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(短編小説)
あるYの悲劇
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あるYの悲劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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有栖川有栖さんと法月綸太郎さんは本格派っぽくて面白かったです。 篠田真由美さんの作品もなかなか面白かったです。 二階堂黎人さんの作品は…なので星3つにしました。 | ||||
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4作品中3作品は面白かったです。ただ二階堂黎人の作品だけは詰めが甘かったですね。途中まではすごく興味をそそられる内容だっただけに残念。 その他の3作品はとても面白かったです。他の方も仰るように、確かにエラリー・クイーンのYの悲劇の要素を無理やり使っている部分もありますが、それでもなかなか楽しめました。 篠田真由美の作品は読んでいて切なくなりました。短編集にしては豪華過ぎるくらいの内容です。Yの悲劇を知らない方でも十分楽しめる本なのでミステリー好きならぜひ読んでみてほしいです。 | ||||
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◆「イコールYの悲劇」(法月綸太郎) 被害者が書き残した「=Y」とは、 いったい何を表しているのか? 被害者は編集者で、ノック式の二色ボールペン(黒色と赤色) を使って、原稿の校正作業をしていたところを殺害されました。 不可解なのは、インクが詰まって色が出ない、 黒色のペン先が押し出されていたということ。 こうした状況に対し、多彩な仮説が緻密に展開されていきます。 また、本作の結末では、事件の構図が反転され、異様かつ意外な人間関係が 浮かび上がるのですが、冒頭で登場する、一見事件とは無関係な被害者の姉 の旧友が、事件のなかで担っている損な役回り(?)の描き方に感服しました。 ★『法月綸太郎の功績』 | ||||
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有栖川有栖、篠田真由美、二階堂黎人、法月綸太郎の4人が、クイーンの『Yの悲劇』をモチーフに書いた競作ミステリ。有栖川と法月はクイーン・ファンとして有名だが、カー・マニアの二階堂が混ざったりしているところが不思議。 4人とも、それぞれの個性が色濃く表れていて面白い。どのトリックも、いかにも、という感じで笑ってしまう。 正直、それぞれの作品の出来に関してはいまいちなところがある。Yに縛られすぎてしまったか。トリックは素晴らしいのだが、こじつけっぽいところが気になってしまう。 読んで面白い本なのだが、読む価値のある本ではないようにも感じる。評価の難しい一冊だ。 | ||||
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こういう、数人の作家の作品の小説って今までなんとなく嫌煙していたけど、読んでみたら、個性が出ていて面白かった。特に「篠田真由美」さんは読んだことなかったので、「あー、こういう風に書く人なんだー」とか、あと、二階堂さんも、良い意味でコメディに書いてるし、(↑本全体として、アクセントになってる)こういうのもありだなーって。そう思った。 | ||||
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あの有名すぎる小説に寄せて書き下ろされたアンソロジー。「あるYの悲劇/有栖川有栖」火村&アリスのコンビ!いよっ、待ってました!!「ダイイングメッセージ《Y》/篠田真由美」哀しい青春。「「Y」の悲劇―「Y」がふえる/二階堂黎人」著者の長編「奇跡島の不思議」の登場人物たちが暴れるユーモア推理。おちゃらけていてライト。楽しいが読んでギャフン。「イコールYの悲劇/法月綸太郎」りりしい綸太郎クンの屁理屈ちっくな推理は健在! | ||||
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「Y」をテーマにした競作。有栖川有栖作品は、今回も見事に新しいYのダイイングメッセージを作り上げている。デビュー作『月光ゲーム Yの悲劇'88』でのYのメッセージのうまさにも驚いたが、本当に次々とアイデアの出る人だ。篠田真由美作品は、わかる人なら冒頭ですぐにネタが割れてしまうのが残念。一番面白かったのは法月綸太郎「イコールYの悲劇」。二重のどんでん返しとは・・・。(許せない動機の犯人です!)ダイイングメッセージ、しかもそれを「Y」と限っても、実にいろいろなことが推理作家には思いつくものだし、全く違った作品が生まれるのは本当に面白いと思いました。 | ||||
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この中では「あるYの悲劇」と「イコールYの悲劇」が面白かったです。前者は、御存じ火村教授&アリスのコンビがダイイングメッセージ「やまもと」の謎に挑みます。Yの書き順の違いから意外な結論を教授が導き出した結論は?後者は正統派の推理小説だと思いました。法月警視と綸太郎親子のアリバイ崩しが面白い。短編ながらなかなかの出来だと思いましたが、二階堂黎人氏の作品だけは、あまりのばかばかしさにあきれました。そんな結末ありか!と怒りたくなります。 | ||||
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