欧米作品に近いテイストを感じた。
ヨットの喫水線の変化から、理詰めで乗員の重量を推定しながら、現実では算術どおりにいかないよと引っくり返すところなどは、乱歩の「心理試験」を思い出したけれども……。
著者を思い出すと、毎回同じことを考えてしまうのだが、著者がフィリピンで戦没せずに戦後を迎えられて、探偵小説に邁進できていたなら一体どれほどの傑作が生まれていただろう……。