■スポンサードリンク
初湯千両 天切り松 闇がたり3
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
初湯千両 天切り松 闇がたり3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ1巻から読んでいますが、とても面白いです。 大正浪漫の時代に生きる個性豊かな義賊たちがたまりません! 今3巻ですが5巻まで読みたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この巻もおなじみの面々の痛快、喝采、感動エピソードがズラリ。寅兄いの啖呵。書生常の百面相。おこん姐さんのロマンス。黄不動の心意気。天下の大器量 目細の安吉。筋を通す。誇りを持つ。あたりまえのことが現実社会ではいかに難しいか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田先生の作品が大好きです。中でも、この天切り松シリーズは古き良き大正時代が舞台で、個々のキャラクターの描写に男気や色っぽさが満載です。「粋」とは何かを感じられるのも、この作品の良いところだと思います。ぜひ読んでいただきたいシリーズです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きで何度も読んでます。道化の恋文が好き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和初期の東京が素敵に描かれています。 このシリーズはすべて購入しました。 主人公がとても魅力的です。 渡辺謙と亡き中村勘三郎主演のブルーレイも 有りますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から何度も読み返していましたが、Amazon購入が便利なので1巻~5巻いっぺんに購入しました。 男気.女気が素晴らしく、何度読んでも感動の涙が溢れます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【内容の一部が入っています。白紙で読みたい方はご遠慮ください。】 今回も目細の安吉親分の手下の寅弥、おこん、常次郎、栄治兄いが大活躍。さらに、竹久夢二、永井荷風、森鴎外、伊藤博文など著名人も登場し、何でもありの夢の様な話の連続。それらが、天切り松(村田松蔵)を通して語られます。 登場人物があまりに現実離れしていて、読む気も起きないのではないかと思うでしょう?ところが、全くそんなことはないのです。心の琴線に触れる話の連続!「天切り松」シリーズはどうしてこんなにいいのだろうかと本を読みながら同時に考えていました。 ◇ その理由はこうです。まず、これらの物語を通底するものが、読み手に感動をもたらす。では、通底するものとは何か? 敢えて一言で言えば「粋」という言葉ではないでしょうか。金では動かないのが「粋」。無謀であっても損することがわかっていても、誠を通すことが「粋」。物事の本質を見抜く、真贋を持つのが「粋」。 それは、今の私たちが口にしたら、ちょっと恥ずかし本質です。 けれども、江戸っ子の松蔵の口から出て来るから納得せざるを得ないのです。そして、ズバリ語られる本質に私たちは、首を垂れ、涙するしかないのではないでしょうか。 ◇ 「銭金で動かない」という価値観は「さはさりながら‥‥」と否定され、「つつましく生きる」という「粋」な生き方の価値が薄まった時代が長く続いてきて、価値観が一回転して、再びこれらの価値が魅力を発する様になって来た気がするのは、私だけでしょうか。「天切り松」シリーズにはこれがあるからいいのです。 ◇ 「わかるかい、ねえさん。理屈じゃあねえんだ。きれいなものばっかし見てきたやつは、本当にきれいなものの有難みがわからねえ。きたねえ世の中をはいずり回ってこそきれいなものがはっきり見えるのさ。だから上野の山の帝展文展はガラガラでも、竹久夢二の展覧会は押すな押すなの大盛況。インテリどもはそんな夢二を小馬鹿にして、やり下衆だ下品だ、商業主義だ銭儲けだとぬかしやがったが、どっこいきれいきたねえは、お客がみんな知っている。」 「いい話じゃあねえかい。伊藤博文のかけた魔法を、幼ななじみのおめえが解いてやるってえそのばかばかしさ加減が粋ってもんだ。《略》いいか、若ェ衆。宵ごしの銭を持たねえってのは、ただ金使いが荒いってえことじゃあねえ。俺っちァ銭金じゃ買えねえ心意気を、この懐にたんと抱えているってこった。」 「日本中の目利きをみごと欺(だま)くらかしたって、小龍てえその芸者だけは欺しちゃならねえ。やい黄不動。てめえも天下の職人なら、横着な仕事をするな。男だったら筋の通らん嘘はつくんじゃあねえ。たとえ空ッ穴(からっけつ)だろうが酔いどれのろくでなしだろうが、通さずばならねえ筋さえ通して生きれァ、男は男なんだぜ。」 「銭金は命の次に大事なものだってか。冗談はよせ。銭金よりも命よりも大事なものァ、この世にいくらだってあらあ。長え人生、それをひとっつずつ見(め)っけて、懐に収まっていけ。いいな、ぬかるんじゃあねえぞ」 ねっねっね!?松蔵が言うと、説得力があるでしょう。(二つ目の台詞は松蔵でなく刀鍛冶の台詞ですが‥) 「初湯千両」、「共犯者」、「宵待草」、「大楠公の太刀」、「道化の恋文」、「銀次蔭盃」の6作品。特に「初湯千両」と「大楠公の太刀」、「銀次蔭盃」は最高! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎という作家が如何に力があるかが、よくわかる。笑いながらも感動して何度も涙した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
脈々と流れる日本の心。世知辛い現代で忘れ去られた心意気を教えてくれる。下手な自己啓発本を読むよりも、これを読んで得るものの方が大きい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎ファンになってから、いろいろ読みましたが、これは、一押しに面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎ワールド炸裂です。特に「道化の恋文」には、涙が止まりませんでした。時は大正、自由恋愛の時代とはいえ、子爵令嬢とサーカスの子では分際が違いすぎる。たとえ、それが府立一中の人一倍努力家の優等生だとしても。さらに、サーカスの花形である父親の最後のメッセージが泣かせます。心の栄養が不足していると思ったら、ぜひ手にとってみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いが1、2刊同様に松が留置場で語っている時代に、引き合いに出される tvとかストーカーやセクハラなる言葉が有ったのかどうか、時代背景に居心地 悪さを感じる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫版も全て持っているのに買ってしまいました。 『男に生まれた以上はこの本を読まずして男の粋を語ることは出来ない』 僕の人生を変えた本の一つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
下町の厚い人情と歯切レノイイ江戸弁。 それと忘れちゃならないのが「江戸っ子のやせ我慢」だね。イイネェ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時代背景がちょくちょく出てきていて 新鮮な語りが懐かしい感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎の粋な姿勢が随所に見られて、全巻を正月中に読み終えました。それにしても、粗末な食事で松蔵はよくも長生きしているものだとそこが気にかかって読んでいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思っていたより、ずっときれいな商品だった。 次の機会にも利用したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容は以前のレビューと同じです。一度読んだら面白さが判ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大正時代の義賊を主人公にしたこの物語、常に爽快さと懐かしさを読後感で与えてくれる。まさに「男の色気」と言う表現が ある意味ぴったりのような気がする。それぞれの短編にちょっとした落ちを用意しながら、やはりどの作品にも共通するのは 天切り松や安吉親分のすかっとする啖呵であり、単純なまでの一途さだ。ここまでの一途さはまさに男が惚れる「男の色気」なのだ。 唯一の女性主人公お紺も気風のよさで男達に引けを取らない。やはり、「男の色気」なのだ。我々中年族も目指すは こういった男の色気であると言う気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田文学極めり、昔の盗人には美学があり読んでいて楽しくなります。今の時代にはあり得ないのでしょうが! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!