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路地裏のヒミコ
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路地裏のヒミコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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1作目は、純文学みたいな感じです。 しっかりと精緻な文章とストーリーを積み上げていき、悲惨な方向へ。 2作目の路地裏のヒミコは、とんでもない名作、怪作です。 小説が好きな人なら、誰でも読むべきというレベル。 10年前のレビューに時を越えて文句を言いたい。 こんな凄い作品が評価されないのは、おかしい!! この先生は、粘膜シリーズじゃないと評価されないのかよ。 粘膜シリーズじゃなくても、まじで天才ですよ。 | ||||
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迅速な対応、丁寧な包装ありがとうございます。商品も素晴らしく、満足しております。 | ||||
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粘膜シリーズのファンは、かなり、がっかりされると思います。グロ系はほぼなく、のめり込んで読めるような内容もなく、無駄な時間を過ごしてしまったと感じる程でした。 飴村行さんのいちファンとして次回作に期待! | ||||
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飴村行の本としては始めて、粘膜シリーズなどを出してきた角川書店以外でのリリース。 これまでのエログロ系エンタメ路線ではなく、文藝春秋らしく“文学系怪奇作家”路線なので、全体的に何だか重い。作品だけの評価で言えば星3つだけど、飴村行のファンなので、新機軸の挑戦への応援を込めてプラス一つ。 ついドンドンページをめくってしまう文章力は今作も健在だし、いまは何だかいい感じだけど、あとで陰惨な結末が待ってんだろうウヒヒヒという期待はもちろん裏切らない鬼畜ぶりも変わらず健在。けど粘膜シリーズの持ち味は抑制の効いた端正な文章から繰り出される肉体いたぶり系のエログロ描写と下らなすぎて笑えるチープなストーリー(そこがたまらなく好き)だったけど、前作の「爛れた闇」辺りからどちらかというと不条理系のストーリーで読者へ精神的なダメージを与える、全体としてウエットな方向に変化しており、ネタバレになるので控えますが今作のハイライトも肉体へのダメージはけっこうあっさりしたもの。文藝春秋だからなのか、作家として目指す方向なのかは、ちょっと分からないけど、もうこれ以上そっちに行かないで… なので、粘膜シリーズのような、ストーリーはあくまでスパイスみたいなのでまったく気にならなかったというかむしろ好ましく思えていた、登場人物のキャラ造形やストーリー展開の甘さが、逆に気になるというか、完成度を落とす風に見えてしまったので、性格というか持ち味が悪い方に出ちゃったなーという感じ。あとこの本の中でも出てきますが、昭和の近いようで遠い時代だからこそ持ち得る不思議な世界観を、現代に持ってきた故の無理矢理感がこの物語にイマイチ浸かりきれない理由かも。 今はいろんな作風に挑戦しているんだろうなあという風に捉えているのでしばらくは新作が出るたびに買う予定。新境地を目指すなら郊外や地方におけるリアルな絶望感の方が、これまでの作風とも相性がいい気がするし、個人的にはストーリーでドロドロさせるクラシックな日本のホラーや怪奇小説よりも、ケッチャムみたいに個々の残酷描写はすさまじくグロいけど切れ味が鋭すぎるゆえに読後感は意外にすっきりみたいな方が好きなので、そっちを目指してほしいです。 次作は現代性のあるエンタメ系路線で、シリーズ化になるような鉱脈を掘り当てて欲しいと心から願ってます。 | ||||
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