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ダンテ・クラブ



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ダンテ・クラブの評価: 3.65/5点 レビュー 23件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

背景の知識に乏しかったので、、、

歴史、文化的な背景を良く知っていれば楽しめたのかもしれませんが、それらに欠ける私にはいまひとつでした。
理由としては、テンポがゆっくりしているためサスペンスに乏しいこと、物語の起伏に乏しいことが挙げられるかと思います。
文学史や、アメリカの社会史、あるいは神曲に関する知識や興味のある方には、面白く読めるのかもしれません。
ダンテ・クラブ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ダンテ・クラブ〈上〉 (新潮文庫)より
4102163514
No.7:
(3pt)

とにかく読みづらい

ダヴィンチコードと比較されている本書だが、とにかく読みづらく感情移入ができない。
これは、翻訳物独特の会話体であったり、日本人には理解し難い精神だったりが深く影響しているのかもしれない。
神曲の地獄編を模した死体が次々と発見されるという、題材としてはとても目を引く設定なのだが、
どう考えてもダヴィンチコードにはかなわない印象。

特に後半のはちゃめちゃぶりには頭を抱えるほどだった。
ただ、文章の読みづらさが改善されれば、ずいぶん変わるような気もする。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.6:
(3pt)

バランスがとれていない

テーマも展開もペースも好きなのだが、実際の犯人と犯人像とのバランスを著しく欠いている、それ以外は満点なので、とっても残念だった。最後のデザートがイマイチだと言っているが、そういう期待外れ感も楽しめたとも言える。ダン・ブラウンが脱帽と帯にあったが、脱帽するものは星の数ほどあるだろう。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.5:
(3pt)

とても重い!!

1997年ハーバード大学英文科を最優秀で卒業したマシュール・パールのデビュー作。僕も他のレビューと同様、『ダ・ビンチ・コード』の流れでこの本に到達した一人である。比較して申し訳ないが、『ダ・ビンチ・コード』は流れるようにすらすらと上下巻を読了したのにこの本は遅々として進まず重さにグロッキーになってしまったことを告白したい。この本は僕には重すぎる(T。T)原因を考えてみると『ダ・ビンチ・コード』はさほどの素養が無くともどんどん読めるのであるが、この本は英米文学の素養や歴史の素養をもって楽しみが増すという側面を持ちすぎている点が原因と分析できる。ミステリーを読むのにここまでの素養がないと楽しめないのはいささかおかしな気がしてくるのは凡人の僕だけだろうか??? きっと違う(●^o^●)マシュール・パールの能力自体はなんら疑問を持たないが、ミステリー・テラーとしてやっていくためには一考を要すると思われる。何しろ僕みたいなミステリー好きはジェフリー・ディーヴァーみたいなジェット・コースター感でミステリーを読了したいのであって、間違っても勉強だけのために読んでいるのではないのだ。その辺を考えて欲しいなぁ・・・ホント。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.4:
(3pt)

重いなぁ・・

 ダビンチ・コードと、よく比較されるこの作品。 ダビンチ・コードは、読み始めたらやめられないノンストップ活劇であり、宗教的背景がよく分からない私でも苦もなく読了できたが、本作は、よく言えば重厚、悪く言えば展開が遅い上、宗教、歴史背景をある程度理解できないと(僕の読解力不足のせいかな)何度もページを遡りながらようやく大団円にたどり着く。 謎解きの要素はあまり強くなく、むしろ作中の米国の時代の雰囲気や文学、南北戦争を考察させられる重い本(ゴシックミステリーとでも言うのでしょうか?)でした。 ダビンチ・コードとの比較は無為で、異質の文学でした。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.3:
(3pt)

途中までは最高に面白いが...

登場人物は米文学史を彩る著名人。当時のボストンの雰囲気も描かれているし、謎が謎を呼ぶ展開は素晴らしい。しかし...肝心の謎解きの段になってがっかり。もう少し工夫できたんじゃないかなぁという感じ。また、犯人が明らかになってからの追跡劇の展開は非常に強引で、前半の緻密なプロットとは大違い。それが歴史ミステリというものかもしれないが、前半で最高に期待していたためにやや力が抜けた。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.2:
(3pt)

自由の篝火の下の差別

舞台は南北戦争終結後のボストン。ダンテ生誕600年に合わせ「神曲」U.S.版の翻訳を行っていた詩人ロングフェローを中心としたサロンは、「地獄篇」の描写に酷似した殺人事件に巻き込まれて行く。なぜ「ダンテ」なのか、という疑問よりは、往時の人々の差別意識が物語の核となっている。この差別は、南北戦争の大義名分の大雑把な差別だけれはなく、母国の国籍、カソリック、プロテスタントとその中でも細分された宗教的背景、ジッツ、階級といったあらゆる要素を孕んでいる。自由の篝火の元に集ったものの、所詮は他者を排除しなければ自己を確立できない、彼の国の実情が描かれている。物語の要であるダンテの「地獄篇」は故郷を追われたものの、報復の書のように描かれているが、本邦で手に入る岩波版とことなり、詩人たちが翻訳したという設定のためか非常に滑らか。地獄篇であるためグロテスクな描写が中心ではあるが、読んでいて美しいと思う。「薔薇の名前」と比較されているようだが、宗教的な情熱や狂気が描かれているという印象は薄い。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017
No.1:
(3pt)

自由の篝火の下の差別

舞台は南北戦争終結後のボストン。ダンテ生誕600年に合わせ「神曲」U.S.版の翻訳を行っていた詩人ロングフェローを中心としたサロンは、「地獄篇」の描写に酷似した殺人事件に巻き込まれて行く。
なぜ「ダンテ」なのか、という疑問よりは、往時の人々の差別意識が物語の核となっている。
この差別は、南北戦争の大義名分の大雑把な差別だけれはなく、母国の国籍、カソリック、プロテスタントとその中でも細分された宗教的背景、ジッツ、階級といったあらゆる要素を孕んでいる。
自由の篝火の元に集ったものの、所詮は他者を排除しなければ自己を確立できない、彼の国の実情が描かれている。
物語の要であるダンテの「地獄篇」は故郷を追われたものの、報復の書のように描かれているが、本邦で手に入る岩波版とことなり、詩人たちが翻訳したという設定のためか非常に滑らか。地獄篇であるためグロテスクな描写が中心ではあるが、読んでいて美しいと思う。
「薔薇の名前」と比較されているようだが、宗教的な情熱や狂気が描かれているという印象は薄い。
ダンテ・クラブAmazon書評・レビュー:ダンテ・クラブより
4105447017

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