格闘する者に○

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評判

格闘する者に○の評価:

4.23/5点 レビュー 53件。 B ランク

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平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全129件 81〜100 5/7ページ
No.49
(4pt)

妄想フェチラブストーリー

この物語は、就職活動に翻弄されながらも、自分らしくありたいと願う大学生の乙女の物語である。
だが冒頭は、どこぞのジャングルの王女の話から始まる。なんのこっちゃ?と思っていると、忘れたころにねじ込んでくるオシャレな仕掛け。

大学生の乙女ということは、もちろん恋話も欠かせない。ラブストーリーは苦手な私だがコレは善し。何やったら好きだぞ、しをん。フェチズム極まりない。性癖に年齢差、恋の行方に至るまで素晴らしい。

マイナス要因はあまり無い。あえて言うなら、乙女の家庭の設定は如何なものかと思えた。人物像がぼやけて見えた。父の秘書に至っては特に酷い。就職活動の描写が、微に入り細を穿って表現されていたのとは対照的だった。実体験と取材したものとの違いであろうか…。

総評。漫画オタク乙女の妄想は楽しめます。重厚な作品と作品の間のリフレッシュにどうぞ。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.48
(5pt)

「しゅーかつ」に格闘する学生に元気をもらえる

三浦しをんさんの作品は、『風が強く吹いている』をはじめて読み、『まほろ駅前多田便利軒』も読んで、
おもしろいなーと思っていました。でも、これがデビュー作とは不勉強でした。
そういわれれば、荒削りなところがあるのかもしれませんが、就職活動にあせったり、家族関係に不安を持ったり、
年上の人との恋(かなり上だけど)をしたりと、大学生の赤裸々な日常が割とリアルに描かれていました。
二木君、砂子さん、旅人君・・・ひとりひとりのキャラもしっかり描かれていたし、家族構成も現実としてはきついはずなのに、
なぜか笑えるコミカルなところもあったりで、おもしろく一気に読めました。
就職活動にいそしみ、内定をもらうために奔走する学生たちの心模様に笑いつつも、感情移入しちゃいます。

あとがきを重松 清さんがお書きになっていて、絶賛しつつ、帯にかっこいいコピーまで入れていました。
夏目漱石の有名な題名になぞらえるくらいですからね−。あと出版社名がイニシャルで伏せてるけど、実在の社名を想起させるようで楽しい?です。

短編集ではないし、ぐだぐだな学生たちの「しゅーかつ」奮闘記なのに、
少しずつ「大人になる」彼らを見ていると、「人間捨てたもんじゃねーなー」となぜか元気をもらえる一冊です。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.47
(5pt)

「しゅーかつ」に格闘する学生に元気をもらえる

三浦しをんさんの作品は、『風が強く吹いている』をはじめて読み、『まほろ駅前多田便利軒』も読んで、
おもしろいなーと思っていました。でも、これがデビュー作とは不勉強でした。
そういわれれば、荒削りなところがあるのかもしれませんが、就職活動にあせったり、家族関係に不安を持ったり、
年上の人との恋(かなり上だけど)をしたりと、大学生の赤裸々な日常が割とリアルに描かれていました。
二木君、砂子さん、旅人君・・・ひとりひとりのキャラもしっかり描かれていたし、家族構成も現実としてはきついはずなのに、
なぜか笑えるコミカルなところもあったりで、おもしろく一気に読めました。
就職活動にいそしみ、内定をもらうために奔走する学生たちの心模様に笑いつつも、感情移入しちゃいます。

あとがきを重松 清さんがお書きになっていて、絶賛しつつ、帯にかっこいいコピーまで入れていました。
夏目漱石の有名な題名になぞらえるくらいですからね−。あと出版社名がイニシャルで伏せてるけど、実在の社名を想起させるようで楽しい?です。

短編集ではないし、ぐだぐだな学生たちの「しゅーかつ」奮闘記なのに、
少しずつ「大人になる」彼らを見ていると、「人間捨てたもんじゃねーなー」となぜか元気をもらえる一冊です。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.46
(5pt)

「しゅーかつ」に格闘する学生に元気をもらえる

三浦しをんさんの作品は、『風が強く吹いている』をはじめて読み、『まほろ駅前多田便利軒』も読んで、
おもしろいなーと思っていました。でも、これがデビュー作とは不勉強でした。
そういわれれば、荒削りなところがあるのかもしれませんが、就職活動にあせったり、家族関係に不安を持ったり、
年上の人との恋(かなり上だけど)をしたりと、大学生の赤裸々な日常が割とリアルに描かれていました。
二木君、砂子さん、旅人君・・・ひとりひとりのキャラもしっかり描かれていたし、家族構成も現実としてはきついはずなのに、
なぜか笑えるコミカルなところもあったりで、おもしろく一気に読めました。
就職活動にいそしみ、内定をもらうために奔走する学生たちの心模様に笑いつつも、感情移入しちゃいます。

あとがきを重松 清さんがお書きになっていて、絶賛しつつ、帯にかっこいいコピーまで入れていました。
夏目漱石の有名な題名になぞらえるくらいですからね−。あと出版社名がイニシャルで伏せてるけど、実在の社名を想起させるようで楽しい?です。

短編集ではないし、ぐだぐだな学生たちの「しゅーかつ」奮闘記なのに、
少しずつ「大人になる」彼らを見ていると、「人間捨てたもんじゃねーなー」となぜか元気をもらえる一冊です。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.45
(4pt)

一見軽いけれど、でもリアルがいっぱい

物語の表面は、お気楽女子学生の就職奮闘記。

でも、その中には大切なものがちりばめられている気がします。
過酷(?)な就職試験。
でもその合格基準はどこなのかは確かにまったく不透明。
そしてそれに翻弄される学生達の姿。
自分の人生をいろいろなしがらみで決められそうになってしまう弟の苦悩。
都会にはもう随分昔になくなってしまったけれど、
地域やその地域の伝統を大切にして生きる若者の姿。
そして、そうやって根付くものがあるからこその強さの中にあるやさしさ。
世間の基準ではない、自分ならではの価値観での恋愛間。

そんなものが、さらっとたくさん詰まった物語だと思います。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.44
(4pt)

一見軽いけれど、でもリアルがいっぱい

物語の表面は、お気楽女子学生の就職奮闘記。

でも、その中には大切なものがちりばめられている気がします。
過酷(?)な就職試験。
でもその合格基準はどこなのかは確かにまったく不透明。
そしてそれに翻弄される学生達の姿。
自分の人生をいろいろなしがらみで決められそうになってしまう弟の苦悩。
都会にはもう随分昔になくなってしまったけれど、
地域やその地域の伝統を大切にして生きる若者の姿。
そして、そうやって根付くものがあるからこその強さの中にあるやさしさ。
世間の基準ではない、自分ならではの価値観での恋愛間。

そんなものが、さらっとたくさん詰まった物語だと思います。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.43
(4pt)

一見軽いけれど、でもリアルがいっぱい

物語の表面は、お気楽女子学生の就職奮闘記。

でも、その中には大切なものがちりばめられている気がします。
過酷(?)な就職試験。
でもその合格基準はどこなのかは確かにまったく不透明。
そしてそれに翻弄される学生達の姿。
自分の人生をいろいろなしがらみで決められそうになってしまう弟の苦悩。
都会にはもう随分昔になくなってしまったけれど、
地域やその地域の伝統を大切にして生きる若者の姿。
そして、そうやって根付くものがあるからこその強さの中にあるやさしさ。
世間の基準ではない、自分ならではの価値観での恋愛間。

そんなものが、さらっとたくさん詰まった物語だと思います。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.42
(4pt)

ゆるくてさらっと読める本

著者の経験をもとにマイペースに過ごす女子大生可南子が漫画の編集者になるために就職活動をやるのである。就職活動の話にあいまって、家族の特殊的な事情や弟が家出したりということや年が離れた西園寺さんとの恋やマイペースな友人たちなどの話が入り混じる。妄想小説みたいなものでしょうか。

就職活動をやっているときに読んでいくと、スカッとして勇気が出てくるだろうな。就職活動での苦悩はわからないわけではないしね。深みがある本ではないとは思うが、ゆるくてさらっと読める本ではありますね。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.41
(4pt)

ゆるくてさらっと読める本

著者の経験をもとにマイペースに過ごす女子大生可南子が漫画の編集者になるために就職活動をやるのである。就職活動の話にあいまって、家族の特殊的な事情や弟が家出したりということや年が離れた西園寺さんとの恋やマイペースな友人たちなどの話が入り混じる。妄想小説みたいなものでしょうか。

就職活動をやっているときに読んでいくと、スカッとして勇気が出てくるだろうな。就職活動での苦悩はわからないわけではないしね。深みがある本ではないとは思うが、ゆるくてさらっと読める本ではありますね。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.40
(4pt)

ゆるくてさらっと読める本

著者の経験をもとにマイペースに過ごす女子大生可南子が漫画の編集者になるために就職活動をやるのである。就職活動の話にあいまって、家族の特殊的な事情や弟が家出したりということや年が離れた西園寺さんとの恋やマイペースな友人たちなどの話が入り混じる。妄想小説みたいなものでしょうか。

就職活動をやっているときに読んでいくと、スカッとして勇気が出てくるだろうな。就職活動での苦悩はわからないわけではないしね。深みがある本ではないとは思うが、ゆるくてさらっと読める本ではありますね。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.39
(4pt)

穏やかにカクトウしていくお話。

文庫のジャケットが可愛らしくて好きです。

就活をしたことがないのでこういうものなんだー、と一面を垣間見れて面白かったです。建物に対する想像やら、面接官の態度たるもの、同じく面接に来たリクルートスーツの面々などなど。可南子の想像かつ妄想が楽しめますよ。
エンタメ系シューカツ小説、みたいな印象です。
三浦しをんのデビュー作、とあるけれどもとても読みやすい。一人称だからなおさらそう思ったけれども。それ抜きにして。
可南子の想像もとい妄想がよどみない。可南子がシューカツしている場面が特に好きですね。

ただ、可南子の実家がなにやら政界に関する家柄らしいとか、じいさまと付き合っているのだとか、そうした設定はなんだかなーと思いました。なくともよさ気に思います。義母の性格やら子ども達への態度も分かりづらく。
変化を好まない可南子のお話のわりには、付き合っているじいさまを中国に行かせる設定はどうかなーと思いましたね。穏やかに毎日を、とりあえず卒業までカクトウしていく締め方でいいのにな。
弟の旅人(たびと)はわりかし気に入ったキャラでした。可南子を小莫迦にするときに呼ぶ「おねいちゃん」が特に。

西園寺のじいさまには、中尾彬。
旅人には、林遣都。谷沢さんは、田辺誠一。
肝心の可南子は、蒼井優で。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.38
(4pt)

穏やかにカクトウしていくお話。

文庫のジャケットが可愛らしくて好きです。

就活をしたことがないのでこういうものなんだー、と一面を垣間見れて面白かったです。建物に対する想像やら、面接官の態度たるもの、同じく面接に来たリクルートスーツの面々などなど。可南子の想像かつ妄想が楽しめますよ。
エンタメ系シューカツ小説、みたいな印象です。
三浦しをんのデビュー作、とあるけれどもとても読みやすい。一人称だからなおさらそう思ったけれども。それ抜きにして。
可南子の想像もとい妄想がよどみない。可南子がシューカツしている場面が特に好きですね。

ただ、可南子の実家がなにやら政界に関する家柄らしいとか、じいさまと付き合っているのだとか、そうした設定はなんだかなーと思いました。なくともよさ気に思います。義母の性格やら子ども達への態度も分かりづらく。
変化を好まない可南子のお話のわりには、付き合っているじいさまを中国に行かせる設定はどうかなーと思いましたね。穏やかに毎日を、とりあえず卒業までカクトウしていく締め方でいいのにな。
弟の旅人(たびと)はわりかし気に入ったキャラでした。可南子を小莫迦にするときに呼ぶ「おねいちゃん」が特に。

西園寺のじいさまには、中尾彬。
旅人には、林遣都。谷沢さんは、田辺誠一。
肝心の可南子は、蒼井優で。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.37
(4pt)

穏やかにカクトウしていくお話。

文庫のジャケットが可愛らしくて好きです。

就活をしたことがないのでこういうものなんだー、と一面を垣間見れて面白かったです。建物に対する想像やら、面接官の態度たるもの、同じく面接に来たリクルートスーツの面々などなど。可南子の想像かつ妄想が楽しめますよ。
エンタメ系シューカツ小説、みたいな印象です。
三浦しをんのデビュー作、とあるけれどもとても読みやすい。一人称だからなおさらそう思ったけれども。それ抜きにして。
可南子の想像もとい妄想がよどみない。可南子がシューカツしている場面が特に好きですね。

ただ、可南子の実家がなにやら政界に関する家柄らしいとか、じいさまと付き合っているのだとか、そうした設定はなんだかなーと思いました。なくともよさ気に思います。義母の性格やら子ども達への態度も分かりづらく。
変化を好まない可南子のお話のわりには、付き合っているじいさまを中国に行かせる設定はどうかなーと思いましたね。穏やかに毎日を、とりあえず卒業までカクトウしていく締め方でいいのにな。
弟の旅人(たびと)はわりかし気に入ったキャラでした。可南子を小莫迦にするときに呼ぶ「おねいちゃん」が特に。

西園寺のじいさまには、中尾彬。
旅人には、林遣都。谷沢さんは、田辺誠一。
肝心の可南子は、蒼井優で。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.36
(4pt)

なつかしの就活

私の散々だった就活。今思い出しても胸が痛む。
それに引換え、主人公・可南子の悠然とした態度ったら。
私もこれくらい自分を貫き通せてたらな。
自分が吐けなかった毒舌を代わりに吐いてもらったようでスッキリしました。
人と違っててもいいやって改めて思えた。
面白くて一気に読みました。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.35
(4pt)

なつかしの就活

私の散々だった就活。今思い出しても胸が痛む。
それに引換え、主人公・可南子の悠然とした態度ったら。
私もこれくらい自分を貫き通せてたらな。
自分が吐けなかった毒舌を代わりに吐いてもらったようでスッキリしました。
人と違っててもいいやって改めて思えた。
面白くて一気に読みました。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.34
(4pt)

なつかしの就活

私の散々だった就活。今思い出しても胸が痛む。
それに引換え、主人公・可南子の悠然とした態度ったら。
私もこれくらい自分を貫き通せてたらな。
自分が吐けなかった毒舌を代わりに吐いてもらったようでスッキリしました。
人と違っててもいいやって改めて思えた。
面白くて一気に読みました。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.33
(5pt)

続く三浦作品の萌芽に興味津々で読みました。

面白かった。女子大生可南子の就活の物語と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、続く三浦作品を先に読んでしまったので、その萌芽がこの物語の中にちらほら見えて興味津々でした。冒頭の就職試験の問題・提示された写真による作文(?)には、さすがと思いました。就活奮闘記よりも可南子をとりまく、弟、義母、恋人(?)のおじいさん、仁木君や砂子とそれぞれ自分のペースで生きている人との関係性の取り方が面白かった。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606
No.32
(5pt)

続く三浦作品の萌芽に興味津々で読みました。

面白かった。女子大生可南子の就活の物語と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、続く三浦作品を先に読んでしまったので、その萌芽がこの物語の中にちらほら見えて興味津々でした。冒頭の就職試験の問題・提示された写真による作文(?)には、さすがと思いました。就活奮闘記よりも可南子をとりまく、弟、義母、恋人(?)のおじいさん、仁木君や砂子とそれぞれ自分のペースで生きている人との関係性の取り方が面白かった。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
B0099FLJSY
No.31
(5pt)

続く三浦作品の萌芽に興味津々で読みました。

面白かった。女子大生可南子の就活の物語と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、続く三浦作品を先に読んでしまったので、その萌芽がこの物語の中にちらほら見えて興味津々でした。冒頭の就職試験の問題・提示された写真による作文(?)には、さすがと思いました。就活奮闘記よりも可南子をとりまく、弟、義母、恋人(?)のおじいさん、仁木君や砂子とそれぞれ自分のペースで生きている人との関係性の取り方が面白かった。
格闘する者に○ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○ (新潮文庫)より
4101167516
No.30
(4pt)

かろやかに生きる

就職活動を始めた大学生の可南子。マンガが好きな、風変わり女の子。クラスを見渡せば1人はいそうなタイプ。お父さんは政治家、お母さんは小さいときになくしている。付き合っているのは80歳のおじいさん。

自分の好きなマンガの編集者になるために出版社を受けるが、面接でわけのわからない質問にあったりする。家族ではだれが政治家の父の跡をつぐかでもめたりと、周囲は騒がしい。

でも可南子は右往左往することもなく、苦労をなげいたりしない。自分の思い通りにならないことばかりなのに、淡々と進んでいく。可南子は素直さ、いい意味での軽さを持っている。それがなんとも心地いい。私も大学生の頃、自分の世界と社会がフィットしない居心地の悪さを感じていた気がする。自分の世界を持ちつつ、周りの騒音とうまくやっていくのは簡単じゃない。喜んだり、悲しんだりのアップダウンを受け入れつつ毎日を過ごす、それがマイペースということなのだと思う。
格闘する者に○ Amazon書評・レビュー: 格闘する者に○より
4794209606