(短編集)

雷の季節の終わりに

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評判

雷の季節の終わりにの評価:

4.25/5点 レビュー 95件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全160件 121〜140 7/8ページ
No.40
(4pt)

引きずり込まれる

「夜市」「秋の牢獄」と独特の世界観で圧倒されたあとで、本書を読みました。
短編でみせた異次元空間へ引っ張る筆力は、この長編にもしっかり生きていて、現代を生きている私たちの知らない世界は本当に存在して、この世にいる自分は実は本当の姿とは違うのでは?とぞっとさせられっぱなしでした。

ただ、スケールが大きいだけに現代との接点を作る手法に少し無理が感じられ、短編ほどにはすっきりしなかった。
しかし、次回作も必ず読むでしょう。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.39
(4pt)

引きずり込まれる

「夜市」「秋の牢獄」と独特の世界観で圧倒されたあとで、本書を読みました。
短編でみせた異次元空間へ引っ張る筆力は、この長編にもしっかり生きていて、現代を生きている私たちの知らない世界は本当に存在して、この世にいる自分は実は本当の姿とは違うのでは?とぞっとさせられっぱなしでした。

ただ、スケールが大きいだけに現代との接点を作る手法に少し無理が感じられ、短編ほどにはすっきりしなかった。
しかし、次回作も必ず読むでしょう。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.38
(5pt)

風わいわいに魅了された

独特の世界観の構成は相変わらず
この作品の魅力を言葉で説明するのは難しいですが、
もっともっとこの異世界の物語を読みたいと思いました。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.37
(5pt)

風わいわいに魅了された

独特の世界観の構成は相変わらず
この作品の魅力を言葉で説明するのは難しいですが、
もっともっとこの異世界の物語を読みたいと思いました。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.36
(5pt)

デビュー2作目としては完璧

受賞後第1作目というプレッシャーの中でこれだけのもの書いたのだから、満点でいいと思う。独特の世界観がきちんと隅々まででき上がっていて、とても楽しく読んだ。怖さもわくわく度もちょうどいいぐあいに交じり合って、精一杯書いたことがよくわかる。造語が実に上手なところも見事だ。
 それだけに、3作目が少々トーンダウンしてきていることが気にかかる。もっともっと自由に書かせてやれば、それだけ伸びる作家だと思うのだが。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.35
(5pt)

デビュー2作目としては完璧

受賞後第1作目というプレッシャーの中でこれだけのもの書いたのだから、満点でいいと思う。独特の世界観がきちんと隅々まででき上がっていて、とても楽しく読んだ。怖さもわくわく度もちょうどいいぐあいに交じり合って、精一杯書いたことがよくわかる。造語が実に上手なところも見事だ。
 それだけに、3作目が少々トーンダウンしてきていることが気にかかる。もっともっと自由に書かせてやれば、それだけ伸びる作家だと思うのだが。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.34
(4pt)

作家名で購入できる作家さんです

異世界の美しくもおどろおどろしい世界を描くのがうまいですね。
私的にはツボなので、この著者初の長編は堪能できました。
この著者の作品って、絵になりそうな格闘シーンがチラっと出てくること多いですね。
なんか、ゲームっぽいというか・・・。
まあそういうところ含めて大好きなのですが。
久々にネーム買いする作家さんです。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.33
(4pt)

作家名で購入できる作家さんです

異世界の美しくもおどろおどろしい世界を描くのがうまいですね。
私的にはツボなので、この著者初の長編は堪能できました。
この著者の作品って、絵になりそうな格闘シーンがチラっと出てくること多いですね。
なんか、ゲームっぽいというか・・・。
まあそういうところ含めて大好きなのですが。
久々にネーム買いする作家さんです。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.32
(5pt)

謎の要素が多いミステリホラーとしても傑作

本書のベストセリフ
「性には興味がない。
生殖能力と性欲をセットで失ったのだ。
失ってしまえば、ただそれは、
公平な判断を狂わす不必要な劣情としか思えなくなった」
「20億の針」「寄生獣」「うしおととら」を想起させる傑作。
出来の良いクーンツの雰囲気もある。
不死の敵を如何に封印するか?ネタはタニス・リーにも匹敵する。
これも加えたら誉めすぎだが、
「デビルマン」に通じるイメージもあります。
時制のトリックが見事に炸裂するミステリホラーの傑作、
人称のトリックはやや不完全だが、
「夜市」同様捻ったプロットの意外性に溢れる傑作。
文学の香りも漂う美しい文だが、
難しい漢字や難解な比喩表現は一切使ってないのも素晴しい。
美しいホラーなんだが、エンタメとして
謎の要素が多いミステリとしても傑作。
美しい文が書けるのなら純文学に擦り寄る事も考えるだろうが、
ブンガクとしてのふざけたテクニックは一切使ってない
物語の王道を行く素晴しい小説。
日本一のホラー作家は恒川光太郎でケテーイである。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.31
(5pt)

謎の要素が多いミステリホラーとしても傑作

本書のベストセリフ
「性には興味がない。
生殖能力と性欲をセットで失ったのだ。
失ってしまえば、ただそれは、
公平な判断を狂わす不必要な劣情としか思えなくなった」
「20億の針」「寄生獣」「うしおととら」を想起させる傑作。
出来の良いクーンツの雰囲気もある。
不死の敵を如何に封印するか?ネタはタニス・リーにも匹敵する。
これも加えたら誉めすぎだが、
「デビルマン」に通じるイメージもあります。
時制のトリックが見事に炸裂するミステリホラーの傑作、
人称のトリックはやや不完全だが、
「夜市」同様捻ったプロットの意外性に溢れる傑作。
文学の香りも漂う美しい文だが、
難しい漢字や難解な比喩表現は一切使ってないのも素晴しい。
美しいホラーなんだが、エンタメとして
謎の要素が多いミステリとしても傑作。
美しい文が書けるのなら純文学に擦り寄る事も考えるだろうが、
ブンガクとしてのふざけたテクニックは一切使ってない
物語の王道を行く素晴しい小説。
日本一のホラー作家は恒川光太郎でケテーイである。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.30
(4pt)

美しい文章の魔術

架空の町と、現世での出来事が、いろいろな人の視点から書かれていて
穏という不思議な町の出来事と、現世の話が、平行的に描かれて、後半、重なっていく。

誘導されてるなーと思って読んでると、アレ?と思う意外な結末。
この作家の作品で、今まで、ものすごい悪者っていうのが出てきたのを、
あまり読んだことがなかったのだけれど
この作品には、継母とか、鬼を名乗るトバムネキとか、有力者の息子のナギヒサとか
絶対的な悪者が登場するのだが、それが、理屈抜きに悪すぎて、
得体が知れなくて怖くていい。

あらすじを書きなおしてると、小学生の課題図書みたいだなぁって内容なのに
読んでいて、まったくそんな感じはしない。

何度も同じように褒めてしまうんだけど、やっぱり、文章のせいじゃないかと思う。
美しい文章。

視点を変えて、いろんな方向から書く手法は、わたしも大好きだし
長編も充分面白かったけれど、やはり、夜市や、秋の牢獄くらいの短編が
この作家さんの本領を発揮できるのではないかと思います。
不思議感が、その方が薄れないので。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.29
(4pt)

美しい文章の魔術

架空の町と、現世での出来事が、いろいろな人の視点から書かれていて
穏という不思議な町の出来事と、現世の話が、平行的に描かれて、後半、重なっていく。

誘導されてるなーと思って読んでると、アレ?と思う意外な結末。
この作家の作品で、今まで、ものすごい悪者っていうのが出てきたのを、
あまり読んだことがなかったのだけれど
この作品には、継母とか、鬼を名乗るトバムネキとか、有力者の息子のナギヒサとか
絶対的な悪者が登場するのだが、それが、理屈抜きに悪すぎて、
得体が知れなくて怖くていい。

あらすじを書きなおしてると、小学生の課題図書みたいだなぁって内容なのに
読んでいて、まったくそんな感じはしない。

何度も同じように褒めてしまうんだけど、やっぱり、文章のせいじゃないかと思う。
美しい文章。

視点を変えて、いろんな方向から書く手法は、わたしも大好きだし
長編も充分面白かったけれど、やはり、夜市や、秋の牢獄くらいの短編が
この作家さんの本領を発揮できるのではないかと思います。
不思議感が、その方が薄れないので。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.28
(4pt)

惜しいーっ!!!

惜しい!惜しいといしか言いようがない。
物語の進め方も無駄がなく、ファンタジーなのにわかりやすい。
細かい描写も抜かりなく想像しながら読み進めるのが楽しかった。
表現が素敵で、伏線の回収も鮮やかだった。個人的に久々100点満点だと思った。
でも、ラストがなぁ〜!!ラスト直前、作者に何があった?
めんどくさくなったの?飽きちゃったの?
最後のほんの数十ページの尻すぼみ、もったいなさすぎる!!
夜市の雰囲気そのまま持続した作者の次回作が気になるところだ。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.27
(4pt)

惜しいーっ!!!

惜しい!惜しいといしか言いようがない。
物語の進め方も無駄がなく、ファンタジーなのにわかりやすい。
細かい描写も抜かりなく想像しながら読み進めるのが楽しかった。
表現が素敵で、伏線の回収も鮮やかだった。個人的に久々100点満点だと思った。
でも、ラストがなぁ〜!!ラスト直前、作者に何があった?
めんどくさくなったの?飽きちゃったの?
最後のほんの数十ページの尻すぼみ、もったいなさすぎる!!
夜市の雰囲気そのまま持続した作者の次回作が気になるところだ。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.26
(5pt)

『穏』への道を探してみたくなりました

ファンタジーなのですが、異空間に存在する街『穏』の慣習や風景を丹念に描写して、本当にこの街があるような気分にさせられました。
この作家さんの優れたところはひとえに描写力があることだと思います。ファンタジーだからこそ細部にこだわりリアリティを醸し出し、絵空事に思わせない説得力。まさに恒川光太郎氏は稀代の伝奇小説家です。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.25
(5pt)

『穏』への道を探してみたくなりました

ファンタジーなのですが、異空間に存在する街『穏』の慣習や風景を丹念に描写して、本当にこの街があるような気分にさせられました。
この作家さんの優れたところはひとえに描写力があることだと思います。ファンタジーだからこそ細部にこだわりリアリティを醸し出し、絵空事に思わせない説得力。まさに恒川光太郎氏は稀代の伝奇小説家です。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.24
(4pt)

イメージの世界を堪能できたが、、。

「夜市」、「風の古道」に続く、私たちの住む空間から少しずれた空間(私たちからは決して見えない)に暮らす人々の物語。著者の描く空間は、もちろん創作上のものだが、実は今でも日本のどこかにあるのではないか、とそんな気にさせてくれ、気がつけば著者の描く世界の住人の一人になっている自分を発見する。

今回も、穏、雷季、風わいわい、墓町、闇番、鬼衆、と魅力的な設定、登場人物により飽きさせない。プロットも主人公の物語に、姉の失踪の話、鬼衆の話が、時間、空間をこえて進み、前二作より複雑な構造になっている。主人公が「穏」を出るまでの前半は、「夜市」にもあった幻想的な妖しさをもつ、イメージの世界を十分堪能できる。しかし、主人公が「風わいわい」と一緒に「穏」から逃走する後半は、現代社会が投影されすぎている感じがして、前二作ほど「異空間で遊ぶ」ことはできなかった。

ただ、次作も是非読んでみたいと思わせる作品にはかわりはない。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.23
(4pt)

イメージの世界を堪能できたが、、。

「夜市」、「風の古道」に続く、私たちの住む空間から少しずれた空間(私たちからは決して見えない)に暮らす人々の物語。著者の描く空間は、もちろん創作上のものだが、実は今でも日本のどこかにあるのではないか、とそんな気にさせてくれ、気がつけば著者の描く世界の住人の一人になっている自分を発見する。

今回も、穏、雷季、風わいわい、墓町、闇番、鬼衆、と魅力的な設定、登場人物により飽きさせない。プロットも主人公の物語に、姉の失踪の話、鬼衆の話が、時間、空間をこえて進み、前二作より複雑な構造になっている。主人公が「穏」を出るまでの前半は、「夜市」にもあった幻想的な妖しさをもつ、イメージの世界を十分堪能できる。しかし、主人公が「風わいわい」と一緒に「穏」から逃走する後半は、現代社会が投影されすぎている感じがして、前二作ほど「異空間で遊ぶ」ことはできなかった。

ただ、次作も是非読んでみたいと思わせる作品にはかわりはない。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.22
(5pt)

隠れ里『穏』

ミステリーの構造を借りた、異世界伝奇小説である。ストーリーの整合性が高く、ストンと腑に落ちる。「風の古道」の世界観を、精密に練り上げた感じである。この世とは違う条理で、幸せとか因習とか地縁などをひもといているように思える。

 「穂高」や「遼雲」などの人名や、「風わいわい」「獅子野」「鬼衆」など、一風変わった名詞群が『穏』の世界を形作っている。隠れ里『穏』の素朴さが、不思議と懐かしい。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.21
(5pt)

隠れ里『穏』

ミステリーの構造を借りた、異世界伝奇小説である。ストーリーの整合性が高く、ストンと腑に落ちる。「風の古道」の世界観を、精密に練り上げた感じである。この世とは違う条理で、幸せとか因習とか地縁などをひもといているように思える。

 「穂高」や「遼雲」などの人名や、「風わいわい」「獅子野」「鬼衆」など、一風変わった名詞群が『穏』の世界を形作っている。隠れ里『穏』の素朴さが、不思議と懐かしい。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020